Monthly Archives: December 2009

◎トクズ・ラウンジ~ジャム・セッションの爆発

【Toku’s Lounge】 ジャム。 毎月1回西麻布のバーで行われているトクズ・ラウンジ。久々に顔をだした。この日は今年最後ということ、年末ということで、かなりの人が集まっていた。ミュージシャン関係もことのほか多く集まった。トクを中心にしたレギュラー・メンバーのほかに、ジョーセイ、太田剣、フユ、マル、イシワタジュン、ジーン・ジャクソン(ドラムス)なども。このジーンは、ハービー・ハンコックのセッションなどにも参加しているつわもので、いつのまにか、フユが座っていたドラムスのポジションに入れ替わって座って、ドラムスを叩いていた。 トクが「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を歌った後、「テイク・ザ・コルトレーン」になると、ミュージシャンが入れ替わり立ち代り、楽器を持ち変える。 いつのまにか、激しいサックスとドラムスの応酬になっていると思ったら、ドラムスがフユから、ジーン・ジャクソンに、サックスに太田剣さんが入っていた。太田さんは、入口から入ってくるなり、トクに誘われ、そのままサックスを吹き始めたらしい。2ドラムス、キーボード、ギター、ベース、トクのフルーゲルおよびトランペット、ヴォーカル、そしてその他のミュージシャンが繰り広げるジャム・セッション。 夕方会って、夜中にこれがあることを伝えておいたケイリブは、六本木ヒルズで『パブリック・エネミーズ』を見た後、登場。なんと、このわかりにくいバーに迷ったらしく、後ろのスタッフ用出入り口から忽然と現れた。僕はそこに出入り口があることすら知らなかった。いつもサプライズをかましてくれるケイリブだ。 この日は、かなりの混雑で、前に進むのも大変。ゴスの北山さん、エグザイルのアツシさんらも来ていた。彼らはセカンドで歌ったのかな。 ファーストのパフォーマンスが終わった太田さんのところに近づくと、「お久しぶり~。こんど僕がプロデュースした安富祖貴子(あふそ・たかこ)のCDを聴いてください」とCDを手渡された。帰りの車の中で聴くと、けっこう野太い印象的な声で驚いた。ソウル系の曲を中心にカヴァー。英語はネイティヴではないので若干甘いところがあるが、日本人としてはうまく聴こえる。フランク・マッコムの「ラヴ・ナチュラル」の選曲は、きらりと光る。アルバムのタイトルは『スイート・ソウル・デイズSweet Soul Days』(M&I/ポニー・キャニオン)。 この日のセッションは相当熱かったようで、僕はファーストで帰ってしまったが、セカンドは4時半過ぎまでやっていたらしい。この熱気はすごいなあ。 June 24, 2009 トクズ・ラウンジ~ロイ・ハーグローヴ・グループが参加 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090624.html May 30, 2009 トクズ・ラウンジ:素晴らしきミュージシャンシップの大爆発 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10270594203.html ■ メンバー トクズ・ラウンジ @ 西麻布 2009年12月29日(火)深夜 トク(TOKU)(トランペット、フルーゲルホーン) 柴田敏弥(キーボード) 藤井伸昭(ドラムス) 吉田智(ギター) 安田幸司 (ベース) ジョーセイ (キーボード) イシワタジュン (ドラムス) 太田剣 (サックス) ジーン・ジャクソン (ドラムス) フユ (ドラムス) ケイリブ・ジェームス (キーボード) 他多数のミュージシャン ■ セットリスト Setlist performance … Continue reading

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○マイケル・ジャクソン~三浦大知~アル・マッケイ・オールスターズ

○マイケル・ジャクソン~三浦大知~アル・マッケイ・オールスターズ 【Michael Jackson Tribute ~ Miura Daichi ~ Al McKay All Stars】 生。 年の瀬迫る。会社の人はみな仕事納め。12月29日(火曜)は、ブルーツリーとケイリブたちのマイケル・ジャクソン・トリビュート・ライヴが30日深夜にあって、そのリハを覗く。今回は日本音楽家協会という団体の佐藤さんが音頭を取ってこのイヴェントを仕切っている。30日深夜0時(12月30日、23時59分スタート)吉祥寺スターパインズ・カフェ。ジーノ(ベース)、ケイリブ(キーボード)、マサ小浜(ギター)、ジェイ・スティックス(ドラムス)、ピエール・アンドレ(サックス、ヴォーカル)らのバンドに、ブルーツリーが何曲かで踊る。 このリハがかなり強烈だった。マイケルそっくりパフォーマンスのブルーツリーはいつもはだいたい既存音源でやるが、今回は生のバンドにあわせてやる。ミュージシャンはご存知ソウル・サーチャーズとしても活躍している面々だけに、超強力。この生バンドで踊ったブルーツリーは、次はバンドでやりたいなあ、と言い出す。そりゃあこのバンドで踊ったら、既存音源での音は物足りなくなる。 ということで、もう今日になりますが、そのイヴェントの詳細はこちら。 http://www.nichionkyo.or.jp/mj/index.html 場所は、吉祥寺スターパインズ・カフェ。 2009年12月30日23時59分から。朝まで。チケット3500円、当日4000円。 連絡先は スターパインズ・カフェ 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1 TEL:0422-23-2251 +++++ 三浦大知ライヴ。 着火剤。 その後、三浦大知ライヴ@アックス。完璧だ。踊り、歌。なんとキーボードは藤川学史。彼がほとんどの音を出す。もうひとりDJシュウヤ。このほかにダンサーが4人。ライヴ詳細は後日書くとして、渋谷AXスタンディングで超満員。すごい熱気だ。もはや、彼の人気が爆発するためのガスは思い切り充満している。あとは、ちょっとした着火剤があればいい。誰もが覚えられる超強力楽曲が1-2曲出れば、一気にブレイクだ。それこそ、松尾潔さんあたりにここぞの勝負曲をプロデュースしてもらったらどうなんだろう。松尾さん着火剤になるか。 +++++ アル・マッケイ・ライヴ。 エッセンス。 そして、大急ぎで、八竹亭で軽くゴハンを食べ、ビルボードへ元アース・ウィンド&ファイアーのギタリスト、アル・マッケイのライヴ。彼らの2009年4月以来8ヶ月ぶりの来日。ほぼ満員のビルボードは、アース・ファンとほとんどかぶっている。前回来日時も思ったが、アル・マッケイ・オールスターズのライヴは、アースがものすごくよかった頃のエッセンスを存分に出しているところが、古くからのファンとしては嬉しい。 ホーン隊4人、ギター、ベース、ドラムス、パーカッション、キーボード2人、ヴォーカル3人の計13人。これだけいると、ステージが実に狭い。 途中、下記セットリストの7から本編最後の15曲目「セプテンバー」まで、一気に煽る煽る、天井のミラーボールは回る回る、客席は踊る踊る。腕を天井に突き刺し、横に激しく振る振る。無駄なしノンストップ。息もつかせぬ一気呵成。 たとえば、「サタデイ・ナイト」、アース本体が最近はやってくれない。たとえば、「マジック・マインド」、アース本体がやってくれない。たとえば、「レット・ユア・フィーリング・ショウ」、アース本体がやってくれない。そんな曲が流れてくれば、アース・ファンは狂喜乱舞。否が応でも盛り上がる。 「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」では、いつになく、左利きアル・マッケイのソロ・パートが長かったような気がした。いい感じだ。セットリストはほぼ同じなのだが、いいものは何度見てもいい、を地でいく。 ライヴ後、アルと再会。ライヴ後だけにテンションがあがっている。ステージも狭ければ、楽屋もいつもより狭い。なんたって人数が多いから。「ヨシオカ!大阪も盛り上がっていたぞ。ニューイヤーズ・イヴは来ないのか」と訊かれた。う~む。 今月は中旬にアース本体のライヴを見て、最後にアル・マッケイのライヴを見て、二つのライヴを脳内合成して年を越そう。 ■ アル・マッケイ関連・過去記事 April 29, 2009 … Continue reading

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◆Uストリームは、なんでもどこでも生中継~新しいメディア

◆Uストリームは、なんでもどこでも生中継~新しいメディア 【UStream Live From Anywhere, Anytime】 生中継。 先日(2009年12月25日深夜)、ノーナ・リーヴスの西寺郷太さんが、三宿のクラブ、ウェッブでDJをするときに、その様子をネットを通じて生中継した。その前日に、同じ生中継を仲介するサイト、Uストリームで、okadadadaさんという方が、自宅でDJをしている様子を朝まで生中継していて、その視聴者が、常時2000人を超え、ちょっとした話題になっていた。結局この日、okadadadaさんの元にはのべ1万人の人が訪れたという。僕もそれを見ていたのだが、これが実に楽しい。そしてそれを見た郷太さんが、ウェッブから、買ったばかりのiphoneで中継してみよう、とやってみたのだ。 そのサイトはこちら↓ http://www.ustream.tv/discovery/live/all いろいろあるので、好きなのをチェック 郷太さんのチャンネル http://www.ustream.tv/channel/gota-nonareeves その日の一部がアーカイブで残っています。音は割れてますが。 ここは、ログインさえすれば誰でも、何でも生中継できるようで、実に気軽に世界に情報が発信できる。Youtubeの生放送版みたいなものだ。 三宿ウェッブでのリアルな音、映像がそのまま家で見られるのだ。夜中に自宅がクラブに大変身。で、しかも、画面の横にはチャットがあり、かけた曲やそこの様子についてコメントがリアルタイムでいれられる。今回の場合、音が若干割れ気味だったのと、ライン取りしてないので、少しライヴ感が強かったが、そのあたりはいずれ改善すればいいのだろう。けっこう、思わず僕もチャットで書き込んでしまった。 これを見ていて思ったのが、東京中のクラブが毎夜こうやってすべてのプレイをネットで生中継したら本当におもしろいだろうなと。ひょっとしたら、ネットでいくつかクラブの様子をモニターして、その夜、どこのクラブに行くか決めるなんてことも将来的にはありかもしれない。何より、見ている人の数がリアルタイムで表示されるので、それもまた親密感を増す。実際、郷太くんのプレイを見て、聴いていると、今からでも三宿まで飛んでこうか、と思わせられる。少なくとも、徒歩圏内に住んでる者だったら、そのままウェッブに吸い込まれてしまうのではないだろうか、と思ったほど。(笑) で、これはクラブだけに限らない。ソウルバーからの生中継も絶対いい。ミラクル、ソウルナッツ、リトルソウルカフェ、ブラウンシュガー…。各店がこのチャンネルでネットで生中継したら、実に楽しい。ソウルバーからの生中継なら、かけてるレコード、CDのジャケットを定位置に飾り、それをカメラが映せば、お部屋もソウルバー気分。いやあ、絶対いいと思うなあ。それに、選曲が乗ってくれば、実際にソウルバーに行きたくなること間違いなし。 たとえば、選曲がよくて毎夜2000人ものアクセスがあるソウルバーがあったら、そりゃあ、実際に足を運びたくなります。うまく使えば、いい媒体になるはず。 音を流すところでPCとつなげる環境さえあればいいのだから、どこからでも中継できる。同時に10店舗くらいから始めたら、普通のメディアも注目するんじゃないかな。 ENT>MEDIA>

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★ダリルズ・ハウス~ダリル・ホールとスモーキー・ロビンソンの邂逅

