⊿ドイツのDJユニット、ジャザノヴァ・ライヴ

【Jazanova Said “Support Music, Support Art”】
DJ。
日曜日、コットンでちょうど隣に座った縁で松尾さんがジャザノヴァのメンバーと知己を得て、火曜日、ビルボード・ライヴへライヴを。DJ系ユニットがリアルなバンドを結成して登場だ。「ジャザノヴァには2つの顔がある。それはDJサイドとスタジオ・サイドだ」とMC役で、リード・ヴォーカルでもあるポールはステージで言う。DJユニットとしてのジャザノヴァと、バンドとしてのジャザノヴァのことだ。ドイツ出身のDJが集めた今回のバンドは最大9人がオンステージという、本格派だ。ドラムス、キーボード、ギター、ベース、パーカッションにサックス、トロンボーン、そしてDJ、リード・ヴォーカルの編成。楽器を持ち変える人もいるので楽器編成はもう少しヴァリエーションが出る。
ちょうどインコグニート、ブランニュー・ヘヴィーズをもう一歩だけクラブ系、DJ系に寄せた感じのバンド・サウンドだ。いかにもヨーロッパの小粋なミュージシャンたちという装いで、白人のグルーヴを醸し出す。全体的に耳当たりがよく聴きやすい。なによりステージ上で一番動くのがDJのアクセルというところがおもしろい。
アシッド・ジャズと同じ系列になると思うが、クラブ系バンドの場合、観客層が若くておしゃれなのが特徴だ。男女比半々か若干女性の方が多いか。途中から、みんな立ちだし、最後は総立ちになった。
メンバーは1人以外全員ドイツから。リード・ヴォーカルのポールだけはアメリカ・デトロイト出身。なんと日本に来るのは7回目だそうで、昔、大阪のボトム・ラインで一月ほど1日3ステージくらいのいわゆる「ハコバンド」を経験している、という。
DJユニットで始まった彼らが本格的なバンド形態でやりだしたのは、今年(2009年)1月、ロンドンのクラブ・ギグから。以来、コンスタントにライヴ活動を続け、バンドとして初来日。(DJとしては何度かクラブに来日しているそう) 進化したDJユニットだ。
「入口でCDを売ってるからね。焼かないで(コピーしないで)買ってね。そうして音楽をサポートしてください。アートをサポートしてください」と訴えた。ポールは「4年半くらい前にベルリンでのパーティーで出会った。そのときは何も起こらなかったが、その後オーストラリアのパーティーでまた会った。で、その後、DJアクセルからジャザノヴァで歌わないかと誘われ、今、こうしてここにいる」とステージで言った。Support music, support art! ナイス・フレーズ!
吉岡正晴のソウル・サーチン
■ジャザノヴァ最新作

Of All the Things
Of All the Things

posted with amazlet at 09.08.26
Jazzanova
Verve (2008-10-21)
売り上げランキング: 4807

■メンバー
アクセル・ライネメア/Axel(Reinemer DJ/Percussions)
ステファン・ライゼリング/Stefan Leisering(Percussions)
ポール・ランドルフ/Paul Randolph(Vocals/Bass)
セバスティアン・シュトゥドニツキー/Sebastian Studnitzky(Keyboards)
アルネ・ヤンゼン/Arne Jansen(Guitar)
パウル・クレーバー /Paul Kleber(Bass)
トミー・バルドゥー/Tommy Baldu(Drums)
セバスティアン・ボルコフスキー/Sebastian Borkowski(Saxophone)
デビッド・ベン=ポラット/David Ben-Porat(Trombone/Vocals)
■セットリスト ジャザノヴァ @ ビルボード・ライヴ
Setlist @ Billboard Live, Tokyo August 28, 2009
show started 21:32
01. Theme From Belle Et Fou
02. Look What You’re Doin To Me
03. Lucky Girl
04. No Use
05. Boom Klicky
06. Siren’s Call
07. Little Bird
08. Fedime’s Flight
09. Let Me Show Ya
10. I Can See
Enc. Rockin’ You Eternally
show ended 22:52
(2009年8月25日火曜、ビルボード・ライヴ東京=ジャザノヴァ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Jazzanova

This entry was posted in ライヴ評・レポート. Bookmark the permalink.

Comments are closed.