NO.505
2004/01/08 (Thu)
Stevie Wonder @ Osakajo Hall; Day Two
最長。

今回の日本ツアー最終日。前日同様7時半スタート。7時半から始まるのが定刻なんですね。(笑) 「ブルー・ムーン」ではなく、「ムーン・ブルー」でした。パーカッションから始まる不思議な感じの曲。2度しか聴いたことがないのに、your heart is just caught up in the moon blueという繰り返しのフレーズが妙に頭に残る。シングルヒット向きとは思えないが、アルバムの中の一曲としては充分いけるでしょう。これは新曲でした。そして、次のアルバムに入るかもしれない一曲とのことです。

この日、途中のハーモニカの部分が機械の不調のせいかなかなか思った音がでなかったようで、手間取り、その結果、この曲は17分近くの演奏になりました。途中、スティーヴィーとサックス奏者とのインタープレイがあって、これはなかなか迫力あり。しかも最後の部分の「サークル・ブリージング(循環ブリージング=息を延々と続けてプレイする奏法)」如きのやりとりはすごかった。ハーモニカのソロ部分で「サマータイム」のフレーズを吹いていました。このあたりの遊び感覚も、スティーヴィーならではです。ジャズ・ミュージシャン的な素養を感じるところです。

そして、今回のトップ曲「ゴールデン・レイディー」へ。これは、しかし、いいオープニングだなあ。「オール・アイ・ドゥ」まで一挙に行って、さて、アコースティック・セクション、何が来るか。またまた初登場、『ホッター・ザン・ジュライ』から「ロケット・ラヴ」! このセクションで歌える曲は最低10曲以上、20曲近くあるんじゃないだろうか。そして、「レイトリー」「リボン」は、まさにゴールデン・メドレーだ。「リボン」の後半は少しアップテンポにして、なかなか遊んでいます。

「ドント・ユー・ウォーリー・・・」では、ドラムソロの後、前日はジェームス・ブラウンの「コールド・スゥエット」を演奏したのを、この日はそれを間にはさむ形でまた「ドント・ユー・・・」に戻りました。なるほど、日々これ変化、進化といったところか。確かにこのほうがいい。「コールド・スゥエット」はあまり日本では知られてないような感じですねえ。「セックス・マシン」のほうがいいかもしれません。いずれにせよ、バンドがファンクに追いつかないと。(笑) 

おもしろい選曲は、「スーパースティション」の後、この日は『トーキング・ブック』からの「ビッグ・ブラザー」を1分少々でしたが、やったあたり。なかなか聴けない曲でした。もうちょっと聴きたかった。そして、前日に引き続き「メイビー・ユア・ベイビー」へ。これはかなりしっかり歌ってくれました。

アンコールは3曲。しかし、このアコースティックの「マイ・シェリー・アモール」は本当にいいですねえ。こういう感じだと、前半のアコースティック・セクションにもいれられますね。そして、「アズ」ではなんと、バックコーラス4人全員のソロの歌を紹介しました。パンジー・ジョンソンのソロが印象に残りました。もちろん、みんないいですけどね。(笑) そして、「アナザー・スター」で幕を閉じました。

前日との違いは、「ユーアー・ザ・サンシャイン・・・」がなぜかなかったこと。忘れたのかもしれません。それでも最長2時間21分。たっぷりごちそうさまでした。

さて、今回のツアーをまとめると、次のアルバムに入るかもしれない新曲が計4曲披露されました。"What The Fuss", "True Love", "I Can't Imagine Love Without You", そして、"The Blue Moon"。果たして何曲はいるのでしょうか。

そして、アコースティック・セクションでは毎回違った曲の組合せが聴かれました。徐々にスティーヴィーもライヴに慣れて、どんどんミュージシャンとのやりとりもスムーズになり、音楽的自由度が高まってきたように思えます。ジェームス・ブラウンやプリンスのライヴも、次の曲がわからないためにミュージシャンたちは緊張しなければなりませんが、スティーヴィーのバンドメンバーも、スティーヴィーのその時の思いつきに即座に対応しなければなりません。やはり6-70曲はレパートリーにしているのでしょう。やはり彼の音楽的多様性のすごさに改めて感嘆しました。なによりも、2時間があっという間にすぎると同時に、この瞬間が終わらなければいいのにと何度も思ったわけです。行ってよかった。


(2004年1月7日大阪城ホール、スティーヴィー・ワンダー・ライヴ)


Set list Stevie Wonder
2004.1.7 (Wednesday) At Osakajo Hall
Capacity 12000


Show starts at 19:30

01. (Your Heart Is Just Caught Up In) The Moon Blue (new song)
02. Golden Lady
03. If You Really Love Me
04. Master Blaster
05. Higher Ground
06. All I Do

07. Rocket Love (Hotter Than July)
08. Lately (Hotter Than July)
09. Overjoyed
10. Ribbon In The Sky

11. Don't You Worry 'Bout A Thing (including drum solo)
〜Cold Sweat (James Brown)〜Don't You Worry 'Bout A Thing
12. Signed Sealed Delivered & I'm Yours
13. Sir Duke
14. I Wish
15. Isn't She Lovely
16. Part Time Lover

17. Superstition
18. Big Brother (Talking Book)
19. Maybe Your Baby (Talking Book)
20. I Just Called To Say I Love You (21.16)

encore
21. My Cherie Amour (accoustic piano version)
22. As (Kim-solo, Lynn-solo, Keith-solo, Ponsy-solo)
23. Another Star


Show ends 21:51

ENT>MUSIC>LIVE>Wonder, Stevie



++++++
Brown)
13. Signed Sealed Delivered & I'm Yours
14. Sir Duke
15. I Wish
16. Isn't She Lovely
17. Part Time Lover
18. You're The Sunshine Of My Life
19. Superstition
20. Maybe Your Baby
21. I Just Called To Say I Love You

encore
22. My Cherie Amour (accoustic piano version)
23. Give Peace A Chance (John Lennon)
24. As (Kim-solo, Lynn-solo)
25. Another Star

Show ends 21:40

ENT>MUSIC>LIVE>Wonder, Stevie




Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
|Return|