★ダリルズ・ハウス~ダリル・ホールとスモーキー・ロビンソンの邂逅 【Live From Daryl’s House : Episode Of Smokey Robinson】 夢。 まさにダリル・ホールにとっては夢の実現ではないだろうか。22回目にして、ダリルは自らのヒーローでありアイドルであるスモーキー・ロビンソンを『ダリルズ・ハウス』に迎えた。この自宅はニューヨークの北部の方だろうか。コネティカットに住んでいたが、もっと田舎に引っ越したかった、と言い、晴れた日には5-60マイル先のウッドストックが見える、と言っている。 ある晴れた初夏の1日、モータウンのヒーロー、いや、アメリカ音楽業界のヒーロー、スモーキー・ロビンソンは大きく長い黒のリムジンでダリルの自宅に乗りつけた。迎えるダリル。ダリルは、1946年、フィラデルフィア生まれ。幼い頃から、ソウル・ミュージックに影響を受けて育った。もちろんソウルだけではないが、ソウルは特に思い入れが強い。その頃、彼にとってはモータウンというだけですべてがヒーローだった。そのモータウンの大黒柱となった、テンプテーションズと彼は、ブラック・ミュージックの殿堂アポロ・シアターで、堂々と共演を果たしている。あれも彼にとってはヒーローと会える、そして同じステージに立つという幼い頃の夢の実現だった。 そして、今、自宅にヒーローを向かえ、同じセッションを行う。これもまた、ダリルにとっての夢の実現だ。 セッションの合間に、スモーキーを囲んでの雑談になる。ダリルが言う。「僕が16か17のときに(地元フィラデルフィアの)アップタウン・シアターにあなたたちがやってきたときに、デモ・テープを渡したんですよ」 スモーキーは覚えてない。「おお、そうか」 「あなたは、これはモータウンに持っていこう。と言ってました」 「そうか、それで契約になったのか?」 「いや、何も起こらなかった…(笑) あ、いやいや、あのあとギャンブル&ハフのところで仕事を得たんですけどね(笑) あの頃、ちょっとしたヴォーカル・グループ、テンプトーンズっていうのをやってたんです」 スモーキー・ロビンソン語録。ノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」のカヴァーについて。「僕は、ソング・ラヴァー(曲が大好き)なんだ。この歌詞、この曲。僕はジャンルは問わない。とてもフレッシュで、そのラヴストーリーに感銘を受けた。なので、自分でも録音してみたいと思ったんだ」 「その昔、ベリーと初めて会った頃、16くらいかな、僕はこれくらいノートに歌詞を書いていた。でも、それはそれぞれがまだバラバラでね。そこでベリーは、曲の構成というものを教えてくれ、これとこれを組み合わせたらいい、みたいなことを指示してくれた」「ということは、ベリーが曲をエディット(編集)するのを手伝ったということ?」とダリルが訊く。「そうだな、そんなもんかもしれない。でも、あの頃は、50年後にも聴かれるような曲を書こうなんて思ってなかったからね。あの頃は、ただ曲を書こうと思っていた。ヒット曲を書こうなんて思ってなかったんだ。でももし50年後にも聴かれるのであれば、それは何か意味のあるものなんだろう」 「ソングライターとして自分の曲でお気に入りのものはあるか、ってよく訊かれる。だけど、僕は何百万曲もある中から僕の楽曲をカヴァーしてくれるなんて、本当に光栄だよ。だから、あらゆる僕の曲のヴァージョンは好きなんだ。ソングライターとして、この曲はこう歌うべきじゃない、こうあるべきではない、なんては決して言えないね。どう歌ってもらおうが、僕にとってはクールだよ(I’m cool with meまったく気にしないよ)。」 ダリルもその話しにのる。「僕もいろいろカヴァーされて、よく訊かれるんだ。いろんなヴァージョンやサンプリングがどう思うって。でも、全然気にしない。僕も人がカヴァーしてくれるのは、本当に大好きなんだ」 「そうそう、どんどんサンプリングしてくれ」とスモーキー。(一同爆笑) スモーキーの昔話1。「スティーヴィーは、楽器は全部セルフトート(独学)なんだよ。ピアノ、誰も彼にピアノの弾き方を教えてない。彼は勝手に弾いて覚える。ハーモニカ、誰も彼に吹き方を教えてない。彼はただその楽器で遊んでいつのまにか弾き方を覚えてしまう。ミラクルズのメンバー、ロン・ホワイトがスティーヴィーを見つけた。で、モータウンに連れてきたんだ。スティーヴィーは、あるときあるパーティーかなんかで、僕に耳打ちする。『スモーク、あそこにいる女の子は可愛いか?』 『ああ、いい感じだよ』 『何を着てる?』『ブルーのドレスだ』 すると、スティーヴィーはその女性のところに歩み寄って、『素晴らしいブルーのドレスですね』って言って彼女を驚かせるんだ。(一同爆笑)』 そして、一言。「スティーヴィーは生まれてからこのかた、一度もハンディキャップ(障害)があったことはないんだよ」 昔話2。「ちょうど17歳になった頃(1957年頃)だったと思う。初めてのプロとしての仕事がニューヨークのアポロであった。今までは、せいぜいミシガン州フリントあたりにしか行ったことがなくてね、ニューヨークなんて大都会も初めてだった。そこでレイ・チャールズ・ショーで歌うことになった。レイ・チャールズは、僕の歌の大アイドルだ。それまでジャッキー・ウィルソンが僕の最高のアイドルだったけど、レイ・チャールズはその上を行く。レイ・チャールズの前座をやることになった。僕らはいつも自分のバンドでやってたけど、そこのハウスバンドでやることになった。僕たちはフォーマルなアレンジ譜なんてもってなかった。せいぜい紙っぺらにコードをちょこっと書いただけのものだ。リハーサルになった。バンドリーダーが『楽譜はどこだ』って言うのでぶったまげた。死ぬほど恐かった。(笑=一同も笑い)そんなもの使ったことなかったんだ。で、ものすごく困っていると、どういうわけか、朝の7時半だというのに、レイ・チャールズがそこに現われた。『一体、何が起こってるんだね』と落ち着いて尋ねる。するとリーダーが興奮気味に、『この子供たちが何も持ってきてない…』と言う。まあ、まあ、と彼はなだめた。ちょうどその頃、僕たちは『バッド・ガール』という曲を出していた」 ダリルがすぐに、その「バッド・ガール」を歌う。 「君たちがその『バッド・ガール』を書いたのか、と尋ねられたので、僕はどもりながら、『そ、そ、そうです、み、み、ミスター・レイ・チャールズ…としどろもどろで答える。彼がじゃあ、弾いてみろ、というので、弾きながら歌ったんだ。すると彼は、僕の曲をこんどは、すぐに自分で弾き、サックスプレイヤーにこうやれ、と口伝えでそのメロディーを教え、トランペット・プレイヤーはこうだっと、口真似し、それを書き取らせ、ベースプレイヤーにもバババとベースの音を教え、その他のミュージシャンたちにもそのまま教えてしまったんだ。彼は僕たちが歌う2曲を、彼の頭の中で、その場でアレンジしてしまったんだよ。それで僕たちは、なんとかそのステージをやることができたんだよ」 みんなスモーキーの話しに夢中だ。 ランチ・ブレイクで、スモーキーがダリルに言う。「いやあ、ここは本当にピースフルでいいなあ。ところで、君はゴルフをプレイするのか」 ダリルは首を横に振る。スモーキーのゴルフ好きは超有名だ。彼が唯一来日した1988年も、スモーキーは毎日ゴルフ友達のハーヴィー・フークワとゴルフを楽しんでいた。きっと、あう人、誰にでも聞いてるんだろうな、と思った。(笑) スモーキーが歌う「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」。ダリルとスモーキーによる「サラ・スマイル」が終わると、ダリルが「ウー・ベイビー・ベイビー」のイントロをギターで弾き出した。メンバーはみな笑いながらあっけにとられてる。おそらくダリルが気分で仕掛けたのだろう。その場でのリハなし即興で、まずダリルが歌い始め、そして、まもなくスモーキーがジョインする。ダリルとスモーキーが目を合わせながら、どこでどちらが歌うかを合図しながら歌い続ける「ウー・ベイビー・ベイビー」。すばらしい。 ダリル・ホールは言う。「これは、僕の人生の中でも最高のハイライトだよ、スモーキーは僕のヒーローの1人だったんだから。そして僕のキャリアの初期から影響を受けてきた」 今回歌われた楽曲について若干の解説を。この収録は2009年8月7日に行われたが、8月末に全米でリリースされるスモーキーの最新作『Time Flies When You’re Having Fun』のプロモーションの一環だったのかもしれない。ここから2曲。一曲はスモーキーの新曲、もう1曲がノラ・ジョーンズの大ヒットのカヴァー。こうしてスモーキーが歌うと、まるでスモーキーの作品かと思ってしまうほど。しかし、7日に収録して一週間後にもう編集を終えて、アップしてしまう、そのスピードにも驚く。 1曲目は、スモーキーの1981年のソロ大ヒット。ミラクルズ時代のヒットが、4曲目、5曲目、7曲目、9曲目。そして、残る2曲がホール&オーツのヒットをスモーキーがカヴァーする。 改めて、スモーキーの声の素晴らしさや、彼が作り出した楽曲の素晴らしさに感銘を受けた。そして、ダリルのミュージシャンとしての素晴らしさ、彼の声の良さも再確認した。この22本の中で、まちがいなく、ベスト・ショーだ。ぜひ、ウェッブでごらんください。 ■スモーキー最新作『タイム・フライズ・ホェン・ユーアー・ハヴィング・ファン』(ノラ・ジョーンズの「ドント・ノウ・ホワイ」のカヴァー収録) タイム・フライズ・ホェン・ユーアー・ハヴィング・ファン … Continue reading

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▲松尾潔さん、NHK-FMでスモーキー・ロビンソンを語

松尾潔さん、NHK-FMでスモーキー・ロビンソンを語る~スモーキーとダリルズ・ハウス 【Matsuo KC Would Talk About Smokey Robinson On NHK-FM】 スモーキー。 プロデューサー、松尾潔さんが来る2009年12月28日(月)NHK-FM(全国放送)で1時間半にわたってスモーキー・ロビンソンについて語る。番組は、恒例の「偉人たちシリーズ」の1回で副題は「スモーキーが教えてくれた」。19時30分から21時まで。 収録は12月の初旬に行われたが、それまで松尾さんはかなりスモーキーを徹底研究したようで、すっかりスモーキー漬けになっていたそうだ。だが、例によって番組はわずかに1時間半。しゃべりたいことの半分もしゃべれなかったかもしれない。スモーキーのような偉人を1時間半で語ることなど到底不可能で、松尾さんも相当もんもんとした様子。気になる方は、ぜひ、エアチェックを。 スモーキー・ロビンソンは1940年2月19日ミシガン州デトロイト生まれ。1957年ごろ、ベリー・ゴーディーと知り合い、ベリーがのちに設立するモータウン・レコードに参加。自らヒットを放つシンガーとして、また同レーベルの他のアーティストへの楽曲提供など幅広く活躍している。当初は友人と組んだミラクルズのリーダーとして、1972年からはソロ・シンガーとして活動中。ボブ・ディランが、「現有するアメリカ最高の詩人」と絶大な評価をした。50年以上のキャリアを持ち、現役でも活躍中。今年久しぶりの新作『Time Flies When You’re Having Fun』を出した。ハイヴォイス気味の声と、独特の詞の世界、メロディーが大変魅力的。テンプテーションズの「マイ・ガール」などがよく知られる。最近ではマイケル・ジャクソン追悼式(2009年7月)で弔辞を読んだ。 収録の様子。(NHKのブログ)↓ http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/31495.html すでに番組でのオンエア曲が公開されています。事前にお知りになりたくない方は、ご注意ください↓ http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-12-28&ch=07&eid=229 ◎ NHK-FM 2009年12月28日(月)19時30分~21時00分 「真冬の偉人たち~スモーキーが教えてくれた」 出演: 松尾潔 (2009年12月28日追記)松尾さん、28日月曜21時からはTBSラジオに出演↓ http://www.tbs.co.jp/radio/newyear/index-j.html ++++ ダリル・ホールのウェッブ番組『ダリルズ・ハウス』にスモーキー・ロビンソン登場 【”Live From Daryl’s House”】 ヒーロー。 さて、一度、ちらっとダイアン・バーチのライヴ評の中で書いたダリル・ホールのウェッブだけで無料で見られる月一の音楽番組『ダリルズ・ハウス”Live From Daryl’s … Continue reading

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■フランク・マッコム・ライヴ@モーション・ブルー

■フランク・マッコム・ライヴ@モーション・ブルー 【Frank McComb Live】 飛び入り。 フランク・マッコムの2006年9月東京ジャズ(マーカス・ミラーのサポート)、2007年12月コットン、2008年11月コットン以来の来日公演。時間ぎりぎりでモーションのトイレに入ると、なんとトクが出てきて鉢合わせ。フランクとトクは仲良しで遊びに来たらしい。会場に入るとすでに1曲目が始まっていた。まもなく、2曲目に入ると、いきなりトクがフランクに呼び出され、ステージに。スティーヴィーの「スーパースティション」だ。 今回はドラムス、ベース、そして、フランク(ピアノ、キーボードとヴォーカル)という編成。それにしても、フランクが歌を歌うと実に渋い。ダニー・ハサウェイ、スティーヴィーあたりの曲のカヴァーは、圧巻だ。やはり、歌って欲しい。 この日は、クリスマスということもあり、ダニーの「ディス・クリスマス」、そして、アンコールでもスティーヴィーの「リボン・イン・ザ・スカイ」を熱唱。特に「リボン…」はかなりおもしろいアレンジで楽しめた。彼のキーボードはいつもいい。 この日は下記セットリストをごらんになるとおわかりになるように、ほとんどの曲でトクが参加。フランクとトクのライヴの様相を呈していた。特に、7曲目「ドゥ・ユー・リメンバー・ラヴ」の後半にスティーヴィーの「ユーヴ・ガット・イット・バッド・ガール」を挟み込むあたりは、手練手管。トクのトランペットも縦横無尽で実にかっこいい。こうなったら、今度、正式にフランク&トク名義でライヴやったらどうだろう。 ちょうどライヴの観客に、またまたスガシカオさんがキーボードのポチと来ていた。前回は、ガッツのライヴのときに偶然、隣り合わせになったが、あれ以来なので、「また、ここ(モーション・ブルー)でお会いしましたね」とあいなった。ライヴ後、話をすると、どこかのソウルバーでこの前の二子玉川で行われたディスコイヴェントのフライヤーを見たようで、ちょっと気になっていた、とのこと。スガさんが来ればけっこう盛り上がったのではとも思った。 フランクのことはまだ知らないようだったので、フランクにスガさんらを紹介。「スガさんは、日本ではとてもビッグでミリオン売るアーティストだよ」と耳打ちすると、いきなり、フランクがメールアドレスを紙切れに書いて手渡し、「Don’t lose it(なくさないでくれ)」「何か一緒にやろう」と。(笑) 赤レンガは写真写りがいいな~ ■ 過去フランク・マッコム記事 (2004年の初来日からかなり追っかけてます) December 07, 2006 Frank McComb Live At Cotton Club http://blog.soulsearchin.com/archives/001440.html December 29, 2007 Frank McComb & Gatz Live: Back To Back 【「もっと歌って」のフランク・マッコム・ライヴ】 http://blog.soulsearchin.com/archives/002232.html … Continue reading

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●クリスマスにスタイリスティックス~継続アーティストだけがもてる特権

●クリスマスにスタイリスティックス~継続アーティストだけがもてる特権 【Stylistics For Christmas: So Many Hits, So Many Memories: That’s Their Privilege】 特権。 毎年12月の定例と言えば、スタイリスティックスのライヴ。もうここまで来ると、完全無比、完璧な、理屈ぬきに最高な「通常の」エンタテインメント(褒め言葉です)だ。そのパターンは、世界ソウル遺産とも言える水戸黄門のような超定番エンタテインメント。 次々と繰り出されるヒット曲の数々。そのどれにもきちっとした振り付けがなされていて、一時(ひととき)たりとも飽きさせない。アンコールのクリスマス・ソングにまで、ちょっとした振りをつけてしまう。何にでも振りがつくところが最高だ。コーラスで歌ってない3人もスローで踊っている。まさに3人がエグザイル状態。逆に「イッツ・ア・ミラクル」と「誓い」あたりは、直立不動でみなマイクの前に立つ。クールファイヴ状態だ。そして、おじぎが長い。 MC低音の魅力ハーブ・マレルが言う。「私たちは今年で結成41周年。みなさんのご支援があるからこそ、心から感謝いたします。メンバーを紹介しましょう」。(去年は40周年と言っていた。きっと、来年は42周年とMCで言うのだろう。素晴らしき継続) アンコールでクリスマス・シーズンなので、「サイレント・ナイト」と「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・クリスマス」。後者では珍しくヴァン・フィールズがリードを取る。なかなかいい声だ。そして最後は、これまたお約束の「愛がすべて」。メンバーが去って、バンドだけが残ると、なんとバンドがドラムス・ソロから「ビリー・ジーン」を演奏し始めた。しばらくやって、「愛がすべて」のエンディングに戻る。 音楽監督のハーヴィーによれば、「バンド・メンバーもマイケルを好きで、もちろん僕も彼をリスペクトしている。だから、トリビュートしたんだ」とのこと。ひょっとして、このリフがなり始めて、またスタイリスティックスが戻ってくるかと思いきや、それはなく、ハーブ・マレルによれば「いやあ、僕たちはマイケルの曲は今まで歌ったことはないんだ。今、みんな誰でもマイケルの曲をやっているだろう。彼は素晴らしい。だけど、誤解してもらっては困るけど、いわゆるちょっとした『マイケル・ブーム』には乗りたくないって気持ちなんだ。それまでマイケルの曲をやっていたなら話は別だけど。ムーンウォーク? 僕たちはできないよ。(爆笑) 練習しないと。(笑)」という。 スタイリスティックスは、東京の後、名古屋でやってその後ハワイ。そしてホームに戻り2週間ほど休み、フロリダに。いつもクリスマス時期は日本にいるので、家族には電話をする、という。ハーブは「そうだな、今年も200本近くライヴをやったんじゃないかな。ここ(ビルボード)では1日2ショーを6日だろ。大変だよ。すぐホテルにもどって体を休めるよ(笑)」と言う。「ニュー・アルバムは、まあ、来年、いろいろまとめなければならないな。プロデューサーを見つけ、いい曲を見つけて。また、プレストン・グラスとやるんじゃないかな。まだ何も決まってないけどね。彼はロスアンジェルスでスタジオを持っているんで、やるとすればそこで録音すると思う」 彼らのステージにははっきり言って何も新しいものはない。だが、ステージのMCでハーブは言った。「今日もたくさんの曲を歌います。そのいくつかの曲がみなさんの思い出を呼び出せれば嬉しく思います」 彼らが「1975年、1974年」などと年号を言いながら、曲を歌い始めるたびに、僕もその頃のことを思い出す。それは、長く歌い続け、多くヒット曲を持つアーティストだけに出来る特権だ。 帰り際、リードのイヴァンが「hey, what’s up, man」と言ってきたので、「OK, I’m good. See you next year」というと、笑いながら 「see you next year」と返ってきた。また来年も見に行こう。 ■スタイリスティックス公演は2009年12月26日(土)までビルボード東京で。 http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=calendar&shop=1 ■ スタイリスティックス過去記事 December … Continue reading

