Monthly Archives: October 2011

◆○ 川崎ハロウィーン・パーティーとオリジナル・セヴン

◆○ 川崎ハロウィーン・パーティーとオリジナル・セヴン 【Kawasaki Halloween】 ハロウィーン。 昨日(2011年10月30日)日曜日、川崎ラチッタデッラ周辺は、恒例のハロウィーン仮装で大賑わいだった。インターFMで毎週日曜日に放送されている『ソウル・ブレンズ』(日曜午後1時~3時、インターFM、関東地区76.1mhz)でも昨年に引き続き、ラチッタのブースから生放送となった。 ブース周辺は噴水広場というところで、番組のリスナーも集結。さらにその周りはものすごい数の仮装軍団が練り歩いていた。 そんな中で、写真を撮ったものをいくつかご紹介。 2時半からの「ソウル・サーチン」では、元タイム、現オリジナル・セヴンの新作『コンデンセート』をご紹介した。アルバム・タイトルの意味合いなどを解説した。当初アルバム・タイトルの単語として「コンデンセート」は「凝縮する」といった意味だが、どうやらニュアンスが違ったようだ。それが、アルバムの曲間に入るモリス・デイのダイアログによってはっきりした。 曲間のダイアログは、モーリスが記者に囲まれて質問をされているシーンだ。 女性記者が言う。「もうモーリスはクールじゃないと思うんですが」「なんでだ?」「だって、あなたステージで汗を掻いてらっしゃったでしょう」(おおっと歓声) モーリスが言い訳をする。「こう説明させてくれ。例えば、冷蔵庫の中に最高級のシャンペーンをいれておく。それを外に出すと、ジェロームなんだっけ、どうなるんだ?」 「コンデンセーション!」 「そうだ、コンデンセーション(復水=冷蔵庫にいれて冷やしていたボトルを外に出すと水蒸気になって水滴がつくような状況)だ。つまり、水滴がつくよな。だから、俺は汗は掻いてない。俺はコンデンセーション=復水=してるんだ。なにしろ、俺の芯は、シャンペーン同様クールに凍り付いてるからな。ははは」 ■ オリジナル・セヴン『コンデンセート』 Condensate posted with amazlet at 11.10.30 Original 7ven Saguaro Road Records (2011-10-18) 売り上げランキング: 345 Amazon.co.jp で詳細を見る 「ソウル・ブレンズ」も仮装仮装仮装。 「ソウル・ブレンズ」チーム。左から、マーヴィン(かぼちゃ)、吉岡(クラッシュ=タートル・トーク)、オッシー(ミッキー・マウス)、チーちゃん(魔女) ESSAY>Halloween RADIO>Soul Blends ARTIST>Original Seven

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☆ マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ、追加出演日本人アーティスト第一弾発表~ダンス・オ

☆ マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ、追加出演日本人アーティスト第一弾発表~ダンス・オーディション公開 【Michael Jackson Tribute Live】 第一弾。 2011年12月13日、14日、東京・代々木体育館で行われる「マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ」の出演アーティストの追加第一弾が発表された。トータス松本、クリスタル・ケイ、ジュジュ、ユーコ・スミダ・ジャクソン、仲宗根梨乃が今回発表された。チケットは、2011年10月29日(土)から一般発売が始まった。ユーコ・スミダ・ジャクソンさんは、マイケル・ツアーに参加したダンサー/コレオグラファー。仲宗根さんも、「少女時代」「SHINEE」などの振り付けで知られるダンサー/コレオグラファー。今回はケント・モリのアシスタント・コレオグラファーとなる。なお、さらに第二弾追加アーティストも近く発表される。 また、ダンサー・オーディションが11月2日に武道館で行われるが、この二次審査部分を一般公開することになった。オーディション応募は、10月30日(日曜)まで。 オーディション・観覧は11月2日、午後4時以降、武道館。入場料・無料。 オーディション応募は、こちら。 http://www.mjtribute.jp/ +++ 三部構成。 今回の「トリビュート・ライヴ」は、現在まで決まっているラフな形としては、三部構成になる、という。第一部がケント・モリ主導のダンス・シークエンス部分。ケント・モリがオーディションで選んだダンサーたちが、マイケル・ジャクソン楽曲で踊る。第二部は今回発表された日本人シンガーたちによるマイケル・ジャクソン楽曲のカヴァー。第三部がジャクソンズ、アイ、ジュディス・ヒルを交えたライヴ。アイはこのライヴのために11月末にロスに飛び、1-2週間リハーサルをする予定。一部と二部の演奏をソウル・サーチャーズでおなじみのケイリブ・ジェームスが音楽監督となり、日本在住のR&Bバンドで担当。ジャクソンズのバンドは、ジャクソンズが連れてくる。 +++ ■ロンドン記者会見模様・完全版 2011年10月8日にロンドンで行われた記者会見の模様。ユーストリーム生中継では途中、冒頭などが欠けた部分があったが、これは完全版。 http://www.ustream.tv/channel/michael-jackson-tribute-live +++ ■エムオンで特別番組 2011年11月3日(木) ケーブル有線テレビ、エムオン(M-ON)で、このイヴェントのスペシャル番組を放送。イヴェント・テーマ曲となるアイとジャクソンズのコラボ楽曲『レター・イン・ザ・スカイ(Letter In The Sky)』のレコーディング風景を始め、10月上旬にロンドンで行われたイヴェント記者発表の模様や、ジャクソンズの最新インタヴューなど、エムオンでしか見ることができない貴重な映像が満載の1時間。 http://www.m-on.jp/specialprogram/sp_detail26998.html 初回放送、2011年11月3日(木・祝日)15時~16時 再放送、2011年11月6日(日)22時~23時 2011年11月12日(土)19時~20時 2011年11月17日(木)20時~21時 +++ ■『イモータル』~シルク・ド・ソレイユのサントラ~2011年11月23日発売 イモータル デラックス・エディション(初回生産限定盤) posted with amazlet at 11.10.29 マイケル・ジャクソン … Continue reading

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◎2チェロズ・ショーケース・ライヴ~ユーチューブがすべてを変えた

◎2チェロズ・ショーケース・ライヴ~ユーチューブがすべてを変えた 【2 Cellos Showcase Live: Star From Youtube】 振り乱し。 今年の初め、ユーチューブで二人のチェリストがマイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」をやっているのを見て、ぶったまげた。そのとき、どうやってそのユーチューブにつながったのか、もう覚えてないのだが、強烈で3回くらい続けて見た記憶がある。ただ、その時点ではレコード会社もないみたいだし、これ1曲だけだったので、普通にインディ・アーティストとして出たのかなあ、くらいに思い、その後はすっかり存在を忘れていた。 そうしたら、なんと、いつのまにかソニーと契約、アルバムをレコーディング、それだけにとどまらず、今週プロモーションで来日、ショーケース・ライヴを見せるというではないか。 彼らの「スムース・クリミナル」を見て、このクラシックのチェロをこれほどまでにソウルというか、ロックにした彼らのアレンジのすごさに感銘を受け、8月に主催した「ソウル・サーチン~マイケル・ジャクソン」の回で、2人のチェロでこれを真似したものをやろうと思った。ケイリブに相談すると、「クラシックのチェロ奏者は(ギャラが)高いぞ。クラシックの奏者だと、あんな風にはできないのではないか」といわれ、泣く泣く断念し、次回に先送りにしたくらいなのだ。 ということで、これは、何がなんでも見ておこうと思い、会場に足を運んだ。実はこの日は湯川れい子さんと別件でお会いする予定になっていたのだが、このショーケースがあることを前日に知り、急遽、その別件前に湯川先生もお誘いしたところ、「あたし、大好きよ、それ。ぜひ見たいわ」ということで、湯川さんもごらんになることになった。立ち見でかなりごたごたするので、スタッフは湯川さん用に席を用意していたのだが、かなり早くいらして、ずっと立ったままごらんになった。こちらが恐縮してしまった。 会場は開演前には超満員、立錐の余地なし。立ち見のみだったので、本当にラッシュ時の満員電車さながらとなった。 二人のイケメンは、写真・ビデオ通りで、本当にステージでも髪を振り乱して、チェロを弾いていた。まさにクラシックの楽器が、ロックした瞬間であった。特にひずみ(ディストーション)をかけたりすると、ロックというか、ロック・ギターのような音になり、とてもクラシックのチェロとは思えないほどの迫力になった。曲が終わった瞬間立ち上がるのも、見た目のエンタテインメント性がある。 だいたいステファンがリズム・ギターっぽく演奏し、ルカがメロディーを弾くことが多いようだが、曲によって変わる。チェロがこんなにロックっぽくなるとは思わなかった。たった2台のチェロでここまでできるというのが、アイデアなんだなあと思った。楽器の無限の可能性を感じた。 演奏は4曲で、合間に司会者(チグサさん)のインタヴューがあった。 ジャケット写真向かって左側がルカ・スーリッチ、1987年8月25日クロアチア生まれ。右側がステファン・ハウザー、1986年6月15日クロアチア生まれ。それぞれ24歳、25歳。10年ほど前から知っていたが、しばらく交流はなかったが、昨年(2010年)暮れに再会し、二人で何か世界を変えるようなことをやろうといろいろ考えた。ステファンが大のマイケル・ジャクソン好きで、「マイケルの曲ならなんでも知ってる。その中で、一番激しいチェロと相性がいいのがこの曲なので、『スムース・クリミナル』をやった」という。これを録音し、故郷クロアチアで知り合ったビデオ・ディレクターとステファンの地元で撮影、編集。動画投稿サイト、ユーチューブに2011年1月20日にアップした。 するとたった3日で3万以上のヒット、その後現在までに500万回以上再生され大ヒットとなった。これを見たレコード会社やマネージメント会社から問い合わせ、オファーが殺到。結局、ソニーと2011年4月12日に契約、アルバムをレコーディング、7月19日全欧でリリースした。 ユーチューブを見たエルトン・ジョンは直接電話をかけてきて、二人はエルトンのツアーに参加。オープニングや一緒にプレイすることになった。1年前にはまったく無名の二人が、いきなり有名になった。すべては、この「スムース・クリミナル」から始まったオーヴァーナイト・センセーションだ。 http://youtu.be/jjOQac1vOEc ライヴ後、ちょっとだけ会うことができた。二人は好青年で、ルカはこれまでに2回ほどクラシックの演奏で日本に来たことがあったという。ステファンは初来日だが、かつて日本人のガールフレンドとつきあっていた、とか。 なんでまたクラシックの楽器でこんなロックやソウルの曲を、と尋ねると、「クラシックだと若い人が聴いてくれないから。若い人にアピールしたかったんだ。クラシックが退屈なのは、演奏家にも問題があると思う」と答えてくれた。湯川さんが、「クラシックのプッチーニの『Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)』なんかはやらないの?」と聞くと、「クラシックもやります。僕たちはオーケストラともやるんです。自分たちはいろいろなタイプの音楽、ロック、ジャズ、クラシック、あらゆるものが好きなので、あらゆるものをやりたい」と話した。 彼らもまた、ユーチューブからのスター誕生を地でいった。彼らはクロアチア。昨年のセンセーション、フィリピンのシャリースもそうだ。スターはどこから生まれるかわからない。もはや、国・人種は問わない。来年1月に初コンサート来日が決まっており、またまた話題になりそうだ。 ■ 告知 2011年10月31日月曜日・午後12時30分頃より、有楽町・国際フォーラムのフリーエリアで、フリーライヴ。 10月31日(月)TBS系「はなまるマーケット」生出演。8時半すぎ。 10月31日(月)TBS系「カミスン!」生出演。(番組は23時50分から) ■ 来日公演詳細・10月31日に発表。 来年(2012年)1月に東京・大阪・名古屋でコンサート来日。詳細が10月31日に発表される。1月13日(金)大阪・サンケイホール・ブリーゼ、15日(日)名古屋ダイアモンド・ホール、16日(月)、17日(火)赤坂ブリッツ。 ■2チェロズ(DVD付き) 2CELLOS(初回生産限定盤)(DVD付) posted with amazlet at 11.10.28 … Continue reading

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☆△ 物故者(デッド・セレブ)長者番付2011~マイケル・ジャクソン2年連続1位

