Jody Watley Live At Cotton Club

【ジョディー・ワトリー・ライヴ】 
クール。
20th Century Masters - The Millennium Collection2年前に横浜モーション・ブルーに来てのライヴも記憶に新しい元シャラマー、ジョディー・ワトリー。DJがジョディーが登 する前にプレイし、観客を暖めている。おもむろに出てくるジョディーはさすがにかっこいい。元々ダンサーからスタートした けに、ちょっとした身体の動き、切れなどが­い。
ここ数年、いわゆるR&B系ダンスというより、ラウンジ系、クラブ系のサウンドに傾注している感もあるジョディー が、このライヴは昔ながらのジョディーと最近のジョディーの姿をバランスよく投影していた。また87年のファースト・アルバ からの「スティル・ア・スリル」など、オリジナルは随分とプリンス色が強いアレンジ ったが、ここではベースを全面に したシンプルなスペースのあるアレンジで聴き応えがあった。
ステージ上にある小さなテーブルにミネラル・ウォーターとワイングラス、花を飾り、おしゃれ感を演出。水を飲む時もグラスに入れ替えて飲む。そして、観客­にどんどん下りてきて、観客と一緒に踊る。エンタテイメント性充分 。
マドンナの「ボーダーライン」をカヴァーしていた。ふと考えた。マドンナは今度の来日は、東京ドー 。一方、同じダンス・アーティストとして出発したジョディーは小さなクラブでのライヴ。同じようなタイプの同じようなアーティストなのに、なぜここまで大きな差がつくのか。彼女たちのアーティストとしての力は、観客数では計れない。別にジョディーのほうがマドンナの100分の1しか­力がないなんて決していえない。何が違うの ろうか。レコード会社のプ­モーションのせいか。宣伝力か。
そんなことは関係なく、ジョディーは元祖クール・ビューティーという感じ 。彼女はステージでこんなことを言っていた。「私がニューアルバ を作る時は、いつでも最大の努力をする。なぜなら、音楽を愛しているから」 ステージでは新作『メイク・オーヴァー』(全米で8月発売予定)からの作品も披露していた。
 前回のライヴ評
2004/03/04 (Thu)
Jody Watley Live At Motion Blue: She Never Sung Any Shalamar Song
https://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040304.html
Setlist (imcomplete)
show started 19:00
01. Looking For A New Love (CD”Jody Watley”-1987)
02. Some Kind Of Lover (CD”Jody Watley”-1987)
03. Still A Thrill (CD”Jody Watley”-1987)
04. Friends (CD”Larger Than Life-1989)
05. Everything (CD”Larger Than Life-1989)
06. Borderline (From New Album “Make Over”)
07. Don’t You Want Me (CD”Jody Watley”-1987)
08. Most Of All (CD”Jody Watley”-1987)
09. I Don’t Wanna Waiting For Love (new?)
10. Saturday Night Experience (CD”Midnight Lounge”-2001)
11. Whenever (CD”Midnight Lounge”-2001)
12. I’m The One You Need (CD”Affair Of The Heart”-1991)
13. You Can Dance
14. Real Love (CD”Larger Than Life-1989)
Enc. I Want Your Love
show ended 20:23
(2006年 7月 3日月曜、丸の内コットンクラブ=ジョディー・ワトリー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Watley, Jody
2006-131

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