NO.476
2003/12/13 (Sat)
Sex & Soul: That's What Joe Is
性魂。

Rケリーと並んで今もっともセクシーなシンガーと言えば、このジョーです。このところ頻繁に来日する彼のライヴを久々に見ました。前回見たのは新宿リキッドだったか。全体的な感想は、歌はうまいなあ、というもの。そして、もしテディー・ペンダグラスあたりが元気だったらこんな風に歌うのではないか、とふと思いました。そうですね、マーヴィンほどのセクシーさは感じないが、テディーペン的なそれは感じる。ちょっとセクシーさ、センシュアルな部分の種類が違うというか。雰囲気としては、テディペンとアイズレイ・ブラザースを足して2で割ったようなあたり。英語の意味や音楽を理解しているカップルだったら、当然その気になるでしょう。

前半はアップテンポの曲を中心に、後半はバラード中心というシンプルな構成。ドラムス、ギター、ベース、キーボード、コーラス2人にダンサー2人という布陣。バックの音はかなり大きく、迫力はあるが、若干ジョーの声を打消し気味。僕はもっとジョーの声をじっくり聴きたいので、このバンドの音の大きさはNGです。そのせいかジョー自身にあまり声量がないのではないかと感じてしまいました。

そういえば、前回見たリキッドルームでは全体的な音が小さく、けっこう地味だったことを思い出しました。ゴスペル出身のシンガーだと皆、張り上げて、迫力ある歌を聴かせるのが当たり前だと思い込んでいるのですが、そういう意味だと歌自体の迫力、パンチは感じない。その点で、ひょっとするとジョーはスタジオの人なのかもしれないとも思いました。とはいうものの、彼はステージでライヴをすることも大好きだそうです。

ちょうど5作目となる最新作『アンド・ゼン...』がリリースされたばかりで、このアルバムから「スイーター・ザン・シュガー」、「モア・アンド・モア」、「ライド・ウィズ・ユー」、「アンド・ゼン」などを披露。まだ僕自身がなじんでないせいか、ちょっと親しめなかったが、アンコール以降の3曲はさすがに圧巻でした。「アイ・ウォナ・ノウ」「オール・ザット・アイ・アム」、そして「ノーワン・エルス・カムズ・クロース」。特に1曲目と3曲目はかなりひっぱって歌い会場を盛り上げました。

60年代のマーヴィン・ゲイ、70年代のテディー・ペンダグラス、80年代のフレディー・ジャクソン、90年代のキース・スウェットなどにつづいて、2000年代はジョーにもぜひがんばって「セックス&ソウル」を伝道していって欲しいと思う。そう、2004年のテーマは「セックス&ソウル」です。(ロイCの1973年のアルバム『セックス&ソウル』は名盤でした)

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Set List

show starts 20.55

01. Don't Wanna Be A Player (from 2nd album "All That I Am")
02. Stutter (from 3rd album "My Name Is Joe")
03. Let's Stay Home Tonight (from 4th album "Better Days")
04. Sweeter Than Sugar (from new album"And Then...")
05. Thank God I Found You (from 3rd album "My Name Is Joe")
(Make It Last Forever Remix Edit)
06. Faded Pictures (From "Rush Hour" Soundtrack)
07. What If A Woman (from 4th album "Better Days")
08. Treat Her Like A Lady (from 3rd album "My Name Is Joe")
09. Ride With U (from new album"And Then...")

(2nd Half)

10. Good Girls (from 2nd album "All That I Am")
11. The Love Scene (from 2nd album "All That I Am")
12. So Beautiful (from 3rd album "My Name Is Joe")
13. All The Things (Your Man Won't Do) (from 2nd album "All That I Am")
14. And Then (from new album"And Then...")
15. More & More (from new album"And Then...")

Encore

16. Acapella: Make You My Baby (from new album"And Then...")
17. All I Do (Member introduction) (Originally recorded by Stevie Wonder)
18. I Wanna Know (from 3rd album "My Name Is Joe")
19. All That I Am (from 2nd album "All That I Am")
20. No One Else Comes Close (from 2nd album "All That I Am")

show ends 22.34

Joe's Albums

1. Everything (Mercury)(1993)
2. All That I Am (Jive)(1997)
3. My Name Is Joe (Jive)(2000)
4. Better Days (Jive)(2001)
5. And Then... (Jive)(2003)

(2003年12月11日・木曜・恵比寿ガーデンホール=ジョー・ライヴ)

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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