☆△ 物故者(デッド・セレブ)長者番付2011~マイケル・ジャクソン2年連続1位 【Top Earning Dead Celeb: 2011: Michael Number One Again】 恒例。 アメリカ・フォーブス誌が毎年恒例の物故者セレブリティー長者番付を2011年10月25日発表した。これは、2010年10月から2011年9月までに、物故者で大きな収入があった人をランク付けするもの。今年は2年連続でマイケル・ジャクソンが1位になった。マイケルは、2009年6月25日に死去したが、同年9月までのわずか3ヶ月の集計でも、10月末に発表されたこのランクで9000万ドル(当時のレート1ドル100円で)90億円を稼ぎ、3位に登場。昨年、今年と2年連続で1位になった。 このランキングは2001年から発表されており、2001年から2008年までは1年を除いて(2006年のカート・コベインが1位)、ずっとエルヴィス・プレスリーが1位だった。その後、2009年がイヴ・サン・ローラン、2010年、2011年がマイケルになっている。 マイケルの収入は、アルバム、映画、さらに自身の作品、ビートルズの版権を持つ著作権管理会社ATVミュージックからの収益など。また来年は、今年10月から始まったシルク・ド・ソレイユからの収益が大幅に加算され、再び1位になるだろう。 シルク・ド・ソレイユは、エルヴィス作品を使用した『ヴィヴァ・アメリカ』、ビートルズ作品を使用した『ラヴ』などの収益を、それそれエルヴィス、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソンらに与えており、それもこのランクに反映している。シルクで使用されると、このデッド・セレブ・ランキングで上位に来るパターンが定番化しそうだ。 今回初登場したエリザベス・テイラーは、彼女の香水が大ヒットしており、その収益が大きいという。また、テイラーの資産から膨大な量の宝石などが12月からクリスティーズでオークションにかけられ、その収益は来年のデッド・セレブ・ランクに反映する。宝石だけで3000万ドル(1ドル80円として24億円)は下らないだろうと見る向きもある。 今年復活したマリリン・モンローは、その権利をオーセンティック・ブランド・マネージメントという会社が買い取り、そのイメージやネームブランドをライセンスし始めた成果だという。現在「マリリン・モンロー・カフェ」の企画が進んでおり、この名前のカフェが世界各地に出現するかもしれない。また、マリリンの映像を使っての「映画出演」まで企画されている。 あまり日本ではなじみのないベティー・ページは、モデル出身の女優だが、その名前を冠したブティックが出現し、これもイメージ戦略とともに、セールスを上げている。 今年のランキングは次の通り。名前、収入(税金、マネージメント・フィーなどが引かれる前の金額)、死亡年月日、死亡年齢。1ドル=80円換算 No. 1 Michael Jackson $170 million 136億円 (June 25, 2009, 50) ミュージシャン No. 2 Elvis Presley $55 million 44億円 (Aug. 16, 1977, 42)  ミュージシャン No. 3 … Continue reading

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◎トクズ・ラウンジにオマー・エドワーズ、カズ・スタジオでワークショップ

◎トクズ・ラウンジにオマー・エドワーズ、カズ・スタジオでワークショップ 【Omar Jumped In To Toku’s Lounge】 飛び入り。 ちょうど日曜日に青山でショーケース・パフォーマンスを見せたオマー。たまたま今月のトクズ・ラウンジが月曜にあるというのを当日知って、夜中に連れて行った。トクは、オマーが日野皓正とランドマークで共演したのを見ていた。会場に、タップボードはなく、ただちょっとしたボードだけあったのだが、それでオマーはタップを踏んだ。 「僕は、楽曲の中で決まったソロをパフォーマンスするのはそれほど好きではない。僕は曲中、ずっと踊っていたいんだ」とオマーは言う。そして、その通り、彼は途中からそのボードの上に飛び乗った瞬間からひたすら、ずっと踊り続けた。 みるみるうちに彼の背中が汗に染まっていく。ときおり、ジャンプを交え、華麗な両足捌きをみせる。 「ジャズであろうが、ソウルであろうが、僕は何でもタップを踊れる」とオマーは豪語。それは確かに証明されていた。 マル(ファイアーリリー)が歌った「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」の途中で、タップ・シューズを履いてセッティングしていたオマーは、ボードの上に飛び乗った。あのゆったりとした曲で、オマーは自由自在にタップを見せた。ほとんど休みなく、タップをしたり、ダンスをしたり、本当に休むことがない。このエネルギーの源は何なのだろう。 これが月曜深夜。翌火曜日夕方は、タップ・ダンサー、熊谷和徳(くまがい・かずのり)さんのスタジオで、ワークショップ。普段は5-6人の生徒に先生が教えるところ、15人以上入ってオマー・エドワーズのタップのレッスンを受けている。全員がタップをする音の大きさといったらない。 途中から、CDである曲のイントロ部分を繰り返しかけて、それにあわせてタップをし、そのタップを生徒たちに教えた。その曲は、ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ・フィーチャリング・シャロン・ペイジの「ホープ・ザット・ウィ・キャン・ビー・トゥゲザー・スーン」。Harold Melvin & The Bluenotes featuring Sharon Paige’s “Hope That We Can Be Together Soon”. オマーは言った。「みんな、昨日、僕は寝る前にこの曲を何百回と聴いた。それほど、この曲が好きなんだ」  セッションが終わって汗だくのオマーが出てきて声をかけてきた。「あの曲は誰の何という曲なんだ?」 おっと、知らなかったのか。「ハロルド・メルヴィン&ブルーノーツ、テディー・ペンダグラス、フィーチャリング・シャロン・ペイジの1975年のヒットだよ」 「おお、だから、この曲が好きでたまらないんだ。僕が生まれた年だからね。テディー・Pだとは思ったんだが。誰か友達がいろいろいれてくれたCDに入ってる曲なんだ。だから、アーティスト名とか曲名がわからないことが多いんだよ。そういうCDも持ってるし、君がくれたボビー・ウーマックやアル・グリーンのCDもいつも持ってるよ」 ああ、そうだった。何年か前にオマーが僕の車に乗ったときかかっていたボビー・ウーマックをえらく気に入って、すぐにあげたことがあった。 結局、当初は1時間半のセッションとのことだったが、2時間近くになっていた。大サーヴィスだ。このワークショップを受けに来ていた一人は、映画『座頭市』を見て、タップに興味を持ち、ここ1年ほどカズ・スタジオに通っているという。 ちなみに、オマーが来て、とツイートしたら、イギリスのソウル・シンガー、オマーと間違えられることが多かった。ニューヨークのタップ・ダンサー、オマー・エドワーズです。 このオマー・エドワーズは、2011年12月22日、23日、ニューヨークのリヴァーサイド教会内・リヴァーサイド・シアターで、「パッション・オブ・ダンス」と題されたパフォーマンスを行う予定だという。これは5人のヒップ・ホップ・ダンサーと4人のミュージシャンと4人のタップ・ダンサーがステージに登場するというもので、彼はこれを「コニュージカルConusical」と呼んでいる。これは、コンサート(Concert)とミュージカル(Musical)をあわせた新語。コンサートとミュージカルの要素をあわせたものになっている、という。すでに何度か公演をしているようだ。 ■ アルバム『ウェイク・アップ・エヴリバディー』「Hope That We Can … Continue reading

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◇ 最近のアマゾン・ポチから

◇ 最近のアマゾン・ポチから 【CDs & Books Bought From Amazon】 アマポチ。 このところ、めっきりCDショップや書店に行くことが少なくなった。確かに、「それじゃだめだよ」と友人から言われるのだが、夜中にネットで見ていたり、どこかで噂を聞いたりして調べて欲しくなると、もっぱらアマゾンのお世話になる。そこで新コーナー。「サンソン~棚からひとつかみ」の「棚ツカ」ではなく、最近の「アマゾンのポチ」、略してアマポチ。最近アマポチしたものをさらっとご紹介。 まずはタイム21年ぶりの新作。 Condensate [Import, From US] Original 7ven (アーティスト) | Condensate posted with amazlet at 11.10.18 Original 7ven Saguaro Road Records (2011-10-18) 売り上げランキング: 660 Amazon.co.jp で詳細を見る いま、車の中、超ヘヴィーローテーションです。マーチンに輸入盤出たみたいです、とメールで教えたら、マーチンのほうが僕より1日早く入手した。どうやら、メール受信後速攻でタワーかHMVに直接買いに行ったらしい。僕は、アマポチしたので、1日遅れた! どれもノリノリで最高。次週、「ソウル・サーチン」でご紹介します。日本盤は予定がないみたいなので、自分でライナーでも書こうかな。前作『パンデモニウム』はライナー書いた。 (『パンデモニウム』これは輸入盤) Pandemonian posted with … Continue reading

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◎オマー・エドワーズ~プライヴェート・パーティー

◎オマー・エドワーズ~プライヴェート・パーティー 【Omar Edwardz Free Jam Session @ Private Party】 パーティー。 タップ・ダンサー、オマー・エドワーズがプライヴェートで来日。タップ仲間とプライヴェート・パーティーを行った。 チャージもフリー、入場自由の会場で、女性3人のバンドの演奏にあわせて、オマーがタップを踏む。 オマーは言った。「タップの歴史はたかだか200年。ストーリー・テリングは1万年の歴史がある。僕はただ音楽にあわせてタップをするのではなく、そこでストーリーを語りたいんだ」。 「自分のタップはソウル・ゴスペル音楽と同じ」 ジャズでも踊れるがそれだけではない。では、オマーのタップは「よりストリートなのか」と尋ねると、「いや、ブッシュ(草むら)だ」と答える。ストリートよりさらに原始、もっとルーツの草むらということだ。 オマーは「ジニー」「ラヴ&ハピネス」(アル・グリーン)、ボブ・マーレー、フェラ・クティー曲、テンプスの「マイ・ガール」などにあわせてタップを披露。 この日は気温はそれほど高くなかったが、湿度が高く、オマーも汗びっしょり。仲間の日本人タップ・ダンサーたち(村田正樹さんら)と一緒にタップを踏んだ。 村田さんは、中目黒のタップ教室でタップを教えているそうで、仲間の安達さん、小林さんら数人とタッパーズ・ライオットというユニットを組んでいる、という。 それにしても、オマーのタップの切れは相変わらずだった。 ENT>LIVE>Edwards, Omar

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○ ソウル・サーチャーズ関連今後のライヴ

○ ソウル・サーチャーズ関連今後のライヴ 【Philip Woo, Kaleb James, Glynis Martin: They’ll Do Their Own Gig】 続々。 いつも「ソウル・サーチン」のイヴェントに協力してくれるソウル・サーチャーズの面々それぞれのライヴがいくつか行われるので、まとめてご紹介する。「ソウル・サーチン」で気に入ったアーティストがいたら、ぜひ彼らのライヴにも足を運んでいただけると嬉しい。 まず、フィリップ・ウー。現在、久保田利伸の全国ツアー中だが、その合間を縫って、ニューヨークからやってきているメンバーたちとソウルフルなライヴを繰り広げる。そのタイトルは、フィリップ・ウー&ニューヨーク・オールスターズ。2回ライヴがあり、最初は2011年10月26日(水)、四谷のメビウス。次が11月24日(木)。メビウスはキャパ(収容人数)が30席、立ち見入れて50程度なので、予約が必須。ブルース・アレイは110席はあるが、予約をお勧めする。 ■ フィリップ・ウー・ウィズ・ニューヨーク・オールスターズ Philip Woo with The N.Y. All Stars 2011 2011年10月26日(水) 午後8時~ 四谷Mobius 2011年11月24日(木) 午後7時半~ 目黒Blues Alley Japan メンバー= Philip Woo (Pf/HAMMOND B-3/Fender Rhodes/Synth) Ralph Rolle (Ds/Vo) Ty Stevens、Felicia … Continue reading

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◆第7回白川会・雨の下北沢

◆第7回白川会・雨の下北沢 【#7th Shirakawa-Kai】 談義。 ソウル好き住職白川さん主催の通称・白川会が2011年10月21日(金)下北沢・しずおか屋で行われた。前回が6月なので、約4ヶ月ぶり。 ちょっと遅れていったら、もう大半のメンバーは着席し、おでんなどを食べていた。 ちょうど佐藤善雄さんの前があいていたので、そこに座ると、佐藤さんも前日のデイヴィッド・フォスターのコンサートを国際フォーラムで見ていて、その話になった。「いや、すごかったけど、音、めちゃくちゃよくなかったですか?」と興奮気味。そうそう、ライヴの話はブログに書いたが、そこに音の良さについては書いてなかった。 「いやあ、確かに音、すごくよかったですよね。やっぱりシークエンス(打ち込み)が多いからかもしれませんね」と僕。「打ち込みが多いからかもしれないけど、(ヴォーカルやメンバーの)出音(でおと=外に出ている音)もすごくクリアでよかった。あれは、ミキサーがいいからなんですかね」と善雄さん。 さらに「それからシンガーたちがみんなマイクをこれくらい(といって、マイクと口の距離を手振りで示す)離してても、声がちゃんと通るでしょう。フィリップ・ベイリーはちょっと辛そうだったけど、他の人はみんなすごく声、よく出てた」とも。 「そうなんですよねえ。シンガーたち、みんな声、よく出てる」と、前日のデイヴィッド・フォスター談義でしばし盛り上がる。 この日はもっぱら、フェースブックなどの話題、小西さんが翌日からニューヨーク行くという話しなど。小野さんが、カレスの7インチを2万円超出して買って、それで7インチ買うのはやめたという話なども。 +++++ 第6回。 ところで、前回(2011年6月)の白川会レポートを下書きしていたのだが、アップできずにいたので、ここでそのまとまりのないレポートをちょっとだけ。 この日は鈴木啓志巨匠も登場で、鈴木さんとの会話がおもしろすぎた。 何年もこういう仕事をしていると鈴木さんも、僕も、書籍、紙資料、レコード、CDの類がハンパなく増える。なんと鈴木さんも最近積極的に捨てているそうだ。しかも、捨て方が律儀だ。 ①CDはプラスチックケースと②CDと③ライナー部分を3つに分けてそれぞれに捨てる。新聞、紙資料は普通に捨てるが、雑誌はホッチキスの針をはずして、紙は紙、ホッチキスはホッチキスと分ける。 そんなこと、やってるんですか。鈴木さん。えらい、すごい、尊敬する。 鈴木節、もう絶好調。ほんと、あの独壇場、ユーストリームでもしたいと思いました。(笑) 「雑誌とか紙は、燃やすよりも、再生してほしいんだよね。いろいろ捨てたいんだけど」(鈴木談) 絶好調ぶりは続く。「タワーとかに置いてあるフリーペーパーの類。それから、捨てたいのはアドリブ。自分が書いたところだけ切り抜いてとっておこうと思うんだけど、切り抜くのだけでもめんどうくさい。アドリブなんてもう10円でも売れないよ。今、古本屋っていうのは、昔の文化を受け継ぐべきものだと思ってたけど、本を回収してあげるから、お金は払えませんよみたいな『回収業者』に成り下がっちゃったんだよね~。ブックオフもだめだよ。だから、たくさん重い思いして持ってっても、交通費にもならないよ。もったいないよな」 本とか雑誌って、巨匠がおっしゃるとおり、「文化を受け継ぐもの」。その通りですね。 ちなみにこの日は映画『あぜ道のダンディ』が公開された光石研さんも出席。映画を見て買っておいたパンフレットを持参し、サインをしていただいた。そうだった、このときはこの映画の話などもした。 ■過去の白川会 第0回 2008年10月09日(木)、白川・佐藤・松尾・吉岡4人 @モリゲン 第1回以降は、すべて下北沢しずおか屋。 第1回 2008年12月2日(火) 第2回 2009年5月22日(金) 第3回 2009年12月17日(木) 第4回 2010年09月10日(金) 第5回 2010年12月07日(火)(スペシャル・ゲスト・光石研さん、女優峯村リエさん、俳優DJ村上淳さんら) 第6回 2011年06月24日(金)(白川、光石、吉岡、古明地、山田英未、小野(一ノ瀬)信子、チャップ夫妻、鈴木啓志、マイク関根、小林、ロージー、小西、北畠、カズコ15名) スペシャル 2011年9月30日(金)「浅草・ウナギの会・色川」(白川・佐藤・関根・小林・吉岡) 第7回 2011年10月21日(金) (白川、佐藤、進藤、吉岡、古明地、小野、山田、堀内かおる、北畠、小西、ロージー、小林、チャップ13名)  (もし名前落ちてる人がいたらすいません。お知らせください。修正します) ■ 過去の白川会および「しずおか屋」関連記事↓ 2010年12月09日(木) 白川会第5回~ヴォーカル・グループ好きの光石研さん登場 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10731151666.html … Continue reading

