Monthly Archives: September 2010

□トミー・ジェンキンス、製作中の映画『アイスモーセス』を語る~70年代ファンク・バンドの栄枯盛衰

□トミー・ジェンキンス、製作中の映画『アイスモーセス』を語る~70年代ファンク・バンドの栄枯盛衰を描くフィクション 【Tomi Jenkins Talks About His Movie Project “Icemosis”】 映画。 キャメオのトミー・ジェンキンスと話をした。トミーは1970年代中期(75年ごろ)、ラリー・ブラックモンがキャメオを結成したときのメンバーの一人。一時期、グループ活動が休止していた頃も、ラリーと連絡は取っていたという。 トミーは、もともとニュージャージー出身で、現在はロスアンジェルス在住。しばらく前から映画のプロジェクトをてがけていて、『アイスモーセス(Icemosis)』という作品を製作し、その音楽をてがけるという。 これはすでに脚本などがほぼ出来上がっており、今年中には撮影開始するという。総予算約1000万ドル(9億円弱)(テン・ミリオン・ダラー)を集めており、あとは撮影、編集。トミーによれば、早ければ2011年、遅くとも2012年の公開にこぎつけたい、とのこと。 この『アイスモーセス』は、1975年のシカゴが舞台。同地で活躍する無名のファンク・バンドが、メジャーなレコード会社と契約にこぎつけ、ヒットを飛ばし、スターになるものの、ちょっとした挫折が待ち受ける、といった感じのストーリーらしい。アイスモーセスが、映画に出てくるフィクションのファンク・グループだ。 すでに『アイスモーセス』は、情報が一部公開されている。 http://www.imdb.com/title/tt1591481/ しかも、アイスモーセスとしての演奏ビデオもYouTubeにいくつかアップされている。これらの音を聴くと、まさにPファンク、バーケイズ、コン・ファンク・シャンなどのサウンドを彷彿とさせる。 これらを見ると、実におもしろそう。 かつてあった『ファイヴ・ハートビーツ』は、60年代のR&Bヴォーカルの栄枯盛衰を描いた映画作品だが、これは70年代のファンク・バンドのフィクションだ。こうした音が好きなソウル・ファンにとってはひじょうに興味深い作品になりそうだ。 撮影開始、公開決定などの情報が入ったらまたお知らせしよう。 ENT>NEWS>Icemosis ENT>MOVIE>Icemosis

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●ディック・グリフィー死去~ソーラー・レコードの生みの親

●ディック・グリフィー死去~ソーラー・レコードの生みの親 【Dick Griffey Dies At 71】 訃報。 1977年に設立された「ソーラー・レコード」の創始者で、音楽業界のヴェテランであるディック・グリフィーが2010年9月24日(金)午後2時半ロスアンジェルス(現地時間)で死去した。71歳だった。長く病気を患っており、心臓のバイパス手術をした後の合併症で死去した。EURwebなど複数のウェッブが報じている。 http://www.eurweb.com/?p=53392 http://www.prlog.org/10955408-entrepreneur-humanitarian-and-black-music-legend-dick-griffey-dies.html ディック・グリフィーは本名リチャード・グリフィー。(ディックはリチャードの愛称) 1938年11月16日、テネシー州ナッシュヴィル生まれ。1960年代後期からロスアンジェルスのクラブでブラック・アーティストのブッキングなどをてがけるようになった。その腕を買われ、シカゴで1971年に始まったテレビ番組『ソウル・トレイン』のアーティスト出演交渉を任されるようになり、同番組のタレント・コーディネーターに。ここで多くのアーティストと接点を持つことになり、番組『ソウル・トレイン』も大ヒット。ブッキングの仕事は徐々に大きくなり、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソンズなどのビッグなアーティストのワールドツアーなどもてがけるようになった。 1975年、同番組の司会者、ドン・コーネリアス(1936年9月27日生まれ=ドンより2歳年下ということになる)とともにソウル・トレイン・レコードをスタートさせる。 当初は、ソウル・トレイン・ダンサーズ、シャラマーなどが在籍していた。途中からドン・コーネリアスが番組に専念するために、レーベルの株をグリフィーに売り、グリフィーは単独のオウナーに。それを機にレーベル名を「ソーラー・レコードSOLAR」に変えた。これは、Sound Of Los Angeles Records の頭文字をとったもの。1977年のことだった。 ソーラーは1980年代に入ってウイスパーズ、シャラマー、キャリー・ルーカス、ダイナスティー、クライマックス、レイクサイド、ミッドナイト・スター、さらに、キャロウェイ、ディールなどでヒットを飛ばし、一大ブラック・レーベルへ成長。グリフィーは1960年代に成功を収めたモータウンのやり方を踏襲し、自身のグループ内でアーティストをプロデュースするシステム(自給自足のシステム)を作り上げ、プロデューサーとしてもまだ無名だったシルヴァーズからリオン・シルヴァーズ、ディールからベイビーフェイス、LAリード、キャロウェイからキャロウェイ兄弟などにチャンスを与え、ヒットメイカーとして育て上げた。ディック・グリフィーはまた、当時まだ無名だった若手プロデューサー・チーム、ジミー・ジャム&テリー・ルイスにも最初のチャンスを与えている。 1980年代には多くのヒットを生み出し、黒人所有のレコード会社としてはモータウン・レコードにつぐ第二位の売り上げを誇るビッグ・レーベルとなった。ソーラーは、当初はRCA、続いてエレクトラ、キャピトル、ソニーと配給元が変わった。 リオン・シルヴァーズを軸に作り出したいわゆる「ソーラー・サウンド」は、1980年代のブラック・ミュージック・シーンで大きな存在となった。これらのサウンドは日本でもブラコン(ブラック・コンテンポラリー)のサウンドとして、今でも人気が高い。 葬儀は近親者ですませ、その後お別れの会を開く。妻はキャリー・ルーカス・グリフィー。「ダンス・ウィズ・ミー」などのヒットを放ったキャリー・ルーカス。2人の息子と2人の娘、5人の孫がいる。ほかに養子の息子も1人。 ソーラー・ギャラクシー・オブ・スターズ ソーラー・ギャラクシー・オブ・スター・ライヴ posted with amazlet at 10.09.27 株式会社ソニー・ミュージックレコーズ (1990-10-21) Amazon.co.jp で詳細を見る ソウル・トレインDVD 通販限定!THE BEST OF SoulTrain(ザ・ベスト・オブ・ソウルトレイン) DVD-BOX posted with … Continue reading

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◎ソウル・パワー・サミット2010:アフター・ザ・ダンス

◎ソウル・パワー・サミット2010:アフター・ザ・ダンス 【Soul Power Summit 2010: After The Dance】 5年目。 今年の「ソウル・パワー・サミット2010」は5年目、第5回。順調に歴史を積み重ねている。ますますソウル・ミュージック・ラヴァーズの絆は強くなっているような感じがする。 「ソウル・パワー・サミット~アフター・ザ・ダンス」、土曜日ライヴ終了後の打ち上げ。参加ミュージシャン、アーティストたちがほぼ集い、飲んだり食べたりしながら、そこでかかるソウル・ミュージックにあわせ、自由きままに歌っている。みんなが知ってる曲をプロのミュージシャン、シンガーたちがマイクももたずに、普通に声を張り上げ、大合唱。チェンジ、ホイットニー、アイズレイ、ニュージャック・スイングの数々、マーヴィン、「ナイト&デイ」…。しかし、みんなよく歌詞知ってるなあ。 ちょうどアイズレイがかかっているときに、「イン・ザ・ムード」を聞きたくなったので、DJのところに「イン・ザ・ムード」をリクエストしにいったら、すでにターンテーブルに「イン・ザ・ムード」がのっていた。これをかけるために、アイズレイを前振りに使ったな。もちろん、黒沢さん、タケ、久保田さんが歌う。 クリちゃんは、ホイットニーとジャネットの顔真似を見せてくれた。みんな大爆笑。 たまたま隣に座ったコーンちゃん。なんと本番前日には8度近い熱があったそうだ。薬を飲んで直し、初日の後はすぐに帰り静養、2日目には熱が下がっていた。「俺は、マーチンが(「ソウル・パワー」の真ん中に)どーんといて、ちょっとしたアクセント、色みたいな感じでいられればいいんじゃないかと思ってるんだよ」とモヒートを飲みながら話す。 村上さんと素顔のダンスマンの立ち話。「ダンスマンは、『ソウル・パワー』5回、全部にでてるんですよ。これは、マーチン、ゴス、スクープ以外では彼しかいないんです」 おおっと、そうか。ダンスマンは、ダンスマンになる前、別のバンド(ジャドウズ)でベースを弾いていた。プロのベース奏者だった。だから、今回、ステージでチョッパー・ベース(スラップ・ベース=ベースを叩くように弾く奏法)を堂々と見せていたのだ。彼によると「ラリー・グラハム、マーカス・ミラー、ルイス・ジョンソン、そのあたりの王道のベース奏者はみんな大好きです」という。 そんななか、「ミラクル」川畑さんのイヴェントでライヴをこなしてきたジェイ公山さんが、突然の顔出し。もちろん「ソウル・パワー」には何度もでているヴェテランだ。 ツイッターを携帯で見てると、O社長が「吉岡さん、原稿書いてるでしょう」とちゃちゃをいれてくる。「いやいや、書いてませんよ(笑)」。 黒沢さんは久保田さんに「来年も何かソウルの曲カヴァーするとき、ぜひ呼んでください」と懇願。「『イン・ザ・ムード』、最高でした。ほんと気持ちよく歌えた」と満足げ。僕が久保田さんに、「この3人(久保田、黒沢、タケ)で来年やるとしたら、何か候補曲ありますか」と尋ねると、「あるある、吉岡さんがライナー書いたやつ」とフィリーの名曲のひとつを即答した。その曲には女性のあえぎ声が入っているのだが、「じゃあ、あのあえぎ声はだれがやるの?」と訊くと、「黒沢くんにやってもらう(笑)」と。「レコードでは女だよ(笑)」「大丈夫、大丈夫、黒沢ならできる(笑)」と久保田さん。黒沢さん、「やります!」。「でも、『イン・ザ・ムード』ほど、知名度ないからだめかなあ」と久保田さんが言うので、「いや、その後ルーサーもカヴァーしてるから、けっこう知られてるんじゃない?」と言うと、「ああ、そうだね!」とのリアクション。実現したら、楽しいな。 そうそう、バックステージ・パスの件で、今年はなんかやたらエリア内の移動が厳しく、久保田さんもトイレに行くときにいわゆる「オール・アクセス」のプラスチックのパスを持っていないと、そのエリアに行けないと停められたそうだ。それをきいて「出演アーティストの久保田がだよ、自由に動けないんだよ、笑っちゃうよ」とコーンちゃん。 前年の打ち上げは朝8時まで続いたそうだが、果たしてこれは何時まで続いたのだろう。僕は翌日ラジオの生放送があったので、適当においとましたのだが。(笑) ■ 出演アーティスト関連CD、DVD 鈴木雅之ボックス MASAYUKI SUZUKI 30TH ANNIVERSARY LIVE THE ROOTS~could be the night~(初回生産限定盤)(DVD付) posted with amazlet at 10.09.27 鈴木雅之 ゴスペラッツ … Continue reading

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◎ ソウル・パワー・サミット2010 第二日レポート:日本版「ソウル・レヴュー」か