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⊿「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」満員御礼無事終了

⊿「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」満員御礼無事終了 【Michael Jackson Love Night】 濃密度。 西寺郷太さんと僕吉岡正晴でのトーク・ショー「マイケル・ジャクソン・ラヴ・ナイト」が2009年12月23日(水曜・祝日)東京お台場の「カルチャー・カルチャー」で行われ、マイケルの話で4時間半、盛り上がった。僕はマイケルが映画『ディス・イズ・イット』内「ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール」で着ていたポパイのTシャツにジャケット、郷太さんはライオネルとマイケルのリハーサル時の雰囲気でネクタイ姿。両者のテーブルには、それぞれが持っているマイケル関連本をどーんと並べた。この本が、僕の分でも30キロ超で、実に重く持ってくるのが超大変だった。 (写真左からトヨさん、郷太さん、吉岡、大西さん) 夕方5時から9時半まで、予定を少しオーヴァーしたが、4部構成は大体次のような感じだ。 第1時間目。冒頭、机に並べたマイケル関連本から。その中で郷太さんはスラッシュ自伝のマイケル関連のページ(約1ページ)を紹介。日本テレビで放送されたマイケル特番と、NHKFMの特番『サウンド・ミュージアム』が放送されて、その反応。一応、来場者に見たか、聴いたかを尋ね、概ね見ていられたようなので、両方の番組をほとんどの方が見ている、聴いているとの前提で話を進めた。そして、それらで語られたマイケルを巡る裁判の話しを郷太さんが詳しく解説した。「マイケル対メディアは、最大の、そしてもっとも残虐なメディアの集団リンチ」。 第1時間目の一言。「サンケイ新聞にマイケルが亡くなった日に2時間以上も取材を受けたのに、出た記事はたった2行。なんやねん!(笑)」(郷太談) 第2時間目。若干、裁判の話の残り。若干の「スマスマ」の話し。観客からの質問。「マイケルがシャモーンと言い出したのはいつ頃からでしょうか。なぜですか」との問い。僕も郷太さんも、なぜかはわからない。いつ頃かは80年代中頃ではないか、とのこと。「シャモーン問題」は、今後の研究課題に。ダイアナ・ロスとマイケルの関係についての考察も。 吉岡が1983年8月にマイケル邸を訪ねたときに撮影した写真をご紹介。ジャネット、セルジオ・メンデス、兄弟姉妹も、ラトーヤ、ジャッキー、ジャーメイン、ランディー、マーロン、チンパンジー、ラマなども。暑い夏の日だったので、他に映っている人たちは短パンTシャツだったりするが、マイケルは長袖、サマーセーター。 第2時間目の一言。「『ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス』の踊りは、郷太くんの草野球の準備運動になってるんだあ!」 第3時間目。マイケル・ジャクソン・ファン・サイト「ムーンウォーカー」の運営者トヨさんを招いて。常に最新情報をお持ちのトヨさん。先週全米で放送された『リアリティー・ショウ~ファミリー・ダイナスティー』をすでにごらんになったというトヨさんに、その番組についてうかがった。 December 14, 2009 ジャクソンズ・リアリティー・ショー『ファミリー・ダイナスティー』フォックスで放送 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10410716018.html 彼によると、かなりおもしろいようで、一例を紹介してくれた。インタヴューアーがジャーメインのいないときに、ジャッキー、ティト、マーロンらに「ジャーメインは、モータウン時代、マイケルばかり人気者になって、嫉妬してたんじゃないか。そのあたりはどうなの?」という極めて直球の質問を投げかけた。すると、3人とも下を向いてしまい何も答えなかった。それだけでも、十分面白い絵だが、さらに質問を繰り返すと、遂に兄弟たちが口を開き始めて、「そうだ」と言い、一斉にジャーメインについての話が飛び出した、という。 ここからジャーメインのジャクソンズの中での立ち位置についてのさまざまな考察が紹介された。アルバム『ヴィクトリー』のジャケットのジャーメインの写真は、写真ではなく、彼だけイラストだ、という郷太君の発見を披露。つまり、フォト・セッションには来なかったということだ。「ジャーメイン問題」は、ジャクソン家研究の上で最大のテーマ。 ここで、『ヴィクトリー』から「ボディー」のビデオを。それがあまりにチープでちゃちゃをいれながら、おもしろおかしく紹介した。 第3時間目の一言。「ジャーメインは、いつもひとりだけフォト・セッションに来ないんだよ(笑)」(郷太談) 第4時間目。ここでは歌詞のことを中心に、「マイケルが遺した言葉」のホームページを立ち上げ、訳詞を発表し始めた大西さんを舞台にあげてご紹介。歌詞について、いろいろ談義。マイケルはインタヴューを受けなくなって以来、「僕の気持ちは僕の歌を聴いてくれ」というスタンスを貫いてきた。そんな中で「ヒューマン・ネイチャー」「ブラック・オア・ホワイト」などについて詳しくその訳について。大西さんは、現在「JAM」に挑戦中。すでに5日くらい考えているが、なかなかどんぴしゃなものが出てこないので「塩漬け中」とのこと。結局、「ジャム」は、ジャムだしなあ、とか、ジャムという単語についての様々な意味の考察なども。また、「マン・イン・ザ・ミラー」も取材中。郷太さん懸案の訳詞集が、この前日に、少し体裁を変えて出せそうな方向になったとの最新ニュースも。マイケルの「歌詞問題」は、まさに学問に。「マイケル・ジャクソン学」だ。 第4時間目の一言。「JAMの訳詞、塩漬け中」(大西談) +++++ その後、郷太さんと僕でそれぞれの本にサイン。それが終わりしばし出演者、スタッフで雑談。やはりマイケルの歌詞の部分は深いので、それだけで何かトーク・ショーみたいなのができるね、という話しに。しかし、この4時間分、誰か文字起こししてくれないかなあ。(笑) ということで、郷太さんは、終わるとすぐにTBSの「キラキラ」の忘年会へ出発。みなさま、おつかれさま。そして、ご来場いただいた方ありがとうございます。インターネットでごらんいただいた方、無事見られましたでしょうか。ありがとうございます。 反省点としては、Youtubeの画像などを見せるとき、事前に準備しておいてすぐに出せるとよかった。歌詞の話をしたときに、その歌詞・対訳をスクリーン上にすぐに出せるとよかった。4時間分の大まかなテーマは、こちらでは決めてあったが、それを事前に告知するなり、ペラ1枚でもよいので「今日のプログラム」みたいなものを配れればよかった。お客さんからのアンケートからの質疑応答をもうちょっと取り上げられればよかった。あるいは、直接客席にマイクを渡し、質疑応答があってもおもしろかったかもしれない。まあ、最初だったのでいろいろと至らぬところもあったかと思うので、次の機会にはさらに密度を濃くしてみたいと思った。ご意見があれば遠慮なくコメント欄などにお書き込むください。 また、1時間目と2時間目の間の5分程度の休憩の間には、『ディス・イズ・イット』のDVDの予告編などが流れた。 4時間半終わって、3時間目くらいから、なんか右腕が痛いなあ、と思ったら、ずっと右手でマイクを持っていたので、ちょっと痛くなった。ので、途中から左でも持つようになった。しかし、マイクを持って腕が痛くなるなんて。次に長時間やるときは、ヘッドセットか、マイクスタンドか。(笑) ■ ディス・イズ・イットDVD マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD] … Continue reading

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■(告知)12月23日ネット生中継の聴きかた

■(告知)12月23日ネット生中継~その聴きかた 2009年12月23日(水曜・祝日)17時から東京・お台場「カルチャー・カルチャー」で行われる「西寺郷太と吉岡正晴の"マイケル・ジャクソン・ L.O.V.E(ラヴ)・ナイト"」のインターネットによる動画生中継の概要です。 当日は次のアドレスにアクセスし、所定の手続きをすれば最初の2時間を見ることができる。料金は2時間弱で300円。 生中継の閲覧方法、また事前予約は次の通り。 「西寺郷太と吉岡正晴の"マイケル・ジャクソン・ L.O.V.E(ラヴ)・ナイト"」 下記アドレスへアクセスし、順に手続きをしてください。 http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_091109202673_1.htm#namachukei 主な流れは、ニフティーIDを取る(無料)、動画を見られるソフトをダウンロード(無料)、(その両方をすでにお持ちの方は今回は新に取得する必要はありません)、番組視聴予約、クレジットカードでの決済、視聴というもの。今回は無料ではないため、残念ながらクレジットカードがないと視聴できません。番組視聴予約のアドレスは携帯電話のメールアドレスでなくても大丈夫です。 イヴェントのチケットは売り切れており、当日券はございません。もうしわけありません。

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△エリック・ベネイ・ライヴ~クリスマスのカップルのために

△エリック・ベネイ・ライヴ~クリスマスのカップルのために (ライヴの内容がでます。これからごらんになる方はご注意ください) 【Eric Benet With 3 Piece Band~A Gig For Sale】 色気。 エリック・ベネイの2005年9月ブルーノート/モーション・ブルー、2007年9月東京ジャズ、2009年2月ビルボード以来約10ヶ月ぶり通算6回目の来日公演。(1997年7月が初来日、次が1999年7月) 今回は極東ツアーの一環か、初日に韓国から来日、いきなりステージに。バンドは3人、ドラムス、ベース、そして、キーボードという編成。このキーボードがいわゆるシークエンスで、ギターも、女性コーラスも、そしてときにエリック自身のコーラスさえも出す。言ってみれば、壮大なカラオケになる。バンドとしてはエコノミー・セット。 エリック・ベネイ、男の色気は、見事に120パーセント炸裂。そのまま「レオン」あたりの表紙を飾ってもおかしくないモデル然とした佇まいは、それだけで絵になる。 「どうもありがとう」と巧みに日本語を交え、「スパニッシュ・フライ」という自らの作品から取られたドリンクを勧め、インティメートなライヴ・ハウス慣れした感じ。 ふとあれっと思ったのが、6のデイヴィッド・フォスター・メドレー。3曲目にアースの「セプテンバー」を歌ったのだが、これってデイヴィッド・フォスターだっけ、と疑問に思い、家に戻って調べると、作者はモーリス・ホワイト、アル・マッケイ、アリ・ウィリスでフォスターではなかった。「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」をやっているので、そのあたりで勘違いしたのだろう。これは、エリックに言ってあげないと。だが、それに続く「ラスト・タイム」などは、シンガー、エリックの真骨頂を見せる。 この日はよくしゃべったエリック。MCでこんな解説も。「あるとき、オールド・スクールR&Bとニュー・スクールについて、仲間と話が盛り上がった。たとえば、1960年代、70年代のオールド・スクールのシンガーたち、マーヴィン・ゲイ、アル・グリーン、アース・ウィンド&ファイアー、オージェイズ、スタイリスティックス、ルーサー・・・。そういったシンガーと比べると今のシンガーは比較にならない。(no comparison)  で、あるとき、そうしたオールド・スクールにインスパイアーされた書いた曲が次の曲です。オールド・スクールな雰囲気を感じとるかもしれません」 こうして歌われたのが、「ユー・アー・ジ・オンリー・ワン」。確かに、ちょっと昔風だった。 これを終え、なんとエリックは一度ステージを去った。まだ始まって41分。拍手に迎えられステージに戻り、初めて人前で歌うという「クリスマス・ソング」、そして、定番「ジョージー・ポージー」。なんとこの中で、エリックはマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」をはさみこんだ。なるほど、こういう手があったか、と思った。いいアイデアだ。これを終えてちょうど1時間。観客はまだ物足りなく拍手を続ける。すると、もう一度でてきて、「アイ・ウォナ・ビー・ラヴド」を。9曲目終わりでステージを引っ込んだのはなんだったのだろう。(笑)時間配分、間違えたか。(笑) 前回来日(2009年2月)は僕はマーヴィン・ゲイの翻訳にかかりきりだったので見られなかったが、3人編成バンドで来ていたので、最近はこのスタイルで営業しているようだ。しかし、歌がこれだけうまいのだから、2005年来日時の6人編成あたりで来て欲しいところだ。あのライヴは実にすばらしかった。 今回はクリスマス時期のライヴということで、彼の場合はいつでもそうだが、いつも以上にカップル向けのライヴとなりそうだ。 なお、エリック・ベネイも1966年生まれ。昭和41年で、丙午(ひのえうま)の生まれ、ジャネット・ジャクソンと同じ年だ。 (エリック・ベネイ、ブルーノート東京で12月25日まで) ■過去関連記事 September 30, 2005 Eric Benet Live: Best Live Show At Venue Under 500, This … Continue reading

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☆ゴスペラーズ15周年記念ライヴ~5本のスポットライトが照らす真骨頂

