AI Tour Begins: The Best Is Yet To Come

(若干ネタバレになります。これからご覧になる方は、あなたのリスクにおいてお­みく さい)
【AI、ツアー開始】
成長。
AI(アイ)が、新作アルバ 『ホワッツ・ゴーイング・オン AI』をリリースし、全国ホールツアーを開始した。その初日が渋谷公会 。おっと、渋谷公会 、名前が変わっていた。なんと、「CCレモン・ホール」!! なん これ。(笑) ­面のところにCCレモンの大きな看板が。このところ、野球 やいろいろなホールにスポンサーがついて、こういうことになっているわけ 。ま、別にいいけど。(笑) 
さてAIのツアーはほとんどすべて見ているが、今回はオープニングがすごいという噂。ステージは一見三階建てになっている。通常のステージの高さをレヴェル1(1階)とすると、2階にミュージシャンが揃って演奏。­ーボード2、ドラ ス、ギター、ベース、コーラス3、DJ1、そして、ダンサーが6人。これにAIが わり、計16人がオンステージ。3階は、時によって、AIやダンサーたちが昇ってパフォーマンスを見せる。最新のLEDを使い、 像を し出しながらも、少し向こう側が透き通って見えて、 像演出もすばらしい。
AIは、その3階の上のほうから、下に降りてきた。いやあ、度肝を抜かれる。そういえば、マドンナも宙から大きなミラーボールが降りてきて、そこから姿を出したが、あれは、本人はミラーボールの下から入って出てきた。これは、上から直接生身のAIが降りてくるから、大変。
オープニングの「アイ・ウォナ・ノウ」から6曲目「ラヴ・イズ」までのダンサーを縦横無尽に配置して躍らせながら、息もつかせぬノンストップの24分余は、完璧 。まったく無駄なし。ここまで来たか、AIという感じ。オープニングの­C(おしゃべり)までの流れは、先日のゆるかったマライア・­ャリーより全然よかった。
そして­Cに入るが、もう観客が圧倒的に熱狂していて、トークも炸裂。彼女の気取りのない、ダウントゥアースな話し、かなりおもしろい­!! 笑い転げました。観客層も、以前は9-1で圧倒的に女性 ったが、今回は7-3あるいは、6-4くらいまで女性比率が減り、男性ファンが増えてきたような感触 。
アンコールでのチェンジを含めて5回の衣装チェンジで、いろいろなAIの姿も披露。バンドも、前回ツアーのメンバーで相当タイトでいい。ケイリブ・ジェー ス、日野賢二、ペニーK、­レンゾなどなどが作り出すリズ は、見事にソウル・ショウ、R&Bショウになっている。
­Cで笑わせ、アップテンポでダンサーとともに躍らせ、そして、バラードで泣かせと、ショウを縦横無尽にコント­ール。いやあ、ほんと、日々成長 。
トータル2時間20分 が、後半、若干間延びするところがあるので、このあたりをごっそり削ったりすれば完璧になるのではないか。­Cを2箇所くらい減らして、観客に­わせるところをもう少し­くしたり、ダンサーのソ­を­くすれば、密度がぐーんと濃くなる。
ヒットしたバラード「ビリーヴ」「ストーリー」などは、観客­をシーンとさせた。本編が終わり、アンコールが始まるまでの­い時間に、客­のどこからともなく、「マイ・フレンド」の大合唱が始まった。いい­え! AIが言うところの「あんたたち、サイコーよ」 。
ツアー・ファイナルは12月13日の­道館。それまでにもどんどんと進化していくこと ろう。どんな完成形を見せてくれるのか、今から待ちきれない。ま 最高のものは訪れていない。
 AIの最新作についての記事
http://www.aimusic.tv/pc/
http://www.universal-music.co.jp/ai/UPCI-1049.html

What’s goin’on A.I.
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AI
ユニバーサル・シグマ (2006/09/27)
売り上げラン­ング: 389
おすすめ度の平均: 5.0

5 いいじまAI
5 AI 最高!!!
4 何かが足りない

 SETLIST セットリスト
(セットリストに関しては、12月13日のツアー終了まで公表しないでく さい、とのアーティスト側の意向のため、12月14日以降に改めて掲載します)
(2006年11月13日月曜、渋谷シーシー・レモン・ホール[旧・渋谷公会 ]=AI(アイ)ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>AI
2006-209

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