◎ ソウル・パワー・サミット2010 第二日レポート:日本版「ソウル・レヴュー」か 【Soul Power Summit 2010: Day Two】 ソウル・レヴュー。 「ソウル・パワー」の第二日は、会場が超満員。立錐の余地もないほど。土曜日だけに5時スタートということで、まだ日も落ちない中、武道館の前は大勢の人だかり。始まる前から会場の熱気がすごい。外はけっこう寒いが、中は蒸し暑いほど。 ダ・フロント・アクターズが観客に「一回目から来てる人?」と尋ね、歓声があがる。つづいてゴスペラーズ、「シャル・ウィ・ダンス」では珍しく黒沢・北山デュオ的な形が見られる。これもマイケル鶴岡振り付け。「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」は、もともとキャロル・キングが書きシンガー・ソングライターのジェームス・テイラーの歌で1971年に全米ナンバーワンになった名曲。ソウル界ではダニー・ハザウェイのライヴ・ヴァージョンがひじょうに有名。ここでは多和田えみがゲスト。村上てつやが日本語詞を書いた日本語ヴァージョン。「フォーギヴ・ミー」はちょっとフィリーソウル風、しかも熱唱系バラードで聴かせる。一方、「愛のシューティング・スター」はフィリー四打ち系でこれも振り付けつき。 この日だけのゲスト、クリスタル・ケイは3曲。ロッキッシュな「フラッシュ」から大ヒット「ボーイフレンド・パート2」に続いて、ゴスペラーズの北山・黒沢・さらにスクープのタケの3人をコーラスにしたがえ、ドナ・サマーの大ヒット「オン・ザ・レイディオ」のカヴァーを披露。このコーラス、ドナ・サマ・アズという。ドナがタケで、サマが黒沢で、アズが北山。「ソウル・パワー」にぴったりのゲスト・アーティストだ。 ザ・ファンクス。ダンスマン自身は、なんと「ソウル・パワー」5回連続出演。ダンスマンとして、ファンクスとして、全出演。これは、ソウル・トライアングルの3組以外彼だけ。来年はパンフでも大々的にフィーチャーしないと。村上・ダンスマン対談とか。(笑) スクープ。「ゲットアウェイ」は、どこかアイズレイ・ブラザーズ風の雰囲気がある。そういう意味で、「ソウル・パワー」に似合った選曲か。そして、歌力満載の「潮騒」のエンディングでは、あの広い武道館で一瞬ノーマイクにして「stay…」というところを歌う。新曲「マイ・ライフ」から「バラ色」のゴー・ゴー・ヴァージョン、そして、「ファイヴ・キーズ」のエンディングで、トーキング・ボックスを使い、「dance, if you want it」で久保田利伸呼び込み。これは、ほんといいアイデアだと思う。村上さんが考えに考えて出てきたアイデア。 久保田利伸。いきなり、「TAWAWAヒットパレード」であげあげ、のりのり。どうして今年「ソウル・パワー」に参加することになったかの経緯の話がおもしろい。「春くらいにマーチンから電話がかかってきて、飯食おうって。そこで、久保田あ、そろそろ、ソウル・パワーでろよ…、って」 本当にありそうでなさそうな、でもありそうな状況のトークがおもしろかった。そして、ベイビーフェイス作ウィスパーズのヒット「イン・ザ・ムード」。スクープ・タケ、ゴス黒沢とのトリオで。冒頭のちょっとアカペラで練習してみようというアイデアは久保田さんのアイデア。黒沢チームは本番の2-3日まえに急に言われたらしい。ひじょうにソウルフルな雰囲気で、熱くなっていた会場にちょうどエアコンクーラーの涼しい空気が舞い降りてきていいムードに。そして、大ヒット「ラヴ・レイン」。 ゴスペラッツ。今年はおおとりケイスケ、おおとりラン、オードリー。酒井・桑野のコンビがますますパワーアップ。このコンビの前説もありじゃないかとも思った。(笑) 「塗ると、人が変わります」という酒井ぺッツがいい味を出す。大瀧詠一「ア・ロング・ヴァケーション」が来年30周年で、それを祝う意味での「パッパドゥビドゥバ・ストーリー」もいかにも大瀧楽曲という感じ。そして、ムーングロウズの「シンシアリー」。「時間飛行」はじっくり聴かせ、ひじょうに印象に残った。 アンコールは今年30周年を迎えるマーチンに向けて「鈴木雅之メドレー」。「ロンリー・チャップリン」では、ソウル・シスター鈴木聖美も登場。 そして、さらにサプライズが。ブラザー・コーンが音頭をとって9月22日か誕生日だったマーチンへ、全員で「ハッピー・バースデイ」。そして、ノッキーを呼ぼうとしたが忙しく代わりにマーガレットが来てくれたといってマーガレット(木梨憲武)が大きな花束を持って登場。一斉に歓声がまきおこる。「マーガレットは、『可愛いい人よ』ができるっていうんで、じゃあ、3人で」との掛け声で、「可愛いい人よ」。この部分は本当にマーチンも知らなかったようで、マーチンは一瞬涙ぐんでるように見えた。コーン曰く「いやあ、ほんとに隠しておくのが大変だったんだ」。 ほぼ4時間。CMトイレ休憩なしのノンストップ。1回目からだが、バンドの入れ替えがなくノンストップでライヴが続くというのは、本当にすばらしい構成だ。その他の複数アーティストの出演するライヴは、必ず15分程度入れ替えで時間がかかるから、流れが分断される。しかし、4時間近く休みなく演奏するバンドは大変だが、おつかれさま。 たいへんよく構成された4時間のショー。出演者の着替えなども、けっこう早変わりもあり、おそらく舞台裏は大変な忙しさだっただろう。 テレビなんかじゃ見られないライヴならではの濃厚なエンタテインメント。テレビじゃ見られないが、いい意味で「ヴァラエティー・ソウル・ショー」。コラボレーションもおもしろいし、「ソウル・パワー」のイヴェントは、ひょっとしたら、これは日本版「ソウル・レヴュー」の形なのかもしれない。 (この項つづく) ■ 過去ソウル・パワー関連記事(初回から4回目まで) 2010年09月25日(土) 『ソウル・パワー2010』第一日(速報) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100925.html 2010年09月26日(日) ソウル・パワー・サミット2010第1日レポート http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100926.html >前回2009年第4回 September 26, 2009 ソウル・パワー・東京サミット2009(Day 1) … Continue reading

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◎ソウル・パワー・サミット2010第1日レポート

◎ソウル・パワー・サミット2010第1日レポート (ソウルパワー初日の模様です。2日目は明日ご紹介します) 【Soul Power Summit 2010: Day One】 パワー。 いきなり、ブラザー・コーンとマーチンが登場し、「私たち、ダ・フロント・アクターズでございます」と宣言。「前説がやりたかったんです」と言って笑いを誘う。ブラザー・コーン、この日1度目の登場だ。 これに続いて、すぐにゴスペラーズ。マイケル鶴岡振り付けの「1,2,3 for 5」などを経て、昨年出場が体調不良のため不可能になった多和田えみがデュエットで「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」を日本語で一緒に。彼女の歌は初めて聴いたが、なかなか低い印象的な声だった。その後、11月にリリースされるゴスペラーズの新曲を一節アカペラで。これはタイトルを「冬響」。こう書いて「とうきょう」と読ませる。「ポーカーフェイス」の後半でラップのライムスターが乱入。ラップをいれながら、ファンキーにし、そのままライムスターのライヴへ。 バンドメンバーはここだけが唯一の休憩場所。DJをバックに次々とよく聞き取れるラップが。「これからの(俺たちがやる)音楽はメロディーがない。だが、ビートとグルーヴとリズムがある」といって始まった。 ダンス・マンのお兄さん、ドリーファンク・ジュニアとダンス・マンのユニットが昨年に続き登場。新曲を披露。 そして、スクープ。「潮騒」はタケの歌が堂々と武道館に響き渡り、聴くものを圧倒的に集中させた。声量、歌唱、非常にインパクトがあった。「バラ色」のゴー・ゴー・ヴァージョンで、ところどころにワシントンDCのゴー・ゴー・サウンドの王者、チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズの「バスティン・ルーズ」のフレーズをいれながら、「ファイヴ・キーズ」に入り、ここでゴスペラーズが乱入。そして、最後でキーボードの学史がロジャーよろしくトーキング・ボックスで「dance, if you want it~」と歌い、久保田利伸を呼び込み。 このあたりのつなぎの演出が実ににくい。久保田もヒット曲を厳選。「ヒットパレード」「ラ・ラ・ラ・ラヴソング」、そして、ベイビーフェイスが書き、ウィスパーズでヒットさせた「イン・ザ・ムード」をカヴァー。ここにゴスから黒沢薫、スクープからタケが参加。大人のムードたっぷりのソウル・フレイヴァーな1曲を演出した。そして大ヒット「ラヴ・レイン」。 そして「オオトリ(出し物の最後のアーティスト)」を務めるのは1年目、3年目と1年おきにでてくる隔年登場ゴスペラッツ。酒井と桑野の漫才コンビが妙におもしろい。新録の新曲は、大瀧詠一が1981年の『ア・ロング・ヴァケーション』で収録していた「パッピドゥビドゥバ・ストーリー(物語)」。これに続き、ムーングロウズの「シンシアリー」をカヴァー。これは、今年亡くなったムーングロウズのベースでリーダーでもあり、マーヴィン・ゲイの育ての親ハーヴィー・フークワに捧げるもの。さらにじっくり歌った「時間飛行」。ヒットメドレーで本編の幕が閉まる。 そしてアンコールは今年でデビュー30周年を迎える鈴木雅之メドレー。そのヒット曲を、参加者が手分けして歌う。サプライズは、「ロンリー・チャップリン」で、お姉さん鈴木聖美が登場したところ。ここにはさらにブラザー・コーンも。そして、最後に久保田利伸が先導で「ランナウェイ」。オールスターで歌いシメ。始まってから、アンコール、挨拶が終わるまで3時間50分。ノンストップ。みなさんおつかれさま。 今回の「ソウル・サミット」の大きなポイントは、ソウル・マン久保田利伸の参加。そして、さらにヒップホップ・アーティストとしてライムスターが参戦してくれたことなどがある。もちろんこれは表のポイントだが、裏メニュー的にコーンちゃんがどこで何をやらかすかが、僕的にはけっこう興味があったのだ。というのも、パンフレットにおける16ページにおよぶ超ビッグ対談の中でも、コーンちゃんは一番たくさんしゃべっているのだが、彼の出番、出方がはっきりしていなかったから。本人曰く「どうやってでるのかなあ」などととぼけながら笑いを誘っていた。 そこに注目してみると、4時間弱の中、コーンちゃんの登場はオープニングのダ・フロント・アクターズのしゃべりと歌、久保田利伸の冒頭での若干のコーラス、そして、マーチン&鈴木聖美の「ロンリー・チャップリン」でのヴォーカルという3箇所。それで、パンフの中では一番たくさんしゃべってるのだ。あんだけしゃべって、歌うの1曲って、さすがだ! (笑)  (第二日の模様は明日お届けします) ■ メンバー  ダ・フロント・アクターズ (鈴木雅之+Bro Kone) ゴスペラーズ 多和田えみ  ライムスター(24日のみ) クリスタル・ケイ(25日のみ) The☆Funks (ファンクス) (ダンサー2名) スクープ・オン・サムバディー 久保田利伸 ゴスペラッツ 鈴木雅之  … Continue reading

