NO.661
2004/05/31 (Mon)
James Fujiki & Respect All Live At Graffiti
美学。

わがソウルブラザー、M主催のダンスパーティーに、日本一のファンクバンド、ジェームス藤木&リスペクト・オールが登場ということで、赤坂のグラフィティーという店に行く。ジェームスさんは元クールス。といってもクールスはクールスでちゃんとライヴもやっていて、このバンドはジェームスさんが、ジェームス・ブラウンを始めとするソウル、R&Bクラッシックのダンスナンバーを演奏するバンド。何度も見ているが、毎度、このバンドの強力さには感心させられる。

ドラムス、ギター2人(ひとりがジェームスさん)、ベース、キーボード、サックス、パーカッション、そして、フィーチャード・シンガーにイクミ。パーティー・バンドというコンセプトを徹底して守っているところに、ファンク・バンドとしての美学さえ感じる。

ジェームスさんも、ジェームス・ブラウン同様セットリストを仮に書いていても、次々と曲を変えていってしまう。バンドメンバーは、彼が次に何をやり始めるか、常に緊張していなければならない。まだ、完成していないリハーサル中の曲も、突然気分が乗ると本番で始めてしまうことがあってバンドメンバーが戸惑うこともあるそうだ。

このバンドは、なにをおいても、ダンスとファンクのために存在する。下記のセットリストをみればおわかりのように、数々のソウルの名曲を演奏して、人々を躍らせるためにあるバンドだ。しかも、それをソリッドなリズムとビートで徹底してやってくれる。バンドメンバーも長く同じことをやっているので息もあう、サウンドもタイトになってくる、というわけだ。

今夜のイクミは、まいどおなじみリン・コリンズの「シンク」とグラディス・ナイト&ピップスの「ニーザー・ワン・オブ・アス(さよならは悲しい言葉)」、アレサ・フランクリンの「リスペクト」などを。2002年11月に初めて見て以来、何度も見ているが、なんかどんどん歌がうまくなっていくような気がする。

なお下記セットリスト、すべてソウルのヒット曲のカヴァー。ただし、日本語表記の作品はいずれもクールスのヒット。正直僕は初めて聴いたが、「ハーレーデイヴィッドソン」っていう曲、ちょっと気に入ってしまいました。ジェームスさん曰く「けっこうリクエストされちゃうんだよね。まあこういう曲が一番盛り上がったりすると、それはそれで困っちゃうんだけどね(笑) でもそれなりにニーズがあれば、(自分たちも)その曲をやるよ。あ、クールスはクールスでライヴやってるんだよ。これは今年30周年なんだ」

それにしても、ジェームスさんはどんなに小さなライヴハウスだろうと、大きなところであろうと、どこでも演奏する。小さな会場の時にはギター一本でソロでも歌いに行く。53歳、まさに生涯一ライヴバンド・マンだ。

関連記事。

2002年11月6日付け日記。
Street Cafe 5th Anniversary 
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2003年6月4日付け日記。
Oldest Funk Band in Tokyo at Newest Live House
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030604.html

2003年11月10日付け日記。
Party To Party: Street Cafe To Brown Sugar
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200311/diary20031110.html


Setlist
James Fujiki & Respect All Featuring Ikumi
First set
show started 20.30
title of the song (original artist)

1. Land Of 10,000 Dances (Wilson Pickett)
2. Mustang Sally (Little Richard)
3. Funky Nassau (Beginning Of The End)
4. Think (featuring Ikumi) (Lynn Collins)
5. I Feel Good (James Brown)
6. Respect (featuring Ikumi) (Aretha Franklin)
7. Turn It Loose (James Brown)

show ended 21.10

Second set
show started 22.10

1. Sex Machine (James Brown)
2. What's Goin' On (Marvin Gaye)
3. Lady Marmalade (featuring Ikumi & friends) (LaBelle)
4. Neither One Of Us Wants To Be The First To Say Goodbye (featuring Ikumi) (Gladys Knight & Pips)
5. You Don't Have To Be A Star (James & Ikumi) (Marilyn McCoo & Billy Davis Jr.)
6. Stand By Me (Ben E. King)
7. 恋の終わり (クールス)
8. ハーレーデイヴィッドソン(クールス)
9. Turn It Loose (James Brown)

encore シンデレラ(クールス)

show ended 23.12

(2004年5月30日日曜、赤坂グラフィティー=ジェームス藤木&リスペクト・オール・フィーチャリング・イクミ・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Fujiki, James & Respect All Featuring Ikumi



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