▲アムロちゃん新曲オリコン1位

▲Amuro Namie’s New Single Become Number One

【アムロちゃん新曲オリコン1位】
60年代。
このところ、ずっとジャネットを彷彿させる現代R&Bサウンドで歌って踊ってきた安室奈美恵が、1960年代、1970年代、1980年代のソウルのヒットからモチーフを取り、今風にポップにリメイクしたシングルをリリース、これが音楽業界誌オリコン2008年3月31日付で1位になった。シングルのタイトルは、「60s70s80s~New Look / Rock Steady / What A Feeling」。
すでにご存知の方も多いと思うが、60ズの元歌はスープリームスの「ベイビー・ラヴ」、70ズはアレサ・フランクリンの「ロック・ステディー」、そして、80ズはアイリーン・キャラの「フラッシュ・ダンスのテーマ~ホワット・ア・フィーリング」だ。これらをサンプリングしつつ、日本語歌詞を載せた。シングルはこれら3曲のCDと各曲のプロモーション用ビデオを収録した2枚組み。なによりもポップでキャッチーなのがTクラ・プロデュースの60年代の「ニュー・ルック」。最近のアムロちゃんの作品がかなりリズム重視のコンテンポラリーなR&Bだったのに対し、昔ながらのわかりやすいソウルになっていて、大ヒットに結びついている。
これらの曲を初めて聴いたのが、2月2日、彼女の国際フォーラムでのライヴだった。アムロちゃんのライヴを見たのも2004年のMTVミュージック・アワード以来。ショウの中盤でビデオを見せて、これら3曲をやった。第一印象は「あれ、これサンプリング、それともカヴァー?」というもの。なじみのあるメロディーに、ポップな振り付けがついてかなり印象に残り、ひょっとすると大ヒットするかもと思った。
ライヴ全体の印象は、一言で言えばダンサーズ・ショウという感じ。まあ、とにかく激しく、そしてセクシーに踊り、徹底的に見せて楽しませる。ダンスに熱中する子たちが、安室奈美恵を目指すというのもわかる。一番おもしろかったのが、3曲目まで一気に踊って、一息つくところでのMC。「こんにちは、あむろで~す。(拍手と歓声があり、間があって) 別に話すこともないんですけど~~。(会場が爆笑) みんなで一緒に楽しみましょう」 で、もう次の曲へ。このあと、ほぼ2時間、アンコールのところでちょっとしゃべったくらいで、ほとんどMCなしの歌と踊りだけで勝負。ここまでトークがない国内アーティストのライヴは見たことがない。いや、これはいい。アメリカのアーティストみたい。(笑)
ショウの感想は、別に書くこともないんですけど、アムロちゃん、めちゃくちゃかわいかったです。
■ 最新作
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■セットリスト 安室奈美恵
Setlist : Amuro Namie @ Kokusai Forum A, February 2,2008
Show started 18:05
01. Hide & Seek
02. Full Moon
03. It’s All About You
04. Butterfly
05. Darling
06. Come
07. Luvotomy
08. Should I Love Him
09. Girl Talk
10. Funky Town
11. Hello
12. New Look (new)
13. Rock Steady (new)
14. What A Feeling (new)
15. 人魚
16. Baby Don’t Cry
17. Step With It
18. Chase The Chance
Video Golden Eggs
19. Can’t Sleep, Can’t Eat, I’m Sick
20. Want Me, Want Me
21. Violet Sauce
22. Top Secret
Enc.1. Pink Key
Enc.2. Can You Celebrate?
Enc.3. Say The World BH. Mix
Show ended 20:05
(2008年2月2日土曜、東京・国際フォーラムA=安室奈美恵ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Amuro, Namie
2008-14
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