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◎『ソウル・パワー2010』第一日

◎『ソウル・パワー2010』第一日 【Soul Power Summit 2010: The Day One】 第5回。 2006年から始まったソウル・ミュージック好きの日本のミュージシャンが集まる音楽イヴェント『ソウル・パワー・サミット2010』の初日が小雨降る中2010年9月24日、日本武道館で行われた。今年は大阪サミットが諸事情で開催されなかったため、地方から参戦するファンも多数みられた。 5年目を迎えた「ソウル・サミット2010」は、鈴木雅之、ゴスペラーズ、スクープ・オン・サムバディーに加え、ブラザー・コーン、そして、今年は久保田利伸のソウル・クインテットという強力な布陣でのぞんだ。久保田利伸の参加は、鈴木雅之らが「ソウル・パワー」当初から出演を熱望していたもの。久保田はステージで「今年の春、マーチンから電話があって、『久保田、ソウル・パワー、今年は出ろ』と言われて、でることになった」と明かした。こうして5年目にしてついに参加がかなった。 5周年、5回目、そして、マーチンのデビュー30周年が重なる記念すべきイヴェントとなった。 今回はホストバンドがひとつで、彼らがライムスターの出演時間以外3時間50分休みなく演奏し続ける。 ゴスペラーズ安岡優がプロデュースし、ダンスマンの兄ドリー・ファンク・ジュニアとのファンク・ユニット、ファンクスが再度登場。今回は新曲をレコーディングし、そのリリース記念での出演となった。 日本語を独自に操る本格的ヒップホップ・アーティスト、ライムスター。MC宇多丸はステージで、「村上君から誘われてとっても嬉しい…。だけど、どんどんいろんなことをやってくれと言われ、めんどくさくなってきた」と話し、客席から爆笑を受けていた。ライムスターは初日のみの出演で、二日目はクリスタル・ケイが出演する。 (内容の詳細は明日以降にご紹介します) ○今日9月25日(土)は午後4時開場、5時開演。いつもより早いのでお気をつけください。 ○メンバー・リスト、セットリストは明日以降に掲載いたします ○今回の「ソウル・パワー」への意気込み。5人のソウル談義などは、会場で販売されている豪華パンフレットでの5人対談で存分に語られている。立ち読みには向かないのでぜひ、お買い求めください。(若干宣伝) ■ 過去ソウル・パワー関連記事(初回から4回目まで) >前回2009年第4回 September 26, 2009 ソウル・パワー・東京サミット2009(Day 1) http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10351045775.html 2009年09月27日(日) ソウル・パワー・東京サミット2009(Day 2) http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10351581358.html#main 2009年09月28日(月) ソウル・パワー、盛りだくさん http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10352078479.html >第3回2008年 September 25, 2008 ソウル・パワー2008~2日間を見て … Continue reading

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◎秋の風物詩ジョー・ライヴ

◎秋の風物詩ジョー・ライヴ 【Man Of Autumn: Joe Live At Billboard Live】 形式美。 このところ、毎年秋になるとやってくる「マン・オブ・オータム」(命名ソウルサーチャー)ジョー。ビルボードライブの秋の風物詩になりつつある。今年で4年連続この時期にビルボードに登場。 それにしても、ジョーの女性間の人気は抜群。ゆったりしたグルーヴ系ミディアムがノンストップで続く間、ファンは総立ちで体を揺らす。ギター、ドラムス、ベース、キーボードの4人のバンドにジョー。前2列は全員女性ファンで全員目がハートマーク。全席でもやはり8-2で女性ファン。 ジョーとバンドは2分程度で次々とノンストップで曲をつなぎ歌い続ける。息つく間もない。後半、アコースティック・コーナーでは例によってジョーがギターで弾き語り。それまで立っていた女性ファンも座る。 女性同士や女性一人のファンはとろけ、カップルで来ている人たちはいちゃついている。きっと、昔のマーヴィン・ゲイのライヴでもこうだったろう。 セットリストは毎年ほとんど同じだが、ここまでパターンを作ると、ジョーの形式美という感じもしてくる。そして、何度でも見たくなるのがファンの心理だ。アンコールが終わっても、ジョーがステージを降りようとしても、ファンからもみくちゃにされ、サインをせがまれると、彼もできるだけ応える。そのため、ステージをはけるまでにずいぶんと時間がかかった。バンドは、途中からインストのジャムになった。ここまでファンに尽くしてくれれば満足だろう。 ところで、コーラスがシークエンス(コンピューター)から出てくるのだが、これだとちょっと微妙。うそでもいいから、バック・ミュージシャンのところにマイクを置いて、彼らがコーラスをつけてるように振りを付けたらどうだろうか。(笑) ○ビルボードライブ大阪で9月24日、25日、ビルボードライブ東京で9月27日、28日も。 詳細はこちら (大阪)↓ http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=calendar&shop=2 (東京)↓ http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=calendar&shop=1 ■ ライヴの模様を再現~ライヴ・フロム・ジャパン ■ 過去記事 2009年10月05日(月) ジョー・ライヴ~R&B王道を行くソウル・シンガー http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10357422271.html October 20, 2008 ジョーとピーボの共通点~ジョー・ライヴでの発見 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081020.html September 05, 2007 ジョー、ビルボードライブに初登場 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20070905.html 2003/12/13 … Continue reading

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○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMNソウル放談(パート8=最終回)

○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMNソウル放談(パート8=最終回) 【Yoshioka, Matsuo & Nakata: YMN Summit: Dinner With Soul Talking (Part 8 of 8 parts)】 (昨日からの続き) ソウル放談。 2010年8月2日から4日まで3回にわたってお送りした「YMN参集・ソウル放談」、先日そのパート4~7までをお届けしました。今日は、いよいよ最終回パート8。中田さんの衝撃の最新プロジェクトなど。 パート1から7までは、こちら。 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100802.html 2010年08月03日(火) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート2)~マーヴァ・ホイットニーが語るジェームス・ブラウン http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100803.html 2010年08月04日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート3) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100804.html 2010年09月18日(土) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート4) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100918.html 2010年09月19日(日) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100919.html 2010年09月20日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート6) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100920.html 2010年09月22日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート7) … Continue reading

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○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート7)

○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート7) 【Yoshioka, Matsuo & Nakata: YMN Summit: Dinner With Soul Talking (Part 7)】 (昨日からの続き) ソウル放談。 2010年8月2日から4日まで3回にわたってお送りした「YMN参集・ソウル放談」、先日そのパート4~6までをお届けしました。今日は、パート7。運営のむずかしい大型セルフ・コンテインド・グループを維持していくには。 パート1から6までは、こちら。 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100802.html 2010年08月03日(火) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート2)~マーヴァ・ホイットニーが語るジェームス・ブラウン http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100803.html 2010年08月04日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート3) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100804.html 2010年09月18日(土) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート4) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100918.html 2010年09月19日(日) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100919.html 2010年09月20日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート6) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100920.html ■ 大ヒットがあれば、すべてうまく回るか ジェームス・ブラウンのJBズも、ブッツィー・コリンズのバンドも大人数のバンド。1970年代は一大「セルフ・コンテインド・グループ・ブーム」になっていた。「セルフ・コンテインド・グループ」とは、自分たちで曲を書き、プロデュースし、演奏、歌も歌うというすべてを「自給自足」するグループのこと。だが、大人数を養うのは経済的にだんだん難しくなり、70年代以降はそうしたグループも人数を減らしたりしてサヴァイヴァルの道を模索している。つい最近11年ぶりに来日したキャメオも一時期は12-3人になったこともあるが、現在は4人程度。あとは、サポート・メンバーでライヴをまかなう。アースも4人程度がメイン。そんな中、日本を代表するセルフ・コンテインド・グループ、オーサカ=モノレールも大人数の運営は大変だという話になった。 中田。「やはり10人近くいると、(運営は)大変になりますよね。1曲でもヒット曲とかあればいいんでしょうけれどね。いい曲書いたら売れるはずだし。僕たちがお金持ちじゃないというのを、世の中のせいにするのは間違いだと思います。そういう才能がなくて、それだけのものをまだ出してない、というだけのことと思ってるんですよ。クール&ザ・ギャングも、「セレブレーション」はどうかわかりませんが(笑)、ほかにもいい曲、かっこいい曲たくさんあるし、アース・ウィンド&ファイアーなんか、(音楽的な内容と商業的な成功が)両立してると思うんですよ。かっこええもんわ、かっこええ。 中田。「年に何回か、仕事もなんもせずに、これからどうしたらいいかっていうのを喫茶店でずっと考えるっていう日を作るんですけど、なかなかいいこと思いつかないんですよ。(笑) 日本で(人数多いバンドは)かなり大変ですね。エグザイルも人数多いけど、次元が違いますからね。(笑)」 … Continue reading

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◎キャメオ・ライヴ~「W-O-R-Dアップ」

◎キャメオ・ライヴ~「W-O-R-Dアップ」 【Cameo Live At Cotton Club】 ファンク。 1999年8月以来11年ぶりの来日となったニューヨークのファンク・グループ、キャメオ(キャミオ)のライヴ。今回は、リーダー、ラリー・ブラックモンのほか、アンソニー・ロケット、トミー・ジェンキンス、チャーリー・シングルトン、アーロン・ミルズというほぼオリジナル・メンバーが結集し、この5人がステージのフロントを占めた。このフロント5は実に強力。さらに、バックを支えるドラムスは名手ジョナサン・モフェット(ジャクソンズのツアーなど多数、レコーディングはマドンナ、ジャクソンズなど多数)だ。ラリー自身、元々ドラムスを担当するだけにドラマーの選抜は厳しいはずだ。その目にかなったジョナサンはもちろん文句なし。 フロント・ステージ、客席から見て左から順にアンソニー(白い帽子)、アーロン(ベース=頭の王冠が印象的)、ラリー、トミー(ヴォーカルのみ)、チャーリー(ギター)という布陣。後列左のブラックのキーボードがケヴィン・ケンドリック、右サイドがジェフ・ネルソン、そしてドラムスがジョナサンだ。ラリーはトレードマークの真っ赤なサポーターをシンボルとして堂々と見せる。 「Tokyo, are your ready for funk?」の掛け声とともに始まったファンク・ショー。フロント5が、センターに半円陣でお辞儀をしながらスタート。しっかりとした振り付けがついたファンク曲がほぼノンストップで続く。曲の中では、チャーリー・シングルトンのギター・ソロ、アンソニー・ロケットのギター・ソロ、2人のギター・バトルなども。ベースのアーロンの動きはどこかアースのヴァーディン・ホワイトを思わせる。バンドが実にかっこいい。タイトで、ファンクの存在理由を百も承知という感じで、そんなことを語るのもヤボというノリで普通にグルーヴ・ワールド、ファンク・エンタテインメントを当たり前に作り上げる。 最終日セカンドはさすがに観客も相当熱くなっていて、暗転した瞬間から総立ちとなり、ずっと踊りまくっていた。セカンドはファーストに1曲プラス、最終日のセカンドはさらにエクストラで予定セットリストになかった「シェイク・ユア・パンツ」が増量となった。一方で、途中にはさまるバラードの名曲「スパークル」などは、ひときわ人気が高く支持を集めていた。 下記セットリストでなじみがあまりないと思われるのが、7曲目の「ホワイ・ハヴ・アイ・ロスト・ユー」。これは調べてみると2枚目『アグリー・エゴ』と5枚目のアルバム『キャメオシス』に入っている曲だった。後半ノンストップでヒット曲がプレイされると、ファンの興奮も最高潮。そして、「ワード・アップ」では、「W-O-R-Dアップ」「C-A-M-E-O」と客に言わせ、一体化マックスへ。 バンドのキーボードを担当しているケヴィン・ケンドリックとライヴ後少し話をする機会があった。ケヴィンによると、マドンナのブロンド・ツアーにも参加したり、キャメオにもオン&オフで参加、キャメオのレパートリーは5-60曲ほとんど覚えている、という。ここでは70分のショーだが、90分でも2時間弱でもいくらでも長いショーはできるそうだ。「シェイク・ユア・パンツ」も、あの場でラリーがやるといったので、メンバーもすぐに対応した。 (トミー・ジェンキンスとの話、後日ご紹介します) ◎キャメオ 『ワードアップ』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001FKH/soulsearchiho-22/ref=nosim/” name=”amazletlink” target=”_blank ◎ ベスト http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000BHJUO/soulsearchiho-22/ref=nosim/” name=”amazletlink” target=”_blank ■ メンバー キャメオ Larry Blackmon(vo) Tomi Jenkins(vo) Charlie Singleton(g) Anthony Lockett(g) Aaron … Continue reading

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○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMNソウル放談(パート6)

