◎ サム・ムーア~半年で再来日~夏フェス2本に登場(パート1)

◎ サム・ムーア~半年で再来日~夏フェス2本に登場 (パート1)
【One & Only Sam Moore】
野外フェス。
「ワン&オンリー・ソウルマン、サム・ムーア!」 マネジャーであり、奥さんであるジョイスさんが、サム・ムーアを紹介する。まさにその通り、1935年10月生まれの現在75歳。好々爺(こうこうや)とは、実にこのサムのためにあるような言葉ではないか。コットンはワンショーということもあってか超満員。
2006年11月に24年ぶりに来日してからは、ほぼ毎年のようにやってきているソウルマン、サム・ムーアが、前回2010年12月からおよそ半年しかあけずに再来日。今回は北海道・岩見沢での「ジョイン・アライヴ」(7月24日)と「フジロック」(7月29日)という二つの野外フェスへの出演がメインで、その合間を縫って、コットンクラブとブルーノートでのライヴが行われた。フジロックは7月29日金曜・オレンジ・コートで19時半から90分。北海道は50分程度。今回のコットンは84分ほどだった。(ブルーノートは今回は一日2ショーなので、1ショーは70~80分弱)
半年前との違いは、ドラマーが変わったことだが、とはいえ、その新ドラマーは前回パーカッションで来ていた人物ですっかりおなじみ。コーラスは全員同じ。バンドのタイトさは以前にも増して強力だ。たぶん、このメンバーでも何度もやってきているからだろう。
サムのエンタテイナーとしてのステージ・マナー、そして歌声は、実に素晴らしい。何度見ても、こういう徹底したライヴは楽しめる。いいものは何度見てもいい。それに尽きる。それにしても、声の張りの良さ、よく声がでている。実に気持ちいい。
いくつか前回ライヴでプレイされなかった曲があった。ライヴ後、音楽ディレクターのアイヴァン・ボドリーに少し話をきいた。
「下記セットリストの9-10-13あたりは、あまりやってない。レイ・チャールズの曲は自分がこのバンドに入ってからも、ほとんど初めて。
13は、元々サム&デイヴが録音していて、それを後にエルヴィス・コステロがカヴァーした。それで知られているかもしれない。オバマ大統領就任式がワシントンDCで行われたとき、そのパーティーでサムのバンドが演奏し始め、エルヴィス・コステロが歌い、彼が終えて、はけてから、今度はサムが歌った、そんなこともあった」
「曲はショーごとに、サムが入れ替えてる。僕たちはレパートリーの楽譜があるので、それで演奏する。何でもできるよ」
アイヴァンは、金曜のフジロックを終えた後、土曜日に日本を経ちニューヨークに午後4時過ぎに戻るが、その土曜日夜(時差の関係で、同じ日に到着)にギグがある、という。
そして、サムに表敬訪問。すっかり日本びいきだ。北海道の野外フェスについて「2万5000人も人が集まったんだ。素晴らしかった」と嬉しそうに話してくれた。ちなみに、ブレンダ・ヴォーンと一緒にライヴを見たが、彼女は翌日のブルーノートでバックコーラスに入るかもしれないという。
サム・ムーア、まさにソウル人間国宝だ。
(この項、つづく)
■ メットポッドでサム・ムーア・インタヴュー(2011年7月23日付け)
http://metropolis.co.jp/podcast/2011/07/23/tokyo-metpod-sam-moore-mini-special-with-special-guest-aureana/

