Another White Blues Man: Larry Carlton

洗練。

サファイア・ブルーホーンセクション4人のバックの影に隠れて、様子が窺い知れなかったドラムス。その名はモイーズ・ルーカスという。そして、白髪で独特の風貌のキーボードは、グレッグ・マティソン。この二人が前回来日と違うメンバーだ。ラリー・カールトンのサファイア・バンドの2003年6月末以来の来日。

モイーズのドラムスは、実にファンキーでかっこいい。これで白人かと思ったら、案の定黒人だった。(笑) そして、キーボードがずいぶんとファンキーなオルガンや、ギターリフのサウンドを聞かせるなあと思ったら、名前を紹介されてびっくり。グレッグ・マティソン。ロスアンジェルス近辺で売れっ子のキーボード奏者だ。

さらに前回よりファンキーになった印象を持った。ステージでくわえタバコでギターを弾き、曲間にカクテルを飲み、リラックスしてエンジョイしているラリー・カールトン。なによりも、ブラスセクションが4人いることでファンキーな色彩がよくでる。とはいっても、もちろん、ホワイトのファンクだ。めちゃくちゃ度ファンクではなく、アヴェレージ・ホワイト・バンド的な、きれいな洗練されたファンク。

リズム隊は、ドラムスもベースも完璧だ。こういうグルーヴに身を委ねれば、どんどん気持ちよくなる。やる曲を事前に決めていないのだろう。その場でミュージシャンたちと決めていたように見受けられた。

途中、一瞬だが、ラリーが「ヒット・ザ・ロード・ジャック」のフレーズを何小節か弾いた。そのまま、ミュージシャンが引き継いでくれればよかったのだが、残念ながら、尻切れトンボになった。ひじょうに残念。

「なにか、ブルースをやりたいムードだな」とラリーが言って始まったブルース風の一曲。さすがに、グループ名に「サファイア・ブルース・バンド」とつけるだけのことはある。

リアル・ミュージシャンたちのリアル・ミュージックの炸裂。そして、もうひとりの洗練されたブルースマン、ラリー・カールトン。

ブルーノートのウェッブ。
http://www.bluenote.co.jp/art/20050221.html

ラリー・カールトン・前回のライヴ評。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200307/diary20030711.html

ブルーノート前回来日時のプロフィール
http://www.bluenote.co.jp/art/20030630.html

(2005年2月23日水曜、ブルーノート東京セカンド=ラリー・カールトン・アンド・サファイア・ブルース・バンド2・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Carlton, Larry & The Sapphire Blues Band 2

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