●ソロモン・バーク急死~LAからアムステルダムへ向かう機中で死去か

●ソロモン・バーク急死~LAからアムステルダムへ向かう機中で死去か
【Solomon Burke Dies At Netherlands】
訃報。
「キング・ソロモン」の愛称で知られるソウル、R&Bシンガー、ソロモン・バークが、2010年10月10日、オランダ・スキポール空港で死去が確認された。バークは、同日ロスアンジェルスからアムステルダムへ向かう機中で心臓発作になったとの報道もある。亡くなったのが機中か空港かは未確認。死因などはまだ発表されていない。70歳だった。
バークは10月12日にアムステルダムの「パラディソ」で同地のロックバンド、デ・ダイク(De Dijk)とライヴを行うことになっており、そのためにアムステルダムへ向かっていた。バークはデ・ダイクと『ホールド・オン・タイト』というアルバムを共にレコーディングしており、そのリリース記念のライヴになるはずだった。
バークは21人の子供、90人の孫、19人のひ孫らによって送られる。
ソロモン・バークは1940年3月21日フィラデルフィア生まれ。(1936年生まれと記した資料もあるが、本人の公式サイトでは1940年生まれ) 子供のころから説教がうまく、教会で天才説教師として注目を集めた。1955年シンガーとしてインディと契約、その後、1960年アトランティック入り。ここで、「ジャスト・アウト・オブ・リーチ」が大ヒットして注目されるようになる。その後「ダウン・イン・ザ・ヴァレー」がオーティス・レディングにカヴァーされたり、「エヴリバディー・ニーズ・サムバディー」は、ローリング・ストーンズ、ブルーズ・ブラザーズなどにカヴァーされ多くの人に知られるようになった。
1965年にヒットした「ガット・トゥ・ゲット・ユー・オフ・マイ・マインド」がソウル・チャートで1位になっている。
1968年、仲間のアーサー・コンレイ、盲目のシンガー、ドン・コヴェイ、ベンEキング、ジョー・テックスとともに「ソウル・クラン」というワンショット的なユニットを結成、シングル「ソウル・ミーティング」をヒットさせる。
また、1962年のヒット「クライ・トゥ・ミー」が映画『ダーティー・ダンシング』(1987年)に使われたことも彼の名前を再浮上させることになった。
多数のヒットとともに1960年代をかけ抜けたが、一時期ヒットがでなかったものの、2001年には、ロックン・ロール殿堂入り。2000年代に入り、若手とのコラボレーションを盛んに行い、積極的にアルバムを制作、リリースするようになった。2002年ジョー・ヘンリーがプロデュースした『ドント・ギヴ・アポン・ミー』が翌年グラミー賞を獲得。これで人気が再沸騰。2008年の『ライク・ア・ファイア』には、エリック・クラプトン、ベン・ハーパー、ジェシー・ハリス、ケブ・モーなどが楽曲を提供。2009年1月、メンフィスでウィリー・ミッチェル・プロデュースによる『ナッシングス・ポッシブル』を録音。これを完成させた翌年2010年1月5日、ウィリー・ミッチェルが死去。葬儀にバークは、ロスからメンフィスまで車でかけつけた。アルバムは4月に全米リリースされた。
バークは、2010年5月、『ジャパン・ブルーズ&ソウル・フェスティヴァル』出演のため初来日。日本のファンを大いにわかせた。結局、初来日が最後の唯一の来日となってしまった。(ライヴ評などは過去関連記事参照)
その後、夏にヨーロッパ・ツアーを敢行した後、バークはオランダのロックバンド、デ・ダイクとともに13曲入りのアルバム『ホールド・オン・タイト』を完成させ、10月にはオランダなどでリリース予定だった。
元々教会で説教をしながら、歌っていたことから、迫力ある歌唱を聴かせ、ゴスペル・シンガーとしても活動していた。堂々とした風格、面倒見のいい性格などから多くの人から慕われていた。
ニュース記事
http://www.foxnews.com/world/2010/10/10/solomon-burke-dies-amsterdam-airport/
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□ クエストラヴがプロデュースの予定か
クエストラヴ。
ソロモン・バーク死去の第一報は、例によってツイッターによって知った。今回は、ルーツのクエストラヴの10月10日日本時間17時53分のツイートだった。さっそくいろいろ調べてみると、すでにAP通信が記事を配信、またウィキペディアにも死亡が書かれていた。すると、またたくまに情報が集まってきた。すでに大手メディアもこの情報を流している。
クエストラヴのツイート。
damn. just heard Solomon Burke passed away in The Netherlands. Was about to work on his next project. #ripsolomonburke a god amongst singers
10/10 17:53
クエストラヴのツイートでは、彼が次のソロモン・バークのプロジェクトにかかわることになっていたという。バーク作品はジョー・ヘンリー、そして、最新作がメンフィスのウィリー・ミッチェルのプロデュースで発表された。もし次がクエストラヴだったら、これは相当良質な作品が生まれただろうと惜しまれる。クエストラヴは、アル・グリーンをてがけたり、現在、ジョン・レジェンドの最新作『ウェイク・アップ』が大好評だから、それに続くアルバムとしても大いに注目されただろう。
■過去関連記事 ソロモン・バーク
2010年06月09日(水)
キング・ソロモン・バーク復活までの道のり
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10557959111.html
1960年代に大活躍し、その後一時期一線から退いた感のあったバークが見事に2000年代にカンバック。そのカンバックまでの道のり。
2010年05月31日(月)
キング・ソロモン・バークのピュアなハートとソウル (パート1)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10549559270.html
2010年06月03日(木)
キング・ソロモン・バーク・ライヴ(パート 2)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10551909695.html
2010年5月の初来日の模様。東京は二日行ったのですが、こうなると、大阪も行っておけばよかったという後悔の念が。
2010年04月09日(金)
ジョー・ヘンリーからソロモン・バークへの伝言
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10503635308.html
2010年03月10日(水) 付けブログ↓
ソロモン・バーク初来日へ~『ブルーズ&ソウル・カーニヴァル』出演で
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10477897752.html
ここに簡単なバイオ。
2010年01月07日(木)
ウィリー・ミッチェル~メンフィス・ソウルの重鎮、81歳で死去
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10428531650.html
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ENT>ARTIST>Burke, Solomon
OBITUARY>Burke, Solomon (3/21/1940 – 10/10/2010 – 70 year-old)

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