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◎デイヴィッド・フォスター&フレンズ(Day Two):シンガーの良さを弾き出すその才能

◎デイヴィッド・フォスター&フレンズ(Day Two):シンガーの良さを弾き出すその才能 【David Foster : Master Of Picking Up Greatest Parts Of Singers】 引き出し。 デイヴィッド・フォスター2日目は、オーディションを通過した日本人シンガー2名がステージに登場。堂々とした歌唱を聞かせた。それも一人は19歳、もう一人は11歳。ジャッキーも11歳だから、この日は「11歳祭り」だ。(笑) どちらもしっかりした歌を聴かせていて、日本にもちゃんとしたシンガーが育ち始めていることに驚いた。デイヴィッドはこれから周るアジア各国で一人か二人ずつ選んで、その最終コンテストをラスヴェガスで行うという。日本代表の彼女たちも行けるといいと思う。改めて、ちゃんと探せば、そうした才能はいるんだなあ、と強く思った。 オーディションを通過した2人は、どちらもデイヴィッドの英語がわからなかったようで、そのやりとりが逆にコメディーみたいで面白かった。 この日は、オーディション通過の二人の歌もあり、さらに観客席から歌いたい人を選んで歌わせることを、前日に続いてやっていたので、ショー自体の時間が長くなった。だが、ヴァラエティーに富んでいて、楽しかった。 客席から登場したオオタ・ヒロコさんをステージに上げ、「アイ・ビリーヴ・アイ・キャン・フライ」(曲は彼女が最初にアカペラで歌った)を一度歌わせたあと、マイクをオフにし彼女だけに、エンディングはこう歌うとみんなの拍手を得られる、というアドヴァイスをしたのだが、それが見事だった。そのアドヴァイスを聞いてもう一度やり直すと、会場から万雷の拍手が。デイヴィッド本人も自分でも言っているがプロデューサーの仕事をした瞬間だった。できれば、あのオフにしたところも、会場のみんなに聞かせてあげても、よかったかもしれない。歌手志望の人には何よりも参考になっただろう。デイヴィッド・フォスターというプロデューサーは、本当に本格的なシンガーの良さを引き出すのがずば抜けてうまいと思う。 さて、ジャッキーは、登場するタイミングを間違えたようで、両手を広げて、「あら、タイヘンっ」といったしぐさをして、一度舞台袖に引っ込んだ。それが、まあ、11歳らしくかわいらしかった。彼女はアンコールにも登場しないのだが、出番が終わると、帰って就寝するらしい。 彼女のCD『ドリーム・ウィズ・ミー』が届いてさっそく聴いているが、全編デイヴィッド・フォスター・プロデュース作品で、ここにバーブラ・ストライサンドの「サムホエア」が入っていたので驚いた。しかも、デュエットだ。デイヴィッドも、ジャッキーの中にきっとバーブラの面影を見たのだろう。ジャッキーはこれから10年、いや20年、30年と付き合っていけるシンガーになるだろう。10年経ってもまだ21歳だ。初日に最初のジャッキーの声を聴いたとき、これはネクスト・バーブラだと僕も感じたのだ。 僕はふだんレコードやCDを聴くとき、別に年齢などは気にしないのだが、さすがに11歳と言われると、ちょっと意識してしまう。 デイヴィッドはアンコール1曲目が終わった後、再度、万雷の拍手に応えて登場。ピアノに向かって、「~な曲を歌おうか、やろうかと思ったが、僕が歌うとだめなので~~」といって、次々と作品メドレーを繰り広げ、これはこれで楽しかった。そして、「ピアノ作品をやります」と言って演奏曲を弾いた。 それにしても、次々登場するこの「歌い上げ系」は圧巻だが、確かに歌を徹底的に聞かせるだけに、かなり満腹になる。そんな中で、デイヴィッドとはあまり関係ないアシャンティが、清涼剤的存在になったのでは?  歌い上げ系の歌を志す人は、一度このデイヴィッド・フォスターのコンサートは見ると、いろいろと勉強になると思う。来年もぜひ来てください。 (ジョン・ロビンソンと話をしたので、そのあたりも含めて、この項、続く予定です) ■ 過去関連記事・ライヴ評 2011年10月21日(金) デイヴィッド・フォスター・ライヴ~素晴らしいシンガーを紹介する良質の音楽番組 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111021.html 2010年10月21日(木) デイヴィッド・フォスター&フレンズ~シャリースがすべてを持っていった夜 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10682471281.html#main 2010年10月22日(金) デイヴィッド・フォスター・ライヴ~時代の変遷によって入れ替わるスター http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10683847162.html#main 2010年10月24日(日) シャリースの未来~若年層向けヒットと「ビッグ・ソング」での大ヒット http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10685418833.html#main ■各アーティストのCD … Continue reading

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◎ デイヴィッド・フォスター・ライヴ~素晴らしいシンガーを紹介する良質の音楽番組

◎ デイヴィッド・フォスター・ライヴ~素晴らしいシンガーを紹介する良質の音楽番組 【David Foster Day One: Great Music Program Featuring All The Big Singers】 毎年。 スーパー・プロデューサー、デイヴィッド・フォスターの約1年ぶりのコンサート。デイヴィッド・フォスター&フレンズ名義で、デイヴィッドが数人のフレンズをゲストに迎えて、デイヴィッド関連の曲を歌う。 「日本のみなさんは、レコードを聞くだけでなく、そこに書かれているプロデューサーはだれだれ、ソングライターはだれそれ、ミュージシャンはだれだれといった情報を読む。そうして音楽に親しむ。そのおかげで僕がこうやってコンサートを開けるんだ。そんな日本のオーディエンスに感謝したい」とデイヴィッドは、ライヴの最後に語った。そう、まさにデイヴィッドはヒット曲を裏で支える文字通り裏方さんなのだが、そのヒットの多さからスーパー・プロデューサーとして認知され、彼名義のライヴができるわけだ。 昨年に続いてのものだったが、同じアーティストは19歳のシャリースのみ。その他は、すべて入れ替わり、楽曲もかなり昨年とは違っている。この密度の濃さからいったら、お客さんが入れば、1週間でもやれるのではないか。 ほぼ満員の観客。年齢層も十代、二十代から50代、60代まで、男女とも実に幅広い。ドラムス、ギター、ベース、キーボード2台、そして、デイヴィッドのピアノというバンド編成。多くの曲がシークエンスで音源の一部が出ているが、ミュージシャンは実際にプレイし、シンガーはもちろんすべて生で歌う。 次から次へとヒット曲が歌われ、曲と曲の間のトークがまたおもしろい。デイヴィッドは、本当に名司会者で、シンガーとの軽いやりとりも実にうまい。まるで良質の音楽番組を、生で見せてもらっているようだ。 それにしても、デイヴィッドがてがけるシンガーの素晴らしいことったらない。いわゆる英語でいうところの「ビッグ・シンガー」、しっかりと歌を歌う実力派のシンガーばかりをてがける。とにかくみな声が良く、歌がうまく、しかも力強い。上手な歌が好きな音楽ファンは次々とノックアウトさせられる。 まず登場したのが今年11歳という2000年生まれのジャッキー・エヴァンコ。日本でいえば小学校5年生ということか。ちっちゃな子供が出てきたと思ったら、ものすごい歌唱を聴かされ、本当に度肝を抜かれた。堂々とした歌唱、ニュアンス。目をつぶって聴いたら、とても11歳なんて想像だにできない。20歳、30歳いや、もっと熟練のヴェテランのように聴こえる。このあまりの成熟振りに、彼女は将来「第二のバーブラ・ストライサンド」になるのではないかと思った。バーブラも子供の頃からすごいものがあったようだが、このジャッキーにもそうした匂いが感じられる。まさに、今年のセンセーションだ。しかし、歌が終わり、デイヴィッドとの会話になると、やはり11歳の子供らしいやりとりになってじつに子供らしい可愛さがでていた。しかしこの11歳の子供と熟練の歌唱のギャップには驚く。早くフル・ショーが見てみたい。 それにしても、去年のシャリースといい、今年のエヴァンコといい、十代でこれだけの力を見せるシンガーたちの層って本当にすごい。そして、デイヴィッドの慧眼もすばらしい。世界にはいくらでも才能が眠っているんだなあと強く痛感させられる。 そして、それに続いて「昨年のセンセーション」、シャリースの登場。ジャッキーを見た後だと、まるで、シャリースがヴェテラン・シンガーのようにさえ思えた。もちろん、彼女の力強い歌唱は昨年以上のものとなり、ますます強力になっている。今回でプロモーションなどを含めて8回目の来日だそうで、来年3月に自身のソロ・コンサート再来日が決まっている、という。ちょうど二作目のアルバムも出したところ。 続いて、体調を崩したところから見事奇跡の復活を果たしたクラシック畑のラッセル・ワトソン。こうしたクラシック調のシンガーとデイヴィッドの相性がまたいいというところが興味深い。プッチーニの曲など、国際フォーラムがサントリー・ホールになったかのようだ。 そして、R&B界のディーヴァ、はちきれんばかりの元気よさで登場したのが、何度か来日しているアシャンティ。メドレーで自身のヒット、そして、ホイットニーの『ボディー・ガード』メドレー。 続いてアースのリード・ヴォーカルのひとり、フィリップ・ベイリー。ファルセットが若干出にくくなっているが、それでもヒット曲がこの日の中で一番受けていた。デイヴィッドが書いた「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」ももちろん、うわっときたが、「セプテンバー」では客席総立ちに。 フィリップが舞台を去って、デイヴィッドが次を紹介すると、その人物、マイケル・ボルトンは、なんと客席の通路にいた。僕の席からも近い、ほんの1メートルほどのところにスポットライトが当たって、彼が歌い始めた。彼も力強い声の持ち主。かつて代々木体育館で見たことがあったが、こんなに近くで見るのは初めて。 そして、本編最後はマイケル・ジャクソンの「アース・ソング」。デイヴィッドは日本を襲った311の悲劇について話した後、マイケルの話をして、「彼は、とても頭のよい人物でした。次の曲はじっくり歌詞を聞いてください。そうすれば、この曲はマイケルが日本のことを思って書いた曲だということがわかるでしょう」と述べた。 東京から始まって計8本のアジア・ツアー。最後にまた東京に戻ってきてくれればいいのに、と思った。来年もぜひ、お願いしたい。 なお、二日目はオーディションを通過した日本人シンガーが登場する。 ■ 昨年ライヴ評 2010年10月21日(木) デイヴィッド・フォスター&フレンズ~シャリースがすべてを持っていった夜 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10682471281.html#main 2010年10月22日(金) デイヴィッド・フォスター・ライヴ~時代の変遷によって入れ替わるスター http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10683847162.html#main 2010年10月24日(日) … Continue reading

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◎ (速報)デイヴィッド・フォスター・セットリスト 2011.10.19(水)

◎ (速報)デイヴィッド・フォスター・セットリスト 2011.10.19(水) スーパー・プロデューサー。 素晴らしいデイヴィッド・フォスター&フレンズのショーでした。トークと生歌で、まるで良質の音楽番組を見ているような楽しさです。 セットリストです。これからごらんになる方で事前に内容を知りたくない方はご注意ください。今日20日も国際フォーラムであります。当日券もあります。リアルな歌物をお好きでしたら、間違いありません。11歳のジャッキー・エヴァンコは初めて見ましたが、驚嘆です。彼女は「第二のバーブラ・ストライサンド」になるかもしれません。そして、去年の衝撃シャリースがもう一人前のヴェテランに見えました。詳細は明日のブログに書きます。 ■メンバー David Foster (Piano, Conduct, Musical Director) John Robinson (drums) Mo Pleasure (keyboards) Boh Cooper (keyboards) Jeff Pevar (guitar) Ian Martin (bass) Jackie Evancho Charice Russell Watson Ashanti Philip Bailey Michael Bolton ■ セットリスト … Continue reading

