NO.228
2003/04/18 (Fri)
Finally "an" was heard
ジャン。

結局、前日「ブラウンシュガー」で「ジャン」を聴けなかった僕と、U田氏はそれぞれ自宅に戻り自分のレコードで、マーヴィンの「ジャン」をかけて気を紛らわせたわけです。

しかし、それでは、まあ、今ひとつ納得しないわけでして。(笑) 昨日は、月曜日のシックのライヴがよかったので、再度見に行きました。月曜日はそこそこ席が空いていたのに、この日は超満員で立ち見まででていました。週末に向かってどんどんお客さんが来ている感じです。

ブルーノートでは10年ぶりの友達とばったり会ったり、なんか、この日はやたら知り合いに会いました。みんなこのシックとか、ちょうど青春時代だったからかな。

そのシックが終わった後、「ブラウンシュガー」に出向いたわけです。「ジャン・リヴェンジ」ですね。ここもけっこう混んでました。DJ恵子さん、今日はわざわざ 『マーヴィン・ゲイ・ライヴ』 を持ってきていました。「イントゥルーダーズ先にかけて、そのあとにマーヴィンの『ジャン』をよろしく」と伝えます。

何曲かかかって、いよいよイントゥルーダーズ登場。そして、続いてマーヴィン登場。いやいややっと聴けました、お店で。

マーヴィンはイントロでこう語っています。「みなさん、僕が書いた新曲です。本当にすばらしい女の子の歌です。どうも。彼女が僕にこの曲を書いてくれと頼んできました。書くって約束しました。それがこんな曲です」 

そして、「ジャニス・イズ・マイ・ガール(ジャニスは僕の彼女)」と歌い始めるわけです。なんとストレートな表現でしょうか。

そして、この「ジャン」の次にかかったのが、コモドアーズの「ナイトシフト」。マーヴィンへのトリビュートソングですね。なるほど。さらに、USAフォー・アフリカの「ウィ・アー・ザ・ワールド」と来ました。

この日は家にあった7インチ・シングルを適当に見繕って持っていきました。エグゼクティヴ・スイートとかウィンディー・シティーとか。自分でも覚えてなくて。それにしても、選曲の流れを作る技がなかなかのものです。ダニー・ハザウエイの「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」のライヴをリクエストしたら、それをかける前にダニー&ロバータの「ホエア・イズ・ラヴ」かけてから、その曲に進むのですね。

帰り際、オウナーの白川さんに言われました。「濃い二日間でしたね」 たしかに。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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