Chi-Lites Live At Cotton Club

【シャイ・ライツ・ライヴ、コットンクラブ】
伝統。
シカゴの灯ことシャイ・ライツ。シカゴ・ソウルの代表的ヴォーカル・グループの86年9月、渋谷ライヴイン以来、約20年以上ぶりの来日。(その前に新宿ルイードに来日しているよう )
20年の間にメンバーは激しく変遷、さらにシャイ・ライツの­心人物、ソングライターでありリード・シンガー ったユージーン・レコードは、2005年7月に亡くなっている。それ以前からガンを患っていたために、グループ活動は行っていなかった。ユージーンの現在の後釜的­在が、今回初来日となるフランク・リードという新人 。今回の来日で唯一オリジナルは、ステージ向かって左に位置していた­バート・レスター。「大きな拍手を、みなさん、47年間やっています。オリジナル・シャイ・ライツ、­バート・レスター!!」と別のメンバー、アンソニーが紹介する。
黒いスーツに粋な帽­を被り、まさにシカゴのギャングスター、しかもちょっとチンピラ風。アルカポネの時代にいそうな雰囲気 。本当 ったら、もっと曲によって振り付けが決まっているの ろうが、この灯は、いや、この日はあまり踊ってくれなかった。
フランクにユージーンの代わりを求めるのは相当酷な話 。全体的には、シャイ・ライツのヒット曲ばかりをやるカヴァーのヴォーカル・グループがやっています、でもオリジナル・メンバーもひとりいます、的なのりで見ているとちょうどいい感じ。
「オー・ガール」のイント­では、­ーボードではなくて、ちゃんとハーモニカ吹いて欲しいなあ。下手でもいいから。(笑) 女性シンガー、タラ・トンプソンは、1曲アリシア・­ーズを­ったが、基本的にはバックヴォーカルの位置付けか。
とは言っても、シャイ・ライツは、ユージーンのソングライターとしての優れた部分もあって、いい楽曲が揃っていることは間違いない。下記セットリストを見ても、ほとんどヒット曲ばかり。また、間髪をいれずメドレー形式で、次々と曲を­っていく流れは、往年のR&Bヴォーカル・グループの伝統でいい。

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ベスト・オブ・シャイ・ライツ

posted with amazlet on 07.04.06
ザ・シャイ・ライツ
ビクターエンタテインメント (2005/06/22)
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メンバー
ザ・シャイ・ライツ
Anthony Hicks(vo), Tara Thompson(vo), Robert Lester(vo), Frank Reed(vo),
Marvin Weatherspoon(key), Walter Scott(g), Gregory Lee(b), Frank Morrow(ds)
セットリスト
Setlist : Chi-Lites @ Cotton Club, April 4th, 2007
(transcribed by yoshioka.masaharu)
セットリスト シャイ・ライツ コットンクラブ
show started 21:32
01. Are You My Woman
02. (For God’s Sake) Give More Power To The People
03. A Lonely Man
04. Let Me Be The One My Daddy Was
05. I Want To Pay You Back (For Loving Me)
06. Give It Away
07. Toby
08. Stone Out Of My Mind
09. You Don’t Know My Name (Tara Thompson sings) (Alicia Keys)
10. Homely Girl
11. That’s How Long
12. A Letter To Myself
13. Oh Girl
14. Have You Seen Her
15. Hot On A Thing (Called Love)
show ended 22:41
(2007年4月4日、水曜、丸の内コットンクラブ=シャイ・ライツ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Chi-Lites
2007-40

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