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○ マイケル・ジャクソンDVD発売ロンドン記者会見にご招待

○ マイケル・ジャクソンDVD発売ロンドン記者会見にご招待 【Invite To DVD Release Press Conference】 招待。 2011年12月2日にジェネオン・ユニバーサル・エンターテインメント社からリリースされるDVD、ブルーレイ作品『マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて』の発売についての記者会見が2011年11月2日ロンドンで行われ、その席に抽選で1組2名を招待することになった。 同社がフェイスブック上で公式ページを開設し、10月17日(月)から募集する。 この記者会見にはマイケルの母、キャサリン・ジャクソン、兄ティト・ジャクソン、姉リビー・ジャクソンらが出席することになっている。 フェイスブックの「いいね!」ボタンを押して、アンケートに答え、応募すると抽選で1組2名を招待する。招待の内容は、ロンドン往復航空券、ホテル代、お小遣い3万円。出発は11月1日羽田で、4日に羽田に戻る2泊4日。 応募締め切りは2011年10月23日日曜・午後11時59分。   https://www.facebook.com/#!/MichaelJacksonJp https://www.facebook.com/MichaelJacksonJp?sk=app_305469979466817 ■ ブルーレイ 『マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて』2011年12月2日発売 マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて コレクターズ・エディション [Blu-ray] posted with amazlet at 11.10.19 ジェネオン・ユニバーサル (2011-12-02) 売り上げランキング: 559 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ 通常DVD 『マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて』2011年12月2日発売 マイケル・ジャクソン:ライフ・オブ・アイコン 想い出をあつめて コレクターズ・エディション [DVD] posted with … Continue reading

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●八木誠さんを偲ぶ会~洋楽関係者一堂に会

●八木誠さんを偲ぶ会~洋楽関係者一堂に会す 【Party Honor Memory Of Yagi Makoto】 偲。 1960年代から数多くのラジオ番組でDJをしたり、ライナーノーツなどを執筆してきた音楽評論家の八木誠さんを偲ぶ会が、2011年10月17日麹町の「スクワール麹町」で行われた。 午後6時半に始まった会は、亀淵昭信さんの司会で進行。石坂敬一さん、湯川れい子さんのスピーチを皮切りに大勢の、八木さんと親交のあった方々のお話が紹介された。 石坂さんの「八木ちゃんのDJは、ヒット曲を作るDJだった。その日本語英語でのDJで、日本人の感覚にあったヒット曲を生み出した」という言葉には本当にうなずいた。石坂さんからは、ゼイガーとエヴァンス「西暦2525」、「ホリデイ・イン・ポップス」、クリス・モンテスなど八木さんがてがけたヒット曲など固有名詞がぽんぽんと出てきて、それだけで八木さんが日本の洋楽史上に残した大きさを物語っていた。 湯川さんは、湯川さんのアシスタントと八木さんが結婚するというときに激怒した秘話なども紹介。「でも、とにかく八木さんは、(女性に)もてる」というその人気ぶりをお話された。そして、八木さんが出された『洋楽ヒットチャート大事典』について、「本当に日本の洋楽の歴史が詰まっている名著。きっとこれを渾身の力を込めて作られて、疲れてしまったのかもしれません」と話された。石坂さんも、湯川さんも、スピーチに立たれた方、みなさん本当にお話が上手で、そのままラジオ番組になりそうなほどの話達者ぶりだった。そして司会の亀淵さんも、暗くなりがちな偲ぶ会を楽しいものにしようと、ユーモアを交えながら進行し、とても穏やかな楽しいひとときになった。 比較的広い部屋を用意されていたが、180名を越える参加者でごった返した。これだけの洋楽関係者が一堂に会するというのも、なかなか壮観で、僕も多くの懐かしい面々にお会いできることができ嬉しかった。これも、八木さんのおかげだ。感謝とともに改めてご冥福をお祈りしたい。 ■ 八木誠さん死去 2011年06月10日(金) 洋楽DJ,音楽評論家・八木誠さん、死去 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10917667079.html#main ■ 八木誠さん渾身の一冊 『洋楽ヒットチャート大事典』 洋楽ヒットチャート大事典 posted with amazlet at 11.10.18 八木 誠 小学館 売り上げランキング: 260707 Amazon.co.jp で詳細を見る ごあいさつ。 会が終わって参列者が三々五々帰途に着こうというときに、司会の亀淵さんにごあいさつした。正式にごあいさつするのは初めてで名刺をお渡ししたら、「ああ、あなたでしたか。オーティスのこと、書かれてた」と、ブログを読まれていたようで驚いた。 「いやあ、オーティスのサイン、あのときふたつもらったんですよ。ひとつは、桜井ユタカにあげて、自分のは取ってあるんですが、どこかにあるはず」と、オーティスのサインをもらったという話を教えていただいた。日本人でオーティスのサイン持っているのは、亀淵さんと桜井さんだけだろう。すごいなあ。この日の八木さん偲ぶ会で僕にとって一番衝撃だったのが、この話でした。(笑)  2011年08月22日(月) 『亀淵昭信のロックンロール伝』単行本~私的ロック史 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10993437512.html 本持ってって、サインを頂けばよかった! … Continue reading

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◎ 安室奈美恵ライヴ~歌と踊りの最高峰

◎ 安室奈美恵ライヴ~歌と踊りの最高峰 (内容がでます。これからごらんになる方はご注意ください) 【Amuro Namie Live: The Highest Mountain Of Show of Song And Dance】 最高峰。 本当にここまで「ダンス」と「歌」を融合して完璧にエンタテインメントに昇華できるアーティストは日本ではほんの一握りしかいない。女性では唯一だろう。まさに日本屈指だ。途中一切のMC(トーク)なし。よってショーのテンポ感が抜群に素晴らしくなる。1曲ごとにプロモーション・ビデオ(PV)を見ているかのような完成度の高いパフォーマンスで、ただただ見とれるだけになった。10人のダンサーとともにきっちりと完成度の高いものを作り上げ、練り上げているから、実に充実したショーになる。前回僕が見たのが2008年3月、国際フォーラムでのショーだったので、それを数段スケールアップしたものになっていて本当に驚いた。 2011年7月30日(土)から始まった今回の「namie amuro LIVE STYLE 2011」は12月4日まで総計32本。なんと追加がたくさんでて、関東では国立代々木では計8回、横浜アリーナも2回行われる。 ものすごい数のテレビカメラが撮影していた。会場内に映し出すいわゆる「サーヴィス映像」が基本だとは思うが、全部は数え切れなかったが、20台近くかそれ以上あったのではないだろうか。いずれどこかで放送か、DVDになるのだろう。会場の観客は7-3か6-4で女性が多かったと思ったが、印象としてはけっこう男子ファンも多かったなあ、という感じがある。 10体のチェスの駒がステージに鎮座している。暗転から照明がステージの向こうからまぶしく輝き、それが落ちると、そこに10人のダンサーと安室奈美恵が忽然と登場した。暗転した瞬間から客席には、「ナミエー」の歓声が響く。 安室奈美恵は、歌と踊りを本当に一体化させている。これは、マイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンらと同質のものだ。歌には踊りの要素があって当たり前、それが当然、ということを、いとも簡単にやってみせる。ここまできっちり歌と踊りを見せると、踊らないでステージに立っているシンガーが「仕事をしていない」のではないのかとさえ思わせられてしまうほど。(笑) 3曲目で、中央ステージから客席にせり出した花道にダンサー3人と安室奈美恵が出てきたときには、あまりの近さに驚嘆した。激しく踊るときに、額から汗が落ちるのが見える。 そして、、ときおり見せる笑顔がものすごく可愛い。特にセットリスト11と12のバラード(「テンペスト」と「ゲット・マイセルフ・バック」)のところでは、ピンクのドレスでこのショーの中で唯一もっともガーリーな女の子っぽさを演出した。まるで夢の国のお姫さまのようだ。そして、そこからドレスを脱ぎ、着替えファンキーでグルーヴな楽曲になると、まるで違う表情を見せる。それは「ワンダー・ウーマン」のところで究極に。お姫さまと「ワンダー・ウーマン」の力強さの対極は実に素晴らしい。 ステージは安室奈美恵と男性5人、女性5人の計10人のダンサーのみ。音はすべて打ち込みで出されているようだ。 正面のLEDスクリーンは3面になっていて、上部、下の左右に分かれているが、ときにこれがひとつになって大きな映像を映し出したりする。映像と生パフォーマンスのコラボも素晴らしい。 本編最後の後、ステージ上スクリーンに「チェックメイト(王手)」の文字。なるほど。日本人女性アーティストとしては、一番旬のそして油の乗ってるアーティストだ。昔のアイドル時代なんて遠い昔。そして、なにかとてつもなく、どこか遠くへ遠くへ行ってしまった感さえある。それほどアーティストとして立派に存在感を光らせていた。 アンコールが終わって、「今日はどうもありがとうございました。また遊びに来てね」と言ったのが、唯一のMC。これだけだよ、MC。(笑) 潔くて、いやあ、すばらしい。完成度が高ければ高いほど、何度も見たくなる。セットリストは同じでよい。ライヴマニアとしては、何度も何度も繰り返して見たいと思った。歌と踊りを融合させた最高峰のショーだ。 ちなみに、グッズ売り場はライヴ後は超長蛇の列。グッズ買う場合は、ライヴ前が絶対お勧めです。 ■過去関連記事 2008年03月26日(水) アムロちゃん新曲オリコン1位 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20080326.html (前回見たときのライヴ評) ■ 安室奈美恵オフィシャル http://www.avexnet.or.jp/amuro/index.html … Continue reading

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◎□ 第8回ゴールド・コンサート~「車椅子のヒーロー」誕生

◎□ 第8回ゴールド・コンサート~「車椅子のヒーロー」誕生 【8th Annual Gold Concert: Roundup】 レベルアップ。 障害者が集まる音楽イヴェント「ゴールド・コンサート」が今年で第8回目を向かえ、2011年10月15日(土)、東京の国際フォーラムCで行われた。これは、ミュージシャンを志す障害のある人から、デモテープを送ってもらい、それを10組程度に選び、その予選を通過した者が本選としてこの日ライヴ・パフォーマンスをするというもの。毎年、グランプリやその他の賞が審査員によって選ばれ決まる。 僕自身もここ数年、審査員の一人として参加しているが、年々レベルがあがってきているのを実感している。特に今年は全体的なレベルが底上げされた感じが強くした。 そのため審査もいろいろと難航したが、一番今回話題になったのが、いわゆる歌のないインストゥルメンタル作品と歌物の作品を並列にして、賞を競わせることの難しさだった。インスト物と歌物はある種まったく違うもので、評価基準なども違ってくる。グランプリはひとつでよいだろうが、歌唱賞、楽曲賞などと並んでインストゥルメンタル賞(演奏賞)などがあってもよいということになった。今回は、審査の過程ではみんなになんらかの賞を上げたいというほどまで議論が盛り上がった。 グランプリを獲得した森圭一郎さんの「闇と光」という楽曲は、予選のときのデモ音源よりもはるかにライヴでの存在感が圧倒的だった。たまたまパフォーマンス後の講評を頼まれていたのだが、その歌に胸を打たれた。そのときに彼が語っていたのが、自分はかつて暴走族に入っていてバイクで事故をして車椅子になってしまった。今まではそうしたことを歌ってこなかったが、友人からそういう歌を今まで歌っていない、ということを指摘され、それを歌ったのがこの曲だった、という。そこには彼自身の苦悩の闇とそこから導き出される、あるいは見え隠れする光が描かれる。そのパフォーマンスには、闇と光と、悔しさと後悔と、しかし明日への希望と強い意志が貫かれていた。 右から・審査委員長・湯川れい子さん、優勝者森さん、吉岡。 これは、まさに彼にとっての「キャリア・ソング」なのだな、と感じた。このブログではよく紹介する言葉だが、「キャリア・ソング」とはそのアーティストにとって、自身の人生を投影する、人生を変える究極の1曲のことだ。いかに自分をさらけ出せるか、どこまで自分を追い詰められるか、それがある点まで行き着くと、そこに素晴らしい作品誕生の光が差し込む。「闇と光」はそうした光から誕生したものだと思う。 楽曲的にも大変よく出来ていて、またパフォーマンスも熱かった。講評のところで、この曲の歌詞のどの部分が最初に思い浮かんだかを尋ねたら、「母の涙」という言葉だと答えた。なるほど、「母の涙」、きっといろいろあったのだろう。感慨深い。 聞けばすでにアルバムを数枚出しているという。尾崎豊に影響を受けているともいう。「ゴールド・コンサート」からいよいよまずは、「車椅子のヒーロー」が生まれそうな気配だ。 そして、昨年も話題を集めた10歳の佐藤英里(さとう・ひらり)ちゃん。今回はなんと自作曲でエントリー。今回は11組中一番最後の登場となったが、そのオリジナルが本当に10歳の彼女が作ったとは思えないほど、しっかりした出来だった。これは、震災直後に震災を受けた人たちのために、それを思い書いた作品だという。そのしっかりぶりに、みな驚いていた。もちろんきっと楽曲の構成や歌詞の言葉の選び方などまだまだ発展の余地はあるだろうが、それでも10歳でこれだけのものが出来ていれば、まったく文句はない。これが彼女が生まれて初めて書いて完成させた楽曲だという。いや、末恐ろしい。 コンサート後も、テレビの取材などを受けていたが、その受け答えが大変大人びている一方、話がのってくると、ジャンプしながら喜びを表現するその子供っぽさがまたかわいらしい。 テレビ取材を受ける佐藤ひらりちゃん。 英里ちゃんは、5歳のときに美空ひばりの「川の流れのように」のカラオケ・ヴァージョンを聴いて、ものすごくいい曲だなあ、と思い、おかあさんに美空ひばりのCDを買ってもらった。そうしたら、歌を聴いたらもっとすごい曲だったということを知り、以来美空ひばりの大ファンになった、という。英里ちゃんの大人びた歌唱、堂々とした歌いっぷりは、美空ひばりのDNAを受け継いでいるのかもしれない。ただ、それもまだつい最近5年前のこと。彼女は今、10歳だ。 サポーターの野田聖子さんからも、この「ゴールド・コンサート」から「レコード大賞」や「紅白」に出るようなアーティストがでてきてほしい、というコメントがあったが、まさにそのようなアーティストが出てくる機運がひじょうに高まってきてると思う。今年のゴールド・コンサートを見て、強くそう思った。 (この項、続く) ■ 過去記事 2010年10月05日(火) ゴールド・コンサート第7回~9歳の少女佐藤英里さん「アメージング・グレイス」で観客を圧倒~ http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10666809323.html 2010年10月06日(水) ゴールド・コンサートの余韻~ http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10666810263.html ■ 第8回ゴールド・コンサートのオフィシャル・ホームページ http://gc.npojba.org/8 ■第8回ゴールドコンサート受賞結果 グランプリ(ファイザー賞) 森 圭一郎さん「闇と光」 演奏賞(コヤマドライビングスクール賞) 仲里尚英さん&国吉政淳さん「星になって・・・」 楽曲賞(フォーシーズ賞) … Continue reading

