NO.315
2003/07/10 (Thu)
Youngest Singer That I Ever Interviewed With
最年少。

マライア・キャリーが新しく設立したモナーク・レーベル所属のアーティスト3組のショウケースが青山のクラブ、オービエントで行われた。登場したのは、14歳と15歳のラップデュオ、ベル&ネイネイ、若干7歳! のシャーデー(ダット・ベイビー)、そして、すでにマライア・ファンにはおなじみトレイ・ロレンツ。

まず、ベル&ネイネイがトラックで登場。しかし、1曲目「プレイヤ」のCDかミニディスクが音飛びして、途中で中止。まもなく2曲目「ザッツ・ホワッツ・アップ」を披露。それにしても、14−5歳ってまだ中学生くらいかあ、まだまだ子供だなあ、と思って見る。

彼女たちの紹介で次にシャーデーが登場。シャーデーと言っても、80年代に大ヒットを飛ばしたシャーデーではない。もっとも、母親か父親がシャーデーの大ファンだったりはするのだろう。そこから名前を取ったに違いない。やはり、トラックが流れてきたが、ステージには誰もいない。いつになったら出てくるのだろう、と思ったらば、な、な、なんと、もう既にステージにいたのだ。

7歳で身長おそらく120センチくらいで、小さいために後ろからは、まったく見えなかったのだ。 ぐんぐん前に行くと(前から、3列目くらい。といっても、ただみんなたち見している状態)、小さい子どもがインカムつけて歌ってるではないか! 思わずでた一言は、「マジかよ〜〜〜」 7歳だよ、7歳。ちゃんとフリつけて、踊ってる。ただ、口パクみたいではあったが。でも、レコードはレコードでしょう。この7歳ってことで、つかんじゃうだろうなあ、と思う。

マイケル・ジャクソンが出てきたとき11歳、テヴィン・キャンベルも初ヒット「トゥモロー」の時には11歳。クリスクロスはいくつだったっけ。エマニュエル君がデビューしたのは、いくつだった? ま、いろいろキッズ・アーティストはいるわけですが、7歳のプロ歌手には恐れ入った。歌がうまいかどうかは、まだ判断できないが、その堂々としたパフォーマンスぶりには、まいった。10年後でも、まだ17歳だ。お母さん、いくつなんだろう。35歳くらいか。

一曲だけでステージを降りその後、関係者に挨拶してまわった。ほんとに、まだ子どもだ。さっきのベル&ネイネイがいきなり大人に見えた。シャーデーに聞いた。「兄弟は?」 「シスターがひとりいるわ」 「姉、妹?」 「姉よ」 「姉はいくつ?」 「13」 

まあ、これをインタヴューと呼べるかどうかは別にして、僕が話を聞いた中で間違いなく最年少記録である。7歳、95年か、96年の生まれだ。ふ〜〜〜っ。ついこないだじゃない。つい、昨日でしょ。そんな子が目の前のステージで振付けて踊って歌ってるんですよ。

しばらくして、今度は御大マライア・キャリーが登場し、トレイ・ロレンツを紹介。彼はキーボード、パーカッションと3人のコーラスを従えて、歌い始めた。これは本当に歌ってる。彼は先のマライアのライヴで、ジャクソン・ファイヴのヒット「アイル・ビー・ゼア」を一緒に歌ったシンガーで、92年にマライアの強力なサポートを得て、ソロ・アルバム『トレイ・ロレンツ』を発表している。

『メン・イン・ブラック』のサントラ収録の「メイク・ユー・ハッピー」、「ソウル・メドレー」、「ブローク・アンド・ロンリー」(これだけ、トラックで歌った。ひょっとしたら口パク)、「フレンド・オブ・マイン」を披露。特に「ソウル・メドレー」は聞かせてくれた。順に、「アンティル・ユー・カム・バック・トゥ・ミー」「イフ・ディス・ワールド・ワー・マイン」「シューシュー・シャイン」「エイント・ナッシング・ライク・ア・リアル・シング」「フォー・ザ・ラヴァー・イン・ユー」を数フレーズづつ歌った。そして、もう一曲ミュージック(ソウルチャイルド)の「ドンチェンジ」をじっくりフルで歌った。これもなかなかいい曲だ。

彼のようなシンガーは、武道館あたりの大きな会場で聞くのではなく、こうした小さなクラブで間近で聞くほうがあうな、と思った。ただ僕は個人的には彼の声になかなかソウルを感じられないのだが。きれいすぎるのだ。でも、最近こうやってソウルを歌うシンガーが少ないから、いいことだと感じる。

口パクらしき3曲目はちょっとモータウン風の作品。4曲目は、1、2曲目同様ライヴのキーボードとコーラスを従え本当に歌った。これは、ちょっと「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」を思わせる曲。

ショウケースが終わり、外に出ると、店の前に大きな黒いリムジンが止まっていた。マライアが乗ってきた車に違いないと思った。

【2003年7月9日火曜・青山クラブ・オービエント】
(モナーク・ミュージック、ショウケース)

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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