○マーヴィン・ゲイ自伝、第二校正もうすぐ終了

○【第二校正もうすぐ終了】
佳境。
いやいやいや、ほんとに佳境です。マーヴィン・ゲイ。昨日もジーノのライヴなんか行きたかったんだが、二回目の校正が終わらず。これがあと3分の1。それにしても英文のカタカナ表記は本当にむずかしくて、迷うなあ。どこかでぱっと割り切るしかない。
そして、ペーパーバック版の表4の推薦文を軽く訳し、あと超大作となった「訳者あとがき」をほぼ仕上げた。登場人物一覧と、ディスコグラフィーと、年表も送った。あとは第二校正から戻ってきたものから、索引を作る作業だ。

マーヴィンの作業をするときは、その作業で語られている作品を聴いていたが、今日はしばし、『ヴァルネラブル』をかけた。これは、もともとは1967年にトラックが録音され、ずっと放置され、1978年暮れから1979年初めにかけてヴォーカルが録音されたアルバムだ。マーヴィンがナット・キング・コールや、フランク・シナトラを目指してバラードを歌うというコンセプトのものだった。日本でも1997年にアルバムがリリースされている。(その後2009年5月に紙ジャケットでリリースされる)
彼のポピュラー・シンガーとしての魅力が垣間見られる作品で、僕なんかからすると、何かしながら流しておくにはちょうどいい作品なのだ。「いそしぎ」「ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー」など多くのスタンダードが、しっとりとした歌唱で歌われる。「ホワッツ・ゴーイング・オン」や「レッツ・ゲット・イット・オン」でマーヴィンを知る人にとっては驚嘆のアルバムである。
こういう作品を聴くと、マーヴィンのアーティストとしての幅の広さに驚かされる。しかし、別の言葉で言えば、マーヴィンの迷い、優柔不断ぶりを如実に表しているということにもなる。
1970年代に僕がこのアルバムを聴いたら、一度かけただけで、あとは埃をかぶっただろう。不思議なものだ。でも、今はBGMとして聴ける。聴く側も、音楽的趣向や許容範囲が広がるのかもしれない。(笑)実に気持ちよくかけて、楽しんでいる。マーヴィンのポピュラー・シンガーとしての魅力を味わいたい人にはぜひお勧め。
■ 『ヴァルネラブル』(紙ジャケット仕様が2009年5月20日に発売)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA11VA/soulsearchiho-22/ref=nosim/
ENT>ARTIST>Gaye, Marvin

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