◆テリー・キャリア・ライヴ~時は静かにゆったり流れながらも、空気を支配…

【Chicago’s Own Terry Callier: Time Flows Slowly But Dominate The Air】
フォーク。
シカゴの吟遊詩人、テリー・キャリアの久しぶりのライヴ。観客はけっこう若い人たちが多い。やはりクラブ・シーンで人気ということもあるのだろう。僕自身が彼のライヴを見るのは5年ぶり。
カーティス・メイフィールドと仲がよかったとのことだが、確かに、カーティスや、あとビル・ウィザースなどのシンガー・ソングライターと同じ香りを感じる。カーティス、ビルより、一層フォーク・シンガー寄りな感触だ。ドラムス、ベース、キーボード3人、サックス、そしてテリー(ギターとヴォーカル)という編成。驚いたことに今回のバックバンド全員が白人だった。
ピアニストひとりをバックにした曲から始まり、空気を支配すると、ゆったりと最新作『ヒドゥン・コンバセーション』からの作品を中心に74分。ファースト・セットと半分くらいは違う曲をやっているようだ。9月15日のファースト・セットのセットリストが公開されていたが、それとのかぶりは半分程度。また、その場で曲チェンジも自由自在。セットリストも手書きで、びしっときっちり決めているわけではない。
まさに吟遊詩人らしく、途中、ラップのようなモノローグも入る。そして、サックス奏者の入り具合もいかにも1960年代のモッズ風、あるいはニューヨークのヴィレッジあたりにあるカフェ・ライヴハウス的な匂いだ。まったりした感じでゆっくり時間が流れるが、拍手はけっこう熱い。
ところで、前回ライヴ評でテリーの生年を1941年としているが、彼自身のマイスペースなどでは1945年生まれ、としている。1945年でも64歳。枯れたソングライターの魅力が暖かい声援を得ていた。
■過去記事
2004/04/20 (Tue)
Terry Callier: A Troubadour

http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040420.html

(2004年来日時のライヴ評)
■ 最新作『ヒドゥン・コンバセーション』

ヒドゥン・コンバセーションズ
テリー・キャリアー
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■ メンバー
テリー・キャリア Terry Callier(vo,g)
ゲイリー・プラムリー Gary Plumley(sax,fl)
クリス・キブル Chris Kibble(key)
マイキー・ベン Mikey Benn(key)
デイヴ・バーナード Dave Barnard(b)
ニック・フランス Nic France(ds)
ボスコー・ディ・オリヴィエーラ Bosco De Oliveira(per)
■ セットリスト テリー・キャリア @ 丸の内コットンクラブ 2009年9月16日
Setlist : Terry Callier @ Cotton Club, September 16, 2009
[+=denotes the song from new album "Hidden Conversations"]
show started 21:30
01. Spartacus
02. What About Me (What You Gonna Do About Me)
03. John Lee Hooker +
04. Live With Me +
05. Midnite Mile
06. Wings +
07. Rice & Beans +
08. Fool Me Fool You (Fool ‘Em I) +
09. Sunset Boulevard +
10. Nobody But Yourself To Blame
Enc. When My Lady Danced (For Me)
Enc. Ordinary Joe
show ended 22:54
(2009年 9月16日水曜、丸の内コットンクラブ=テリー・キャリア・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Callier, Terry
2009-108

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