☆ゴスペラーズ15周年記念ライヴ~5本のスポットライトが照らす真骨頂 【Gospellers 15th Anniversary Live】 通過点。 1994年12月にメジャー・デビューしたゴスペラーズが、15周年を記念し、「ゴスペラーズ坂ツアー2009–15周年漂流記 秋冬」と題したツアーを行ってきた。2009年12月19日(土)に国立代々木第一体育館で見た。2日間、会場、超満員。2万人以上がかけつける。すごい。 3時間を超える密度の濃い歌とトーク。今回はほとんどの大ヒットを盛り込む感じか。特に本編最後の「永遠に」「ひとり」「誓い」の3連発は圧巻だ。そして、1994年12月19日、ちょうど15年前、20人か30人しかいない、それもみんな知り合いばかりだった小さなライヴハウスでのライヴから15年を経てこの地にたどり着いた感動をメンバー皆が語るときは感慨深い。継続は力なり。 ステージバックのモニター・スクリーンも自己発光のLEDパネルを使っているせいか、実に綺麗で演出効果満点だ。何より正面ステージから伸びている花道が輝かしい。 この日、一番驚いたのが、20曲目の「ラヴ・マシン」(ミラクルズのヒットのカヴァー)の部分。なんと、金・銀ラメ光沢のマントを羽織った、その名も「ミスター・ラヴ・マシン」がステージの上の天井から降りてきたのだ。ふんわりと宙を舞いながら、ゆっくりと下降、途中で宙に浮いたまま歌い、声を出し、センター・ステージ(正面ステージから客席真ん中にせり出した花道)に着地。しばし地上に滞在、また、宙に舞い上がって行った。スーパー歌舞伎みたいだった。度肝を抜かれた。 ライヴ後、ミスター・ラヴ・マシンに話を聞くと、「いやあ、最高8メートルくらい(高さが)あるんですよ。けっこう最初は恐かったですよ。足も動かせないし。左右には動かせないんです。で、何度も何度もリハーサルやりました。あれは、ここ(代々木体育館)だけです。このミスター・ラヴ・マシンは、5年ぶりくらいかな。滅多にでてきません(笑)」とのこと。心なしか、声が酒井さんに似ていた。 メンバーもすっかり使い慣れたかのイアモニター(耳に直接つけるモニター、マイケルがなかなか慣れなかったもの)だが、安岡さんによると「ステージではいいんですけど、センター・ステージ(花道)に行くと、もう反響音があちこちから聞こえてきて、時には1拍遅れて戻ってくるんですよ。その反響音がイアモニから出てくる音より全然大きくてね。かなり慣れましたけどね」ということで、かなり大きな会場では辛そうだ。とは言っても、そこはプロ。一オーディエンスとしてはそんなことはまったく感じなかった。 後半、会場がほとんど真っ暗になり、5本の白いピンスポットだけが5人のメンバーを照らし、アカペラを歌う瞬間、やはりゴスペラーズの真骨頂が感じられた。 古い手帳を調べた。僕がゴスのメンバーと初めて会ったのは、1994年12月8日、そのとき初来日していたベイビーフェイスのプレスパーティーの席上だった。ベイビーフェイスの目の前で彼らがアカペラで歌ったのを見た。あれから15年だ。あの頃、彼らにとってはベイビーフェイスも目標の一つだったかもしれない。 きっと今ライヴハウスで100人の観客を集めるのに苦労している若手のシンガーやグループにとって、ゴスペラーズの「代々木2デイズ完売」は、大きな夢と希望になるにちがいない。そしてゴスペラーズにとっては、これを通過点とすべく、次の地平へ進んでいくのだろう。今、ゴスペラーズが多くの若手の目標になっている。 (12月21日日曜のライヴは、衛星放送局WOWOWが収録し、放送。さらに後日、DVD化される予定) ■ ラヴ・ノーツ(初回限定盤) Love Notes II(初回生産限定盤)(DVD付) posted with amazlet at 09.12.22 ゴスペラーズ KRE (2009-10-28) 売り上げランキング: 3838 Amazon.co.jp で詳細を見る ■メンバー ゴスペラーズ 北山陽一 黒沢 薫 酒井雄二 村上てつや … Continue reading

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◎スーパー・ディスコ・ナイト@アレーナ・ホール

◎スーパー・ディスコ・ナイト@アレーナ・ホール 【Super Disco Night】 ソウルイヴェント。 二子玉川高島屋ショッピング・センターがオープンして40周年を記念して行われたディスコ・イヴェント「スーパー・ディスコ・ナイト」が、2009年12月20日(日)、玉川高島屋横のアレーナ・ホールで約300人を集めて行われた。センターにダンスフロアを作り、正面奥にステージ。 今回の仕切りは、三宿ソウル・ナッツのマイケル鶴岡。出演者は、MJ-SPIRIT、ブラザー・コーンら多数。DJにDJオッシー、DJケイコ。 よくソウルバーの周年記念イヴェントなどで顔をあわせるソウル・ブラザー、シスター、そして、MJ-SPIRITファンなど様々な人たちが入り乱れ、ステップを踊り、パフォーマンスを凝視したりする5時間。 マイケル・ジャクソンのスピリットを受け継ぐパフォーマンス・ユニット、MJ-SPIRITのブルーツリーは、「ウォナ・ビー・スターティン・サムシン」から4曲。「ビリー・ジーン」のムーンウォークは、いつやっても受ける。そして、びしっと爪先立ちが決まる。 終盤、ブラザー・コーンが登場した次に、マイケル鶴岡が若い美女2人と図体の大きなセキュリティーというTシャツを着た人物を従えて(その様はロナル・アイズレイを彷彿とさせる)、ステージに登場したときは笑った。それを見て、コーンちゃん、「俺なんか、今日、一人で来てんのに、マイケルは横にこんなにはべらせて、誰が主役なんだよ、ムカツク」と言うと、マイケル一言「これ、俺のイヴェントだから」。(会場爆笑) ブラザー・コーンは、「ソウル・マン」をシュガピンプスらと歌い、がんがんに盛り上げる。そして、昨年のバブルガムのヒット「ダディーズ・パーティー・ナイト」では、トム役をマイケル鶴岡が歌った。その後、クックさんが沖縄から登場、実にかっこいい現役ソウルダンスを「可愛いい人よ」で見せた。 DJオッシーは、「ファンタスティック・ヴォヤージ」、ダイナスティ、レイディオなど80ズ系、ちょっとナヴァーナ系でまとめ、一方、DJケイコは、テンプス、フォートップスなどステップ系、ダンステリア系でまとめ、客を踊らせた。 ライヴ後は、楽屋ではみんなで撮影大会。さすが、マイケル人気(マイケル・ジャクソン人気)高く、スタッフ、その他の出演者が写真を撮りたがる。 おつかれさま~。 ■ ダ・バブルガム・ブラザース「Daddy’s Party Night(懲りないオヤジの応援歌)」 Daddy’s Party Night(懲りないオヤジの応援歌)(初回限定盤)(DVD付) posted with amazlet at 09.12.21 DA BUBBLE GUM BROTHERS UNIVERSAL J(P)(M) (2008-12-03) 売り上げランキング: 65053 Amazon.co.jp で詳細を見る +++++ 競争。 この会場の二子玉川まで、インターFMの天王洲から、どうやったら一番早く到着するか、オッシーと僕はそれぞれ違った道を選んだ。オッシーは、山手通り→目黒通り→環7→246まっすぐ進み二子玉川というコース。僕は、山手通り→中原街道→環8→246で左折、二子玉川というコースだ。果たしてどっちが早く着いたか。こんどゆっくり書きます。(笑)かなりいい勝負となりました。 … Continue reading

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○NHK-FM、ゴスペラーズ、アースもろもろ

○NHK-FM、ゴスペラーズ、アースもろもろ 【NHK-FMマイケル特番、ゴスペラーズ・ライヴ、アースなど】 もろもろ。 今日(2009年12月20日)、午後7時20分からNHK-FMで『サウンド・ミュージアム マイケル・ジャクソン』が放送される。午後10時まで2時間40分、たっぷりマイケル・ジャクソンの歴史、魅力などを語る。出演は吉岡正晴と西寺郷太。ぜひお聴き逃しなく。 編集されたファイナル・カットを聴いたが、曲は次々とかかり、とにかくマイケルについての細かいトークが続く。マイケル・ファンにはたまらない内容になっていると思う。 ただ、収録が12月9日までに終わっていたため、12月16日に日本テレビ系列で放送された『愛と哀しみの真実』についての感想が入っていない。また、トーク・テーマは多数あったが、じっくりマイケルが書いた歌詞についてのトークができなかった。そのあたりが心残りと言えば心残りだ。 番組、聴いていただいたら忌憚ないご感想などをお寄せください。12月23日のトーク・ライヴに反映させます。 ビデオ・グレイテスト・ヒッツ~ヒストリー [DVD] posted with amazlet at 09.12.20 Sony Music Direct (2005-12-07) 売り上げランキング: 26 Amazon.co.jp で詳細を見る +++++ ゴスペラーズ・ライヴ。 12月19日(土)、夕方、国立代々木第一体育館でゴスペラーズのライヴ鑑賞。超満員のぎっしりぎっしり。1万人以上が入っていて、完全売り切れ。内容については、12月21日が解禁とのことなので、セットリストなどは21日(月)以降にご紹介予定。 いやあ、でも、驚きましたよ。あのときには…。ライヴ後、メンバーらとほんのちょっとだけ面会。酒井さんにいろいろ聞きましたが、月曜以降に。 横のモニターに映される映像も綺麗だが、正面バックのLEDモニターが実に彩りよく綺麗。20日(日)には、WOWOWの収録がカメラ20台以上で行われるそうで、それがいずれオンエアされる。 15周年記念ライヴ、おめでとうございます。 最新作 Love Notes II(初回生産限定盤)(DVD付) posted with amazlet at 09.12.20 ゴスペラーズ KRE (2009-10-28) … Continue reading

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◆ノーナ・リーヴス・ライヴ@クアトロ~80年代の申し子

◆ノーナ・リーヴス・ライヴ@クアトロ~80年代の申し子 【Nona Reeves Live At Quattro】 美声。 このところ、すっかりマイケル関連でトークしか聴いたことがなかった西寺郷太くん率いるJポップグループ、ノーナ・リーヴスのライヴを渋谷クアトロで見た。彼のライヴを見るのは実は初めて。クアトロは1週間前にダイアン・バーチで来てそのときも満員だったが、この日も超満員、ギューギュー、酸欠になりそう。ダイアンのときは、もう後ろでほとんど何も見えなかったが、この日はマネージャーの矢島さんがいい場所をキープしておいてくれたので、全体をきっちり見ることができた。感謝。 完全ポップにキャッチーな2時間14分。ドラムス、ギター、ベース、キーボード、パーカッションの強力な5人バンドに西寺郷太ヴォーカル。何より驚いたのが、郷太くんのきれいな声。普段の話し声とはまったく違う中性的な美声で、メロディアスな曲を次々と歌う。バンドはしっかりしており、最初、1980年代にヒットを放ったワン・チャン(1986年「エヴリボディー・ハヴ・ファン・トゥナイト」が大ヒット)のサウンドを思い起こさせた。他にもヒューイ・ルイス、レイ・パーカー、スタイル・カウンシル、ワム、アース、ハウスっぽいサウンドなどが散りばめられたリズムの強いJポップサウンドだ。渋谷系というのかな。観客は7-3で女性が多いか。年齢層は20代から30代。 「ノーナ・サイコー!」 郷太くんが叫ぶ。観客とのコール&レスポンスも。「1999年から10年ずっとここでやってきてます。人気があるんだか、ないんだか(観客爆笑)」 「これ終わったら、来年のも予約したりして(笑)」とギターの奥田さん。年に2回あるメインのライヴが、きっちりこうした観客を集め続けているところがたいしたもの。 「メモリーズ~ひと夏の記憶~」では、何度も「シャモーン」という掛け声が。マイケルだ。 そして、中盤、郷太くんが白いジャケットを着て、おもむろに始めたのが「スムース・クリミナル」。さすがに「ゼロ・グラヴィティー」はなかったが(笑)、ロック調のアレンジで、マイケル・トリビュート。終わって、ノーMCでつなげたのが、「シュクチョクシュクチョク」の声からキーボードのイントロも印象的な「ヒューマン・ネイチャー」。途中の「looking out」のあと、バ~ンと音を止め、時間をフリーズさせる。 なぜ、数あるマイケル曲の中から「スムース・クリミナル」と「ヒューマン・ネイチャー」を選んだのか。 ライヴ後、打ち上げ会場となった三茶「サンキング」で郷太くんが語った。「映画『ディス・イズ・イット』でやった曲から何かやりたかったというのがひとつですね。夏のイヴェントで、『マン・イン・ザ・ミラー』は、やっていたので、それ以外でと考えて。マイケルの曲は誰もがカヴァーしてるので、絶対誰にも負けないのをやりたかった。それから一味違うという曲を選びたかった。『スムース・クリミナル』はほとんど誰もやらない。一方、『ヒューマン・ネイチャー』は、けっこうカヴァーがある。それでも曲がめちゃくちゃよすぎて、マイケル入門の1曲でありながら、通ぶってる連中も一番褒めるような曲でもあるんで選んでみたんです」 「それと、僕は滅多に曲を聴いて泣いたりしないんですけど、今回唯一、曲を聴いて泣いたのが、この『ヒューマン・ネイチャー』だったんです。ちょうど6月26日の昼間(マイケル死去のニュースが日本中に駆け巡った日)、(マイケル特番に自分が出演するために)赤坂のTBSに車で向かっていたときです。東京FMで吉岡さんと湯川れい子さんが出ていろいろマイケルの話をしていて、その直後、『ヒューマン・ネイチャー』がかかった。ちょうど、246(青山通り)を通ってて、乃木坂のトンネルを抜けるために表参道の交差点を右折するところでした。マイケルが本当にうまくて。それ聴きながら、ただ涙が出てきたんです。同時に、(自分は)マイケルが好きでよかったなあ、まずマイケルに教わってからというもの、ポップ・ミュージックに人生の99%かけてきた。それは全然生き様として自分は間違ってなかった。そんな思いがこみ上げて涙が出てきたんです。だから、(この日のステージでは)無言で何もMCもなく、どーんと『ヒューマン・ネイチャー』を始めたんですよ」 何かマイケル曲を郷太くんが歌おうと思ったとき、マイケル楽曲の中で6月26日(日本時間)、初めてそれを聴きながら涙した曲、自分とマイケルの関係性を再確認した記念すべき1曲を、半年後の12月にステージで歌うことに迷いはなかった。ある意味、自分がマイケル・トリビュートするときもっともふさわしい楽曲ではないか。 「あのルッキング・アウト~の後、ジャーンとストップする瞬間、最高に気持ちいいんですよ。あれ、またやりたいなあ。(時間を止めて)、ボタンをとめたりして、じらしたりして。ほんと、マイケルの気持ちがわかりますよ(笑)」 ちなみに、郷太くんは、今回の一連のマイケル関連の中で、他に涙したことが2回ほどあったという。それは、マーロンの追悼スピーチのところと、同じくアル・シャープトンのスピーチを訳している、ときだ。 マイケル曲2曲をはさみ、その後一気にアップテンポで煽り、アンコールまで一気呵成。2時間余聴いて、見て、感じたことは、彼らはまさに「1980年代サウンドの申し子」だということだ。1980年代の洋楽ヒットのエッセンスを実に巧みに自分たちの音楽に吸収していた。 ■ ノーナ・リーヴスのベスト・アルバムの1枚 free soul-free soul of NONA REEVES- posted with amazlet at 09.12.19 NONA REEVES 徳間ジャパンコミュニケーションズ (2006-12-13) 売り上げランキング: 42595 Amazon.co.jp … Continue reading

