○「タッチ・オブ・エレガンス」~往年のソウル・ショーを現代に蘇らせる

○【「タッチ・オブ・エレガンス」~往年のソウル・ショーを現代に蘇らせる】
リアクション。
日本在住のソウル・シンガー、ゲイリー・アドキンスとデイヴィッド・キングの2人が仲間のAJとカルヴィンを誘って4人組ソウル・ヴォーカル・グループを結成。その名は「タッチ・オブ・エレガンス」、お披露目ライヴを行った。TBSラジオでの『カキーン』で一緒になったノーナ・リーヴス西寺郷太さんを誘いブルース・アレイに直行。ファーストの途中、「マイ・ガール」あたりで会場入り。なんと、驚いたことに、ステージに木下航志くんが。なんで? (笑) しかも、ものすごく受けていた。
まず何がすごいって、観客の反応だ。(笑) ブルース・アレイには、かなりのブラザー&シスターたちが集まって、まるで基地の中のライヴ・ハウスみたいな雰囲気だ。みんなうるさく騒ぐ。それも楽しんで。東京近辺在住のアフリカン・アメリカンのシンガー、ミュージシャンはほとんど来ていたんじゃないかというほどの集まりぶり。ま、大体「モースト・ノイジエスト・マン・イン・ザ・ハウス」(そのライヴハウスで一番うるさい男)の称号を持つ、我らがソウルメイト、M品より、もっとうるさい。
「タッチ・オブ・エレガンス」は、ファーストが白いスーツ、セカンドが黒のスーツをびしっと着こなし、しかも、振り付けも決めている。選曲は、1960年代から1970年代までのソウル・ヒットばかり。しかも、大体日本で大ヒットしたような「超ベタな」曲ばかり。これは受ける。ダンス・ヒットあり、スロー・バラードあり。観客を巻き込んだコール&レスポンスもたっぷり。まるでパーティーさながらだ。
ゲイリーも声は高いが、デイヴィッドの力強いファルセットには驚いた。特にアース・メドレーでの彼のファルセットは超強力。また、ブルー・マジックの「ホワッツ・カム・オーヴァー・ミー」でのムードたっぷりのファルセットも素晴らしかった。そして、たとえば「ワイルド・フラワー」などでのカルヴィンの声は、バリトン系。AJもリードをとり、結局4人ともしっかりリードを取る。アカペラで歌った「ソー・マッチ・イン・ラヴ」は、もうちょっとベースの声が欲しかったが、雰囲気はよかった。そこから流れて「スタンド・バイ・ミー」「キューピッド」「アンダー・ザ・ボード・ウォーク」そして、また「スタンド・バイ・ミー」に戻るあたりも、オールド・スクールのヴォーカル・グループを彷彿とさせて大受けしていた。
「今日は、われわれのミュージカル・ディレクター、フィリップ・ウーの誕生日だ!」と言って、みんなで「ハッピー・バースデイ」を歌った。そしてアンコールは、ゲイリーが歌ってキムタクのCMで大ヒットした「愛がすべて」。
バンドは歌伴に徹していたが、さらにタイトにすればもっともっとよくなるだろう。初めてのライヴとしては、かなりよかったのではないだろうか。次回10月くらいをメドに第二弾ができそうだ。このブルース・アレイでは「ブレンダ・ヴォーン・ソウル・ショー」が着実に人気を集めるようになっているので、この「タッチ・オブ・エレガンス」も回数を重ね、やり続ければきっと人気アクトになっていくと思う。

吉岡正晴のソウル・サーチン
■ メンバー
Gary Adkins and David King presents ~ A Touch of Elegance A Night of R&B Soul~
(Vo)Gary Adkins、David King、Calvin Youngblood、A.J. Johnson
(HAMMOND A-100)Philip Woo (Key)Anthony Johnson (Ds)Bert Adams
(B)Clifford Archer (G)Pat Pryor
■セットリスト ア・タッチ・オブ・エレガンス
Setlist : A Touch Of Elegance @ Blues Alley, June 29,2009
[denotes original artist]
01. Intro
02. Get Ready [Temptations]
03. I Can’t Get Next To You [Temptations]
04. Papa Was A Rolling Stone [Temptations]
05. Welcome The People (Ohio Players music)
06. I Can’t Help Myself [Four Tops]
07. My Girl (with Kishita Koushi) [Temptations]
08. Ballad Medley: Sideshow ~ You Make Me Feel Like Brand New ~ What’s Come Over Me [Blue Magic, Stylistics, Blue Magic]
09. Backstabbers [O’Jays]
10. Treat Her Like A Lady [Temptations]
show ended 20:38
second set
show started 21:16
01. Earth Wind & Fire Medley: In The Stone ~ September ~ Fantasy  ~ Let’s Groove ~ Boogie Wonderland
–.  Happy Birthday To Philip Woo
02. (Acapella) So Much In Love [Tymes]
03. Stand By Me ~ Cupid  ~ Under The Boardwalk ~ Stand By Me [Ben E King, Sam Cooke, Drifters]
04. (Trouble Man: Instrumental version) (Introducing members)
05. Ain’t No Stopping Us Now [McFadden & Whitehead]
06. Shout [Isley Brothers]
07. Wildflower [Skylark, New Birth]
08. Fantasy (Full Version) [EWF]
Encore. Can’t Give You Anything But My Love [Stylistics]
show ended 22:22
(2009年6月29日月曜、目黒ブルース・アレイ=タッチ・オブ・エレガンス・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Touch Of Elegance
2009-70

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