◆3月11日によせて

[2012/03/11]

◆3月11日によせて
【311— Change Yourself】
変化。
2011年3月11日午後2時46分。僕は自宅にいた。自宅も僕も特に大きな被害はなかった。もちろんその時点では東北地方があんなことになっていることなどまったくわからなかった。
しかし、この瞬間を境に、日本は劇的に変化した。それまでの価値観が音を立てて崩れ、それまでに経験もしたことがないようなものが現れ始めた。それを、第二次大戦の終戦とかぶせて語る人もいた。それまで正しいとされていたものが、間違っているということになったのだ。
特に震災後の日本の政治に対する失望感、不信感は計り知れないほど大きい。中でも原発を巡るさまざまな垢や膿(うみ)が次々と露呈し、失望感だけでなく、怒りの感情がまきおこる。いまだに原発を再稼動させようとしている政府など、まるで戦前の価値観同様だ。これまでの価値観をばっさり切り捨て、「チェンジ」する勇気が必要だ。政府自体を全部、総とっかえしなければならない。そもそも、なぜ東電に強制捜査が入らず、誰ひとりとして逮捕されないのか。なぜ東電はまだ倒産しないのか。なぜ東電は告訴されないのか。
僕自身も最初は意識していなかったのだが、この震災の影響がじわじわと精神的に来ているような気がする。結局、音楽もそうだが、音楽についての評論・紹介など、衣食住とは違い、もっとも必要のないものだということを痛感し、無力感を持った。
また首都圏に大地震が来たらどうなるのだろう、原発が爆発したらどうなるのだろう、などと考えると、不安が増大する。こんな気持ちは今まで持ったことがなかった。マイケルが言う「(2009年から)あと4年以内(=2013年)になんとかしなければならない」という予言が刻々と真実味を帯びてくる。
311を前に多くのドキュメンタリーや特集が組まれているが、そんな中で紹介される苦難、苦労、絶望感を見ていると、どんどんと気分が落ち込む。そして、被災し、さらに仮設住宅で自殺する人までいることに心が痛む。天災(地震・津波)と人災(原発と政治)に苦しめられる人々には、本当に何と言っていいかわからない。やはり、「あなたは一人ではないYou Are Not Alone」という言葉を伝えるしかない。
「チェンジ」を訴える「Man In The Mirror」。改めてマイケル・ジャクソンのメッセージが心に沁みる311だ。
■ マイケル・ジャクソン「マン・イン・ザ・ミラー」について、訳詞も
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10406077277.html
http://youtu.be/D2jSiY-Vo8g

http://youtu.be/W5W_uin5CDA

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