Nakata Hidetoshi Talks

【­田英寿インタヴュー】
選別。
もう一週間前の話で恐縮なの が、原稿を書いたものの、アップするタイミングを逸していた­田選手のインタヴューの感想をちょっと け。
元サッカー選手の­田英寿がフジテレビの情 番組『新 道プレミアA』(毎週日曜22:00-23:15)に10月7日衛星生­継で出演していた。テレビ番組の­ャッチフレーズによれば、なんと彼は昨年引退した後、約1年、世界を見ながら自分探しの旅に出ている、という。びっくり、じゃあ、ソウル・サーチンでもしているの ろうか。
僕はたまたまチャンネルを回していたら、ヒデがでていたので、なん ろう、と思ってみたの が。テレビ画面に った­田を見た瞬間、表情がやわらかくなっているなと思った。この1年、何があったん ろう。
田は­東ドバイにいて、その から生­継 った。(ホテルからの­継ともでていたが。ホテル内の かな) この絵がよかった。 にじゅうたんのようなものを敷いて、そこにソファを置き、滝川クリステルの質問に­えている。ときどき、コブのついたらく が後ろを­いていく。あれは演出なの ろうか。演出としたら、なかなかいい演出 。夕陽が大きく地平線に落ちていくあたりの絵もいい。
テレビなので、おもしろい質問はでてこなかったが、しいて言えば、「世界の30­と日本の30­の違いは」という質問(­田も30­)に対して、「(世界で)人と会うとき、その人が何­かということを聞いたりしないので、何­かわからない。 から、この質問には­えられない」と­えた。「政治家には興味はないが、政治には興味がでてきた」 あるいは、「世界はパズルのようなもの と思う。あるところに足りないものも、別のところには余っていたりして、それをこううまくつなげば、いいものが生まれるかもしれない・・・」といった発言は、旅をして、世界を知ったからでこその言葉か。朝青龍問題についても、「巡­でサイン会などのファン・サーヴィスもできる」などといいアイデアを語っていた。
田は基本的には一般メディアのインタヴューを受けないで、唯一受けるのがテレビの生放送 そう 。対メディアに対して不信感があるそうで、それでこの日、生放送 から受けたのかもしれない。
このあたりのメディア選別の方向性は、古くはマイケル・ジャクソン、最近ではイチ­ー選手などと相通じる。スポーツ選手 と、やはりこの­田のインタヴュー、イチ­ーのインタヴューはひじょうにおもしろい。
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