○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMNソウル放談(パート6) 【Yoshioka, Matsuo & Nakata: YMN Summit: Dinner With Soul Talking (Part 6)】 (昨日からの続き) ソウル放談。 2010年8月2日から4日まで3回にわたってお送りした「YMN参集・ソウル放談」のパート4、5までをお届けしました。今日は、パート6。ジェームス・ブラウンの研究家でもある中田さんが、分析するJBズのからくり。そこにはまらなかったブーツィー・コリンズ。 パート1から5までは、こちら。 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100802.html 2010年08月03日(火) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート2)~マーヴァ・ホイットニーが語るジェームス・ブラウン http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100803.html 2010年08月04日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート3) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100804.html 2010年09月18日(土) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート4) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100918.html 2010年09月19日(日) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100919.html +++++ ■ 大型バンドとしての苦労~JBズのからくり 中田さんのオーサカ=モノレールは、現在9人組。もともとその名の通り大阪出身のグループだ。彼らは当初、大阪を本拠に活動を続けていた。だが、じょじょに東京での仕事も増え、遂に本拠を東京に移す。 松尾。「(レコーディングするときは)スタジオはどのあたり使ってるの?」 中田。「もうばらばらですね。僕らは1日20万もするようなスタジオは使えないんで、せいぜい5万とか、個人スタジオで3万くらいのところの場合もありますよ。そういうときはホーンセクションだけ後から録ったり。ただマルチ(レコーダー)は自分たちで持っていきます」 松尾。「ところで、中田さんが、上京してきたのはいつですか?」 中田。「2003年かなあ」 … Continue reading

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○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5)

○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5) 【Yoshioka, Matsuo & Nakata: YMN Summit: Dinner With Soul Talking (Part 5)】 (昨日からの続き) ソウル放談。 2010年8月2日から4日まで3回にわたってお送りした「YMN参集・ソウル放談」のパート4を昨日お届けしました。今日は、パート5。松尾さんの隠された過去、彼がクインシーから学んだこと、『ソウル・トレイン』とYMOの話など、話は尽きません。 パート1から4までは、こちら。 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100802.html 2010年08月03日(火) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート2)~マーヴァ・ホイットニーが語るジェームス・ブラウン http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100803.html 2010年08月04日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート3) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100804.html 2010年09月18日(金) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート4) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100918.html +++++ ■中田氏はAIの大ファン 吉岡。「ところで、中田さん、さっき、(日本のR&Bシンガー)AIが大好きだって言ってましたよね」 中田。「そうなんですよ」 松尾。「AIちゃんが、デフジャムからデビューしたって思ってる人、多いですよね。もともと勝本さんのとこから出てきたってこと知らない人も多いですよね。本人は何も隠してないけど、BMGから出たこと、ほとんどなかったような形になってる。(笑) (オーサカと)セッションとかはやってないんですか?」 中田。「(セッションは)やったことないですねえAIちゃん個人的に大ファンなんです、すごい好きですね」 松尾。「(セッション)やればいいのに!」 吉岡。「ほんとほんと、やればいいのに! 電話しようか?(笑)」 松尾。「オーサカ=モノレールの音にものすごくあうと思うなあ。まあ、アルバムの中に1曲とかあってもおかしくないよねえ。双方リスクもないし」 中田。「(笑) 日本人で、こんな言い方したらおかしいかもしれないけど、ほんまにいいなあ、ちゃんと声でてるしって思いますね」 松尾。「彼女は、デビュー前にメアリー・J・ブライジのステージに参加したりやジャネットのPVで踊ってたりしたからね。歌が歌いたんだけど、そこにたどり着くまでに踊って、ラップして、歌まで行ったっていう。すごいバイタリティーの持ち主ですよね。僕は、だから彼女のことを(日本の)クイーン・ラティーファって呼んでるんですけど。(笑)」 … Continue reading

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○YMNソウル放談(パート4)~ YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴

○YMNソウル放談(パート4)~ YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴 【Yoshioka, Matsuo & Nakata: YMN Summit: Dinner With Soul Talking (Part 4)】 ソウル放談。 大変長らくお待たせいたしました。先月8月2日から4日まで3パートにわけてお送りしたYMNソウル放談、そのパート4以降をお送りします。実は、パート2でお届けしたマーヴァ・ホイットニーの部分は後半のところで、パート3、パート4が冒頭の部分、言ってみれば、『エピソード1、2』にあたります。(笑) 今回は中田さんの音楽的ルーツの話、イギリスの音楽シーンの話など。パート8まで続きます。 パート1から3までは、こちら。↓ 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100802.html 2010年08月03日(火) 参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート2)~マーヴァ・ホイットニーが語るジェームス・ブラウン参集 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100803.html 2010年08月04日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート3) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100804.html ■ オーサカ=モノレールのヨーロッパ進出について。 大型ファンク・バンド、オーサカ=モノレールは、最近では年に一度ヨーロッパ・ツアーをする。そして、昨年はその模様を『ライヴ・イン・スペイン』として、CD・DVDとしてリリースした。彼らはヨーロッパでも安定した人気を獲得しているが、そのヨーロッパ進出はいかにして実現するようになったのだろうか。 中田。「(それまでの先輩アーティストと比べた場合)僕らの場合は、インターネットがあったんでね。マイスペース作ったのが、2005年か2006年かな。アメリカ人の友達に、『おまえ、マイスペース作れ』って言われて、『なんや、それ』とか思ったんですけど、作ったんです。でも、これはでかかったですよね。それと、僕たちは7インチのアナログ・シングルを出してたんで、これも大きかったですね。そういうのがヨーロッパで出回ってて、僕たちが(ヨーロッパ・ツアー)するぞって言ったら、あちこちからオファーが来ましたね。ただ、向こうが飛行機代も出すから、来てくれ、という話はこないんですが、僕たちが行くってなったら、じゃあ、ブッキングする、っていう話はでましたね。だから、ヨーロッパに行くっていう最終的な決心をしたのは自分なんですけど、赤字にあるか黒字になるかはわかんなかったんですけど、とりあえず、行くってなったら受け入れてくれるところはあった、という感じですね」 松尾。「あっちからすると、呼ぶには人数多すぎだしね。(笑)」 中田。「今でも全部めんどう見てくれる人はいないんですよ。だから、このライヴが(ギャラが)いくらとか、旅行日程や飛行機代とか計算してそういうのを組み合わせてくんです。だから、ライヴの日は向こうが用意してくれるんでいいホテルに泊まれるんですけど、ライヴのない日はかなり安いモーテルだったりするんですよ。(笑) 一泊10ユーロとかね」 吉岡。「10ユーロ!(約1200円)それは安い!」 松尾。「ライヴ、どんなところでやってるんですか。(ロンドンの)ジャズカフェとかやったんですか」 中田。「あ、ジャズカフェ、やりましたよ」 松尾。「イギリス人の黒人音楽趣味に強いシンパシーを覚える僕からすると、(イギリスの国営放送)BBCでかけてもらって、ジャズカフェでプレイできたら、死んでもいい、みたいな感覚はあるなあ」 中田。「BBC行きましたよ、生ライヴ、やりましたよ」 ◎ オーサカ=モノレール ライヴ・イン・スペイン ライヴ・イン・スペイン [CD+DVD … Continue reading

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☆キャサリン・ジャクソン(マイケルの母)、AEGを訴える

☆キャサリン・ジャクソン(マイケルの母)、AEGを訴える 【Michael Jackson’s Mother Sues Concert Promoter】 訴え。 マイケル・ジャクソンの母、キャサリン・ジャクソンが故マイケルの2009年7月から行われる予定だった『ディス・イズ・イット』ツアーを企画・運営したイギリスのコンサート・プロモーター、AEG社を2010年9月15日(水曜)、ロスアンジェルスの上級裁判所に訴えた。2010年9月16日、海外のメディアが一斉に報じた。AEGが、シンガーの命を救うための十分な機材、また、シンガーを監督するにたりる医師を用意できなかったとしている。『ディス・イズ・イット』をてがけたケニー・オルテガも被告人の名にある。 AEGは、まだコメントしていない。 訴状では、マイケル・ジャクソンは生命を維持するための十分な機材が供給されるべきだった、コンラッド・マレー医師はジャクソンを監督・保護すべだったとしている。 また訴状では、マイケルの3人の子供のうち、長男プリンスは父の最期を目撃したために精神的に大きな打撃を受けている、という。 キャサリンの弁護士は、この訴訟の目的は、「マイケル・ジャクソンの死の真相を明らかにすることにある」としている。 なお現在進行中のマレー医師の裁判と、これはまた別のもの。 http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-11324635 16 September 2010 Last updated at 08:17 GMT Michael Jackson’s mother sues concert promoter Jackson was preparing for a series of concerts at the time … Continue reading

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◎トクズ・ラウンジ

◎トクズ・ラウンジ 【Toku’s Lounge ~ Standing Room Only】 超満員。 なんだか、異様に混雑。NHK『ソングス』で出たり、月曜(2010年8月30日)のWOWOWで放送された西麻布特集に出たりしたからか、トクズ・ラウンジが異様に混雑していた。ミュージシャンも多数。7~80席が満席で、たぶん、これが2回転くらいするのだろう。 ミュージシャンであり、フルーゲルホーン奏者のトクが主宰するDJとジャムセッション。ある程度のレベルのミュージシャンであれば、誰でも飛び入り可能。 それにしても、混みこみで、ファーストが終わってからもぜんぜん座れそうな気配もなかったので、この日はファーストだけでおいとましてしまった。(笑) 次回は、9月29日。またまたマイルス・デイヴィスを特集する予定らしい。 ■ 過去関連記事 2010年07月24日(土) トクズ・ラウンジ~黒沢薫飛び入り http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100724.html 2010年04月29日(木) トクズ・ラウンジ~真夜中のセッションのダイアログ http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10520684304.html 2010年04月04日(日) トクズ・ラウンジ~ゆるーく、しかし、マジで http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100404.html 2010年02月27日(土) トクズ・ラウンジ:深夜の熱きセッション http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10468984654.html 2009年12月31日(木) トクズ・ラウンジ~ジャム・セッションの爆発 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10423256472.html June 24, 2009 トクズ・ラウンジ~ロイ・ハーグローヴ・グループが参加 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090624.html May 30, 2009 トクズ・ラウンジ:素晴らしきミュージシャンシップの大爆発 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10270594203.html ■参考CD … Continue reading

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○校正終了、あとは、印刷のみ~「SOUL POWER」、高中正義のパンフ

○校正終了、あとは、印刷のみ~「SOUL POWER」、高中正義のパンフ 【Proof Reading Done Now】 終了。 9月末に行われる「SOUL POWER」のパンフレットと、ギタリスト高中正義さんのパンフレットの制作にかかわらせていただいた。どちらも今日校了し、入稿だ。さっきまで、必死に校正をしていたが、たまたま2本が同時期にあることで重なってバタバタになってしまった。 「SOUL POWER SUMITT 2010」のパンフは、今年は40ページに大増ページ。たくさんの写真と、超読み応えのある5者対談。これはなんと16ページにわたってのソウル談義。座談会当日は、コーンさんが面白い話をたくさん披露し、その現場での面白さを文字にするのは至難の技。なんとか、文字にしてみた。その場にいる面白さを読者の方が感じてくれたら、嬉しいのだが。果たしてあの面白さは何パーセントくらい伝わっただろうか。 他にもゴスペラッツの撮り下ろし写真たっぷりの記事なども。ファンの方はぜひ、当日会場でお手にとって見てください。たぶん、立ち読みでは読みきれないのでご購入を。(笑) さて、もう一本、スーパー・ギタリスト高中正義さんのライヴが9月22日(水)から始まり、そのためのパンフ用にインタヴューを行った。昨年までのパンフはインタヴューがなかったが、今年は8ページで高中インタヴューを掲載。文字がぎっしり。僕が話を聞くと、ソウル系のアーティストのことに偏りがちなため、アル・マッケイ(アース・ウィンド&ファイアーの元ギタリスト。高中氏と共演)の話なんかを聞いている。また、なかなか面白いと思うのが、高中さんの朝起きてから夜寝るまでのスケジュールというのを聞き出したこと。表にして載せたのだが、けっこうおもしろいと思う。このほかにも、彼の現在のiPodに入ってる曲目リストもいれている。こちらも、高中ファンの方は、ぜひチェックしてみてください。これも立ち読みでは読みきれません。 それにしても、パンフ作りは楽しい。 ■ 「SOUL POWER SUMITT 2010」 日時:2010年9月24日(金)午後5時30分開場、午後6時30分開演 2010年9月25日(土)午後4時開場、午後5時開演 開場:日本武道館 料金:7000円 出演:鈴木雅之、ゴスペラーズ、スクープ・オン・サムバディー、ブラザー・コーン、久保田利伸、ゴスペラッツ、ファンクス、クリスタル・ケイ(9月25日)、ライムスター(9月24日)ほかサプライズ。 チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:110-528) ローソンチケット 0570-084-003(要Lコード、Lコード:71142) イープラス http://eplus.jp/ ※3歳以上チケット必要 http://www.diskgarage.com/sp/soulpower/ ■ 高中正義40周年 前年祭 日時:2010年9月22日(水)東京:中野サンプラザホール 18:30開演 2010年9月23日(木・祝)大阪:森ノ宮ピロティホール 17:30開演 2010年9月26日(日)名古屋:Zepp Nagoya … Continue reading