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◆白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて

◆白川会@しずおか屋~ソウル談義の夜は更けて 【Soul Talking At Shizuokaya】 談義。 「吉岡くん、訂正しといて、僕、1963年からソウル聴いてるから」という筋金入りのソウル・マン、白川さん主催のゆるーくソウル好きが集う通称「白川会」が2009年12月17日、創業35周年下北沢のソウルおでん屋「エクセロ/しずおか屋」で行われた。2008年12月、2009年5月以来、約半年ぶり。 白川さん、佐藤善雄さん、松尾潔さん、鈴木啓志さん、個性豊かなドゥーワップ専門のファンジン「トレジャー・チェスト」を発行していた小西さん(初登場)、ビルボードライブ元福岡店総支配人現東京勤務金本さん(初登場)らに、しずおか屋マスター冨田さんなどを含めた面々が集まり、あれこれたわいない談義がノンストップ。 相変わらず絶好調の鈴木さん。「吉岡くん、マーヴィンの本、どうなの? あれは本当にいい本だよ。あの本が売れなくて何が売れる、って思うんだけど。吉岡くんの本が売れないと、僕の本が出せないんだよ…(苦笑) 内容がよくて、むずかしすぎるのかなあ…」 「あ、そうそう、これ、ブログで紹介してよ」と言って、「シカゴ:ブルーズ&ソウル・ショウダウン」のフライヤーを渡された。あの伝説のドゥーワップ・グループ、フラミンゴスらの初来日が話題のイヴェントだ。「あ、それ、もうブログで紹介しましたよ」と僕。 October 24, 2009 フラミンゴス、初来日へ~シカゴ出身のブルーズ&ソウル・アーティスト・ライヴで http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10371719530.html イヴェントホームページ↓ http://blues-soul.laff.jp/ 僕も応援コメント書いちゃいました↓ http://blues-soul.laff.jp/ohen/ ところで、鈴木巨匠、最近はネットにつないでないのかな。(笑) +++ 佐藤さんが、「今、これ読んでるんですよ、めちゃ、おもしろいですよ」と言って紹介してくれたのが、内田裕也著『俺は最低な奴さ』という本。「実名がバンバン出てきて、すごいですよ。近田春夫がインタヴューアーになって話を聞いてるんだよね。でも、(本の重さが)けっこう重いんだよねえ(苦笑)」 内田裕也著:『俺は最低な奴さ』 さっそく僕も買おうっと。 内田裕也 俺は最低な奴さ posted with amazlet at 09.12.18 内田 裕也 白夜書房 売り上げランキング: 7120 Amazon.co.jp で詳細を見る +++ 毎回秋田からはるばる参加の進藤さん。娘さんである中一の奏音(かのん)ちゃんが、マイケル死去以来、すっかりマイケルにはまってありとあらゆる本やらビデオを見て、マイケルの知識を急速に吸収しているそうだ。彼女の愛読書が西寺郷太著『あたらしい「マイケル・ジャクソン」の教科書』とエイドリアン・グラントの『マイケル・ジャクソン全記録』だそうで、教科書は何度も何度も読んで、読むたんびに泣いているという。そこで、娘から吉岡さんのサインをもらってくるようにと「全記録」をお持ちいただいた。さっそく太いマジックでサイン。お母さんは意図的にジャクソン・ファイヴのものしか見せていなかったそうだが、どうやら、最近はあたらしいものも見ているらしい。パソコンは与えてないそうで、しかし、ソウル・サーチン・ブログなどは、すべて携帯で毎日読破しているそうだ。 +++++ … Continue reading

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★マイケル・ジャクソンの「愛と哀しみの真実」の意義

★マイケル・ジャクソンの「愛と哀しみの真実」の意義 【Michael Jackson’s Special On NTV】 意義。 日本テレビで2009年12月16日(水)午後7時56分から2時間にわたって放送された「マイケル・ジャクソン 愛と哀しみの真実」を見た。ちょうど放送中は打ち合わせの最中だったので、終わってから移動中の車を停めて途中から見て、うちに戻ってから改めて録画を見た。 マイケルの無罪、無実のことが、はっきりとわかりやすい形で、テレビで、しかもゴールデンタイムで2時間にわたって放送されたことはとても意義が大きいと思う。郷太くんも言うように、マイケルをよく知る人の間では、すでに既定の事実だが、マイケルを知らないマスコミの人たち、一般の人たちには、よい「教科書」になったのではないだろうか。 特にイヴァン・チャンドラーのあくどさをうまく表現していた。こんなことをやられたら、マイケルに限らず、有名人はひとたまりもないだろう。 それにしても、トーマス・メゼロー弁護士とか、マイケルとか、再現フィルム、けっこう似ている人をキャスティングしているなあ、と感心した。(そんなことはどうでもいいが(笑)) しかし、イヴァン・チャンドラーの死を伝えてないのは、ちょっと片手落ち(片方の手続きに落ち度があること=一部で放送自粛の動きもある言葉)ではないか。 いわゆるマイケルを疑惑の目で見てきたメディアの人たちは、メゼロー弁護士らの言葉を反芻するといい。そして、今までマイケル疑惑を煽ってきたメディアは、それと同じかそれ以上の訂正をしなければならないだろう。 オウムのサリン事件で冤罪となった河野さんの例と同様に、マイケルはまったく予期せぬところから火の粉をかぶってしまったのだ。河野さんは、冤罪が晴れたが、マイケルはなかなか晴れていなかった。この番組をきっかけにそうした雲が取り除かれることを願う。 それにつけても、このイヴァン・チャンドラーのゆすり・たかりに対して、マイケルは示談金を支払うが、これはやはり結果的に大きな判断ミスだったような気がする。マイケルの気持ちはわかるが。この示談の姿勢こそ「It Doesn’t Matter Who’s Wrong Or Right Just Beat It, Beat It(誰が正しいか、間違っているか、関係ない。ただ逃げろ)」の精神だった。「ビート・イット」の歌詞・歌が、まさかマイケルの身に直接ふりかかるとは、マイケル自身も夢にも思わなかっただろう。また、執念の検事トム・スネドンのあの執念は何なのだろう。そして、2度目のアルビーノ一家からのゆすりのときに、もう逃げないと考えたのも、また、予想だにしなかったはずだ。 ところでこの番組の中では、マイケル・ジャクソンのアーティストとしての素晴らしさとかは一切出てこないが、これは番組制作者が、裁判・ゆすりのところだけにフォーカスしたからなのだろうか。つまり、誰でも知ってる有名人が突然死んだ。そこには複数にわたる不可解な裁判があった。そしてそれはどちらもはめられたものだった。そうしたプレッシャーで、その有名人は死に至った、というストーリーか。 しかし、このストーリーだと、そういう風にマイケルを追いやったアメリカ(加えて世界の)メディアの責任がまったく描かれない。僕はもちろん第一義的にはマイケルをゆすろうとしたイヴァン・チャンドラーが一番悪いと思うが、それを必要以上に伝え、一方、無実の証拠がでてきたときには、それをまったく伝えようとしなかったメディアの責任は巨大だ。 ■ マイケルのエンタテイナーとしてのすばらしさ 『ライヴ・イン・ブカレスト』 ライヴ・イン・ブカレスト [DVD] posted with amazlet at 09.12.17 Sony Music Direct (2005-12-07) … Continue reading

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▲ようこそデイヴィッドTのリヴィングへ

▲ようこそデイヴィッドTのリヴィングへ 【Welcome To David’s Living Room】 居間。 サイドマンとしてはマリーナ・ショウ以来、本人名義としては2008年11月以来およそ1年1ヶ月ぶりのライヴ。 きっちりスーツにネクタイで登場するジェントルマン、デイヴィッド。天井の真上から白いスポットライトがデイヴィッドを照らす。ようこそデイヴィッドのリヴィング・ルームへ。4人のミュージシャンが奏でる音楽は、まるでデイヴィッドのリヴィングに招かれたようなインティメート(親密)で、リラックスな雰囲気。 窓の外は、LEDのイルミネーションも瞬き、厳寒だが、ライヴ会場はデイヴィッドのギターのぬくもりでひときわほんわかと暖かくなる。 ジャクソン・ファイヴの「ネヴァー・キャン・セイ・グッドバイ」をプレイするとき、その前後に「アイル・ビー・ゼア」を一節いれた。デイヴィッドなりのマイケルへの静かなトリビュートだろう。派手ではないが、そっとやることはやる、その奥ゆかしさが日本人の心をくすぐる。 ステージのミュージシャンのそばにサンタクロースの赤白の帽子が置いてあった。すると、デイヴィッドがおもむろにそれを被り、「アイ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」を一節。その後、何をするかと思ったら、ミュージシャン全員でこの歌を歌ったのだ! とはいっても、ほんの数小節だが。ま、ジョークといえばジョークだが、笑いが巻き起こった。そして、本当のクリスマス・ソング・メドレー。何度もプレイしつくされてきたクリスマス・ソングが結局、デイヴィッド節になり新たな息吹が吹き込まれる。何を弾いても、デイヴィッドになる。 昨年も、いつも思うのだが、どうしてもレオンのドラムの音が僕には大きすぎる。かなり本気で一生懸命叩いてしまうのだ。よりファンク的なバンドだったら、これは最高に決まるのだが、どうもデイヴィッドのメローな音にはあわないような気がするのだが、どうなんだろう。デイヴィッドは、「君はいいんだよ、本気だしてやって…。僕はセイヴしてやるから」って言ってるのかなあ。(笑) スタイリスティックスの「誓い」、ミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」、クルセイダーズの「ストリート・ライフ」の連発は鉄壁だ。そして本編最後となった曲を終えた後、しばし沈黙の時間が会場を覆った。しばらくしてから、終わったことを確認したファンが拍手をした。 デイヴィッドは、自分の時間を楽しみ、そして、観客をじらす。その間が最高に居心地がいい。 ■ デイヴィッド・T最新作はクリスマス・アルバム Wear My Love posted with amazlet at 09.12.16 デヴィッド・T.ウォーカー バーバラ・モリソン NAYUTAWAVE RECORDS (2009-11-18) 売り上げランキング: 1357 Amazon.co.jp で詳細を見る ◎かつてローランド・バイナム・ショーのテーマとなっていた「ホワッツ・ゴーイング・オン」はこれに収録。最高です デヴィッド・T・ウォーカー(紙ジャケット仕様) posted with amazlet at … Continue reading

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■サウンド・ミュージアム、12月20日放送 ~ 23日のネット生中継決定

■サウンド・ミュージアム、12月20日放送 ~ 23日のネット生中継決定 【NHK-FMサウンド・ミュージアム~マイケル・ジャクソン、2時間40分、12月20日放送】 長尺。 NHK-FMで2009年12月20日(日)午後7時20分から2時間40分にわたって放送される『サウンド・ミュージアム~マイケル・ジャクソン』の収録が先日行われたのだが、その日の収録が当初打ち合わせ込みで5時間の予定だったものが、後半、時間がなくなり、若干はしょってしまった。そうしたところ、翌日、郷太さんから電話があり、あの最後のところ、もう一度やり直しません?との連絡。さっそくNHKの担当ディレクターに連絡して、急遽一部をやり直すことになった。 2人ともマイケルについて話し始めると、どちらも止まらない。Ain’t No Stoppin’ Us Now という感じだが、今回はそれぞれのコーナーで、話すテーマが決まっているので、まあ、ラジオを聴く側は曲と一緒に聴くとわかりやすいかとも思う。 そしてその追加収録が先日(12月9日)行われた。2時間40分あると、さすがに内容は密度が濃く、たっぷりたっぷりだが、郷太さん、初回収録後、別の収録に向かい、そこでも若い女の子相手に基本的なマイケル話をして、その日のマイケル三昧の格差がけっこうおもしろかったそうだ。郷太さんは12月8日にトーク・ショーで2時間マイケル話をした後、打ち上げで朝方まで郷太さん、松尾さん、菊地さんらと話をしていたそうで、それもまたノンストップだった。 マイケル関連は、特に日々アップデートの情報がいろいろ入ってくるので、収録日と放送日はできるだけ近いほうがいいのだが、年末はみな忙しいので仕方がない。どのように編集されるかまだわからないが、僕も楽しみだ。 『サウンド・ミュージアム~マイケル・ジャクソン』 放送日 2009年12月20日(日曜)19時20分~22時00分 局 NHK-FM (全国) 出演 西寺郷太、吉岡正晴 再放送はないとのことなので、唯一のオンエアー。いや、ファイナル・オンエアー! か。(笑) +++++ ■(告知)12月23日ネット生中継決定~その聴きかた 2009年12月23日(水曜・祝日)17時から東京・お台場「カルチャー・カルチャー」で行われる「西寺郷太と吉岡正晴の”マイケル・ジャクソン・ L.O.V.E(ラヴ)・ナイト”」のインターネットによる動画生中継の概要が決まった。 当日は次のアドレスにアクセスし、所定の手続きをすれば最初の2時間を見ることができる。料金は2時間弱で300円。 生中継の閲覧方法、また事前予約は次の通り。 「西寺郷太と吉岡正晴の”マイケル・ジャクソン・ L.O.V.E(ラヴ)・ナイト”」 下記アドレスへアクセスし、順に手続きをしてください。 http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_091109202673_1.htm#namachukei 主な流れは、ニフティーIDを取る(無料)、動画を見られるソフトをダウンロード(無料)、(その両方をすでにお持ちの方は今回は新に取得する必要はありません)、番組視聴予約、クレジットカードでの決済、視聴というもの。今回は無料ではないため、残念ながらクレジットカードがないと視聴できない。 ++++ 今回は郷太さんも僕もこうした試みが初めてなので、無料公開も含めいろいろ検討を重ねたが、システム利用料などがかかるため、結局、最低の金額を課金することになった。課金されることで、ずいぶんと視聴までにハードルが高くなってしまったが、もし、当日来れない方でどうしてもという方は試しに視聴してみてください。 ++++ ■(おしらせ)ツイッター始めました 【I Have Just Started Twitter ~ID is soulsearcher216, Follow me】 … Continue reading