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◆五反田駅開業100周年~山手線で一番古い駅はどこ?

◆五反田駅開業100周年~山手線で一番古い駅はどこ? 【Happy 100th Anniversary Gotanda Station】 100周年。 先週あたりから、うちの最寄駅五反田駅が「100周年」ということでイヴェンティーになっているときいて、調べてみたら、なんと五反田駅は1911年10月15日に開業したという。ほんとにちょうど100周年。それはめでたい。で、誕生日好きのソウル・サーチャーとして、いろいろ調べてみたら、当たり前だが、各駅にちゃんと開業日(誕生日)というのがあった。それで山手線全部29駅の開業日を調べてみた。 一番古い駅は、新橋駅とか東京駅かと思いきや、これが違った。 1番古いのはなんと品川駅、1872年(明治5年)5月7日、ついで上野駅、1883年(明治16年)7月28日、3番目がふたつあって新宿駅と渋谷駅、1885年3月1日、4番目が目黒駅と目白駅で1885年3月16日、(目黒と目白が同日開業ってのもおもしろい)、5番目が秋葉原駅で1890年(明治23年)11月1日だ。 新橋駅の開業は1909年(明治42年)12月16日で田町、浜松町と同時で現在の山手線29駅の中では12番目。おや、日本最初の鉄道は新橋・横浜ではなかったっけと思って、調べてみると、もちろん最初の鉄道は1872年10月14日(明治5年9月12日)(この頃は暦がグレゴリオ暦ではなかったので、現在の西暦に直すとこうなるそうだ)に走ったのだが、そのときは汐留駅から走ったという。これが初代新橋駅だそう。しかし、仮営業として品川駅と横浜駅(現在の桜木町)が1872年6月12日から始まっていた。それで鉄道駅としては、これが一番古いということになる。その後起点駅がいろいろ移転して、現在の新橋駅の開業は1909年。新橋駅はその昔は、烏森(からすもり)駅という名前だった。今もあのあたり、烏森との名前が残っている。山手線の開業が1909年。 では、山手線で一番新しい駅はと思ってみると、なんと西日暮里。1971年(昭和46年)4月20日の開業。まだ40年の歴史しかない。日暮里と田端の間にできた駅だ。その隣、日暮里駅の誕生は1931年で22番目。つまり、最後から2番目、西日暮里は一番最後にできた駅だった。 来年(2012年)7月11日に、鶯谷駅が100周年を迎える。たくさん「へえ~~」と思ったことが出てきた五反田駅誕生100周年でした。 駅が開業した順番、駅名、開業日。 01. 品川駅 1872年6月12日(明治5年5月7日) 07. 大崎駅 1901年(明治34年)2月25日 16. 五反田駅 1911年(明治44年)10月15日 04. 目黒駅 1885年(明治18年)3月16日 07. 恵比寿駅 1901年(明治34年)2月25日 03. 渋谷駅 1885年(明治18年)3月1日 10. 原宿駅 1906年(明治39年)10月30日 09. 代々木駅 1906年(明治39年)9月23日 03. 新宿駅 1885年(明治18年)3月1日 18. 新大久保駅 1914年(大正3年)11月15日 14. 高田馬場 1910年(明治43年)9月15日 04. 目白駅 1885年(明治18年)3月16日 08. 池袋駅 1903年(明治36年)4月1日 … Continue reading

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●柳ジョージさん、63歳で死去

●柳ジョージさん、63歳で死去 【Yanagi George Dies At 63】 訃報。 「和製クラプトン」「和製ブルーズ・シンガー」などと呼ばれたソウル、ブルーズ系シンガー、柳ジョージさんが2011年10月10日午前4時56分、腎不全のため横浜市内の病院で死去した。ここ数年、糖尿病などを患い、入退院を繰り替えしていたという。葬儀を終えた後の10月14日、明らかにされた。63歳。2011年5月22日、函館市芸術ホールで行われた公演が最後になった。8月に横浜のライヴ・ハウスで行われる予定だったライヴは、体調不良を理由にキャンセルしていた。柳ジョージ(本名・柳譲治)さんは、1948年1月30日生まれ。 スポーツ報知の記事。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000044-sph-ent 2009年「ソウル・パワー・サミット」で共演を果たした鈴木雅之さんがコメントを発表した。 鈴木雅之さんのコメント。 俺が10代の頃に ロックを 20代の頃でR&Bを そして 50代になってBluesを教えてもらいました。 本当に”横浜 港町”という言葉が、ぴったり似合う人でした。 2009年に楽曲を提供して頂き、ご一緒させて貰ったステージが最後でしたが、あの歌声、あの背中 忘れません。 感謝と愛を込めて。合掌 鈴木雅之 +++++ ゲスト。 柳ジョージさんは、2009年9月に行われた「ソウル・パワー・サミット」でマーチンのスペシャル・ゲストで3曲歌った。 20. 青い瞳のステラ 1962年夏・・・[鈴木雅之] + [柳ジョージ] 21. ジョアンナ [鈴木雅之] + [柳ジョージ] 22. 雨に泣いてる [鈴木雅之] + [柳ジョージ] + … Continue reading

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○■ ナイル・ロジャーズ、ドキュメンタリー放送日決まる

○■ ナイル・ロジャーズ、ドキュメンタリー放送日決まる 【Nile Rodgers Documentary Will Be On Air October 21】 ドキュメンタリー。 2011年4月からナイル・ロジャーズとその関係者をインタヴューして制作してきたドキュメンタリーの放送日が2011年10月21日金曜午後10時からと決まった。これは有料衛星テレビ局WOWOW(ワウワウ)の番組『ノンフィクションW』の枠で放送されるもの。タイトルは『魂のスタート・アゲイン』。 また、ほぼ時を同じくして、今年(2011年)4月18日、パートナー、バーナード・エドワーズの命日に東京ブルーノートで行われたライヴの模様が一度WOWOWで放送されたが再放送される。 このドキュメンタリーは、ナイル本人、ナイル周辺の人物などにインタヴューをして構成している。ナイルが癌になってからの人生に対する心境の変化、音楽をプレイすること、シックを続ける意義、また自伝のこと、ミュージカル『ダブル・タイム』のことなどを語っている。 カメラは東京、ニューヨークのアパート、自伝を出す出版社のオフィース、手術を受けた病院、コネチカットの自宅、ミュージカル『ダブル・タイム』のリーディングが行われたアラバマ州モンゴメリーなどに、ナイルを追う。 ナイルは2011年1月、自身が癌で手術を受けたことを自身のブログで公表。以後、9月末までほぼ毎日、癌について、自身の人生について、さまざまなテーマで綴ってきている。その模様は、このソウル・サーチンのホームページやツイッターで翻訳をご紹介してきた。現在サイトはデザイン変更を経て、ブログも、まさに「シーズン2」が9月30日から始まっている。 ナイルの自伝は2011年10月18日、全米で、ついでイギリスでリリースされ、現在はその準備プロモーションなどで忙しいようだ。 ■ ドキュメンタリー放送予定(ワウワウWOWOWは、有料衛星放送) 2011年10月21日(金)夜10:00 ノンフィクションW ナイル・ロジャース ~魂のスタートアゲイン~ (初回) 10/23(日)午前11:00 ノンフィクションW ナイル・ロジャース ~魂のスタートアゲイン~ 10/31(月)深夜0:00 ノンフィクションW ナイル・ロジャース ~魂のスタートアゲイン~ ■ ライヴ映像・放送日 10/11(火)夜10:00 ナイル・ロジャース & CHIC Live at … Continue reading

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◎三浦大知ライヴ~その進化と飛躍

◎三浦大知ライヴ~その進化と飛躍 【Miura Daichi Live: Evolution & Significant Leap Forward】 飛躍。 スクリーンに映し出される映像からして、マイケル・ジャクソンを彷彿とさせるものだった。オープニング、ステージ奥からのライトに照らされる三浦大知のシルエットが映る。瞬間そのシルエットが動くと、それだけで観客の9割を占める女性ファンの悲鳴が。そしてスクリーンがパーンと落ちるとダンサー6人とともに三浦大知の姿があった。 8月からスタートしたツアーはこれで8本目。本数を重ねるごとにどんどんと充実してきているようだ。会場は1階がスタンディングで超満員。2階以降の座席も満員で、3200人以上の観客が集まった。 切れのいいダンスと甘い歌声。まさに日本が誇る21世紀の歌とダンスのスター。このダンスの切れのよさは、日本のマイケル・ジャクソンという評判も大げさではない。特に前半、6人の男性ダンサーとのコラボレーションは圧巻。 本人もこのダンサー・チームにはことのほか自信があるようで、「他のどこにも負けません」と胸を張る。このダンスは、実に切れがあって見ていても楽しい。きっと、それ以上にやっている彼らも楽しいだろう。 下記セットリスト13の「ダンス・ナンバー」では既存曲にあわせて踊りを見せたが、その3曲目はミュージックソウルチャイルドの「ララバイ」。そして続いて三浦大知の「ララバイ」というわけで、「ララバイ」つながりにしているところがにくい。 基本はトラックとDJにあわせたパフォーマンスだったが、中盤ギターの上條頌と二人だけで、スティーヴィー・ワンダーの「リボン・イン・ザ・スカイ」を歌ったりしてじっくりと聴かせた。 意外だったのは、彼がけっこうしゃべるなあ、ということだった。アンコールは予定では4曲だったが、この日はツアー・ファイナルということで、観客の拍手も鳴り止まず、再度「シャウト・イット」をダブル・アンコールで応えた。 また、彼の通算3枚目のアルバム『D.M.』が2011年11月にリリースされ、今回のライヴでもその中からの楽曲が披露された。アルバムは、予約がアマゾンで1位になるなど、早くも注目が集まっている。歌と踊りだけでなく、最近は作詞作曲、ギターまでプレイするようになった。マルチだ。 歌に踊りに、ステージのショーアップにと、すべてが着実に進化している三浦大知。さらなる飛躍を期待したい。次のステップは生バンドでのライヴだ。 ■ D.M 最新作3作目 【Amazonイベント券付き】D.M.(DVD付)【初回限定スリーヴ仕様,初回限定映像特典有,初回限定封入特典リリースイベント参加券付き】 posted with amazlet at 11.10.12 三浦大知 SONIC GROOVE (2011-11-30) 売り上げランキング: 1 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ 過去関連記事 2009年12月30日(水) マイケル・ジャクソン~三浦大知~アル・マッケイ・オールスターズ … Continue reading

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◎ソイソウル~2年ぶりのライヴ、ファンクとソウルとお笑いと

