NO704
2004/07/10 (Sat)
Boyz II Men Live At Kokusai Forum A: So Many Soundtrack To Everybody's Life
=Double Side Review=
=Side A Review=

(新企画、ダブルサイド・レヴュー! 同じライヴを違う視点から見て、二種類の感想文を書きます。まずサイドA、そして、サイドB。二つの視点から見ると、そのライヴも立体感を持ってよみがえるかもしれません。今日は、ボーイズ・トゥ・メンのサイドA)

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Boyz II Men: Side A Review

エンタテインメント。

この日、国際フォーラムの中庭は、いくつもの屋台がでて、多数のテーブルと椅子が並べられ、軽く食べたり、飲んだりできるようになっていた。高いグリーンが配置された吹き抜けのそこは、まさにアジアのような蒸し暑さだが、少しだけ風が吹くと、ほっと一息つける。この屋台とテーブル、雰囲気がどこかニューヨークを思わせる。開演前思わず、ちょっと空いている席に座ってジュースとつまみなどを頼んでしまった。

日本語のナレーションがでて始まったのがアップテンポの彼らのテーマ曲とも呼べる「モータウンフィリー」。踊る踊る。振付ける振付ける。勢いのあるボーイズ・トゥ・メンが舞台狭しと動く。4人から3人になったボーイズたちの久々のライヴ。ジーンズに白いシャツ、弾けるなつかしの「ニュー・ジャック・スウィング」のサウンド。

バンドはキーボード2人、ドラム、ギターの計4人。シンプルにバックをつける。アップテンポの曲を2曲ほどやったあと、「ベンデッド・ニー」へ。以降次々と押し寄せてくるバラードの数々。それにしても、改めて、ボーイズたちの楽曲の強力さ、良さが他のアーティストと比べて抜きん出ていることがはっきりわかる。

中盤、グレイのスーツに着替えて新作アルバム『スローバック』からの作品を中心に「スロー・バック・セクション」と題して昔のソウルヒットをメドレーで歌った。このあたりは、どれもおなじみのヒット曲ばかりだけに、観客側もうっとり。ボビー・コールドウェルのヒット「ホワット・ユー・ウォント・ドゥ・フォー・ラヴ(風のシルエット)」が終ると一旦薄いカーテンが下がった。3人がその前に出てきて、椅子に座ってアカペラで歌い始めた。ビートルズの「イエスタデイ」だった。スローからスローミディアムの曲が徹底して続く。

アル・グリーンの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」を終えたところで、今度は「ボーイズ・トゥ・メン・クラシック」と銘打って、「ウォーター・ランズ・ドライ」、「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」、そして、「ア・ソング・フォー・ママ」へ。しっかり歌を聞かせる構成だ。「アイル・・・」では、お約束の赤いバラを配る。

「ママ・・・」で踊った人、「ウォーター・・・」を聴きながらドライヴした人、「アイル・メイク・ラヴ・・・」で愛し合った人、それぞれの作品が大ヒットであるだけに、そうした作品を聴いて思い出がよみがえる人たちも多いだろう。ボーイズ・トゥ・メンのヒット曲の数々は、そうした人たちへのサウンドトラックだ。一曲目から総立ちの観客は、バラードでは腕を上げ、左右にゆっくりと振る。

そして、アンコール「エンド・オブ・ザ・ロード」では、サビの部分を観客に歌わせ、アーティストと観客のより一層の一体感を演出した。大ヒット曲の連続は、それ自体でエンタテインメントショウになっていた。大ヒット曲さえたくさんあれば、国際フォーラムがいっぱいになる。ボーイズたちのCDを聴き込んだファンはうれしさいっぱいだ。

国際フォーラムから車を止めていた有楽町マリオンに戻ると、1階の吹き抜けの天井に、大きなスパイダーマンが張り付いていた。まもなく映画が公開されるので、その宣伝だ。思わず携帯で写真を撮ってしまった。

(ボーイズ・トゥ・メン、明日のライヴ・レヴュー・サイドBもご覧ください)

(2004年7月9日金曜、東京国際フォーラム・A=ボーイズ・トゥ・メン・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Boyz II Men

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(お知らせ)

シリータの葬儀日程。レイ・チャールズの葬儀が行われたところと同じです。レイの場合は、完全に招待状がなければはいれなかったようですが、今回はそれほど厳しくはないかもしれません。お近くの方、どうぞ。スティーヴィーはこの葬儀にでるために、他の予定をキャンセルしたようです。スピーチをして、歌っていくでしょうが、さすがにテレビの生中継はないかもしれません。

Funeral services for Syreeta Wright will be held;
2004年7月13日、火曜日、午前11時(西海岸時間)
Date: Tuesday July 13th
Time: 11 am. pst.

場所Place:

First AME Church
2270 S. Harvard Boulevard
Los Angeles, CA 90018

献花などは、上記アドレスへ。
Send condolence to the above address
or call:
Tel: 323.730.9180
Fax: 323.735.7829


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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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