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○デイヴィッド・フォスター16年ぶりに来日: ルーベン・スタッダート、シャリース、ナタリー・コー

○デイヴィッド・フォスター16年ぶりに来日: ルーベン・スタッダート、シャリース、ナタリー・コールほかステージに登場 【David Foster Live: First In 16 Years; R&B Star Ruben Studdard First Commercial Gig】 16年ぶり。 ヒットメイカー、ヒットプロデューサーとしてその名を全世界に轟かせているデイヴィッド・フォスターが2010年10月、来日コンサートを行う。フォスターが来日しコンサートを行うのは、1994年、当時の『JTスーパー・プロデューサー・シリーズ』以来16年ぶりとなる。前回は、セリーヌ・ディオン、ピーボ・ブライソン、エアプレイなどそうそうたるメンバーが参加。今年は、ナタリー・コール、ピーター・セテラの大御所に加え、R&Bシンガー、ルーベン・スタッダード、さらにフィリピン出身でフォスターが惚れ込んだ新人シャリースも参加する。 ルーベン・スタッダードは、2004年3月、プロモーションで来日、渋谷デュオでショーケース・ライヴを行っているが、一般公演は初。来日は6年半ぶり。ナタリー・コールは、2010年5月以来5ヶ月ぶり。セリーヌ・ディオンは2008年3月以来2年7ヶ月ぶりの来日になる。 ソウル・サーチン的に今回の最大の目玉は、ルーベン・スタッダード。前回6年前のショーケースはギターとの2人だけのアコースティックだったが、今回はフルオーケストラ。ダニー・ハサウェイを彷彿とさせる「歌える」R&Bシンガーの魅力がオーケストラで倍加することは間違いない。ルーベンは『アメリカン・アイドル』2年目の2003年の優勝者。その後、Jレコーズからデビューし、デビュー作は200万枚を売った。 ナタリー・コールは2008年の来日時、満身創痍だったが、2010年の来日では元気になってステージをこなしていた。 また、バンドはドラムスにクインシー・ファミリーでおなじみのジョン・ロビンソン、キーボードに『ディス・イズ・イット』のモー・プレジャーが予定されている。 ◎次回(2010年9月19日日曜)「ソウル・サーチン」(インターFM76.1mhz、日曜午後2時30分~)でデイヴィッド・フォスター特集します ■ 出演者過去記事 ◎ルーベン・スタッダード 2003/09/09 (Tue) Ruben Studdard: A Star Is Born http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200309/diary20030909.html 『アメリカン・アイドル』で歌った曲目一覧 2004/04/01 (Thu) Ruben Studdard Live … Continue reading

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★オマー・ハキム・トークス~スーパー・ドラマー

★オマー・ハキム・トークス~スーパー・ドラマー 【Omar Hakim Talks】 トーク。 東京ジャズの日曜日(2010年9月5日)夜の回、ケイリブと楽屋で会った。なんと渡辺香津美さんバンドでプレイするドラマー、オマー・ハキムに会いに行くというので、くっついていった。オマーとはたぶんブルーノートで一度くらいは会ってると思うが、ゆっくり話をしたことはなかった。 オマーの楽屋に入ると、彼はセットリスト順にちょうど楽譜を並べていた。ミュージシャンたちは演奏する楽曲が決まっていれば、楽譜をその順番に並べておくのが常だ。 オマーとケイリブは、ニューヨーク時代から友達。オマーの弟とケイリブが、同級生だったことで、その兄であるオマーとも知り合っている。オマーは1959年生まれでケイリブは1963年生まれ。オマーが言う。「いやあ、あの頃の4歳違いって、けっこう大きいよね。今、この年齢になるとぜんぜん関係ないけどね、(笑)」 ケイリブ。「オマーの弟が、あの頃、うちの兄貴が『ロック・シット(rock shit=糞のようなロック、くだらないロック)』をやってるんだ、ってしょっちゅう言ってた。(笑) それからしばらくしてからかな、オマーがスティングや、デイヴィッド・ボウイやりだして、おおっ、と思ったんだ。デイヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』を初めてラジオで聴いたとき、これは絶対オマーだってわかったよ」 あれ、それってトニー・トンプソンじゃなかったっけ。オマー。「いや、あれは、両方(トニーとオマー)クレジットされてるんだけど、『レッツ・ダンス』や『チャイナ・ガール』なんかは、ほとんど僕が叩いてるんだ」 「あの、派手なドラムスの音(そういいながらケイリブが音を真似る)は、間違いなくオマーだよ」とケイリブ。 オマーは、マイク・マイニエリがてがけた渡辺香津美のアルバムなどにも起用され、マイクをこの業界に引き入れてくれた恩人と思っている。1980年代初頭のことだ。その後、まもなくウェザー・リポートから誘われる。そのときの話をおもしろおかしくしてくれた。 誰から電話が来たんだい、というケイリブの質問に答えて「ジョー・ザビヌルだよ。ちょうど僕は外出していて、母親が電話に出た。母親は、苗字の名前をうまく聞き取れなくて、『Zから始まる妙な苗字の人から電話があったよ。その彼は、おかしなことを言うんだ。天気予報がどうのこうのって』とつぶやいたんだよ」。それを聞いてオマーは飛び上がる。ウェザー・リポートのジョー・ザビヌルと瞬時にわかったのだ。大興奮するオマー、しかし、ジョーの電話番号を書いた紙切れを母親はどこかへやってしまったらしく、オマーの狂喜乱舞ぶりに母親は大慌てになってしまったそうだ。 オマー・ハキムは、シックのライヴでも来日している。オマー・ハキムは、ウェザー・リポート、ダイアー・ストレイツ、スティング、マイルス・デイヴィス、ミック・ジャガー、リー・リトナー、マライア・キャリーなどそうそうたるメンバーのドラムを担当しているスーパードラマーだ。 楽屋に一緒に行った松本幸三さんは、昔ドラムスを叩き、今でも余暇でドラムを叩くので、オマーに会えたことで大感激。さっそく一枚一緒に写真を撮っていた。 オマーは、東京ジャズの前に、自身のグループ、トリオ・オブ・オズでコットンクラブでライヴも行った。ドラムス、ピアノ(レイチェルZ)、アコースティック・ベース(メイヴ・ロイス)、そしてドラムス、オマー。オマーが、そのグループのCD『The Trio Of Oz』 をくれた。これが実にかっこよかった。 ■ オマーのドラムス・シリーズ(ほんの一部): デイヴィッド・ボウイ『レッツ・ダンス』 レッツ・ダンス(紙ジャケット仕様) posted with amazlet at 10.09.12 デヴィッド・ボウイ EMIミュージックジャパン (2009-12-23) 売り上げランキング: 46198 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ ダイアー・ストレイツ Brothers in Arms posted … Continue reading

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◆下北沢ソウル・サミット~第4回白川会

◆下北沢ソウル・サミット~第4回白川会 【4th Shirakawa-kai: Shimokitazawa Soul Sumit】 盛況。 ファンキー・ボーズ(本職・住職)こと白川さんの音頭で始まった下北沢ソウル・サミット、通称「白川会」の第4回が2010年9月10日(金)下北沢のソウルおでん屋「しずおか屋」で行われた。2008年12月、2009年5月、2009年12月以来。佐藤善雄さん、松尾潔さん、鈴木啓志、小西さん、ロージーさん、りんりんさんら多数(約17名プラスしずおか屋オウナー、富田夫妻)が、とりとめのないソウル談義を繰り広げた。今回も光石研(単語登録済)さんはひじょうに残念ながらロケがはいってしまい不参加。みんなでなんとか光石さん参加でやりましょうと話が盛り上がった。光石さんは、大のシャネルズ・ファンで、たまたましばらく前にタワー・レコードでラッツ&スターの通称ブラック・ボックスを見つけ、狂喜乱舞、即買い求め、ロケなどに行くときにアイポッドなどにいれていつも楽しんでいる、という。(光石研さんの音楽遍歴としずおか屋については下記参照) 2008年12月13日(土) 光石研さんとしずおか屋 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20081213.html さて、この日は途中で佐藤善雄(元シャネルズ、前ラッツ&スター、現ゴスペラッツ)さんの誕生日が9月12日ということで2日早くサプライズ・ハッピーバースデイが。 佐藤さんと話してて、先日このブログに掲載したYMN(吉岡・松尾・中田対談)で、佐藤さんのファイル・レコードの話(そこからクール・スプーン、ゴスペラーズ、ライムスター、スチャダラパーなどを輩出したファイル・レコードはすごいという話)を中田さんと松尾さんがしたが、それを読んで大変感激したという。若い中田さんが、そのあたりをちゃんと評価してくれたことで、昨今のインディのレコード/CDの低迷ぶりに若干気持ちが萎えていたところ、これを読んで心の中でガッツポーズをしたそうだ。いい話だ。 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10607154402.html#main (ちなみに、このYMN原稿、パート3までアップしてありますが、パート4もできております。ただパート5、6くらいまでがまだ文字起こしができてなくて、それができたら、まとめて3パートにわたってお届けする予定です。) おもしろかったのは鈴木さんの一人息子、一路(かずみち=英語読みはOne Way=外人に紹介するときは、This is One Way Suzuki, nice to meet youとなる…かな(笑))君が、隣に座った佐藤さんと話をしているときに、周囲からラッツの話を聞いて「(シャネルズ、ラッツの頃)顔に泥塗ってたんですか」。「泥じゃないよ、ドウランだよ」(佐藤さん)というまるでコントのようなやりとり。 この日意外だったのは、鈴木啓志さんと話をしていて、鈴木さんがここ20年くらいはジャズのレコードも聴いている、と明らかになったこと。「鈴木さんがジャズ??」 なんでも鈴木さん曰く。「ジャズのビート=4ビートはジャズの遺産だ。これも含めバップ、ハードバップなどもジャズ・ファンクという中で捉えると大変重要だ。特に4ビートは独自のものであり基本。それに対してリスペクトを持って聴かないとダメだ」 「しかし、なんでソウルがちがちの鈴木さんがジャズを?」と尋ねると、おもしろい答えが返ってきた。「いやあ、昔から自分が欲しいレコード、海外から買う場合、たとえば、デルフォニックスとかすごい高いんだけど、ジャズのもの、ロイ・エヤーズとかハービー・ハンコックとかけっこう安いんだよね。だから、もし聴かなくなったら売っちゃえばいいや、と思ってしょうがなく買ってたら、そういう(ジャズ系)のが増えちゃって、聴いてたら、けっこうはまっちゃったんだよ。マイルスなんて全盛期のはほんと、素晴らしいよ。ソウルは高くても、ジャズとゴスペルは安かったんだ(笑)」 これは怪我の功名か。(笑) でも、そんな雑談の中、鈴木さんこんな素晴らしいことを酔いながらも言ってくれた。いや、酔ってたから言ったのかもしれない。 鈴木啓志、本日の名言。「音楽も、知ってるものだけ聴いて終わってたら、つまらない。新しいものをどんどんと聴かないと損する」(なんか、がちがちソウルしか聴かないイメージの鈴木さんが言うところが受ける) すると、しずおか屋オウナー富田さんが鈴木さんと熱き討論。富田さん。「いや、だから、(鈴木さんに)君は音楽を聴く範囲が狭いんだよ。いろいろ聴かなきゃだめなんだよ。サザン・ソウルはそりゃあ君は詳しいけど、例えば、(ちょうど何かカントリー曲をソウル歌手がカヴァーしているものがかかり)これなんか、元はカントリーなんだよ。それも知ってないと」と酒の勢いで説教気味。鈴木さん富田さんの前では神妙。 そして、僕のブログのことに話が飛ぶと、鈴木さんが「ブログ、書いてお金になるの」と質問。「なりません」と僕が答える間もなく、「そんなこと言ってるからだめなんだ。そういう問題じゃないんだよ」と富田さんヴォルテージ・アップ!(笑) いやあ、おもしろい。みんなで記念撮影するときに、富田さんにおなかのあたりをつねられ、「吉岡君は運動不足だな」と言われた。酒勢。 深夜12時、しずおか屋閉店近く。主催者白川さんは、翌日は読経が1セッション。「明日は1ステージだから(今日は遅くなっても)大丈夫だよ。多い日は5ステージくらいやるからね」と二次会のセッティングに余念がなかった。白川セッション、もちろん2ステージも5ステージも、観客は総入れ替えです。 ■過去の白川会および「しずおか屋」関連記事↓ 2009年12月18日(金) 白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091218.html (前回第3回) May … Continue reading