◎ソイソウル~2年ぶりのライヴ、ファンクとソウルとお笑いと 【Soy Soul: First Live In Two Years】 2年ぶり。 リード・シンガー、ズーコが出産休暇をとっていたため、しばし活動休止していた日本のソウル・ファンク・バンド、ソイソウルが2009年11月以来約2年ぶりに活動を再開、久しぶりのライヴを渋谷のライヴハウス「チェルシー・ホテル」で行った。この会場は、しばらく前に、ガソリン放火未遂事件があった現場。僕は初めて行ったが、スタッフは本当によくこれを防いだと思う。まずはそのスタッフに大きな感謝を。 2年ぶりということで、ズーコもヴォイストレーニングなどを行って、本番に臨んだそう。バンド・サウンドも、以前と変わらず、ファンキーで、時にポップ。このグルーヴ感がいい。 しかし、このサウンドとこのノリノリのグルーヴを聴いていると、とても2年ぶりとは思えない。アンコールでは、KC&ザ・サンシャイン・バンドの「ザッツ・ザ・ウェイ」を思い切り、はじけて演奏した。本編でも、ノンストップでたたみかけてくるダンス・ナンバーがとにかくもりあがる。 ベースの丸本さんが理事長を務めるファンク大学のファンク発表会のような雰囲気。理事長は、ジェームス・ブラウン、メイシオ、ブッツィーなどの影響を受け、そのスピリットを日本に広めようと日夜活躍を続けているという。 それにしても、曲間のトークは相変わらずおもしろい。特にズーコがベースのマルさんをいじるあたりは最高潮。まさに、ファンクとソウルとお笑いと、って感じだ。また、定期的にぜひ。 ■ 過去関連記事 August 19, 2007 Soul Power Presents Jaye & Silky With Soysoul http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070819.html June 06, 2006 Soysoul Live & Philip Woo Announces His Live Info … Continue reading

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☆ マイケル・ジャクソン・トリビュート・イヴェント記者会見

☆ マイケル・ジャクソン・トリビュート・イヴェント記者会見 【Michael Jackson Tribute Press Conference】 涙。 2011年10月9日(日曜)12時(=ロンドン時間、日本時間同午後8時)からイギリス・ロンドンのクラリッジ・ホテルで、来る12月13日、14日に東京で行われる「マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ・イヴェント」についての記者会見が行われた。出席したのは、今回のコ・プロデューサーの小林氏、プロデューサーの遠藤氏、ジャクソン家からジャッキー、ティト、マーロン、彼らの母キャサリン、そして、日本のシンガーAI。司会は西寺郷太。この様子は、Uストリームで生中継された。ジャクソンズは前日(8日)、ロンドンから約2時間のウェールズ州カーディフでのトリビュート・コンサートでライヴを行った。 まず、プロデューサーの遠藤氏が今回のイヴェント趣旨を説明、その後、ジャッキー、ティト、マーロン、キャサリン、AIらが発言した。 その模様がUストリームにアーカイブされた。 http://ustre.am/:1czsc ジャッキーは大震災で失われた人たちに対して触れたときに涙声になった。マーロンは、「人間の価値は、何を持っているのではなく、人に何を与えたかによる」などと語った。さらに、司会西寺氏がマーロンを紹介する際、マーロンが「ヴィクトリー・ツアー」混乱の中、身を挺してマイケルを守ったというエピソードを紹介する際に、涙声になり、その後も涙の会見となった。 12月に東京で行われるショーは3部構成、約2時間のショーになる。第1部が「ダンス」、第2部が「アジア」、第3部が「ジャクソンズ&AI」のライヴ。第1部はケント・モリが主導し、日本でオーディションしたダンサーをフィーチャー、第2部はアジアのアーティストたちがジャクソンズ、あるいはマイケルの楽曲を歌う予定。第3部はジャッキー、ティト、マーロンのジャクソンズとAIが一緒にステージを飾る。出演アーティストとして、ジュディス・ヒルも明らかにされた。ヒルは『ディス・イズ・イット』でマイケルとデュエットしていた女性シンガー。AIともデュエット曲を出している。 また、AIとジャクソンズ(ジャッキー、ティト、マーロン)が一緒にレコーディングした楽曲「Letter In The Sky feat.The Jacksons」を発表する。これは2011年10月10日(月)からレコチョクで先行配信される。CDは2011年12月14日EMIからリリースされる。(なお、AIはユニバーサルからEMIに移籍した) この楽曲は、マイケルもよく使用していたロスアンジェルスのウェストレイク・スタジオで録音された。 このプロモーション用ビデオクリップ。 http://gyao.yahoo.co.jp/player/00067/v09974/v0993200000000541972/ ■ ダンス・オーディション 11月2日に行われる。詳細はこちら。 www.mjtribute.jp 【ダンス・オーディションに関するお問い合わせ先】 株式会社ムーヴメント TEL:03-5774-0216(平日11:00~20:00) ■ 関連過去記事 2011年09月27日(火) マイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴ12月に大々的に開催 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110927.html 2010年11月30日(火) (速報)☆ジャクソンズ再結成コンサート2011年秋、東京で開催 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101130.html ■ 公演概要 【公 演 … Continue reading

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◎ トゥーツ・シールマンス~スタンディング・オヴェーション受ける世界の至宝

◎ トゥーツ・シールマンス~スタンディング・オヴェーション受ける世界の至宝、 【Toots Thielemans: World Treasure】 至宝。 僕にとっては2006年1月以来およそ5年9ヶ月ぶりの世界の至宝、ベルギー出身のトゥーツ・シールマンスのライヴ。今週ブルーノートで3日間(10月11日・火曜~13日・木曜)までライヴがあるが、高齢のため1日ワンショーになったせいか、売り切れでキャンセル待ちが多数いるという。 同じセリフになってしまうが、またこう思う。 「世界一小さな楽器を、世界一大きな心で奏で、世界一たくさんの感動を人々に与えるトゥーツ・シールマンス」 まさに90分の夢見心地とはこのこと。おそらくこの日のトリフォニー・ホールの中で、客席の誰よりも最長老であろうトゥーツは1922年4月29日生まれの89歳。トニー・ベネットの85歳よりさらに4つ上。大正11年生まれの戌年(イヌドシ)だ。前回より若干足がおぼつかなくなっているのか、ステージ中央まで支えられて歩み進んだ。 だが、ひとたびハーモニカを口元に手繰り寄せ、それを吹けば、世界中がとろける音になる。ドラムス、ベース、ピアノとの4人編成。毎回思うが、世界中の国の指導者がトゥーツのハーモニカを聴けば、絶対に戦争などなくなると思う。 ときどき見せるお茶目なキャラクターもかわいい。特に後半、「真夜中のカウボーイ」「枯葉」「オーヴァー・ザ・レインボウ」、「ブルーゼット」とおなじみの曲が次々とプレイされたときには、観客も感極まった感がした。 本編最後の「ブルーゼット」の後は、スタンディング・オヴェーション。そして、アンコールを予定より2曲増量し、3曲もプレイした後も、そのスタンディング・オヴェーションはやまなかった。 そして、ライヴは終始、トゥーツが放つ「ハッピー・オウラ」に包まれていた。素晴らしいの一言に尽きる。 トリフォニー・ホールだけあって、ライヴ後まもなく、セットリストが貼りだされた。そこには、アンコール2曲目と3曲目の「バイ・バイ・ブラックバード」と「セント・トーマス」が手書きで書き足されていた。予定外だったことがわかった。さすが。 ■ 「ブルーゼット」 http://www.youtube.com/watch?v=yKnG_9q4crA&feature=player_embedded ■トゥーツ・シールマンス 「ソウル・オブ~」 ザ・ソウル・オブ・トゥーツ・シールマンス posted with amazlet at 11.10.09 トゥーツ・シールマンス&レイ・ブライアント・トリオ EMIミュージックジャパン (2011-09-21) 売り上げランキング: 10995 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ ベスト・オブ ベスト・オブ・トゥーツ・シールマンス posted with amazlet at … Continue reading

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☆(速報)マイケル・ジャクソン・カーディフ・ライヴ・セットリスト

☆(速報)マイケル・ジャクソン・カーディフ・ライヴ・セットリスト 【Michael Jackson Tribute Live At Cardiff Setlist】 速報。 2011年10月8日、イギリス・ロンドンから約2時間余にあるカーディフで行われたマイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴのセットリストが公開された。次の通り。ライヴは10月8日午後6時すぎ(日本時間午前2時すぎ)から始まった。司会はジェイミー・フォックス。なお、土壇場でブラック・アイド・ピーズの出席がキャンセルされた。 Michael Jackson Tribute, Setlist now revealed. Full setlist * Ne-Yo – Billie Jean * Ne-Yo – The Lady In My Life * JLS – The Way You Make Me Feel … Continue reading

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★□ トニー・ベネットとグラミー賞~今年何部門でノミネートされるか

★□ トニー・ベネットはグラミー賞何部門でノミネートされるか 【How Many Grammys Tony Will Get Next Year?】 記録。 日本では10月5日に発売されてバックオーダー(CDショップからの追加オーダー)が、1万枚を越え、在庫切れとなり、入荷までちょっと時間がかかるという、それほど大人気となったトニー・ベネットの『デュエット2』。テレビのワイドショーなどでも紹介されて、テレビを見る層にもぐさりとささっているようだ。 (今日の『ソウルブレンズ』内『ソウル・サーチン』日曜午後2時半~インターFM、76.1mhzで、トニーのこのアルバムを紹介します。パソコンがあれば、ラジコでも聞けます。 http://radiko.jp/player/player.html#INT ) その超話題の『デュエット2』について、別の切り口から。テーマはトニーとグラミー。 毎年音楽業界のお祭りとして話題を集めるグラミー賞。このトニー・ベネットの『デュエット2』は、来年の大きな台風の目、というか、台風そのものになりそうな気配だ。相当気は早いが、何部門くらいノミネートされ、獲得できるか細かく予想してみよう。ノミネート発表は2011年11月30日(日本時間12月1日)、本編発表は2012年2月12日。 ところで、今年はグラミーで大きな変化がある。前年(2010年度・第53回、2011年2月発表分)109あった部門を今年(2011年度・第54回)は78部門へ31部門も大きく減らした。そのため、このトニーがノミネートされる可能性があった部門数が若干減ったが、それでも下記のように、これだけある。 たとえばこれまであり、トニーの「指定席」でもあった「ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム」は今回からなくなった。ちなみに同部門でトニーは2003年、2004年、2006年、2007年と受賞。また、同様の「ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」部門では1993年から2000年にかけて6回受賞している。 トニーは1963年度、「ベスト・ソロ・ヴォーカル」と「レコード」を、「アイ・レフト・マイ・ハート・イン・サンフランシスコ(霧のサンフランシスコ)」で受賞している。 まず手堅いところは主要3部門。 1,2,3「レコード」「アルバム」「ソング」。(「レコード」と「アルバム」のノミネートは確実。「ソング」はソングライターに贈られる賞なので、トニーの直接的な受賞にはならない。また、いずれもスタンダードなので、このあたりをどう捉えるかは微妙なところで、ノミネートはないかもしれない。万一あるとすれば「レディー・イズ・ア・トランプ」あたりだろう。「新人」は、当たり前だが資格がない。(笑) うまくいけば2部門取れそう。ノラ・ジョーンズ、レイ・チャールズのときと同じような雰囲気だ) 4、「ポップ部門~男性」(ソロに与えられるが、たぶん、全曲デュエットだが、トニーのアルバムということで資格はあるはず。しかし、今年はソロかデュオと大きく分けられたので、こちらはノミネートされないかもしれない。ソロ部門にノミネートされると批判がでるかもしれないからだ。ただアルバムはソロ・シンガー、トニーのものでそこにゲストが来ているという考え方もあり、ノミネートされれば最有力) 5、「ポップ部門デュオ・オア・グループ」(複数曲ノミネートされる可能性も大きい。もし複数曲ノミネートされると票が割れるのが心配。アルバム自体でノミネートされれば、もっとも有力) 6、「ベスト・ポップ・ヴォーカル・アルバム」(ノミネート確実・受賞相当有力) 7、「ベスト・トラディショナル・R&Bヴォーカル・パフォーマンス」(アレサとのデュエットで候補になりえるのか? あるいは、エイミー・ワインハウス、クイーン・ラティーファとのデュエットなどで。しかし、ここはさすがに行き過ぎかもしれない(笑)) 8、「ベスト・カントリー・デュオ」(これはどうかなあ) 9、「ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバム」(ノミネートされたら確定でしょう)、 10、「ベスト・レコーディング・パッケージ」(ありえる) 11、「ベスト・エンジニアード・アルバム、ノン・クラシカル」、(フィル・ラモーンのアルバムはいつも音がいい) 12、「プロデューサー・オブ・ジ・イヤー」(フィル・ラモーン)、(フィルは常連です。ノミネートは確実。ただ受賞者はフィル) 13、「ベスト・サラウンド・サウンド・アルバム」(これはどうか。まあ、資格はありそう) 14、「ベスト・ショート・フォーム・ミュージック・ビデオ」(「レディー・イズ・ア・トランプ」や「ボディー・アンド・ソウル」など十分)、 こうやって指折り数えると最大13部門でのノミネート(『デュエット2』関連ということであれば、14部門。また、複数ノミネートがでると、ノミネート総数はさらに増える)が可能になる。最低でも8~10部門のノミネートはまちがいない。そして、他のノミネートとのかねあいにもよるが、6~8部門くらいの受賞はありえると見る。となると、マイケル・ジャクソンもびっくりだ。まずは、11月末のノミネート発表を待つことにしよう。 これまでトニーは15のグラミーを受賞、ここで8~10記録を上乗せすると、グラミー獲得歴代ベスト3入りも可能になってくる。ちなみに、グラミーの歴代1位はゲオルク・ショルティー(クラシックのピアニスト)の31、2位がクインシー・ジョーンズの27、以下、26のアリソン・クラウス(ブルーグラス、カントリー・シンガー)、25のホロヴィッツらが続く。 ■ トニー・ベネット&レディー・ガガ 「レディー・イズ・ア・トランプ」 http://youtu.be/ZPAmDULCVrU ■ トニー・ベネット&エイミー・ワインハウス 「ボディー&ソウル」 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_OFMkCeP6ok#t=0s ■ DVD付きのCDがお勧め … Continue reading

