◎マンハッタンズ~粋なエンタテインメント: マーチンと30年ぶりの再会

◎マンハッタンズ~粋なエンタテインメント: マーチンと30年ぶりの再会
【Manhattans : A Class Of Entertainment】
再会。
ホール&オーツからハシゴでマンハッタンズへ。すると、マーチン(鈴木雅之)がハセヤンと来ていた。マーチンとマンハッタンズは約30年前、同じステージで共演している。マーチンは日曜日(つまり前日)、同じビルボードでファンの集いをしていた。前日、自らが立っていたステージを、今日、観客席からい見ていた。ステージの上にはかつてあこがれたマンハッタンズ。
マンハッタンズのライヴは、いつでも、どこでもほとんど変わらない。言ってみれば、それだけ凝縮され完成度の高いエンタテインメントということだ。話す場所やメドレー、立ち位置、踊るところ、振り付けをびしっと決めるところなどが、おそらく過去40年の間に、試行錯誤し考えられ、そして、一番よい上澄みだけがすくい上げられ、熟成され固まって今日の姿になっているのだ。(どんなステージかは、過去のライヴ評をぜひごらんください。その感想は今回もまったく変わらない) とはいうものの、繰り返しになるが、ジェラルド・オルストンが一人で歌う「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」のサム・クックぶりの歌唱は、本当に鳥肌が立つくらい素晴らしい、ということを書き記しておきたい。
1980年、マーチンがシャネルズでデビューし、マンハッタンズは日本で「シャイニング・スター」が大ヒットし、ソウル・ヴォーカル・グループとして珍しくこの地でも大ブレイクした。マンハッタンズが初来日した1981年、そのときマーチンは芝公園にあった郵便貯金ホールなどでマンハッタンズのステージにゲスト出演し、「ハート」などを歌った。マンハッタンズは、マーチンたちシャネルズの当時はまだやっていた新宿ルイードでのライヴを見にやってきて、交流を深めた。
吉岡正晴のソウル・サーチン-Manhattans+Martin1
左から吉岡、ジェラルド・オルストン、マーチン、ウィンフレッド・ブルー・ラヴェット
だが、マーチンがマンハッタンズのステージを見たのは、そのときかその次くらい以来で、ほぼ30年ぶりくらいということもあって、会うことにちょっと照れ気味だった。そこで少し無理やりにマーチンを楽屋に誘った。まず出てきたのがリード・シンガー、ジェラルド・オルストン、黒塗りしていたシャネルズというと、すぐに思い出し、いきなりハグ。次に低音の持ち主、実質的なグループのリーダー、ウィンフレッド・ブルー・ラヴェットが出てきて、すぐにマーチンを認識した。「ああ、あの黒塗りのヴォーカル・グループ! ロングタイム・ノー・シー」 そしてハグ。「グループはまだやっているのか」とブルーが聞くので、「いや、彼はソロになったんだ」 「おおっ、そうか、そうか。…君はマネージャーか?」 「いや、マネージャーじゃないんですけど(笑)」 30年ぶりくらいの感動の再会だった。
吉岡正晴のソウル・サーチン-Manhattans+Marin-2DSC00023.JPG マネージャー?(笑) いや、通訳ですぅ
マーチンはマンハッタンズのステージから多くのインスピレーションを得ている。それは、ときにシャネルズやラッツのステージングに生かされ、ソロになってからも生かされている。マーチンからすれば、白い手袋の恩師、マンハッタンズはリアル・タイムで知り、聴き、そして、ステージまで共にした一番のソウル・メイトかもしれない。
■過去関連記事
2009年04月02日(木)
マンハッタンズ~直角のお辞儀に見るソウル・エンタテインメントの真髄
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10234844840.html
June 02, 2008
Manhattans Live : Traditional Heritage Of Great Vocal Group
【伝統的R&Bヴォーカル・グループの真髄~マンハッタンズ・ライヴ】
http://blog.soulsearchin.com/archives/002551.html
January 08, 2006
Manhattans: Brings The Legacy Of Sam Cook, Ray Charles
【ソウルのレガシーを蘇らせるマンハッタンズ】 
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_08.html
■ キス・アンド・セイ・グッドバイ

涙の口づけ
涙の口づけ
posted with amazlet at 11.03.04
マンハッタンズ
ソニー・ミュージックハウス (2003-05-21)
売り上げランキング: 306085

■メンバー
ジェラルド・アルストン / Gerald Alston(Lead Vocals)
ウィンフレッド・ブルー・ ラベット / Winfred Blue Lovett(Vocals(Bass))
トロイ・メイ / Troy May(Vocals(Bariton & Tenor))
デイヴィッド・タイソン / David Tyson(Vocals(1st Tenor))
(イーストコースト・コネクション)
ジャスティス・バトラー / Justice Butler(Drums / Musical Director)
コルト・ヤンガー / Colt Younger(Keyboards / co-Musical Director)
ハーウィ・ロビンス / Howard Robbins(Keyboards)
マーク・バウワーズ / Mark Bowers(Guitar)
ジェイソン・シモンズ / Jason Simons(Bass)
■ セットリスト マンハッタンズ 
Setlist : Manhattans @ Billboard Live, Feb 28, 2011
show started
01. Intro: Overture
02. Ain’t No Stoppin’ Us Now
03. I’ll Never Find Another (Find Another Like You)
04. (Medley #4 to #8) Forever By Your Side
05. The Way We Were (Memories)
06. Am I Losing You (A Riff of ” Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodbye))
07. Can I Kiss My Bride
08. Send For Me
09. Devil In The Dark
10. The Day Robin Sang To Me
11. (Medley #11 to #16) We Never Danced To A Love Song
12. It Feels So Good To Be Loved So Bad
13. Sara Smile
14. I Kinda Miss You
15. There’s No Me Without You
16. Don’t Take Your Love From Me ~ If You Think You’re Lonely Now ~ Don’t Take Your Love From Me
17. Hold On (Everything’s Gonna Be Alright)
18. Shining Star
19. Kiss And Say Goodbye
Enc. Georgia On My Mind
show ended 23:00
(2011年2月28日月曜、ビルボード・ライヴ東京=マンハッタンズ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Manhattans
2011-30

This entry was posted in ライヴ評・レポート. Bookmark the permalink.

Comments are closed.