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◎ラスカルズ初来日ライヴ

◎ラスカルズ初来日ライヴ 【Rascals First Gig In Tokyo】 初来日。 1960年代にいわゆる「ブルー・アイド・ソウル」のグループとして数々のヒットを放ったラスカルズ。その中心的人物フェリックス・キャヴァリエが率いるラスカルズが初来日、ライヴを行った。 主なヒットが60年代だけあって、さすがに年季の入ったポップス・ファンが集まった感じがしたが、圧倒的に当時をリアル・タイムで聞いた人が少ないせいか、満員とはなっていない。 ドラムス、ギター、ベースにコーラス、そして、キーボードとヴォーカルでキャヴァリエ。コーラスの女性はフェリックスの娘さんだ。 フェリックスの声は予想外によく出ていて、バンドもこれならぜんぜん問題ない。次々出てくるヒット曲は、当時ラスカルズになじんだファンなら涙物。サウンドがオルガンを使うこともあって、60年代っぽい。なんか、昔のモノクロテレビに映る60年代のグループサウンズのようで味がある。あちこちに、今のヒット曲をちょこちょこちりばめるあたりが、サーヴィス精神旺盛のところ。 やはり、「グルーヴィン」「ピープル・ガット・トゥ・ビー・フリー」などは、かなり盛り上がる。 →9月4日(土)まで東京ブルーノートで ■ ベストアルバム Very Best of posted with amazlet at 10.09.10 Rascals Atlantic / Wea (1993-07-20) 売り上げランキング: 6905 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ メンバー フェリックス・キャヴァリエ(ヴォーカル、キーボード)Felix Cavaliere(vo,key) アリア・キャヴァリエ(ヴォーカル)Aria Cavaliere(vo) スティーブン・マンディル(ギター)Stephan Mandile(g) … Continue reading

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◎ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーション:爆音ファンク

◎ラリー・グラハム&グラハム・セントラル・ステーション:爆音ファンク 【Larry Graham & Graham Central Station: Explosion Of Funk】 爆音。 昨年(2009年)も来日していたラリー・グラハム、昨年はスケジュールの関係で見られなかったが、今年は満を持しての参戦。この前に、3日間、人気ベース奏者マーカス・ミラーとの共演というプログラムもあり、こちらはソールド・アウトの超人気。こちらは、ラリー自身のバンド、グラハム・セントラル・ステーションのライヴだ。ラリーは十数年前、五反田ユーポートで見た記憶があるが、かなり久しぶり。 ドラムス、ギター、キーボード2人、パーカッションにラリー・グラハムのベース&ヴォーカルという編成。 さて、MCがちょっと煽ってから、メンバーがなんと2階(4階)から、マーチング・バンドよろしく白いスーツ姿で登場した。まさに「アントロー」のようだった。そして、全員ステージに揃うと、いきなり大爆音が会場にこだました。ここまで大きな音は、ビルボードでもかなり珍しいような気がする。なにしろ、ドラムの音よりラリー・グラハムのベースの音が大きく、まるでフルセットのドラムが軽いパーカッションのようにさえ思えてしまうほど。(笑) ラリーのベース音って一体どれだけのもの? ベース自体にヴォーカル・マイクをつけ、それに向かいラリーも歌うが、そのファンキーでエンタテインに徹したところなどお見事。現役のファンク・バンドそのままだ。 もちろん、マーカス・ミラーも素晴らしいベース奏者であり大好きだが、マーカスがお行儀よく都会的に洗練され、しかもジャズを元にした感じなのに比べ、ラリーのベースは思い切りぶっとんで、ストリートで、泥臭く、エンタテインメントに徹している。日本ではマーカスのほうが一般的人気があるが、ラリーはその大先輩。チョッパーの元祖である。ラリー先生の前ではマーカスもひれ伏す、そんな偉大な存在だ。 全編ファンク一色で、ラリーの得意なバラードは一切なし。この徹底したところも素晴らしい。途中で「自分は、かつてあるバンドにいた。みんなわかるか?」と言うと、観客から「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」の掛け声。そして、観客からリクエストをつのり、それを演奏し始めた。途中、「イフ・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ステイ」では、観客から歌自慢の一般の人を集め、ステージにあげた。このときは、14歳だという黒人女性シャニータとスタン・ファンカファイドという白人男性がステージに立った。シャニータは実に堂々とした歌いっぷりで、驚いた。度胸たっぷりで、ヴォーカル・トレーニングしたらプロにもなれるだろう。スタンは白人だが、ラップを披露、その後、この歌を歌った。これも、なかなか素人離れしていた。 次から次々へとノンストップで繰り広げられるファンク絵図。ベース・ソロなんて、ベース・ソロだけで10分近くやって、しかも、それで決して観客を飽きさせない。どれだけ、エンタテイナーなんだ。 音楽の基本、リズムの基本は普通ドラムスだという。それは正解だが、このラリー・グラハムに限って、リズムの基本はラリーのはじけるベースだ。これがすべてのリズムのファンデーション(土台)だ。 後半スライ&ファミリー・メドレーになってからは、来日したスライよりもパワーあふれるスライ・ファンクを見せたような気がした。これくらいになると、オリジナルがいる派生バンドとして、堂々とした存在になるからすごい。同じカヴァー・バンドでも、シュガーフットがいるオハイオ・プレイヤーズはそこに精神的支柱があるだけで、よりオハイオっぽくなる。それと同じで、ラリー1人がいるだけで、よりスライ色が濃くなるのだ。 最後は、またアカペラになり、バンド隊になって、客席から楽屋にはけていった。そして、その後は、強烈なファンクの残り香が漂った。 (ビルボードで土曜日まで) ■ ベスト・アルバム http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HG61/soulsearchiho-22/ref=nosim/ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KF6/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ■ メンバー ラリー・グラハム / Larry Graham(Bass/Vocals) ウィルトン・ザイノマイト・ラブ / Wilton “Zynomite” Rabb(Guitar) アシュリング・ビスケット・コール / Ashling … Continue reading

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○グルーヴ・セオリー初来日、フィリップ・ウー、ウェイン・ジョーンズ(オーストラリアのマーカス・ミ

○グルーヴ・セオリー初来日、フィリップ・ウー、ウェイン・ジョーンズ(オーストラリアのマーカス・ミラー) 【Groove Theory & Philip Woo Etc】 告知。 告知を3本ほど。日本でもたった一枚のアルバムで人気を獲得したネオ・ソウル系グループ、グルーヴ・セオリーが、グループとして初来日する。グルーヴ・セオリーは、1993年、ニューヨークでヴォーカリストのアメール・ラリューとラッパーのブライス・ウィルソンによって結成されたユニット。アルバム『グルーヴ・セオリー』を1995年にリリース、ここからメアリー・ジェーン・ガールズの曲「オール・ナイト・ロング」をサンプリングした「テル・ミー」が大ヒット。しかし、2枚目のアルバム制作中に2人は意見の相違でグループは自然解散した。アメールはその後ソロに転じ、アルバムをコンスタントにリリース。日本でも人気を獲得。2000年に初来日し、その後も2006年10月(コットンクラブ)、2008年5月(ビルボード・ライブ)など来日している。しかし、グルーヴ・セオリーとしての来日は初めてになる。2010年になり、アメールとブライスが、グループの再結成を発表。再結成してからこのブルーノートでのライヴが、世界で初めてになるという。 詳細は、ブルーノート・ウェッブ。 http://www.bluenote.co.jp/jp/index.html 公演は2010年10月3日(日)から7日(木)まで、東京ブルーノート。 3日(日)は、午後6時と午後8時45分開演、4日から7日までは、午後7時と午後9時半から。料金8400円から。 ブルーノート東京 〒107-0062 東京都港区南青山6-3-16 ライカビル 電話03-5485-0088 東京メトロ表参道駅下車 徒歩約8分 ■ グルーヴ・セオリー http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G3ZV/soulsearchiho-22/ref=nosim/” name=”amazletlink” target=”_blank ■ アメール・ラリュー 『インフィニット・ポシビリティ』(2000年)初ソロアルバム http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004RFX2/soulsearchiho-22/ref=nosim/” name=”amazletlink” target=”_blank +++++ ○フィリップ・ウー&ウェイン・ジョーンズ、メビウスでライヴ フィリップ・ウーが、「オーストラリアのマーカス・ミラー」と言われるベース奏者とともに、四谷のライヴハウス、メビウスでライヴを行う。フィリップのいつものフレンドたちにウェインがジョイン。ファンキーな夜を彩る予定。 ウェイン・ジョーンズのウェッブとマイスペース。 http://www.wayne-jones.com/bass-guitar/ http://www.myspace.com/waynejonesbass/ 2010年9月27日(月) フィリィップ・ウー(Pf) , Wayne Jones(Bass), … Continue reading

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◆フランクリン・アヴェニュー、20年ぶりに新メニューを追加

◆フランクリン・アヴェニュー、20年ぶりに新メニューを追加 【Franklin Avenue Add New Flavor Of Hamburger First Since 1990】 ブルーチーズ・バーガー。 先日、ジョー・サンプルと五反田にある僕のお気に入りのハンバーガー屋フランクリン・アヴェニューでランチをした。(そのときの話は、難しい内容なのでまた後日まとめてブログに書きます) その時に、フランクリンのオウナー幸三さんが3年かけて試行錯誤したという、新作ブルーチーズ・バーガーを食べた。 ブルーチーズとゴーダチーズの二種類のチーズを混ぜ、パテの加減も従来より軽めのものに改良をし、今回世に出る事となった。なんでも、幸三さんが3年ほどまえにハワイのホテルで食べたブルーチーズ・バーガーにものすごく感銘を受け、自分の店でもメニューとして出したいと思ったのだという。ハワイのどのホテルで食べたのか尋ねると、それがよく覚えていないらしい。なるほど、場所よりもとにかくブルーチーズ・バーガーに衝撃を受けたのだろう。東京に帰ってきてから、あらゆるチーズを片っ端から試した。それこそ、つきあいのあるチーズ業者から、紀伊国屋、明治屋、デパートなどブルーチーズと見れば買い漁り、試した。100や200は試したらしい。だが、なかなかあのハワイの味は再現できない。途中何度もあきらめかけた。 それがたまたまつい最近、つきあいのある業者から、これとこれを試しに混ぜたらどうか、という提案を受け、試しにやってみたら、見事にはまった、という。「何でも、あきらめちゃいけないんですよね」と幸三さんは言う。1990年にオープンしたこのフランクリンで、ハンバーガーの新メニューを加えるのは、20年目にして今回が初めてのこと。フランクリンの歴史的事件、それほどの衝撃なのだ。 噂のブルーチーズ・バーガーは、なんともチーズがとろっとろっで見た目からして美味しそうだ。 半分にカットして、一口がぶりとすると、肉汁もたっぷりだが、チーズとのハーモニーが完璧だ。肉とトマト、たまねぎ、レタスとの絡みも最高で、一瞬にして僕を病み付きにさせた。 幸三さんによると、「パテもいろいろ変えて、おなかに負担のない、食べても胃がもたれないものにしたんです。だから、濃い味や(一般の)ケミカルな味に慣れてる人には、ちょっと物足りなく感じられるかもしれませんが、また食べたくなるはずです。自信作です」 確かに、あんなに大きなヴォリュームなのにまったく胃にもたれない。不思議なハンバーガーだ。 ところで、僕は9月24、25日に開催される「ソウルパワー2010」のパンフレットの原稿に追われ、東京ジャズも終わり、ジョーも帰国した今、ついにお尻に火がついた。(笑) そんなこんなで、バタバタ。本当は昨日はフェリックス・キャバリエ(ラスカルズ)に行く予定だったが、観たいライヴも我慢して原稿執筆に明け暮れている。 そんな中、ちょっと気分転換と思い、自宅から徒歩五分圏内のフランクリンでまたブルーチーズ・バーガーを今日(といっても昨日か)食べてきた。本当に癖になる味。もう僕は病み付き。 もちろんフランクリンでも校正したり、お仕事モード。(笑) 東京ジャズは幸三さんと行ったのだが、幸三さんはジョーたちに自作の「クラブ・ハウス・サンド」を差し入れた。ジョーはフランクリンの話をメンバーたちにずいぶんと話したようで、なんと、ウェイン・ヘンダーソンが「ジョーが君の(フランクリン)とこのハンバーガーは、best in the world 世界中でベストだって言ってたぞ」と言っていた。すごーい。 “Hamburger: Best In The World” by Joe Sample なんてのは、大変なキャッチフレーズではないか。 ハンバーガー好きの方は、ぜひ、この「ブルーチーズ・バーガー」を一度お試しあれ。人気赤丸急上昇間違いない。でも、まさかこれでまたフランクリンが行列になっちゃうと困るなあ…。 ■ 過去関連記事 … Continue reading