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◆ジャクソンズ・リアリティー・ショー『ファミリー・ダイナスティー』フォックスで放送

◆ジャクソンズ・リアリティー・ショー『ファミリー・ダイナスティー』フォックスで放送 【Jackson’s Reality Show On Fox】 リアリティー。 いわゆるスターの私生活にカメラを持ち込み、インタヴューや普段の姿をすべてさらけだすスタイルの「リアリティー・ショー」に、ジャクソンズの兄弟が登場する。番組タイトルは、「ザ・ジャクソンズ:ア・ファミリー・ダイナスティー(The Jacksons: A Family Dynasty)」。全米フォックス・テレビで2009年12月13日・日曜東部標準時夜9時(=日本時間14日午前11時)から5回(6時間)にわたって放送される。初回放送は2時間。 このジャクソンズのリアリティー・ショーに登場するのは、マイケルを除いた5人兄弟のうち、上からジャッキー、ティト、ジャーメイン、マーロンの4人。ランディーは現在のところまで参加していない。 最初のエピソードでのハイライトは、ジャーメインが1976年の兄弟との別れを振り返って涙する場面だという。これは、ジャクソン5が父親ジョーの考えにより、モータウン・レコードを去り、エピック・レコードに移籍することになったときのシーンだ。このとき、ジャクソン5のメンバーであったジャーメインは、モータウン社長ベリー・ゴーディーの娘ヘイゼルと結婚していたため、実の父を取るか、義理の父を取るかで大いに悩み、結局、モータウンに残った。そのため、ジャクソン5は、ジャーメインを失い、末弟のランディーを加え、また名前もジャクソンズに変更せざるをえなかった。ジャーメインはモータウンに残り、兄弟とは別れることになった。 ジャーメインはその中で、「孤独であることがどんなことかわかるか? 街を歩いていても、子供が寄ってきて、『あんたのサインはいらないよ。だってあんたがグループ(ジャクソン5)をバラバラにしたんだから』と言われたりしたんだから」と振り返る。 そして、ティトが「ジャーメインが戻ってくれたときが、僕の人生にとって最高のときのひとつだった」と言い、全員がハグした。ジャメインによれば、兄弟の前でこのときの気持ちを吐露したのは、今回が初めてだという。 4人の兄弟は、新作アルバムの制作、ツアーを計画中だ。ジャッキーは、「これは今まででベスト・アルバムだよ」とも言う。 番組の撮影は2009年1月から始まっていた。兄弟間の確執も、そのままこの番組には出ている。たとえば、去る5月、ジャクソンズがレコーディングをしているときのこと。ある日、ジャーメインがリード・ヴォーカルを録り、ランチに出て戻ってくると、ジャッキーの意見でその声が消されていた。それをジャーメインが妻に話すシーンなどもあるそうだ。 そして、最初の1時間目は、マイケルの突然の死のニュースで終わる。2時間目では、ジャクソンズの弁護士、ヴァージル・ロバーツが登場し、ジャクソンズのアルバム制作とツアーはまだ青写真の段階だ。ジャーメインがオフィシャルのフォト・セッションに現れなかったとき、ジャーメインのかかわり方が疑問視された、という。 +++++ 資料。 フォックスのテレビ番組は、日本ではスカパー経由で見ることができる。この番組がいつごろ放送されるかはまだわからない。 いずれにせよ、今年の初めから撮影されていたというだけに、兄弟たちの赤裸々な発言、本音が収録されているようだ。これは相当な史料、資料として価値のあるものになりそうだ。 +++++ 「ヒューマン・ネイチャー」。 昨日のブログで「マイケル・ジャクソン学~ヒューマン・ネイチャー」をご紹介したが、訳を出した後も、何度も何度も「ヒューマン・ネイチャー」を聴いている。 マーヴィンに「Why, Why, Does He Do Me That Way」のHeってなんだと思う、と尋ねると、「よくわからない…」と言いながら、「お父さんのことってことはありえないの?」と返事が来た。う~~ん、なるほど。おもしろい見解だ。ただ、前後からすると、父ということはないと思うが。「これが神を意味するってことはないんじゃないかなあ…。よくわからないけど」う~ん、また迷う…。 総合して考えると、今、ジョン・ベティス(作詞家)に尋ねる質問は、1)Why, Why, Does He Do Me … Continue reading

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★マイケル・ジャクソン学~「ヒューマン・ネイチャー」

★マイケル・ジャクソン学~「ヒューマン・ネイチャー」 【Michael Jackson-ology~Human Nature】 性(さが)。 マイケル・ジャクソン学ががぜんおもしろくなっている。昨日(2009年12月12日付け)、大西さんが「ヒューマン・ネイチャー」をアップした。「ヒューマン・ネイチャー」は、直訳で「人間の性(さが)」。僕はまだこの歌詞を精査してはいなかったので、これを機にじっくり読んだり、調べてみたりした。こうした歌詞に対する訳詞は、正解がひとつだけではない。さまざまな解釈がなされるところがおもしろい。郷太さんもおもしろい解釈をしていた。まずこの二つの説を基本に話を進めてみたい。 大西さんの訳 http://mjwords.exblog.jp/9413260/ 西寺郷太さんの説 (フルヴァージョンの訳ではありません) http://musicshelf.jp/?mode=static&html=special38/page4 この「ヒューマン・ネイチャー」は、元々グループ、トト(TOTO)のメンバー、スティーヴ・ポカーロが書いた曲。彼は、自分の娘ヘザーが学校で何か嫌な事があり、そのグチを聞いたことをヒントにサビの部分、「Why, Why, Tell ‘Em That Is Human Nature / Why, Why, Does He Do Me That Way」を作った。彼は娘のために作ったと言っている。 同じトトのデイヴィッド・ペイチが作ったデモ・テープの最後にポカーロ作品のこの「ヒューマン・ネイチャー」が入っていた。このテープは、クインシーの元に送られ、クインシーとロッドが聴いたが、ペイチの曲はクインシーが気に入らず、最後に入っていたポカーロの曲を気に入った。だが、歌詞が完全にはできていなかったので、クインシーは職業作詞家でカーペンターズをはじめ多くの実績があるジョン・ベティスに残りの作詞を依頼した。もちろん、クインシーはそのとき、ベティスにサビの部分がどのようにして出来たかは、簡単な説明はしているだろう。 そして、出来上がった作品がアルバム『スリラー』で「ビリー・ジーン」の次にアルバムB面3曲目に入る。 従って元々最初の「なぜ、なぜ、彼は私にそんなことをするの?」は、ポカーロの娘ヘザーが、たとえば同級生の男の子に何かいじめられたかして、「なぜ、彼はそんなことをするの?」と単純に思い、その答えとして「なぜなら、それが人間の性(さが)だから」となったものと思われる。 そして、次に、職業作家のジョン・ベティスは、おそらくクインシーからこのサビ部分は生かして、前後のストーリーを作ってくれ、と頼まれたのだろう。そこでいろいろマイケルのことを思いながら、歌詞を書き上げた。 全体的なトーンは、孤独な主人公(=マイケル・ジャクソン)がふとネオンの煌くビッグ・シティーにふらりと出てみたいと思う。そこで街のストレンジャー(女性)に出会う。そして、その女性と一晩過ごしたいと夢見るのか、過ごすのか(ここは不明)、いずれにせよ大都会の喧騒の中の孤独な主人公というイメージが浮かび上がる。 マイケルは、かつて「自分は有名だが、夜ふと寂しくなって街にでて誰かと話したくなる」と言った。孤独なセレブというのは歌になる。 Human Nature written by Steve Porcaro and … Continue reading

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▲アース・ウインド&ファイアー・ライヴ~普遍的ソウル・バンドの魅力

▲アース・ウインド&ファイアー・ライヴ~普遍的ソウル・バンドの魅力 【Earth Wind & Fire Live At Kokusai Forum A】 動員力。 暗転して歓声が起こり、すぐにカリンバの音が会場内に響き渡った。アース・ショーの幕開けだ。 まさに日本で1番人気のある、動員力のあるブラック系アーティストということになるのだろうか。東京国際フォーラムA5000人・2日が満員になる。2006年1月以来ひさびさ3年10ヶ月ぶり、通算12度目の来日コンサート。直近だと、2002年11月、2004年9月、2006年1月以来ということになる。2004年までモーリスが来ていた。今回、前回はモーリスなし。しかし、メンバーはギタリスト1人の変更(ヴァディムZからモリス・オコーナーへ)以外、鉄壁の前回メンバーと同じ。さすがに年齢層高し。40代~50代が中心で、そこに20代、30代が少し混ざる感じ。男女比はほぼ半分か。 さて、セットリストの順番、曲目なども大幅に変えつつ、肝のヒット曲はほぼ演奏し、安定したエンタテインメントを98分。冒頭から「カリンバ・ストーリー」までの30分超は、ノンストップで一気に総立ちの観客を煽る。もうこのあたりは、手練手管。エンタテイナー・ソウル・バンドの定番定石。ところどころに振りを交え、踊り、観客を巻き込んで楽しませる。中盤「エヴィル」から、各楽器奏者のソロをいれ、音楽性の高さをアピールし、バラード系をまとめ、観客を座らせうっとりとさせる。そして、「イン・ザ・ストーン」からはまた一気呵成。「ファンタジー」のイントロでは、それまでにない歓声が巻き上がった。 それにしても、僕もなじんできたが、誰にとってもおなじみの曲ばかりが続くと圧巻だ。また、今回は前回よりもフィリップ・ベイリーの声がよく通って、力強さが復活した印象を持った。特に白眉だったのは、彼の一番輝く「リーズン」で、スタイリスティックスの「ベッチャ・バイ・ゴーリー・ワウ」を挟み込んだところ。スタイリスティックスもラッセル・トンプキンスという強力なファルセットがいるグループだが、そのラッセルを思わせるファルセットで圧倒的だった。 やはり、何度見てもこのバンドの肝は、そのリズムの強力さにあるということを痛切に感じる。「カリンバ・ストーリー」での舞台左右のラルフとフィリップによるパーカッションのパフォーマンス・バトル。ドラムスとパーカッションのコンビネーション。歯切れのいいブラス・セクション。そして、跳ねるヴァーディン・ホワイトのベース。そこから生み出されるリズムは、強力無比だ。これは普遍的な魅力だ。 もちろん、バンドとしてはこれにモーリスがいれば、さらにグレードアップということになる。もしモーリスが来れば、今以上の動員になるということだろう。来年の来日だと気持ち早すぎる感はあるが2-3年に1度の割での来日がちょうどいいかもしれない。 ■ アース、ベストいろいろあります。たとえばこれ↓ 2009年12月23日発売、3枚組みのベスト中のベスト。(ライナー書きました) エッセンシャル・アース・ウインド&ファイアー 3.0【完全生産限定盤】 posted with amazlet at 09.12.12 アース・ウインド&ファイアー SMJ (2009-12-23) 売り上げランキング: 91535 Amazon.co.jp で詳細を見る 簡単なベスト↓ ゲッタウェイ~グレイテスト・ヒッツ+2 posted with amazlet at 09.12.12 … Continue reading

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■ダイアン・バーチ・ライヴ・アット・クワトロ

■ダイアン・バーチ・ライヴ・アット・クワトロ 【Diane Birch: Soulful Singer Songwriter】 転々。 ローラ・ニーロ、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルの再来などと呼ばれ今年の新人シンガーの中ではかなりの注目株となっているダイアン・バーチの初来日コンサート。実はしばらく前に、彼女のデビューCDをよく聴いていて、意外と気に入っていたので興味を持ち、渋谷クアトロまで出向いた。オープニングにマイク・カーニーというギター1本で歌うシンガー・ソングライターがいい感じでオーディエンスを暖めてから、ダイアンの登場。 アルバム『バイブル・ベルト』は、クレジットも見ずにただなんとなく聴いていて、何が好きかと問われれば、彼女のソウルフルな声が好きとしか言いようがない程度の聴き方だったのだが、ライヴで見て、彼女の声の素晴らしさを再認識した。そして、CDのクレジットを見たり、周辺を調べてみると、なんとその裏にはマイアミ・ソウルのベティー・ライト(「クリーン・アップ・ウーマン」の大ヒット)の影があった。そう、あのジョス・ストーンのデビュー・アルバムを作ったプロデューサーだ。道理で良いわけだ。 70分、ドラムス、ギター、ベース、キーボード(ダイアン)にトランペットという布陣で、しっかりとした伴奏でダイアンの声と歌が響く。一番気に入ったのは「ナッシング・バット・ア・ミラクル」、「リワインド」、そして、ニューオーリーンズのセカンド・ラインのリズムの「ヴァレンティノ」などなど。「ファイアー・エスケープ」もよかった。 1983年1月24日ミシガン州生まれ。父親が牧師だったことで、ジンバブエ、南アフリカ、オーストラリアなどを転々。ずっとアメリカに戻りたかった彼女は10歳のときやっとオレゴン州ポートランドに落ち着いた。ロスのホテルや高級レストラン(ロランジェリー)などで歌い、その後マイスペースでその才能を見出され、イギリスの音楽出版社と契約、さらにニューヨークのスティーヴ・グリーンバーグのSカーヴと契約。2009年デビューした。先日のグラミーの新人賞ノミネートに入ってもよさそうだが、残念ながらそれは逃した。 ステージ中央のピアノを弾きながら歌うダイアンはMCで言う。「もう日本に戻ってくるなんてもんじゃなくて、日本に引っ越したい、こっちに住みたい。それぐらい気に入ったわ。みなさん、ありがとう」 相当日本が気に入ったようだ。彼女のツイッター、ブログなどでも、すでに日本滞在記がアップされている。「黒が大好き」と言い、基本、黒ばかりを着ているらしい。 クアトロは立ち見で超満員。後ろで見ていたが、ほとんど彼女のことは見えず。でも、声、音はよく聴こえた。東京600人x2日、次回はもっと大きなコンサート・ホールになりそうだ。立ってみていたら、通りがかった人の何かが僕のセーターをひっかけた。なかなかはずれず参った。 これは、後日じっくり紹介するが、ダリル・ホールのウェッブだけの月一の番組『ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウスLive From Daryl’s House』というものがあり、ここにダイアンがゲストで登場、その雰囲気もものすごくよく、ファンになった。 番組のアドレスは↓ http://www.livefromdarylshouse.com/index.php?page=member_archive (2009年10月15日アップの回がダイアン・バーチ) ダイアン・バーチ・オフィシャル・ウェッブ(英語) http://www.dianebirch.com/ ブログはこちら(英語) http://www.dianebirch.com/?page=blog&room=dianebirch (すでに2009年12月9日付けまで日本の写真など多数) ■ デビュー作『バイブル・ベルト』(日本盤=2200円、ボーナストラック2曲入り) バイブル・ベルト posted with amazlet at 09.12.11 ダイアン・バーチ EMIミュージックジャパン (2009-08-05) 売り上げランキング: 935 Amazon.co.jp で詳細を見る … Continue reading

