◎ デイヴ・コーズ&ピーボ・ブライソン~稀代のエンタテイナー2人が共演

◎ デイヴ・コーズ&ピーボ・ブライソン~稀代のエンタテイナー2人が共演
【Dave Koz & Peabo Bryson: Two Top Entertainer On The Stage】
達者。
どちらもエンタテイナー、どちらも日本が大好きで、日本語も達者という組み合わせによるエンタテインメント・ショー。デイヴ・コーズは2009年10月、2010年10月以来11ヶ月ぶり。ピーボは、2010年1月、2011年2月以来7ヶ月ぶり。
最初がデイヴ、途中でピーボがゲストで入り5曲、またデイヴ、最後みんなで一緒に、という構成。バンドはデイヴのバンド。ドラムス、キーボード2人、ギター、ベース、そして、サックス、デイヴという編成。
それにしても、デイヴのライヴは、インストゥルメンタルなのに曲に振り付けがついていて、いちいちおもしろい。セットリスト4の「エニシング・パッシブル」なんてギター、ベースと3人で並んで揃って踊る。というか、振りをつける。インスト・バンドでここまでやってくれるのは、ジェームス・ブラウンのバックバンド、JBズや、タワー・オブ・パワー、インコグニートがちょっとくらい。おおげさにこうした動きがあると、ほんとに楽しくなる。まさに彼らのライヴは目をつぶって聴くのではなく、一挙手一投足を凝視しながら楽しむといい。
そして、デイヴは必ずセットリストの中に日本の曲を1曲含める。今回は、坂本九の「見上げてごらん、夜の星を」(作詞・永六輔、作曲・いずみたく)。
ピーボは今回、石井竜也、小柳ゆきらとサントリー・ホールなどでコンサートをやってきていて、その後半にデイヴとのギグをいれたそうだ。これは知らなかった。ほかに広島、鹿児島などでもやってきたという。
さすがにこの日はゲストということもあってか、登場のとき全員と握手とはいかなかったが、それでも通路の人たちとは握手をしてステージに登場。いつもの美声をしっかり聴かせた。デュエットの相手は、イギリスで活躍していた411というグループに一時期所属していたタニヤ・ボニフェース。実にきれいな子で、ピーボと歌った「トゥナイト・アイ・セレブレート・マイ・ラヴ」や「ホール・ニュー・ワールド」あたりは、愛があふれる感じだ。(笑) 日本に来るのは何度目かだが、ピーボとステージに上がるのは今回が初めてだそう。
1曲目ちょっとリヴァーヴが少ないなと思ったら、ピーボ1曲目が終わるなりいきなり、「もう少しリヴァーヴをあげてくれ」とスタッフに言った。ぐっとよくなった。彼の場合、ライヴで歌ってても、絶対にはずすことはない。その安定感は抜群だ。そしてその歌のうまさで観客をぐっとひきつける。この正統派っぷりはシンガーの王道だ。
最近のハイライト曲のひとつ「ミッシング・ユー」。「次の曲は、どこかの場所、誰か、ある場所でのあるとき、そうしたものを失ったことへの曲です。僕の場合は、母と姉を失くしました。みなさんに捧げます」と言ってピーボはしっとりと情熱的に歌いこむ。
アンコールでは、ピーボも親交のあったマイケル・ジャクソンの「ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ」を全員で。途中で客に「セイ・マ・マ・マ・マッコサ」と「スターティン・サムシン」の一部をまぜて歌わせる。
このアンコールが終わった後も、観客はさらなるアンコールを求めて、拍手を続けていた。ちなみにこの日はアル・マッケイ・オールスターズで来日していたキーボード奏者、ディーン・ガントも客席で見ていた。
(この項、続く。ピーボと少し話をしたので、そのあたりは後日)(もちろん、次回来日時に「フィール・ザ・ファイアー」を歌ってくれと強くリクエストしておきました(笑))
■過去関連記事
2009年11月03日(火)
デイヴ・コーズ&ジョナサン・バトラー・ライヴ
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April 07, 2006
Dave Koz & Kirk Whalum Live
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2010年01月31日(日)
ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル・ライヴ(パート1)
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2010年02月10日(水)
ピーボ・ブライソン(パート2)~テディーとマイケルを語る
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■ベスト

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■ 「フィール・ザ・ファイアー」含めベスト

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■ デイヴ・コーズ

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■ メンバー
デイヴ・コーズ(サックス) Dave Koz(sax)
ピーボ・ブライソン(ヴォーカル)Peabo Bryson(vo)
ブライアン・シンプソン(キーボード)Brian Simpson(key)
ティオ・バンクス(キーボード)Tio Banks(key)
ランディ・ジェイコブス(ギター)Randy Jacobs(g)
アンドレ・ベリー(ベース)Andre Berry(b)
ジェイ・ウィリアムス(ドラムス)Jay Williams(ds)
タニヤ・ボニフェース(バック・ヴォーカル) Tanya Boniface (vocal)
■セットリスト デイヴ・コーズ&ピーボ・ブライソン ブルーノート東京、2011年9月14日(水)
Setlist: Dave Koz & Peabo Bryson Live
Show started 21:31
00. Intro Tape
01. What You Leave Behind
02. Life In The Fast Lane
03. Honeydipped
04. Anything’s Possible ~ a riff of Higher Ground
05. 見上げてごらん、夜の星を (Miagete Goran, Yoru No Hoshi-wo)
06. Silverlining
>Peabo Bryson & Tanya Boniface on the stage]
07. By The Time This Night Is Over
08. Missing You
09. Tonight I Celebrate My Life (+Tanya Boniface)
10. Show & Tell
11. Whole New World (+Dave) (+Tanya Boniface)
>Peabo + Tanya left stage
12. Give It Up (Getaway)
13. Smile
Enc. Don’t Stop Till You Get Enough (All)
Show ended 23:01
(2011年9月14日水曜、デイヴ・コーズ、ピーボ・ブライソン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Koz, Dave / Bryson Peabo

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