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◎東京ジャズ(パート2):渡辺香津美~ジャズ・クルセイダーズ・ライヴ

◎東京ジャズ2010(パート2):渡辺香津美~ジャズ・クルセイダーズ・ライヴ 【Watanabe Kazumi, Jazz Crusaders At Tokyo Jazz 2010】 歴史。 3日にわたって行われた東京ジャズ。最終日夜、日本が誇るギタリスト、渡辺香津美とジャズ・クルセイダーズを見た。 前者は、1980年に渡辺香津美が発表した代表作『トチカ』のメンバーを30年ぶりに集め、再現しようというもの。マイク・マイニエリ・プロデュースで、ドラムにオマー・ハキム、ベースにマーカス・ミラーという高校時代からの同級生仲間を配し、ウォーレン・バーンハートという重鎮もいれたセット。30年の間に、みなそれぞれ立派に成長し、スーパー・ミュージシャンに育っているところがすごい。オマーはアルバム・リリース後のツアーに参加している。今から30年前、まだ無名だが、才能あふれる若者をピックアップしたところは、まさに慧眼だ。 ライヴ・パフォーマンスは、もう文句のつけどころがない完成度の高いもの。レコードを聴いているかのような安定感だ。MCで、「マーカスは(『トチカ』を録音するときに)当時、自転車でスタジオにやってきた。その彼がこんなにビッグになって、親としては嬉しい気持ちだ」といったようなことを語ったが、あれから30年を経て、こうして同じステージに立てるのだから素晴らしい。それは、オマー・ハキムも同じこと。(オマー・ハキムとライヴ前に少し話ができたので、そのあたりの様子はまた後ほど。とてもおもしろかった) 東京ジャズ3日間のオオトリを務めたのが、ジョー・サンプルとウェイン・ヘンダーソンを中心にしたジャズ・クルサイダーズ。1974年以来、オフィシャルにはそれぞれ別の道を歩んでいたジョーとウェインだが、今年になってリユニオンを発表。その前に、単発で同じステージに立ったことはあるようだが、今回の東京ジャズが実質的な初ステージになるようだ。ドラムスのモヤース・ルーカスは、ウェイン・ヘンダーソンとライヴをやったことがあり、元々のウェインのドラマーが今回スケジュールがあわずに、誘われたという。今回彼らとステージに立つのは初。ベースはしばらく前からジョーと接点があった。当初の予定では、サックスのウイルトン・フェルダーが参加だったが、病気になり、急遽、ジェラルド・オルブライトが参加。クルセイダーズは彼にとってあこがれの存在だったので、大変光栄だと述べている。 ウェインは車椅子で登場、杖をついていた。足が悪いらしい。ウェインがジョーを指して「ジョーはファンキーな奴だ」というが、どう見てもウェインのほうがファンキーだ。(笑) ウェインによれば、お互いジョーが5歳でウェインが4歳の時から友人。ウェインの母親の姉妹がジョーの家の隣に住んでいたとかで、本当にご近所づきあいだったという。 セットリストは大変興味深いが、「スクラッチ」に関して、これには2ヴァージョンがあり、ゴスペル調のアレンジのものと、ファンキーなものがあり、1967年と1977年のライヴでもやっている、という。この日は、ゴスペル調のアレンジで披露すると言って演奏した。 曲間で、このバンドの音楽ディレクターであるジョーが、盛んにドラマーのほうか、ミュージシャン全体か、「俺を見ろ、俺を見ろ」と合図していたのが印象的だった。目と目で合図をしあい、テンポや曲のニュアンスをやりとりしなければならないのだ。 「ストリート・ライフ」は、ウェインが入って初めて聴いた。これはとても珍しい。ウェインのトロンボーンは、前回、ブルーノートで見たときよりも、若干「骨太」な印象が薄かった。体調のせいもあるのかもしれない。 最後、メンバー紹介をするときに、ウェインは、「俺の子供時代の恋人だ(my childhood sweetheart)」と何度も言ったのだが、ジョーはスルー。あのやりとりがおもしろかった。 ジョーとウェインが1974年に袂を分かったのは、その2人の性格からすると、当然というか自然の成り行きな気がする。それが、30年以上を経て、同じステージに立ったのだから、両者とも大人になったということだろうか。久々に再会しお互い昔話などをしつつ、楽しいひとときを過ごしたようだ。 (この東京ジャズについては、続く) ■ クルセイダーズ1 クルセイダーズ1 posted with amazlet at 10.09.06 クルセイダーズ ユニバーサル ミュージック クラシック (2005-10-12) 売り上げランキング: 153317 Amazon.co.jp で詳細を見る … Continue reading

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◎ロバータ・フラックとアル・ジャロウとメイシオ・パーカー:東京ジャズ・セットリスト

◎ロバータ・フラックとアル・ジャロウとメイシオ・パーカー:東京ジャズ・セットリスト 【Roberta Flack @ Tokyo Jazz Setlist】 セットリスト。 毎年この時期に行われる東京ジャズ。3日間、5プログラム、多数のアーティストが出演するライヴ・イヴェントだが、今年は僕はアル・ジャロウと、ジャズ・クルセイダーズを見に行く感じ。メイシオ、ロバータは一足先にコットン、ブルーノートで見た。アル・ジャロウは、ビルボードで日曜なので、クルセイダーズとかぶる。日曜は、NHK-FMがほぼ全プログラムを生中継したので、そこでお楽しみいただいた方も多いと思う。 まず、土曜日のロバータ、ラジオの仕事を終え、大急ぎでかけつけたが、開演時間が押していたせいか、後半部分を見ることができた。大きな会場でも、ロバータの歌声は響きわたっていた。事前にセットリストを作っていたのは、おそらくテレビ向けのためなのだろう。前半部分が下記のように正確に演奏されたかは、僕にはわからないのだが、もらった手書きのセットリストをもとに、ブルーノートでのライヴ・セットリストと比較しながら作った。 アル・ジャロウも、ワンワードだけが書かれたセットリストで判読がむずかしかった。もし、間違いなどがありましたら、お知らせください。適宜、修正します。 アル・ジャロウは、しばらく前に倒れて入院した騒ぎがあったが、すっかり体調もよくなっていた様子。すくなくとも実質的なパフォーマンスには影響はないように見えた。ただ、昔の全盛期から比べると、年を取ったなあ、という雰囲気はあるが、あいかわらず、「喉と体、すべてが楽器」というアル・ジャロウの佇まいはかわらない。それは素晴らしい。ジャズのスタンダード「テイク5」をアル節にするところなど、音楽を手玉にとって楽しむ極地だ。 なお、土曜昼の部のメイシオのセットリストも追記した。 ■ 関連記事 ロバータ・フラック・ライヴ評 2010年9月2日(木) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100904.html メイシオ・パーカー・ライヴ評 2010年9月3日(金) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100905.html アル・ジャロウ・ライヴ評(2004年) http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/diary20040427.html アル・ジャロウ・ライヴ評(2003年) http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200303/diary20030323-1.html ■ セットリスト ロバータ・フラック 東京ジャズ2010年9月4日(土) Setlist : Roberta Flack @ Tokyo Jazz, Kokusai Forum Hall A, September 4th, 2010 01. … Continue reading

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◎ロバータ・フラックとアル・ジャロウの東京ジャズ・セットリスト

◎ロバータ・フラックとアル・ジャロウの東京ジャズ・セットリスト 【Roberta Flack @ Tokyo Jazz Setlist】 速報。 東京ジャズのロバータ・フラックとアル・ジャロウのセットリストをお送りします。元のセットリストにはほとんどワンワードしか書かれておらず、いろいろ手をつくしましたが、アル・ジャロウのほうが若干不完全です。どなたかおわかりになる方がいらしたら、お知らせください。 ■セットリスト ロバータ・フラック 東京ジャズ2010年9月4日(土) Setlist : Roberta Flack @ Tokyo Jazz, Kokusai Forum Hall A, September 4th, 2010 01. Intro/Theme (Rise) 02. Killing Me Softly With His Song 03. Feel Like Making Love 04. … Continue reading

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◎メイシオ・パーカー:後姿はファンク・マスター

◎メイシオ・パーカー:後姿はファンク・マスター 【Maceo Parker: The Master Of Funk】 マスター。 ファンク98%、残りがジャズ、そういってはばからない、元ジェームス・ブラウン・ファミリー、Pファンク・ファミリーのファンキーなサックス奏者、メイシオ・パーカーのライヴ。2009年2月に、キャンディー・ダルファーとメイシオのライヴを見ていたが、ライヴ評をアップしそこねていた。 メイシオは、何度見たか自分でもカウントできないほどだが、2007年、ビルボードでやったライヴ評は残っていた。 毎度おなじみのファンキー・サックスは、サングラスにスーツをびしっと決め登場。曲のブレイクでストップモーション(フリーズ)もびしっと決める。2曲目の「オフ・ザ・フック」のエンディングでは、ミュージシャン全員がびしっと凍りついたので、一瞬マイケル・ジャクソン・ライヴ風。 メイシオはまさにファンキー・マスター。時に観客に背を向け、ドラマーたちに指で合図を出したり、両手で指図をする。その様はだんだんジェームス・ブラウンを思わせるようになってきた。 今回のギターは、かなりユニークで、しかもファンキーで気に入った。下記セットリストで9曲目は、ちょっと曲名がわからなかったが、途中でメイシオの息子がラップで登場。何よりも、メイシオと頭の形が瓜二つなので、息子とわかった、と盟友ハセヤンが言った。すると、横から「長嶋一茂みたいなもんですかね」との声も。(笑) これは褒め言葉か否か。(笑)  ファンク度満載のライヴなのだが、意外と観客の反応がおとなしかったのが不思議。それでも、このメイシオのファンクを味わいたければ、いつ来ても文句なし。エンディングでメイシオはまたサングラスをかけ、ステージを去った。サングラス・フェチには堪らないエンディングかもしれない。 ■ メイシオ(2枚組み) Roots & Grooves posted with amazlet at 10.09.04 Maceo Parker Heads Up (2008-02-12) 売り上げランキング: 18943 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ メンバー メイシオ・パーカー Maceo Parker(sax,fl,vo) Corey Parker(vo) … Continue reading