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#「レディー・イズ・ア・トランプ」の時代背景~何を歌っているか

#「レディー・イズ・ア・トランプ」~トニー・ベネットとレディー・ガガ 【Lady Is A Tramp: Portrays 1930s High Society】 名曲物語。 85歳にして初めての全米ナンバーワン・アルバムを獲得したトニー・ベネット。デュエット企画アルバムとしては2枚目になる『デュエット 2』。ふだん、トニーはアルバムをわずか2-3日で作るが、今回の作品はあちこちに行ったために6ヶ月もかかった、という。スケジュールとデュエット相手のいる場所に出向くためにこれほどの時間がかかったそうだ。 このアルバムは今年12月頃発表されるグラミーで相当数ノミネートを得ると思う。もちろん主要3部門(「ソング」「レコード」「アルバム」)だけでなく、8つくらい行けるのではないか。最終的に3部門独占獲得も可能性十分だ。すでに15のグラミーを得ているトニーのその数がぐっと上乗せされる。 さて、そのアルバム・トップに収録されているのが、グリーン・ヘアのレディー・ガガとのデュエット曲「レディー・イズ・ア・トランプ」。二人とも実に楽しそうに歌っている。この曲の背景を少しご紹介してみよう。 この曲は1937年(昭和12年)に作曲家チーム、リチャード・ロジャーズ&ロレンツ・ハート(通称ロジャーズ&ハート)によって書かれたもの。ロジャーズ&ハートが制作していたミュージカル『ベイブズ・イン・アームス』の挿入歌として書かれた。当初、トミー・ドーシー、リナ・ホーンなどが録音したが、フランク・シナトラとエラ・ヒッツジェラルドが1950年代に録音。シナトラのものは映画『パル・ジョイ』でも使われた。その後も多数のカヴァーが録音されスタンダード・ナンバーとして現在までよく知られる作品となっている。 トランプ。 さて、「レディーはトランプ」というこの「トランプ」の訳し方が実に難しい。直訳的には、「あばずれ」「売春婦」「放浪者」「さすらいもの」などになるが、ここでは型にはまった鼻の高い「社交界」の雰囲気を揶揄する感じの「型にはまらない」「自由気ままな女」というニュアンスが近いのではないかと思う。1937年頃というと大恐慌から復活し、第二次世界大戦の前で、リッチな階層は人生の楽しみを謳歌していた。そのハイソには細かな決まりごとやルールがあってめんどくさかった。 この曲はそうした1930年代の金持ちハイ・ソサエティーにまぎれこんだ、ちょっと変わり者の個性的な女性を描いている。 She gets too hungry for dinner at eight (I’m starving) 「夜8時のディナーなんて、(遅すぎて)おなかがすきすぎる」(おなかペコペコ) というのは、金持ちハイソでは遅く食事を始め、ゆっくり食べるのがよいとされていたから。それまでに、ちょっと飲んだり、何かしていたりして、8時からゆっくりディナーを始めるといったことになったらしい。元気いっぱいのトランプ(自由気ままな女)にとっては、夕食を8時まで待つなんてできない、というわけだ。 She loves the theater but she never comes late 「彼女はシアターが大好き。だけど、絶対に(ショー開演時刻には)遅れていかない」 これも、当時のハイソの連中は、ショーには行くが、遅れていくのがおしゃれだとされた。彼女はショーが好きなので、決して遅れて行かない。 … Continue reading

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★ トニー・ベネット、85歳で初の全米ナンバー1アルバム獲得

★ トニー・ベネット、85歳で初の全米ナンバー1アルバム獲得 【Tony Bennett Got His First Number One Album In Life】 快挙。 ヴェテラン・シンガー、トニー・ベネットの最新作『デュエッツ II』が2011年10月8日付けビルボード誌アルバム・チャートでナンバー1に輝いた。(実際には9月30日までにデータは公表された) 60年以上のキャリアでトニーがこれまでに持つアルバム最高位記録は前作『デュエット』(2006年)の3位で、1位になるのは初めてのこと。リリース第一週目で17万9000枚を売った。100枚以上のアルバム、15のグラミーを獲得しているスーパースターにとって初の全米1位だが、さまざまな記録を打ちたて、ポップス・ファンの話題を集めている。 ●「史上最高齢全米アルバム・チャート1位獲得」 (これまでの記録はボブ・ディランが2009年にリリースした『トゥゲザー・スルー・ライフ』の67歳) ●「史上最高齢全米シングル・チャート・イン」(エイミー・ワインハウスとのデュエット楽曲「ボディー・アンド・ソウル」) ●「史上最大年齢差デュエット」 (11歳ジャッキー・エヴァンコとのデュエットはなんと年齢差74歳、日本盤のボーナス・トラックとして収録)  ● 「初ヒットから最新ヒットまでの期間、最長記録」 最初のヒットと最新ヒットを出した期間(スパン)がアルバムでは54年8ヶ月、シングルでは60年4ヶ月という長きにわたる活躍も他を圧倒するという記録ずくめだ。 2011年7月23日に急逝したイギリスのエイミー・ワインハウスとのデュエット「ボディー・&ソウル」がアルバムからの最初のシングルとなり、プロモ・ビデオもできている。レディー・ガガとの「レディー・イズ・ア・トランプ」のプロモ・ビデオが公開された。ほかにもアレサ・フランクリン、クイーン・ラティーファらのデュエットが収録されている。 今回のアルバムは2006年の『デュエット』に続くもので、17人のシンガーとデュエットしている。(日本盤ボーナス・トラックはさらに2人が加わり計19人) それもすべて実際に二人でスタジオに入り、同時にレコーディングしているところが大きなポイント。その模様もドキュメントされ、一部がDVDに収録されている。 トニー・ベネットは1926年8月3日生まれ。1950年にコロンビア・レコードと契約、現在まで61年間、一度も他社に移籍せず、コロンビア(現在のソニー)一筋に生きてきた。 このクラス(品)と歌唱、立ち振る舞いはヴェテランならではだが、それ以上に85歳でこの元気ぶりはすごい。 トニーとレディー・ガガのプロモーション・ビデオがリリースされている。 ■ トニー・ベネット&レディー・ガガ 「レディー・イズ・ア・トランプ」 http://youtu.be/ZPAmDULCVrU ■ トニー・ベネット&エイミー・ワインハウス 「ボディー&ソウル」 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_OFMkCeP6ok#t=0s (この項、楽曲「レディー・イズ・ア・トランプ」「ボディー・アンド・ソウル」などに関して続く) ■ DVD付きのCDがお勧め デュエッツII(初回生産限定盤)(DVD付) posted with amazlet at … Continue reading

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◎ タワー・オブ・パワー、7ヶ月で再上陸

◎ タワー・オブ・パワー、7ヶ月で再上陸 【Tower Of Power: After 311】 再上陸。 前回のタワーたちのライヴは、あの2011年3月11日をはさんでのことだった。10日にライヴを行ったものの、11日に大震災。その当日はさすがに休演となったが、12日から14日は予定通りライヴを敢行した。その3月以来7ヶ月ぶり通算20回目の来日公演。 今回は10月1日韓国ソウルから名古屋に入り1日ライヴ、その後東京入り。東京で二日(4日と5日)ライヴをして、オーストラリア、その後中国の上海に行くというアジア/オセアニア・ツアーの一環で来日した。 今回はこの8月に新メンバーになったトランペット奏者、サル・クラキオーロが初お目見え。タワーのサイトでは、リー・ソーンバーグの後釜と紹介されている。東京に来たライヴ・ミュージシャンとしては、マイク・ボガート、ミック・ジレットの後釜になった形だ。残るメンバーは前回メンバーと同じ。 しかし、素晴らしいのはファースト・セットとセカンド・セットでのダブり曲が1曲もないということ。これはすごいなあ。ファンならファースト、セカンド通しで見たくなるのもうなづける。 そして、冒頭から最後までそのハイエナジーなライヴ・パフォーマンスは全速全開だ。タワーのライヴはいつもそのファンが熱いところも大きな特徴。リード・ヴォーカルのラリーが「昨日は(名古屋のライヴ)、ファンクラブのメンバーは何人いた? 7人? 今日は何人いる?」 二人が手を上げる。「もっとたくさんメンバーを増やさないと。みんなファンクラブに入ってくれ」(笑) そのファンクラブ会長、櫻井隆章さんがいつものようにいた。「名古屋も、今回は全部?」と尋ねると「もちろんですよ。このために仕事しているようなもんです」(笑)と即座に返って来た。櫻井さんがライヴ後、「サックス&ブラス・マガジン」の編集長を紹介してくれた。なんとこの季刊誌最新号が、タワー・オブ・パワー大特集で櫻井さんも相当量執筆している、という。 サックス&ブラス・マガジン volume.20 (CD付き) (リットーミュージック・ムック) posted with amazlet at 11.10.05 サックス&ブラス・マガジン編集部 リットーミュージック 売り上げランキング: 82054 Amazon.co.jp で詳細を見る もうライヴに関しては、感想も固まってしまうが、結局は「いいものはいつ見てもいい」という究極の結論に行き着く。タワー・オブ・パワーに興味をもたれた方、そしてそれがどれくらい熱いものかを知りたい方は、過去ライヴ評をぜひごらんください。ホーンセクションが入り、リアル・ミュージシャンが奏でるリアルなバンド・サウンド。そのノリは最高としかいいようがない。 「ウォーキン・アップ・ザ・ヒップ・ストリート」では、ドラムス、ギター、オルガンの3人だけが残り演奏を繰り広げるシーンがあったが、たった3人でこのグルーヴ感を出すところがやはりすごい。 最前列のファンも、ミュージシャンがソロを演奏するときにはそれまで立ち上がっていても、しゃがむ。そのあたりがちゃんとしている。この東京初日ファーストは超満員になっていた。熱心なファンは、タワーが好きで好きで好きでしょうがない。そして、好きすぎて『好きって何?』などと思ってしまうかもしれない。 グループ結成が1968年。今年で44年目を迎えてなお、現役感いっぱいだ。素晴らしい。まさか僕も学生時代に聞いていたバンドを30年後にいまだにライヴを聴きに毎回通うなどとは夢にも思わなかった。 ■ タワー・オブ・パワー・ミニ・インタヴュー@メットポッド2011年9月28日 http://metropolis.co.jp/podcast/2011/09/28/the-tokyo-metpod-tower-of-power-mini-special/ Interview by Kamasami Kong … Continue reading

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☆サウンドトラック盤『イモータル』2種類で発売~ケヴィン・アンテューンズが音楽デザイナー

☆サウンドトラック盤『イモータル』2種類で発売~ケヴィン・アンテューンズが音楽デザイナー 【Soundtrack to “The Immortal” Michael Jackson】 マッシュアップ。 昨日(2011年10月3日)本ブログでもご紹介したマイケル・ジャクソンのシルク・ド・ソレイユのショー『イモータル(不滅)』、予告編はツイッター、ブログなどでご紹介して大反響を得たが、このショーに関連したアルバムがソニーから発売されることが発表された。 予告編でも実にうまく編集されていた音源が使われていたが、この『イモータル』のショーの音源をまとめたものが、同名のCDとして2種類のCDで11月23日全世界同時にリリースされる。ひとつが22曲入りの2枚組み、もう一枚が15曲入りの1枚ものCD。 シルク・ド・ソレイユ関連のCDとしては、2006年のビートルズ楽曲をリミックスしたアルバム『ラヴ』に続くものとなる。 このCDを総合プロデュースしたのはケヴィン・アンテューンズ(Kevin Antunes)で、依頼を受けてから約1年かけてオリジナル・マスター・テープからリミックス作品を仕上げた。この仕事をするにあたって音楽デザイナー、という肩書きが付いている。ケヴィンはこれまでにニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ、ブリットニー、マドンナ、ジャスティン・ティンバレイク、リアーナなどの作品やツアーをてがけてきた。他にもグラミーやビルボード・ミュージック・アワードなどでもプレイしてきた人物。オリジナルの音源、声などとさまざまな楽曲をマッシュアップという方法で、自由自在に新しいものに作り上げている。 感動的接点。 ケヴィンは、今回のプロジェクトについてこう言う。「マイケルはパイオニアだ。天才だ。ロック、R&B、ファンキー、ソウル、カントリー、あらゆるものが彼の中にはある。これは、僕にとって人生最大のプロジェクトだ。誰もが見たことのないようなショーを繰り広げる。(これらの音源で)マイケルは、あなたを変えるよ。そして、あなたの一部になる。ダンス、パフォーマンス、照明、プレゼンテーション、すべての源はマイケルだ。とてもディープな作品になっている。もしあなたが真のマイケル・ファンならショーにいらっしゃい。あなた愛してきたマイケルとのエモーショナルなコネクション(感動的な接点)になるはずだ」。 ケヴィンはマサチューセッツ州ニュー・ベッドフォード生まれ。生年は明かしていないが、なんと10月4日が誕生日だという。(1971年前後の生まれか)祖父も父もミュージシャン。兄弟のデレクもドラマー。大きなきっかけはマサチューセッツ出身のニュー・キッズのツアー・オーディションに受かってツアーに出たこと。デレクとケヴィンで1989年にこのバンドにはいった。ハイスクール卒業後まもなくのことで、このツアーが終わった後は大学に戻り、学生時代は仲間とジャズのバンドなども組んでいた。1990年代のこと。大学を卒業後ニュージャージーに引越し、アトランティック・レコード本社の印税部門に就職。しかし週末には地元の仲間とのバンドでライヴなどを行い、週明け月曜にはニュージャージーに戻るという多忙なスケジュールをこなしていた。これがなかなかタフで結局、アトランティックは2年で辞め、その後、インシンクのツアーでキーボード奏者兼音楽ディレクターとなり、以後はミュージシャンとして活動している。インシンクの後、1998年にインシンクから独立したジャスティンのツアーなどにも参加している。「ノー・ストリングス・アタッチド」は彼のジャスティンとの共作。また、ジャネット・ジャクソンのツアーにもキーボード奏者として入っている。 使用音源はエピック作品だけでなく、モータウン音源も含まれる。ユニークなのは、マイケルがゲストで出てプロデュースもかったロックウェルの「サムバディーズ・ウォッチング・ミー」なども入っている点。 いずれにせよ、マイケル楽曲のオリジナルのマスターが使われているため、マイケルの本物の声が出てくる。リアルにマイケルが感じられるショー、そして、CDになっているわけだ。 ■マイケル・ジャクソン 最新作『IMMORTAL(イモータル)』 イモータル デラックス・エディション(初回生産限定盤) posted with amazlet at 11.10.11 マイケル・ジャクソン SMJ (2011-11-23) 売り上げランキング: 53 Amazon.co.jp で詳細を見る 2011年11月23日発売 デラックス・エディション(2枚組CD)EICP1510~1511 /税込予価¥3,780 通常盤(1枚CD) EICP1512 税込定価¥2,520 ~IMMORTAL 2枚組デラックス・エディション 曲目リスト~ 1.Working … Continue reading

