◎ナイル・ロジャーズ、1日だけのブルーノート・ライヴ

◎ ナイル・ロジャーズ、1日だけのブルーノート・ライヴ
【Nile Rodgers & Chic: One Day Only Blue Note Live】
1回。
先月、大きな反響を巻き起こしていったナイル・ロジャーズ&シックが、約1ヶ月ぶりに、マカオでのライヴの帰りに一日だけ東京に寄って、ブルーノートでライヴを行っていった。
ナイルによれば、その日は「マカオを朝3時に起きて(マカオは東京より1時間遅れ)、そこからフェリーで香港に。香港から成田まで飛行機で飛び、成田からここまでは、歩いてきた…(笑)」とステージで語った。大変なハードスケジュールだ。
しかし、この日は一日だけということもあってか、超満員。しかも、セカンドの開始はファーストが押したせいもあってか、30分以上遅れの10時05分開始。セカンドライン・スタイルで白い衣装に身を包んできた彼らが登場するや、観客はほぼその時点で総立ち。あと、ほとんどみんな踊りっ放しになった。
今回のライヴは、ちょうど(2011年)5月27日ニューヨークで62歳で死去したブラック・シンガー・ソングライター、吟遊詩人ギル・スコット・ヘロンに捧げた。
ギル・スコット・ヘロン死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10906038516.html
ナイル・ロジャーズがギルについてふれたブログ・エントリー
http://www.nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/361-walking-on-planet-c-my-two-hour-gil-scott-heron-call
その日本語訳
http://tinymsg.appspot.com/I7F
セットリストは、前回とほぼ同じで、今回は4月に3回だけ演奏された新曲「アイ・ウォナ・ダンス」が堂々と披露された。
しっかりとしたタイトなバンドに、これでもかと出てくるおなじみのヒット曲。ヒット曲の強力さを改めて見せ付けられる。そして、ファンキーで、ダンサブルで、ソウルフルで、エンタテインメント。実に時間を忘れさせてくれるショーであることに変わりはない。
今回は飛び入りというか、予定外のアドリブで、ドラムス、ラルフ・ロールの芸達者なところが披露された。彼はデイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」をドラムスを叩きながら歌うが、その前に、「オレはこの曲が大好きで、携帯の着信音もこれだし、朝起きるときの目覚ましもこの曲なんだ。だから、オレに歌わせてくれ」というほど。
「ル・フリーク」のあと、最後の曲に行く前に、キムとともに誕生日を祝われ、みんなが「ハッピー・バースデイ」を合唱。そして、写真撮影のところで、観客が自然と「ウィ・アー・ファミリー」を合唱しだしたのには、驚いた。素晴らしいオーディエンス、素晴らしいヴァイブ。
そして、撮影しているときに、キーボード奏者が、バリー・ホワイトの「アイム・ゴナ・ラヴ・ユー…」のイントロ・コードを弾き出した。すると、ナイルがそれにあわせてギターを弾きだし、徐々に曲ができあがり、ついにはラルフがそれにあわせてドラムスを叩きながら、この曲を歌い始めたのだ。普通は4小節程度でやめるものだが、この日はみんなのっていたせいか、けっこう長くほぼ1曲歌いきった。ラルフの真似したバリーがけっこう低音で似ていてこれがえらく受けた。すると、他にもモノマネができると言われ、結局、マーティン・ルーサー・キング、アーノルド・シュワルツェネガーのモノマネをし、ビギーの曲を数小節歌って見せた。このあたりがポンポンでてくるのが実に楽しい。
ショーが終わったのが、23時54分。驚くなかれ、そのあと、ちゃんと着替えてナイルはサイン会までやった。おつかれさまだ。
(ビギー曲情報、ホームメード家族のクロさんに教えていただきました。ありがとうございます)
■最新作2枚組み、ナイル渾身のコンピレーション・アルバム『エヴリバディ・ダンス!』