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●ティム・バートン展、ニューヨークMOMAで開催中

●ティム・バートン展、ニューヨークMOMAで開催中 【Tim Burton Exhibition At MOMA New York】 MOMA。 前日、トーク・ショーを見た帰り、近くでカレーを食べ、ご近所のイラストレーター、アーティスト真鍋太郎さんと藤原ようこさんのところにおじゃまして珈琲をいただいた。会場、カレー屋さん、自宅、このすべてが徒歩圏内という抜群の文化圏だが、そこで彼らが先月ニューヨークに行ったときのお土産話をたくさん聞いた。 その中で、MOMA(モマ=ミュージアム・オブ・モダーン・アート=現代美術館)でちょうどティム・バートン展が開かれており、そのプレス発表に参列し、1000部限定(ナンバリング付き)のティム・バートンの豪華本を購入した、という話がでてきた。これを見せていただいたが、ただの豪華本というより超超豪華本。30センチ四方くらいの大きさで厚いアート紙で400ページ超、全頁カラーだ。ここにティムが描いてきた絵、イラストが数百点収録されている。 タイトルは「Tim Burton and the Lurid Beauty of Monsters」で2009年11月22日から始まり、2010年4月26日まで開催される。バートンが映画の元になるアイデアを描いた原画、ちょっとした立体の制作物なども展示され、さらに、バートンに影響を与えた古い映画(『フランケンシュタイン』『Das Cabinet des Dr. Caligari (The Cabinet of Dr. Caligari)』『Murders in the Rue Morgue』『ドラキュラ』なども上映される。 http://www.moma.org/visit/calendar/exhibitions/313 http://www.moma.org/interactives/exhibitions/2009/timburton/ この400ページ超の実に重厚な豪華本を見ていると、バートンの絵のアーティストとしての才能に驚くが、あの色使い、独特の色彩感覚の映像美は元々彼の中にあるものということがよくわかる。きっと彼の頭の中には、それなりのイメージがあり、手っ取り早くは画用紙かキャンヴァスの上に色を使って描き、時間と予算があれば、映画にするということなのだろう。 バイオグラフィーを読んでいたら、なんと彼は1958年8月25日生まれとあった。これまた、マドンナ、プリンス、マイケル・ジャクソンと同じ1958年(昭和33年)組ではないか。しかも、マイケルの誕生日8月29日とわずか4日しか違わない! マイケルとティムってコラボはしてなかったっけ。 ようこさん曰く。「4月までやってるんだから、ぜひ行ってらっしゃいよ。それと、60ドル払ってMOMAの会員になると、入場料は無料になり、グッズも10%引きになっていいわよ。すぐ元取れるから」と勧められた。ネットですぐに会員になれて、2週間くらいでメンバーカードが送られてくるそうだ。行く前には会員になろうっと。 ■ チャーリーとチョコレート工場(DVD) チャーリーとチョコレート工場 … Continue reading

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⊿菊地成孔、西寺郷太、松尾潔:マイケル・ジャクソンを語る

⊿菊地成孔、西寺郷太、松尾潔:マイケル・ジャクソンを語る 【Kikuchi Naruyoshi, Nishidera Gota, Matsuo Kiyoshi Talk About Michael Jackson】 縦横無尽。 2009年12月8日(火)、渋谷区富ヶ谷の白寿ホールでジャズ・ミュージシャン、菊地成孔(なるよし)さん主催の『ナイト・ダイアローグ・ウィズ』というトーク・ショーがあり、西寺郷太さん、松尾潔さんがゲストに出てマイケル・ジャクソンの話をした。 トークは2時間弱。約300席が満席。最初菊地さんが登場し軽く挨拶し、2人を招きいれ、トーク開始。マイケル・ジャクソンをネタにそれぞれがそれぞれの思いを自由自在に語る。一言で言えば、ソウルバーでマイケルネタにみんなが好き勝手にしゃべる、という感じ。徐々に郷太君のピッチがあがり、後半からは独演会の様相を呈す。(笑)あのおしゃべりな松尾さんが比較的静かになったので僕はものすごく驚いたが、後で聞くとステージ上では、2人の声がかなり聴こえにくかったそうだ。確かにこの会場天井が高く、3人の声が異常に響いて聴き取りにくい。特に菊地さんが早口になると、音が響いて聞き取れなかったので、もう少しゆっくりしゃべってくれると助かる。僕も話しに興奮すると早口になってしまい、すぐにディレクターなどから、「ゆっくりゆっくり」とダメダしをされるのだが、他山の石としよう。 さて、冒頭、観客をリサーチ。菊地さんのつい最近オーチャードホールでのライヴに来た人、挙手約半分。さすが、菊地さん主催のイヴェント、菊地ファン多し。続いて西寺郷太著『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書」を持っている人、挙手7割。さすが、マイケル・パワー。松尾氏プロデュースのでたばかり、すでに100万枚以上のセールスを記録しているエグザイルの最新作を持っている人、挙手1割弱で、パネリストたちに受ける。 縦横無尽のトークの話題は、アルバム「バッド」へのラップ・グループ、ランDMCの参加の話があったことから見られるクインシーの狙い、郷太さんのマイケル・ファンとしての孤独をカート・コバーン、レッチリ・ファンと並べての語り、最近、ビームスでレノン、コバーン、マイケルのマグカップを見つけた話し、エルヴィスとマイケルの関連、今回の『ディス・イズ・イット』ツアーは、「バッド再評価ライヴだった」という郷太説、マイケルが十数人のスタッフやダンサーを前に踊って受けているシーンを見て、今まではマイケルにはああいう視点はなかった、という指摘、「新しい教科書」では、マイケルのダンス面についてはほとんど書いていないことなど、マイケル関連ネタが脈略なく次々と出てきた。 2時間のトークセッション後、3人揃ってサイン会。 郷太さんとの12月23日のトーク・ライヴは4時間。この調子だと、4時間でも時間が足りなくなる感じがでるかもしれないなあ。楽しみ楽しみ。 ++++ ところで、白寿ホールからほんの徒歩3分以内に住むイラストの真鍋太郎さん、藤原ようこさんらと一緒に観覧したのだが、ようこさんが、郷太さんの所属グループ名をどうしても発音できず、「ノーナイブツ? 脳内異物?」と聞いてきた。う~~む、郷太さんの脳内の中にあるもの、それは、今、マイケル・ジャクソンそのものだ。受けた。 ++++ ワックスポエティックスのアメリカ版最新号(第37号)を読んでいたら、元モータウンのスタッフ・ライター、プロデューサー、フォンス・マイゼルが、「アイ・ウォント・ユー」や「ABC」でキーボードを弾いていたと発言している。となると、「アイ・ウォント・ユー・バック」はジョー・サンプルではないのか。再確認が必要になってきた。2人とも弾いている可能性も、またフォンスも弾きつつ、ジョーに差し替えられた、という可能性もある。 ++++ マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray] posted with amazlet at 09.12.09 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2010-01-27) 売り上げランキング: 2 Amazon.co.jp で詳細を見る マイケル・ジャクソン全記録 … Continue reading

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△「マイケル・ジャクソン学」が始まる

△「マイケル・ジャクソン学」が始まる 【Michael Jackson-ology Has Just Begun】 研究(Study)。 マイケル・ジャクソンが遺したメッセージは、本人が語った過去のインタヴューや、本人のスピーチなどにもあるが、なにより一番直接的に知ることができるのが、彼の楽曲に書かれた歌詞群だ。マイケルが歌った曲の歌詞をしっかり理解すれば、マイケルの考え方、哲学、思考、嗜好が理解できる。しかし、残念ながら、CDに付随している訳詞は、マイケルの英語が若干難しいこともあり不完全だ。 マイケルの歌詞を精査し、正しく理解することは、そのメッセージを受け取るときにとても大事になってくる。マイケル・ジャクソンの歴史をまとめた著作『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』を発表した西寺郷太さんも、訳詞集を出すと発表していたが、著作権使用問題で頓挫している。郷太さんとは僕もその訳詞集についていろいろ話をし、協力を惜しまないことを伝えているが、なにしろ著作権問題が大きなハードルになっている。別の出版社が企画した訳詞集も出版中止になっている。 そして、映画『ディス・イズ・イット』を見て、「マイケルのメッセージを伝えることが天命と思い」「マイケルのメッセージがきちんと翻訳されないなどということは、人類の損失以外の何ものでもありません」とまで考えた友人の大西さんも、同時期に正しい訳詞集が出せないかと相談してきた。いろいろなやり取りの中で、書籍としての出版には相当な時間がかかるだろうという旨を伝えると彼は、なんと速攻でウェッブで公開することを思いついた。 それがこのウェッブだ。↓ http://mjwords.exblog.jp/ すでに、Wanna Be Startin’ Something, Billie Jean, Beat It, Badの4曲がアップされている。訳詞の一部には複数の解釈が可能なものは、その説明もされている。もちろんここで書かれる訳詞は大西さん本人の解釈のもので、違う解釈をする方もいるだろうが、ひとつのたたき台として、少なくとも既存の訳詞よりはるかにマイケルのメッセージに近づいている。これにも僕は協力する。 僕もここ数ヶ月、マイケルの作品の歌詞を改めて読み直しているが、実に示唆に富んだ表現が多いことに気づく。『オフ・ザ・ウォール』ではそれほど顕著ではなかったが、『スリラー』以降はまさにマイケルの主張の独壇場だ。マイケルのメッセージを読み解くこと、それを「マイケル・ジャクソン」というひとつの学問と考え、「マイケル・ジャクソン学(Michael Jackson-ology=マイケル・ジャクソノロジー)」と名付けよう。今から、少しずつ、「マイケル・ジャクソン学」が始まる。西寺郷太著『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』も、また過去の歴史を事実だけで書いた『マイケル・ジャクソン全記録1958―2009』も、マイケル本人が書いた『ムーンウォーク』ももちろん、その教科書の1冊だ。 ◎ マイケル・ジャクソン学の一部↓ http://ameblo.jp/soulsearchin/theme-10014963447.html +++++ 鏡。 西寺さん、大西さんといろいろやりとりするうちに僕もいくつかマイケル作品の訳詞を手がけてみようと思った。そこで、「マイケル・ジャクソノロジー」第一弾として「マン・イン・ザ・ミラー」を。もちろん、これは僕の解釈であり、ひとつのたたき台として、間違いがあれば正し、違う解釈があれば、それを反映させ、みなさんの意見からヴァージョンアップしていければいいと思う。 「マン・イン・ザ・ミラー」は、1987年9月にリリースされたアルバム『バッド』からの4枚目のシングルとして1988年1月にリリースされ全米1位に輝いた。これは、マイケルの素晴らしいパフォーマンスを見せる作品のひとつだが、曲を書いたのはマイケルではなく、サイーダ・ギャレットとグレン・バラード。だがマイケルが言わんとすることを代弁しており、まさにマイケルの作品としても金字塔のひとつになっている。(昨日付けのブログで、少しその誕生秘話を書いた) この曲のショートフィルムには、マイケル本人は一切でてこない。(と思ったら、途中日本人の黄色の帽子を被った多数の子供たちの輪の中に一瞬映っていた。ブログ読者Sさんからのご指摘、ありがとうございます) その代わり、歴史上多くの「チェンジ」を成し遂げた人物や歴史上の出来事が多数映し出される。ジョン・F・ケネディー、ロバート・ケネディー、マーティン・ルーサー・キング牧師、ワレサ議長、マザー・テレサ、ツツ司教、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、マハトマ・ガンジー、サダト大統領、ベギン首相、ジミー・カーター、ゴルバチョフ大統領、ローザ・パークス(アラバマ州でバスボイコットをした人物)、ロナルド・レーガン、ボタ大統領、ウィリー・ネルソン、カダフィ大佐、そしてヒットラー、ボブ・ゲルドフ(ライヴ・エイド創始者)、KKK(人種差別集団)などなど。原爆、ライヴ・エイド、ワシントンデモ行進、アフリカの飢餓、ホームレスの人々、イルカ、チェルノブイリ原発事故、日本や世界中の子供たち…。このショートフィルム1本に登場する人物を勉強するだけでも、現代史の教科書になる。 フィルムの最後には、綺麗な地球の姿が映る。まさに「ヒール・ザ・ワールド」と同じメッセージになっている。『デンジャラス・ツアー』の後半から、この曲がエンディングになったのも、マイケルのこの曲に込めるメッセージを伝えたいという意味が強くなったのだろう。 奇しくも今日(12月8日)は、マイケル同様世界平和を訴え、このフィルムにも映るジョン・レノンの命日でもある。 For The Michael Jackson-ology (Part 1) Man … Continue reading

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☆ワックスポエティックス・ジャパン7号発売~アメリカ版はマイケル特集

