NO.241
2003/05/01 (Thu)
Aretha's Last Tour: Is It True?
最後。

アレサ・フランクリンが全米ツアーにでます。そして、これがこの規模のツアーとしては最後のものになると言っています。4月15日に配信されたニュースです。

アレサは極度な飛行機嫌いで知られます。現在はデトロイトに住んでいますが、ロスやニューヨークでライヴをやるときには、バスなど車で移動します。ですから、大変です。めったにライヴやりません。

僕が個人的にソウル系のアーティストで80年代後期からどうしてもライヴを見たかったアーティストが二人います。そのうちの一人がアレサでした。もう一人は、今危篤のルーサー・ヴァンドロス。二人の共通点は、極度な飛行機嫌いということです。だから、日本なんかやってきてくれません。彼らを見ようと思ったら、こちらから出向かないと。

だから、アレサは出向きました。ルーサーはチャンスがなくて実現してません。ルーサーはかなり日本の人でも見た人がたくさんいるようですが、アレサを見たという人はさすがに少ないですね。ルーサーは彼が完全復活したら、絶対に見に行きましょう。そう心に決めました。だから死なないでね、ルーサー様。

あと最近だと、バーブラ・ストライサンドのライヴを一度見たい。これも数年に一度しかしないから、かなり叶わぬ夢です。しかもチケット超高額にかかわらず即完(即・完売)です。

さて、このニュースだと今回のツアーがこの規模としては最後になる、と言ってますが。この「最後のツアー」というキャッチフレーズが、大物ヴェテラン・アーティストのツアーの冠につくようになったのは、80年代後期のマイケルジャクソンからですねえ。ゆゆしき問題です。(笑) マイケル、ストーンズ、ポールマッカトニー、そして、今度はアレサですか。

最後だから、みんな来てね、みんな見逃すなよ、ということなんですね。でも、数年たったら、またやる。「最後だよ〜〜、最後だよ〜〜」というこの狼少年の叫びはなんとかならないものでしょうかねえ。

ちなみに、アレサの場合は、6月5日からヴァージニア州ヴィエナ(ウィーン)から始まり、約10回、秋までつづく、とのことです。タイトルは『アレサ・シングス・ハー・ミュージカル・ヒストリー』。

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Billboard.com's Daily Music Update for April 15, 2003

R&B legend Aretha Franklin has confirmed that her 2003 tour will be the
last such full-scale endeavor of her career. The tour will carry the
moniker Aretha Sings Her Musical History and is expected to last into
the fall. Ten dates are set so far, beginning June 5 in Vienna, Va.,
but Franklin has two concerts on tap this week in Canada (Wednesday in
Toronto, Saturday in Sarnia, Ont.). The artist still plans to play
one-off dates in the future.

(5月1日午前2時半頃から10時くらいまでサーヴァがダウンしていました。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします)
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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