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☆マイケル・ジャクソン~シルク・ド・ソレイユのショーモントリオールから始まる

☆マイケル・ジャクソン~シルク・ド・ソレイユのショーモントリオールから始まる 【Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour by Cirque du Soleil Tour Starts】 北米。 マイケル・ジャクソンの楽曲、ダンスなどを使ったカナダのダンス・カンパニー、シルク・ド・ソレイユのショー『Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour by Cirque du Soleil』(マイケル・ジャクソン・ジ・イモータル・ワールド・ツアー・バイ・シルク・ド・ソレイユ)が、2011年10月2日、カナダのモントリオールから遂にスタートした。 その予告編(トレイラー)が公開されている。 同リンク。 http://www.youtube.com/watch?v=x5kPTl4jEFo オフィシャルサイト http://www.cirquedusoleil.com/en/shows/michael-jackson-tour/default.aspx 総監督はジェイミー・キング。音楽ディレクターは、グレッグ・フィリンゲインズ、ドラムスにこのトレイラーではジョナサン・モフェットが見える。また、コレオグラフィー(振り付け)は複数いるが、メインはトラヴィス・ペイン、衣装にザルディー・ゴコなど、『ディス・イズ・イット』にからんだスタッフも多い。 ジェイミー・キングは、これまでにマドンナ、ブリトニー・スピアーズ、リアーナなどのステージをプロデュース。また、1992-93年のマイケルの『デンジャラス・ワールド・ツアー』で、マイケル・ジャクソンのダブル・ダンサー役(本人がリハーサルなどに出ないときに代わりにマイケル役を踊る役)として、世界ツアーに帯同していた。 総予算5700万ドル(1ドル80円で約46億円)、約60名のパフォーマーがステージを飾る。楽曲も60曲近く使用、マイケル本人の声をリアルなライヴ・バンドにあわせて使用するという。 これはまず北米ツアーで、2012年7月シカゴまで続く。その後、ヨーロッパ、そして、アジアへと来るものとみられる。アジアは2012年の遅くか2013年か。ラスヴェガス公演が今回は2011年12月3日から27日までに33本(予定)が行われる。ラスヴェガスは当初8日程度の予定だったが、チケットのリクエストが圧倒的にすごく急遽追加された。そして、2013年後半には世界を周った後にラスヴェガスで常設コンサートが行われることになっている。 今回の北米ツアーの予定は次の通り。 2011 schedule Montréal, QC – From … Continue reading

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# シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」

# シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」 【Story Behind ”Rapper’s Delight”】 秘話。 女帝シルヴィア・ロビンソンが29日に死去したことを受け、日曜日(10月2日)の『ソウル・ブレンズ』内「ソウル・サーチン」でも、シルヴィア逝去とそれにともないシルヴィアが世に送り出したシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」についてご紹介した。 2011年10月01日(土) シルヴィア・ロビンソン死去~シュガーヒル・ギャング生みの親 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111001.html 上記ブログで触れられてない話もしたのでここでもう少し書き加えておきたい。 このアメリカ音楽業界で「世界で初めてのラップ・レコード(の一枚)」とされるシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」は、シルヴィアのちょっとしたセンスが見事に光った作品となった。 誕生までには、いくつかの説があるが、大筋ではつぎのような話だ。 彼女がクラブ(ディスコ)のようなところで、DJが「グッド・タイムス」のブレイク部分をかけながら、MCがそれに載せてひたすらいろいろしゃべっているのを聴いたところから、息子に「これをレコードにしたらヒットする」と直感して、レコーディングを手配する。1979年6月くらいのことだったとされる。シックの「グッド・タイムス」がリリースされたのは、1979年6月なので、リリース後まもなくのことだ。 ラップはすでにニューヨークのクラブ・シーン、ストリートなどのアンダーグラウンドなところでは大きな現象となり始めていたが、あくまでアンダーグラウンドな世界での出来事でまだまだ一般の人は何も知らなかった。僕たち日本人が知るのも、この「ラッパーズ・デライト」からだ。 そこで、シルヴィアは息子のジョーイにラップができる若者をスタジオに連れて来いと指示するが、その当時ラップをリアルに本気でやっている連中は、ラップなどは録音するものではない、ライヴでその場のノリでやるもの、という意識が強く、誰もレコーディングを拒否した。 シルヴィアはメンバーを一人ずつ集めることになる。まず見出したのが、ヘンリー・ビッグ・マイク・ハンク・ジャクソンだった。ニュージャージーの「クリスピー・ピッツァ」店で働いていた380ポンド(170キロ)の巨漢を、息子の車に呼び出し、後部座席に乗らせ、カーステレオから「グッド・タイムス」をならし、ラップをさせたところ、なかなかいけたので合格。さらに、残る二人を集めて3人組を作った。彼らはスタジオに来てレコーディング。それがワンダー・マイクをはじめとする3人、シュガーヒル・ギャングになる。シルヴィアはこの曲を750ドル(当時1ドル220円のレートとして16万5000円)で作ったという。 「グッド・タイムス」のバーナード・エドワーズによるベース・リフは、フリースタイルのラップを載せるには最高のもので、多くのブラックの子供たちがこれにあわせてラップをするようになっていた。ファブ・ファイヴ・フレディーなどもラップをしていたり、「ラッパーズ・デライト」のレコードでビッグ・バンク・ハンクがMCをする部分はグランド・マスター・キャズが考案したリリックだという。きっと、いろいろなヴァージョンがあちこちでフリースタイルで披露されていたのだろう。 それに先立ち、ミュージシャンのチップ・シェアリンが友人のつてで、「グッド・タイムス」のベースラインを15分延々と繰り返しプレイするよう言われ、それをレコーディング。今でこそ、サンプリングやループという手法で、ちょっとだけ録音すれば何度でも繰り返しコピーできるが、当時は15分のトラックを作るためには15分ミュージシャンが演奏し続けた。ドラマーもベースのチップも最後は大汗をかくことになったという。それでもノーミスでレコーディングをしあげ、チップはギャラとしては70ドルほどもらった。1979年、1時間程度のセッションとしては、まあそこそこの金額かもしれない。ギターはブライアン・モーガンだそうだ。 そして、3人のMCも、ラップの部分をワンテイクで録音。すぐに12インチシングルとしてリリースされた。1979年9月のことだ。その後は歴史となった。チャート入りした時点では7インチ・シングルはなく、12インチのみでトップ40入りした唯一のシングルとなった。 まさにシルヴィアの「これは売れる」と思った直感が歴史を動かしたことになる。その後現在に至るまでラップという現象が大きくなっているだけに、なおさらこのひらめきが素晴らしかった。 当初は、シュガーヒル・ギャングはリアルなラッパーたちからは、尊敬されない(ディスされる)存在だった。ふだん、クラブなどでラップ道を邁進していたわけではないからだ。当初リアルなラッパーたちはレコーディングに興味を示さなかったが、この「ラッパーズ・デライト」の大ヒットを受け、次々とレコーディングをするようになり、シュガーヒルからレコードを出していく。グランドマスター・フラッシュ、ファンキー・フォー・プラス・ワン、クラッシュ・クリュー、トリエチャラス・スリー、また、他のレーベルからもメリー・メルなどが登場。ラップは一大ブームになるのだ。これを作り出したシルヴィアの功績は称えられるもの。 また、「ラッパーズ・デライト」が「グッド・タイムス」のリフを借用したことから、後にレコードそのままを「サンプリング」する手法の原点でもあった。 この冒頭、“I said a hip hop, the hippie, the hippie to the hip hip hop and you don’t … Continue reading

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□○ 『ロックン・ロール・ホール・オブ・フェーム』ノミネート発表

□○ 『ロックン・ロール・ホール・オブ・フェーム』ノミネート発表 【Rock & Roll Hall Of Fame Nominate Announced】 ノミネート。 1983年に設立されたアメリカン・ポピュラー音楽に寄与したアーティストを称える「ロックン・ロール・ホール・オブ・フェーム(ロックンロール殿堂)」は1986年に第一回受賞者を発表してから今年25周年を迎えた。来年度2012年のノミネート(候補)が2011年9月27日発表された。ウェッブで一般の人も参考投票ができる。ブラック系では、ルーファス&シャカ・カーン、エリックB&ラーキム、フレディー・キング、スピナーズ、ドナ・サマー、ウォーがノミネート。 今年のノミネートは次の15アーティスト。 Beastie Boys The Cure Donovan Eric B. and Rakim Guns ‘N Roses Joan Jett and the Blackhearts Heart Freddie King Laura Nyro Red Hot Chili Peppers Rufus … Continue reading

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●シルヴィア・ロビンソン死去~シュガーヒル・ギャング生みの親

●シルヴィア・ロビンソン死去~シュガーヒル・ギャング生みの親 【Sylvia Robinson Dies】 訃報。 ニュージャージーを拠点に長く音楽活動を行ってきたシルヴィア・ロビンソンが2011年9月29日午前6時28分ニュージャージー州セコーカスの病院で鬱血(性)心不全のため死去。76歳だった。当初、75歳という報道もある。3人の子供と孫、ひ孫多数によって送られる。シルヴィアは自身もシンガーとして「ピロー・トーク」などのヒットもあるが、最近では「ヒップホップの母」などとも呼ばれる。世界で最初のラップレコードの一枚「ラッパーズ・デライト」を1979年にリリースし、その後のラップ、ヒップホップの隆盛の歴史の第一歩を作り出した。スタング・オールプラチナム・レコードの設立、シュガーヒル・レーベルの設立、チェス・レコードの買収など、音楽起業家としても成功を収めた。 シルヴィアは、シルヴィア・ヴァンダープールとして1935年(1936年?)3月6日ニューヨークに生まれた。シルヴィアは、1950年代からソウル・デュオ、ミッキー&シルヴィアとして「ラヴ・イズ・ストレンジ」が1957年に大ヒット。1964年、ジョー・ロビンソンと結婚。シルヴィア・ロビンソンとなった。1968年にニュージャージーでスタング/オールプラチナム・レコードを設立。モーメンツ、ホワットノウツ、リムショッツ、ダニー・エルバートなど多くのソウル・ヒットを放った。モーメンツは「ラヴ・オン・ア・トゥー・ウェイ・ストリート」などのヒットを放ち、その後79年にレイ・グッドマン&ブラウンと名前を変え、活躍。また自らもシルヴィア・ロビンソンとして1973年セクシーな「ピロー・トーク」の大ヒットを生み出している。 1979年、地元のクラブで黒人の若者がやっていたいわゆるラップをレコード化することを思いつき、地元で見つけた3人組みをシュガーヒル・ギャングとして15分近くの「ラッパーズ・デライト」をレコーディング。トラックはシックの大ヒット曲「グッドタイムス」のベースラインを拝借し、12インチでリリースしたところ、これが大ヒット。このとき作ったレーベルがシュガーヒル・レーベルで、ラップ/ヒップホップ専門レーベルとして最初のものとなり、以後多数のラップレコードを輩出した。この「ラッパーズ・デライト」は、これをラップしている3人にシルヴィアがある金曜日に出会い、週明けの月曜にワンテークで録音したものだという。 その後、シュガーヒルからはファンキー・フォー・プラス・ワン、トリーチャーラス・スリー、特にグランドマスター・フラッシュ&フューリアス・ファイヴの「ザ・メッセージ」などは大ヒットし、ヒップホップ史上でも重要な作品となった。 これらの資金を背景にシュガーヒルはチェス・レコードのカタログなどを買収、リリースしたりした。 ■シルヴィア・ベスト Pillow Talk: Very Best of posted with amazlet at 11.09.30 Sylvia Collectables (1998-08-11) 売り上げランキング: 171395 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ ベスト・オブ・シュガーヒル・ギャング ザ・ベスト・オブ・シュガーヒル・ギャング posted with amazlet at 11.09.30 シュガーヒル・ギャング イーストウエスト・ジャパン (1999-02-24) 売り上げランキング: … Continue reading

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