◎コン・ファンク・シャンもマイケル・ジャクソンへ捧げる

◎コン・ファンク・シャンもマイケル・ジャクソンへ捧げる
【コン・ファンク・シャンのマイケル・トリビュート】
黙祷(もくとう)。
ライヴを見るたびに書いているが、この日もコン・ファンク・シャンがショーの途中でマイケル・ジャクソン・トリビュートを行った。それにしても、ここ一ヶ月のブラック・アーティストたちのマイケルへの思いの熱さを、行くライヴごとに強く感じる。過去30年、ライヴに通い続けているが、これほど、ひとりのアーティストの逝去にともなったトリビュートをあらゆるアーティストが自発的にやっていることを見たことがない。本当に、それほどマイケル・ジャクソンというのはミュージシャンたちの間でも偉大な存在だったということをこうしたライヴを見るごとに強く強く感じていく。
リーダー格フェルトン・パイレートに尋ねると、「今日でこれをやり始めて4回目だ。誰からと言うことではなく、(マイケルのために)僕たちは何かをやらなければならないと思っていた。(We gotta do something)」と答えた。「ドント・ストップ」で盛り上げ、「ビート・イット」のイントロでは4人が少し斜めに倒れる感じのパフォーマンス、さらに、「ウォーキン・デイ・アンド・ナイト」でファンクを炸裂。そして、それが終わった後で、「黙祷を」といってしばしマイケルへ黙祷。黙祷まではさすがに初めてだった。しかし、黙祷が終わった瞬間、次に「ビリー・ジーン」でもやるかと思った。
フェルトンに「マイケルに会ったことがある?」と訊くと、「一度だけあるよ。5秒だけしゃべった(笑) セイ・ハローをして、マイケルがnice to meet you(マイケル風の声で)って言って、すぐに行ってしまった」と言う。
さて、オークランド最高のファンク・パーティー・バンド、コン・ファンク・シャンの約1年4ヶ月ぶりの来日公演。ホーン・セクションがホーンを吹き鳴らしながら、客席を通ってステージに上がっていく。もうここからパーティーの始まりだ。ハイエナジーなドラムス、バリバリのベース、キーボードにギター、パーカッション、そして、トランペット、サックス、トロンボーン、という強力な布陣。しかも、この日は観客も満員。まもなく、客席の、なぜか左半分が総立ちになる。最後は、右半分も総立ちになるが、のりのりで熱い。
途中のファンク・メドレーなども、楽しい。1曲目から派手で粋な振り付けを施したパフォーマンス。よく歌い、よく踊り、よく演奏する徹底したエンタテインメントにする。リード・ヴォーカルでもあり、ギターも弾くマイケル・クーパーは、随分と流暢に日本語を操る。
それにしても、見せるライヴは楽しい。とにかくよく動く。
■ コットンのサイトでライヴの一部が見られます
http://www.cottonclubjapan.co.jp/player/090731/
■ 過去関連記事
March 25, 2008
Con Funk Shun Live At Cotton Club
http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_03_25.html
前回ライヴ評。
January 11, 2007
Con Funk Shun Live:Band Is So Tight
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_11.html
前々回ライヴ評。
January 14, 2007
Con Funk Shun: California 1 Is Number 1
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_14.html
「カリフォルニア1」は、国道1号線。
January 19, 2007
Con Funk Shun: Came To Japan 8 Times
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200701/2007_01_19.html
コン・ファンク・シャン来日履歴研究。
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■ メンバー
コン・ファンク・シャン
Michael Cooper(vo,g), Felton Pilate(vo,tb), Karl Fuller(tp,vo), Ronald Moton(sax,vo), Kurt Clayton(key,vo), Eric Young(b,vo), Brian Collier(ds), Dale Chung(per)
■ セットリスト コン・ファンク・シャン
Setlist: Con Funk Shun @ Cotton Club, July 31,2009
show started 21:35
01. Intro
02. Ffun (Intro)
03. Candy
04. Love Shine
05. Shake & Dance With Me
06. (Let Me Put) Love On Your Mind
07. Percussion solo – Drum solo – Got To Be Enough
08. Confunkshunize Ya
09. Baby I’m Hooked
10. Ms. Got-The-Body
11. Michael Jackson Medley: Don’t Stop Till You Get Enough – Beat It (Intro) – Working Day & Night
12. Chase Me
13. Con Funk Shun
14. California 1
15. Love’s Train
16. Too Tight –(Old school funk medley) Dazz – Papa Was A Rolling Stone – Give It To Me Baby – For The Love Of Money – And The Beat Goes On – Boogie Oogie Oogie – Sun Goddess – Bad Boy — Too Tight
17. Having A Party (Michael Cooper acapella)
18. Ffun (Full size)
Encore. To Prove My Love (Michael Cooper)
show ended 22:58
(2009年7月31日金曜、丸の内コットン・クラブ=コン・ファンク・シャン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Con Funk Shun

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