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■ 過去シック、ナイル・ロジャーズ関連記事
●『ソウル・サーチン~友情という名のメロディー~ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ・ストーリー』(単行本『ソウル・サーチン』内、第4章2000年7月発表)
日本で唯一のシック・ストーリー。ナイル・ロジャーズ、バーナード・エドワーズがどのように出会い、いかにして成功と挫折を味わったか。感動の物語です。長文です。ナイルがなぜ毎年4月に来日するのか。バーナードの死を知った瞬間の話なども読み応えがあります。
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-1.html
http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-2.html
● 前回(2011年4月)来日時
2011年04月29日(金)
ナイル・ロジャーズ、ミュージカル『ダブル・タイム』に挑戦
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10871704382.html
2011年04月14日(木)
ナイル・ロジャーズ、万感の思いを込めて15周年ライヴ・スタート
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10860777137.html
2011年04月18日(月)
ナイル・ロジャーズ最新情報『ソウル・ブレンズ』に生ゲスト&ブログ翻訳~プラネットC
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10863907598.html
2011年04月20日(水)
ナイル・ロジャーズ『ソウル・ブレンズ』に登場 (パート2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10866627503.html
2011年04月21日(木)
ナイル・ロジャーズ『ソウル・ブレンズ』に登場 (パート3)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10867389795.html
●2011年1月、癌を公表。以後癌ブログ翻訳へ
2011年01月18日(火)
ナイル・ロジャーズ、癌を公表
http://ameblo.jp/soulsearchin/theme28-10032211060.html#main
過去記事一覧はこちらに
2011年04月15日(金)
ナイル・ロジャーズ来日記念特集~過去ナイル関連記事
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10861031113.html
■メンバー
ナイル・ロジャーズ(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers(g,vo)
キンバリー・デイヴィス-ジョーンズ(ヴォーカル)Kimberly Davis-Jones(vo)
フォラミ(ヴォーカル) Folami(vo)
ダン・モレッティ(サックス)Dan Moretti (sax)
スティーヴ・ヤンコウスキ(トランペット)Steve Jankowski(tp)
リッチ・ヒルトン(キーボード)Rich Hilton(key)
セラン・ラーナー(キーボード)Selan Lerner(key)
ジェリー・バーンズ(ベース)Jerry Barnes(b)
ラルフ・ロール(ドラムス)Ralph Rolle(ds)
■ セットリスト
Setlist : Nile Rodgers & Chic @Blue Note Tokyo, May 29, 2011
show started 22:05
01. Hangin’
02. Everybody Dance
03. Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah)
04. Sukiyaki (Kim) ~ I Want Your Love ~ I Want Your Love (Reprise, slow jam version)
05. Medley: (5-8) I’m Coming Out (Folami)
06. Upside Down
07. He’s the Greatest Dancer
08. We Are Family
09. Soup For One ~ Lady (Hear Me Tonight) ~ Soup For One
10. Like A Virgin (Folami)
11. I Wanna Dance
12. Chic Cheer
13. My Forbidden Lover
14. Thinking Of You
15. Let’s Dance (Ralph Rolle on vocal)
16. Le Freak
17. Happy Birthday To Ralph & Kim
18. I’m Gonna Love You Just A Little More Baby (Ralph on vocal) [Barry White]
19. Impersonate of Martin Luther King, Arnold Schwarzenegger (Ralph)
20. Somebody’s Gotta Die (Ralph) [Notorious B.I.G.]
21. Goodtimes ~ Rapper’s Delight ~ Goodtimes
22. Hangin (Reprise)
show ended 23:54
(2011年5月29日日曜、ブルーノート東京、ナイル・ロジャーズ&シック・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Rodger, Nile & Chic Organization
2011-

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One Response to ◎ナイル・ロジャーズ、1日だけのブルーノート・ライヴ

  1. TOM says:

    SECRET: 0
    PASS:
    セカンド・ステージに参加しました。
    この日だけ!ということもあって熱心な皆さんが(全国から!?)集結!!
    また少し話もしたかったのでサイン会にも参加しました。
    疲れているはずなのに、先月より元気そう!\(^O^)/
    やはり音楽が彼にとっては特効薬!!
    でも無理はしないでほしい!!と思っている次第です。!!