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◎ロバータ・フラック~進化し続ける女神

◎ ロバータ・フラック~進化し続ける女神 【Roberta Flack Live : Goddess Still Growing】 女神。 ロバータ・フラックというシンガーのミュージシャン、アーティストとしての底力を見せ付ける、そんなライヴだ。2007年、2008年、2009年に続いてのライヴ。ロバータはステージ中央のピアノに座りながら歌う。自由自在に、その瞬間彼女が歌いたいと思った曲を弾き、歌う。基本的には事前のセットリストはない。たいがい、ロバータがピアノのイントロを弾き始めて、ミュージシャンたちはそれで曲を知り、追う。満員の観客で、ファーストが押したせいで、スタートは9時45分すぎ。 ドラムス、ギター、ベース、キーボード、フルート&トランペット、コーラス3人の8人バンドにロバータ。ステージは完璧にロバータがコントロールしている。イントロからステージに上がりピアノの前に座った彼女は、いきなり、strummin’ my pain with his fingersと歌いだした。邦題は「やさしく歌って」。冒頭から心、わしづかみ。さらに、カトリース&ジェリー・バーンズの「セイ・ノー」、そして、おなじみの「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」。ノンストップで、次々と歌われ客は息をつく暇もない。「フィール・ライク…」の中にはマーヴィン・ゲイの「ユー・シュア・ラヴ・トゥ・ボール」のフレーズをちりばめ、あたかもマーヴィン・ゲイ・メドレーへの予告塔かのよう。 MCで「フリオ・イグレシアスとダイアナ・ロスのために書かれた曲です。ラッキーなことに、彼らが録音しなかったので、私たちが録音できました」と言って歌い始めたのが、日本でも人気の高い「愛のセレブレーション」。フリオとダイアナ向けとは知らなかった。 そして、このところよく歌われるマーヴィン・ゲイ・メドレー。バック・コーラスの女性シンガーと男性のデリックの歌もフィーチャーされ、本当に見事。最後の「マーシー・マーシー・ミー」の盛り上がり方ははんぱではない。カットアウトで終わると、まさに感動の嵐だ。そして、観客からの拍手もやまぬうちにロバータはペースを変え、しっとりとしたピアノのイントロを弾き出す。プリテンダーズのヒットで、最近では彼女がアンコールに歌うことが多いという「アイル・スタンド・バイー・ユー」だ。これは前回聴いて、ものすごくロバータっぽい曲だと思ったが、すばらしい曲。まだ、ロバータ自身は録音していないようだ。さび部分を途中で客に歌わせようとしたが、若干、難しかったか。 ボブ・マーリーの「ノー・ウーマン…」をやりだしたが、ロバータが「ちょっとテンポが早い」といい、すぐにミュージシャンはテンポを遅くした。まさに、ロバートはボス。 ダニー・ハザウェイとのデュエットで大ヒットした「バック・トゥゲザー・アゲイン」。これは、バック・コーラスのデリックとの超強力デュエット。これにキーボードで歌も歌うシェリックが加わり壮絶な「バック・トゥゲザー・アゲイン」になった。ミディアム調のこれが終わるとまたしっとりとピアノから。前回もやっていたマイナー調の「テル・ミー・ホワイ」。その後、今日の最後の曲といって歌い始めた「ソフト・アンド・ジェントル・レイン」だったが、その後、最後といったにもかかわらず、ちらっと「ザ・ファースト・タイム・エヴァー…」も歌う。これを歌い終えるとコーラスの3人さえもが、ロバータの歌に拍手を送った。加えてアンコールを2曲も。のりにのっていたのだろう。ライヴが終わったのが、23時28分だ。 曲がどのように歌われるか。過去3年分のセットリストと見比べると、実に興味深い。曲の、出し入れが自由自在なのだ。 観客にマーカス・ミラーもいたが、ミラー作品「オアシス」は歌わなかった。ロバータは楽屋に戻るとき、座っていたマーカスを見つけ、ハグ。 それにしても、こんなに自分の思い通りにミュージシャンと、そして、観客をコントロールできたら、ミュージシャン冥利に尽きると思う。70歳を超え、いまだに新しい楽曲を次々とレパートリーに加えていくその「進化」ぶりには感銘を受ける。スティーヴィーも神様だが、ロバータも女神だ。 ■ 過去関連記事 2009年07月29日(水) ロバータ・フラック・ライヴ~マイケル・ジャクソンに捧げる http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090729.html March 08, 2008 Roberta Flack Live: Audience Set Her Soul On … Continue reading

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◎ファイアー・リリー(マル改め)デビュー~焼け野原の一輪の花

◎ファイアー・リリー(マル改め)デビュー~焼け野原の一輪の花 【Fire Lily Debut Showcase Live】 リリー(ユリ)。 これまでマル(Maru)として活躍してきたR&B系シンガー・ソングライターが、2010年9月1日付けでその名をファイアー・リリー(表記はFire Lily)と改名、デビュー・ライヴを行った。マルはいよいよ2010年12月8日、アルバム『エターナル・ストーリー(Eternal Story)』で徳間からメジャー・デビューを果たすが、その際のアーティスト名をファイアー・リリーとした。ファイアー・リリーとは、アフリカの大地で気温が高く火事になり、すべてが焼け野原になった後、最初に咲くユリの一種を言う。これは、マルのソロのユニット名(アーティスト名)となる。 さて、この日はそのお披露目という形で、若干業界関係者向けのショーケース的コンヴェンションの様相だった。 マル(ファイアー・リリー)も、ライヴが始まったあたりでは、観客の違いに若干戸惑ったか、緊張気味。しかし、徐々に自分のスタイルを全面に出すようになり、最後にはマルの世界を堂々と演じていた。 いつもは会場のプラグは、ステージ前の数列が座席だが、今回は1列目だけが席で後はスタンディング。ぎりぎりに行ったら、立錐の余地もなく、ものすごい人だった。バンドは、ドラムス、ギター、ベース、キーボード、コーラス2人の6人編成。実にタイトで気持ちいいグルーヴを繰り広げる。 やはり、何度も聴いてきた「手紙」などは、冒頭からぐっとくるメロディーで、将来観客が全員この曲を知っていて、ライヴに聞きに来たらその歌に涙するであろう、壮大な一曲だ。また、「ビューティフル・ライフ」もコーラスの「ずっとずっと~」という部分が実にキャッチーで、もし将来武道館でやることになれば、武道館につめかけた観客全員がこのコーラスをするだろう。そんな姿を想像したら、鳥肌がたった。以前から彼女を知っている者からすると、マル(ファイアー・リリー)は、ニュー・クラシック・ソウル系のグルーヴのあるシンガーという印象があるが、このところバラードでも味わい深さを身に付けてきていることがわかる。 アースのカヴァー、「シャイニング・スター」もファンキーでかっこよかった。こういうフユのドラムは最高。(もちろん、フユのドラムはいつもグルーヴがあって最高だ) さて、アンコールの1曲目。「前々からデュエットはしていたんですが、一緒にオリジナル曲を歌いたいと思っていました。その方がいらしています」ということで、黒沢薫さんサプライズ登場。「なんかマルのライヴは、2回に1回くらいでてるような気がして、ぜんぜんスペシャル感ないんですけど」と言って爆笑を誘った。そして、初披露されたのが2人で書いた「かたおもい」。あちこちでデュエットで歌われて欲しい、と言う。さらに、「好きだけど、(まだ、そう)言えてない人と一緒にこの曲を歌って、恋が芽生えればいいなと思って書きました」とファイアー・リリーは解説した。マルと黒沢さんが初めてデュエットしたのが2006年7月のイヴェント『ソウル・サーチン~ルーサー・ヴァンドロス』のとき。あのときは、「ソー・アメージング」だった。それから、何回かデュエットがあり、黒沢さんのソロ・ツアーのコーラスに抜擢されたりと、つながりは深まっていった。今回のデュエットは2人の共作でデビュー作にも収録される。 2010年10月28日に代官山ループで小編成でライヴ。さらに12月にリリース・ライヴを計画中とのこと。焼け野原に、一輪の花を咲かせよ。 ■ 過去関連記事 2010年03月12日(金) マル・ライヴ@渋谷プラグ http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10479618267.html (前回ライヴ評) 2009年08月15日(土) マルは髪の毛を切り、心機一転成長してJZに登場 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10320359295.html 2010年02月28日(日) ブラン・ニュー・ヘヴィーズ・ライヴ~マル、バック・コーラスで参加 http://ameblo.jp/soulsearchin/archive1-201002.html November 08, 2007 Maru First Full Show At Blues Alley: With … Continue reading

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◆集中力が欲しい

◆集中力が欲しい 【Concentration Is What I Need】 集中力。 今度、大前研一氏が主宰するインターネットで学べる大学での授業のビデオ番組にゲスト出演することになった。詳細は、いろいろ決まったあとにご紹介しようと思っているが、その打ち合わせを2度ほど行って、とても勉強になった。 この科目は英語で、いかに英語を身に付けられるか、そのノウハウを教える。そこで、普段英語を使って仕事をしている5人のゲストを招き、どのように英語を習得したかを実践的に話してもらうというもの。 元ガバの青野さんが、僕が英語を音楽で学んだことを知っていて、その体験談を話してください、と誘っていただいた。 雑談の中で、僕が強調したのが、「集中力」というものだった。原稿でもなんでも、昔は集中力があって、集中すれば、なんでもさっとできていた。ところが、最近は集中力を高めることが本当に難しい。なかなか集中できない。集中するまでに異様に時間がかかる。締切という存在は、大いに集中を高めるいい外的要因だが、では、そうした外的要因をうまくコントロールして、自主的に集中を高める方法はないだろうか。もしそれがうまくできたら、何でもできる、怖いものなし、だと思う。そんな話になった。 今でも、集中できたときは、仕事も進むのだが、そこに行くまでがだめ。原稿に向かう瞬間、デスクの上や引き出しの中や、果ては冷蔵庫の中を片付けたりしてしまう。そんなこと、どうでもいいのに。(笑) ほんと、最近、どうしたら集中を高められるのか、すごく大きな課題になっている。 集中力さえあれば、どんな語学でも、その他の習い事でも3ヶ月や半年である程度はできるようにはなると、僕は信じてる。(実際に、試したことはないんだが=苦笑) どなたか、自身で集中力を高めるいいノウハウ、方法がありましたら、教えてください。 ESSAY>Concentration

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◎クリス・デイヴ~実験的ライヴ

◎クリス・デイヴ~実験的ライヴ 【Chris Dave: Experimental Live】 実験的。 モス・デフ、エリカ・バドゥー、ミッシェル・ウンデゲオチェロなどとのセッションなどを通じ、主としてイーストコーストで活躍しているドラマー、クリス・デイヴ。また、ロバート・グラスパーとの来日でも注目されたその彼がベース奏者とサックス奏者を伴った3人で自己名義のライヴ。観客は圧倒的に若い人、普段クラブなどに行っているような人たちだった。ストレート・アヘッドなジャズという感じだった。 事前のセットリストはなく、ステージ上でそれぞれ頻繁に打ち合わせをしながら、ほとんどアドリブで曲を進めていくフリー・ジャズ風。しかし、噂にたがわずドラムはめちゃくちゃうまい。 ベース奏者は、帽子をかぶった姿がちょっと昔のマーヴィン・ゲイ風。それぞれのソロ時間がかなり長く、ソロを取っている間、残る2人が耳打ちしながら、次どうしようか、などと打ち合わせをしている。たぶん、ほとんどアドリブ、ジャムなので曲名などもないのだろう。 ただ、本編最後で、『セックス&ザ・シティー2』のテーマ(「ラプチャー」)と、エリカ・バドゥーの「ウインド・シート」をマッシュアップしていた。 ■ メンバー クリス.・デイヴ / Chris Dave(Drums) ケビー・ウィリアムズ / Kebbi Williams(Saxophone) サンダーキャット / Thundercat(Bass/Background Vocals) ■ セットリスト Chris Dave @ Billboard Live show started 21:32 01. (jam) 02. (jam) 03. (jam) … Continue reading

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