(5分40秒あたりから)
■ サム・ムーア 過去関連記事
2010年12月16日(木)
サム・ムーア、清志郎ファミリーに捧げる
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101216.html
2008年09月02日(火)
東京ジャズのサム・ムーア
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080902.html
2008年09月04日(木)
サム・ムーア・ライヴ~昨年よりも強力に
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080904.html
2008年09月05日(金)
サム・ムーア:「ザ・ソウル・ショウ」@ブルーノート
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080905.html
2008年09月06日(土)
サム・ムーア・ライヴの秘密
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080906.html
2008年09月07日(日)
アップタウン・ホーンズとは何者?
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10136308886.html
November 02, 2007
Everybody Loves Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071102.html
November 03, 2007
More Sam Moore: A Night Of Soul Explosion (Part 2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20071103.html
November 15, 2006
We Want More Moore, Not Some Moore
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_15.html
November 18, 2006
Sam Moore With Surprising Finale: Sam, You Are So Beautiful
http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_18.html
October 21, 2006
Sam Moore Suddenly Will Coming To Japan
http://blog.soulsearchin.com/archives/001341.html
August 23, 2006
Sam Moore’s First Solo Album In 34 Years
サム・ムーアの新作について
http://blog.soulsearchin.com/archives/001216.html
2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200402/diary20040217.html
2004/06/24 (Thu)
Talk About “Only The Strong Survive” At Relocated Soul Bar Sugar Hill
同映画日本での公開決まる。
http://www.soulsearchin.com//entertainment/soulbars/diary20040624.html
2004/11/07 (Sun)
“Only The Strong Survive”: Some Questions & Answers
イヴェントでの質疑応答。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200411/diary20041107.html
July 18, 2006
Two Interesting Compilation Album Has Released: “Atlantic Unearthed: Soul Brothers” & “Atlantic Unearthed: Soul Sisters”
サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
http://blog.soulsearchin.com/archives/001146.html
■ サム・ムーア、現在までのところ最新作

オーバーナイト・センセーショナル
サム・ムーア サム・ムーア feat.ジョン・ボン・ジョヴィ サム・ムーア feat.スティング、シーラ・E サム・ムーア feat.スティーヴ・ウィンウッド サム・ムーア feat.トラヴィス・トリット サム・ムーア feat.ビリー・ブレストン、ズッケロ、エリック・クラプトン、ロバート・ランドルフ サム・ムーア feat.ファンテイジア サム・ムーア feat.ブルース・スプリングスティーン サム・ムーア feat.ベッカ・ブラムレット サム・ムーア feat.ポール・ロジャース サム・ムーア feat.マライア・キャリー、ヴィンス・ギル サム・ムーア feat.ワイノナ、ベッカ・ブラムレット、ビー・ビー・ワイナンズ、ビリー・プレストン サム・ムーア feat.ヴァン・ハント ジョン・ボン・ジョヴィ スティング スティーヴ・ウィンウッド ズッケロ トラヴィス・トリット ニッカ・コスタ ビービー・ワイナンズ
ワーナーミュージック・ジャパン (2006-09-13)
売り上げランキング: 96142

■ 「ソウル・マン」などのヒット曲集

ベスト・オブ・サム&デイヴ
サム&デイブ
イーストウエスト・ジャパン (1991-02-25)
売り上げランキング: 25567

■ メンバー
Sam Moore(vo),
Ivan Bodley(b),
Omar Martinez(ds,per,vo)
James Dower(key),
Mark Newman(g,vo),
Callaway(vo),
Naomi Margolin(vo),
Tabitha Fair(vo)
Larry Etkin(tp),
William Harris(sax),
Kiyoshi Ohno(sax),
Taisei Aoki(tb)
■ セットリスト
Setlist: Cotton Club, July 26, 2011
Show started 19:30
01. Back At The Chicken Shack (Instrumental)(Jimmy Smith)
02. Peter Gun Theme (Instrumental)(Henry Mancini)
03. Hold On, I’m Coming (Sam & Dave)
04. Let The Good Times Roll (Louis Jordan)
05. Knock On Wood (Eddie Floyd)
06. I Can’t Stand The Rain (Ann Peebles, Sam Moore)
07. Don’t Play That Song (Ben E King)
08. Get Out My Life, Woman (Lee Dorsey / Allen Tousaint)
09. That Lucky Old Sun (Frankie Laine / Ray Charles)
10. I’ve Got News For You (Ray Charles)
11. Come On, Come Over (Jaco Pastorius)
12. Together We Are Strong (Sam Moore)
13. I Can’t Stand Up For Falling Down (Sam & Dave, Elvis Costello)
14. Funky Broadway (Wilson Pickett)
15. I Thank You (Sam & Dave)
16. Soul Man – Dance To The Music – A riff of Shaft –A riff of Mustang Sally (Sam & Dave)(Sly & Family Stone)
17. You Are So Beautiful (Billy Preston, Sam Moore)
Show ended 20:54
(2011年7月26日火曜、丸の内コットンクラブ、サム・ムーア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Moore, Sam
2011-

This entry was posted in ライヴ評・レポート. Bookmark the permalink.

Comments are closed.