◎サム・ムーア、清志郎ファミリーに捧げる

◎サム・ムーア、清志郎ファミリーに捧げる
【Sam Moore Live: Dedicate To Kiyoshiro Family】
捧げる。
1982年横浜スタジアムにサム・ムーアとして来日し、清志郎と同じステージに立ち、その後2006年11月に再来日してから2008年まで3年連続で来日して以来、およそ2年ぶりソロとして5度目の来日となったサム・ムーア。(ちなみに、サム&デイヴとしては、1969年、1970年計2回来日)(訂正=当初書いた81-2年の来日は、1982年横浜スタジアムでのライヴで、これはサム&デイヴとしてではなく、サム・ムーア・ソロでした。訂正します。2010年12月17日)
今回は、日曜1ショー、月曜2ショー、火曜1ショー、水曜2ショーという1-2-1-2ショーでのライヴ。前回と若干セットリストを代えてきており、全体的には、まったりした落ち着いた感じがした。それと2年ぶりのサム翁、若干お年を召したか。
下記セットリスト15曲目の前、サムの奥さんジョイスさんが登場し、清志郎さんの話をして、この日その家族がいらしている、と紹介した。「清志郎は彼が15歳の頃、サムのところにやってきた。ここ何年か毎回サムが来日すると、来てくれた。前回も来てくれ、医者が歌ってはだめだと言ってたにもかかわらず、ステージに上がって歌ってくれた。そして、ご存知のように彼は昨年亡くなりました。今日は、そのご家族がいらしています」 こう言って、そこにスポットが当てられ、ご家族が立ち上がって会釈した。サムは、続いて「ユー・アー・ソー・ビューーティフル」を熱唱。家族の方々は、泣いているように見えた。
数えてみたら、僕は清志郎の飛び入りライヴをこのブルーノートで5回見ていた。サム・ムーア、ブルース・ブラザース・バンド、そして、ブッカーT&ザ・MGズ。たまたま彼が見に来た日に僕も行っていた、ということなんだが、確かに引きが強いかもしれない。(笑)
バックグラウンド・シンガーの一人、キャロウェイはこれで4回連続の来日だが、ますます磨きがかかっている。彼女は、ジョス・ストーンあるいは、ティーナ・マリー的なソウルフルなシンガーになれる。彼女はいいなあ。
セットリストをもう一度見返すと、キラー・チューンの「When Something Is Wrong With My Baby」や、「Soul Sister, Brown Sugar」がなかった。もっとスタックス色を出してもいいかなとも感じた。オーティス曲をやったときもあったしね。また、「Blame It On The Rain」でいつもの通り観客にそのサビを歌わせるのだが、覚えさせる歌詞がちょっと日本人には長すぎて、一般的な日本人には難しい。事前に歌詞カードを配るか、字幕をスクリーンに出すとかしないと、ちょっとあれは歌えない。せいぜい「オー、イエー」くらいなら、いいのだが。ま、課題といえば、課題。
とはいうものの、サム・ムーアは元気印であることにかわりない。ライヴ後、軽く表敬訪問に楽屋を訪れたが、ただの世間話が、30分以上続いた。ほんとにおしゃべり好きのサム翁(おう)だ。そのあたりは、明日以降に。ブルーノート入り口には、和田アキ子さんからの大きな花束が飾られていた。
(この項続く)
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November 18, 2006
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October 21, 2006
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August 23, 2006
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サム・ムーアの新作について
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2004/02/17 (Tue)
Only The Strong Survive: The Soul Movie
映画『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』内容紹介と映画評。
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2004/06/24 (Thu)
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同映画日本での公開決まる。
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2004/11/07 (Sun)
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イヴェントでの質疑応答。
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July 18, 2006
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サム&デイヴ時代の曲を含むアルバム
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■ 現在までのところ最新作

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そして、サム&デイヴといえば~

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■メンバー
サム・ムーア(ヴォーカル)Sam Moore(vo)
キャラウェイ(ヴォーカル)Calloway(vo)
ナオミ・マーゴリン(ヴォーカル)Naomi Margolin(vo)
タビサ・ゲイル・フェア(ヴォーカル)Tabitha Gail Fair(vo)
ジェイムス・ダウアー(キーボード)James Dower(key)
マーク・ニューマン(ギター)Mark Newman(g)
アイヴァン・ボドリー(ベース)Ivan Bodley(b)
トニー・ルイス(ドラムス)Tony Lewis(ds)
オマー・マルティネス(パーカッション)Omar Martinez(per)
クリスピン・シーオー(サックス)Crispin Cioe(sax)
ラリー・エトキン(トランペット)Larry Etkin(tp)
大野 清(サックス)Kiyoshi Ohno(sax)
橋本 佳明(トロンボーン)Yoshiaki Hashimoto(tb)
■セットリスト、サム・ムーア
Setlist : Sam Moore @ Bluenote, Tokyo, December 14, 2010
show started 20:08
01. Peter Gunn [Henry Mancini]
02. Gimme Some Lovin’ (Omar Martinez on vocal) [Spencer Davis]
03. Will It Go Round In Circles (Calloway on vocal) [Billy Preston]
04. Rock Steady (Tabitha on vocal) [Aretha Franklin]
Sam came on the stage while “Hold On, I’m Coming”
05. Hold On, I’m Coming
06. Don’t Play That Song [Ben E King]
07. I Take What I Want
08. Looking For A Love [Bobby Womack]
09. Together We Are Strong
10. I’ve Got News For You
11. I Can’t Stand The Rain (Tabithia on vocal) [Ann Peebles]
12. None Of Us Are Free
13. Blame It On The Rain
14. Come On, Come Over [Jaco Pastorius]
15. You Are So Beautiful [Billy Preston] (dedicate to family of Kiyoshirou)
16. I Thank You
17. Soul Man – Dance To The Music – Shaft – Dance To The Music
Enc. Higher And Higher
Show ended 21:38
(2010年12月14日火曜、東京ブルーノート、サム・ムーア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Moore, Sam
2010-201

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One Response to ◎サム・ムーア、清志郎ファミリーに捧げる

  1. TOM says:

    SECRET: 0
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    大いに楽しんだ後で、清志郎さんへのトリビュート・・・
    本当に感動的な一夜でした。!
    尚、15日セカンドではWhen Something Is Wrong With My Baby♪
    歌いました。!
    (You're So Beautifulは一番最後でした。!)