☆ワックスポエティックス・ジャパン7号発売~アメリカ版はマイケル特集 【Waxpoetics Japan #7 Now On Street】 ブラウン。 良質なリアル・ミュージックとリアル・ミュージシャンを紹介しているニューヨークの音楽マガジン「ワックスポエティックス」の日本版第7号が2009年11月30日発売された。今回の特集はジェームス・ブラウン。 ジェームス・ブラウン・ファミリーに在籍していたアラン・リーズの寄稿、ドイツの29歳の若者が2007年にミスター・ブラウンに行ったインタヴュー、アフリカ・バンバータのインタヴューなどでブラウンの魅力に迫る。この29歳のドイツ人のインタヴューは、まさに手練手管のブラウンが若者をあしらう様子がリアルにでているのだが、その中でも、4拍子の最初のリズム「ワン」を強調する話はなかなかおもしろい。 また、アラン・リーズは、ジェームス・ブラウンの後、プリンスの下で仕事をするようになるが、プリンスがアランがブラウンの下で働いていたという事実だけで、雇い入れた、というところなど実におもしろい。 ジェームス・ブラウン・ファンなら必見の号になっている。これを読んでいて、僕がかつて何度かインタヴューしたテープを引っ張りだそうかと思った。 このほかに、シカゴのカデット・レコードを中心にアレンジャーとして活躍したリチャード・エヴァンス、ニューヨークのR&Bヴォーカル・グループ、ブラック・アイヴォリーのリロイ・バージェスのインタヴューなども掲載されている。 ■ワックスポエティックス第7号 ジェームス・ブラウン Wax Poetics Japan No.7 posted with amazlet at 09.12.06 GruntStyle Amazon.co.jp で詳細を見る +++ そして、一方、アメリカではワックスポエティックスも第37号が発売されている。今回は、マイケル・ジャクソン大特集で、これは2号にわたるもののようだ。日本版でも6号でマイケル特集を、吉岡が書いたが、アメリカ版でもマイケル特集を掲載中。 アメリカ版のマイケル特集はまずスクープ・ジャクソンというライターの記事、ロニー・リーズの『ゴーイン・バック・トゥ・インディアナ』という記事(7ページ)、同じくロニーのジャクソン5に関する記事(7ページ)=これは、モータウン時代のジャクソン5の作品をプロデュースしたフォンス・マイゼル、ラリー・マイゼルなどの証言をカヴァー、また、リコ・ワシントンの記事ではリオン・ウェア、スザンヌ・グリーン、ジェームス・イングラム、サイーダ・ギャレットらのマイケル作品への証言が出る。特にサイーダのインタヴューでは、彼女がいかにあの名曲「マン・イン・ザ・ミラー」を生み出したか、その誕生秘話を紹介している。また、ジョン・ランディス、ワウ・ワウ・ワトソンのマイケル関連インタヴューも。相当読み応えがある。 サイーダの話しをかいつまんで紹介するとこうだ。「マン・イン・ザ・ミラー」はサイーダがあるときグレン・バラードとこれを書いて、あまりのできの良さになんとかクインシーにすぐに聞いてもらおうと思ったが、それが金曜日。月曜まで待てずに、そのデモテープを直接クインシーの自宅にもって行った。ところがクインシーは重要なミーティング中。そこに割り込んで、ずいぶんと迷惑がられたが、2時間後、クインシーから電話がかかってきて、「この10年で聴いた作品の中で、最高のできだ。マイケルにプレゼンするが、もしマイケルが気に入らなかったら、ジェームス・イングラムのアルバムにいれる」と言われた。 その後、マイケルはこれを聴くと、すぐに気に入ったが、途中のブリッジ(サビとメインの間)が短すぎるから長くしてくれ、という意見を出した。サイーダは、密かに「マイケルとの共作になるのは嫌だな」と思い、できうる限り自分でやろうとし、何パターンも途中のブリッジの例を作りマイケルに提示したところ、そのうちのひとつを気に入ってくれた、という。こうして、マイケルがこの曲を録音することになり、見事「バッド」に収録された。こうしてサイーダにとって生涯を決めた1曲が無事マイケルによって録音されたのだ。 これらのアメリカ版のワックスに登場した記事は、順に日本版にも登場する。 ■ 「マン・イン・ザ・ミラー」はアルバム『バッド』に収録 バッド(紙ジャケット仕様) posted with amazlet at 09.12.06 … Continue reading

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◎ノラ・ジョーンズの新作ジャケットにはなぜ犬が映っているのか

◎ノラの新作ジャケットにはなぜ犬が映っているのか 【Why Does Norah Jones’ New Album Carry Photo With Dog?】 ワン! ノラ・ジョーンズの最新作『フォール』の最初のシングル「チェイシング・パイレーツ」の訳詞について書いた。2009年11月16日付けブログ。 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10389476870.html ここで、よくわからないと書いたのだが、その後、この歌詞訳詞について何人かの英語の達人と意見をかわした。その中で、翻訳家の五十嵐正さんから、「pirates」自体に俗語で「女たらし」という意味があることを教わった。その一言ですべてが氷解する。パイレーツが目的語になる場合、ノラが海賊(すなわち、女たらしの男)を追いかけることになる。女たらしのこの男のことを好きなって、困っている主人公ということだ。 プロモ・ビデオ↓ http://www.youtube.com/watch?v=5f3M2UnA-4k この曲のプロモーション・ビデオは、ノラが海賊風になっていて、マンハッタンの街中をマンション自体が帆船となって進んでいく。海賊(女たらしの男)を、海賊のように追い詰めたいと思っているそんなダブル・ミーニングもあるのかもしれない。 この新作(ノラの4作目)での最大のポイントは、それまで3作をともに作り上げてきたベース奏者で、個人的にもボーイフレンドだったリー・アレキサンダーと別れたことだ。リーとの別れから生まれた曲がここには何曲か存在し、その歌詞のトーンは、明らかに過去3作とまったく違うものになっている。もちろん、サウンドもリーが離れ、別のプロデューサー、ミュージシャンが参加したことで変化した。ノラにとって最大のターニング・ポイントとなった作品だ。 といった背景を予備知識としてもって、このアルバムの最後に収録されている「マン・オブ・ザ・アワー(Man Of The Hour)=邦題、ひとときの恋人」という曲を聴く。(日本盤には別にボーナス・トラックが入っているが、それはあくまでボーナスなので、本編での最後の曲は「Man Of The Hour」) 五十嵐さんは、この曲がリーとの別れを綴った一連の作品の中で、オチ的な作品となっていて、それを最後に持ってきた、と指摘する。 この曲の英詞・訳詞は次の通りだ。例によってCDについている訳詞ではわからないので、ソウル・サーチャーがやり直した。 Man Of The Hour (Written by Norah Jones) It’s him or me That’s … Continue reading

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○『ディス・イズ・イット』12月19日から再公開~『サウンド・ミュージアム/マイケル・ジャクソン

○『ディス・イズ・イット』12月19日から再公開~『サウンド・ミュージアム/マイケル・ジャクソン特集』12月20日放送 再度。 マイケル・ジャクソンの映画『ディス・イズ・イット』が、2009年12月19日から再度公開されることが決まった。公開される劇場はまだ発表されていないが、後日発表される。同映画は10月28日から公開が始まり、当初は2週間の公開予定が、好評につき11月21日まで計4週間に延長された。この結果、作品は日本だけで350万人以上の動員、44億円超の興行収入を記録。それでも、まだ見損なったファンが多数残った。未消化の前売り券も、このリヴァイヴァル公開で使えることになる。どれくらいの公開になるかは、未定。上映映画館とともに、公開期間も後日発表される模様。 +++++ 『サウンド・ミュージアム/マイケル・ジャクソン特集』12月20日放送 NHK-FMで2009年12月20日(日)午後7時20分から2時間40分にわたって『サウンド・ミュージアム/マイケル・ジャクソン』が放送される。これは西寺郷太と吉岡正晴が2人でマイケル・ジャクソンの50年を振り返るもので、収録が昨日行われた。 当初は3時間程度で収録が終了するものと思われたが、やはり、2人ともしゃべりまくり、収録は4時間を超えてしまい、郷太さんは次の収録にぎりぎりになってしまった。 それにしても、マイケル・ネタだと僕も彼も話しは尽きない。基本的にはマイケルのキャリアを時系列でいろいろ話していくので、マイケル・ジャクソンとはどういう人か、どんな足跡を記したかを知るには大変わかりやすい番組になっているのではないかと思う。ただ、僕たちがしゃべりすぎたので、編集されるディレクターはかなり大変な作業になるだろう。 さすがに2時間40分の番組だけに、再放送はないとのことなので、ぜひ録音されることをお勧めします。 ということで、この3日後、12月23日(水)、お台場「カルチャー・カルチャー」で行われる4時間のトーク・イヴェント(西寺郷太、吉岡正晴)もご期待ください。ただし、チケットは売り切れです。ネットでの生中継を計画していますので、そちらをご期待ください。 ま、今日、4時間近くしゃべったので、4時間は楽に行けるだろうと変な自信を持った。(笑) できるだけ、話のネタが重複しないようにいたします。番組あてにいただいていたメールも何通か紹介しましたが、ほとんどてつかずで申し訳ない…。 ◎ This Is It (DVD) (Bluray) (しょうがない、僕もブルーレイ再生機買います…。さっき、ドンキで2万弱の再生機があった…) マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray] posted with amazlet at 09.12.04 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2010-01-27) 売り上げランキング: 4 Amazon.co.jp で詳細を見る ◎ THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) マイケル・ジャクソン … Continue reading

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◆第52回グラミー賞ノミネート発表~発表は2010年1月31日

◆第52回グラミー賞ノミネート発表~発表は2010年1月31日 【52nd Grammy Nominations Announced】 ノミネート。 第52回グラミー賞のノミネートが2009年12月2日ロスアンジェルスのノキア・シアターで発表された。ビヨンセが驚異の10部門ノミネート、テイラー・スイフト(19歳のカントリー・シンガー)が8部門、ブラック・アイド・ピーズ、マックスウェル、カニエ・ウェストが6部門のノミネートを獲得している。ベスト・ニュー・アーティストには、ザック・ブラウン・バンド、ケリー・ヒルソン、MGMT、シルバーサン・ピックアップス、ザ・ティン・ティンズらがノミネートされた。グラミー賞の発表は2010年1月31日(日本時間2月1日午前10時から)にロスアンジェルスのステイプルズ・センターで発表される。昨年に引き続き、グラミーのノミネートが”The GRAMMY Nominations Concert Live!! — Countdown To Music’s Biggest Night.”という番組名で生中継されたのは2度目。今年は、ブラック・アイド・ピーズ、マックスウェル、ジョージ・ロペス、ケイティー・ペリー、スモーキー・ロビンソンらがライヴ・パフォーマンスを見せた。ウィリー・ネルソンの『アメリカン・クラシック』はベスト・トラディショナル・ポップ・アルバム部門と、ノラ・ジョーンズとのデュエットが「ベスト・ポップ・コラボレーション」部門にノミネートされた。 グラミーの最新情報に関しては、ツイッター、フェイスブックなどでも随時アップされる。 ソウル・サーチン・ブログでは、毎年グラミー予想を行っているが、今回も1月最終週までに主要部門など30部門程度を予想する。 ノミネートの完全リストは次のリンクへ。 http://www.grammy.com/grammy_awards/52nd_show/list.aspx 主なノミネートは次の通り。 Album Of The Year: I Am…Sasha Fierce (Beyoncé) The E.N.D. (the Black Eyed Peas) The Fame (Lady Gaga) … Continue reading

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★アシュフォード&シンプソンが作り出す楽曲の強力さ

(このところ、告知などが重なり、いくつかアップするのが遅れている原稿があるので、折を見てアップします。まず、アシュフォード&シンプソンの最終日のライヴ評。このほかに、クリセット・ミッシェル、マリオのライヴ評なども順次掲載の予定。他にもノラ・ジョーンズの「海賊問題」についてもまとめたい。スモーキー・ロビンソン@ライヴ・フロム・ダリルズ・ハウスもご紹介しなければ…) +++++ 【Ashford & Simpson: Their Songs Are So Strong To Everyone’s Life】 強力。 アシュフォード&シンプソン、4日間8ステージの最終回。「4日間、1日2ステージ、8ステージ! こんなこと、私たち今までやったことがない! ここ、日本だけよ」とヴァルが叫ぶ。立ち上がった観客がやんやの喝采を浴びせる。 それほど絶対数は多くはないが、観客のアーティストへの思いは実に熱い。1曲目からアリーナ部分の観客は総立ちだ。次から次へと歌われる作品群は、まさに楽曲自体に強力な力があるため、どんどんと引き込まれる。 「今日のみなさんの中にカップルはどれくらいいるのかしら」とヴァル(ヴァレリー・シンプソン)が尋ねる。観客から「ノット・メニーnot many」、笑いが巻き起こる。「オーケー、多くないのね。では独身の人が多いのかしら。これから歌う曲は、そんなシングル(独身)の人向けの曲です」 こうして始まったのが、「ステイ・フリー」。彼らの曲はどれもそうだが、イントロからぞくぞくする作品が多い。この「ステイ・フリー」もそうだ。 ニック(アシュフォード)とヴァルのヴォーカルを支えるバックバンドは、よくよく聴くと、実にまっとうな「正しいソウル・シンガー向けの正しいバックバンド」であることがわかる。出すぎず、しかし、ちゃんとやるべきことはきっちりやる。 「私たちが書いたこの曲は、このシンガーの名前を変えることになりました。彼女はそれまではダイアナ・ロスと名乗っていました。でもこの曲がヒットした後、彼女は『ボス』と呼ばれるようになりました」 歌詞I was so right So right Thought I could turn emotion のemotionのところで、2人が揃って後ろにのけぞるところがかわいい。 「センド・イット」の終わり方。音を止め、2人の手と手を合わせようとして、なかなか合わずに、ドラマティックにもったいぶって、最後に手を握る。こんな大げさな、ちょっとクサイ演出も芸歴40年以上のソウル・ショーではどんぴしゃに決まる。 ヴァルがピアノに座りイントロを弾きながら、「この曲は最初シャカ・カーンが歌いヒットさせました。そして、後にホイットニー・ヒューストンが歌ってまたヒットさせました。今夜は私たちがその曲を取り返しましょう」といいながら、「アイム・エヴリ・ウーマン」になだれ込む。さんざん盛り上げた最後ニックが、ヴァルに向かって、「She belongs to me(彼女は僕のものだよ!)」と叫ぶ。ベタだが最高に楽しい。 「ストリート・コーナー」が終わったあと、ヴァルがメンバー紹介。「私たち、ニューヨークでクラブをやってるの。ご存知の方も多いでしょう。『シュガー・バー』という店です。ニューヨークにやってきたときには、ぜひ来てください」 (「場所はどこ?」の掛け声が観客から) 「ウェスト72nd(セヴンティセカンド)ストリート、ブロードウェイとウェストエンドの間よ! 先週木曜日は、お店にクインシー・ジョーンズがやってきました。それから、だれが来たっけ(とニックに訊く)」 「クリス・タッカー」 「そう、クリス・タッカーが来て、3曲歌ってったわ。マイケル・ジャクソン? クリスはマイケルが大好きよね。で、その『シュガー・バー』では、毎週オープンマイクをやっています。そこには本当に素晴らしい才能がやってきます。そこで素晴らしい歌を聞かせてくれたシンガーがいたので、今回バック・シンガーとして彼をピックアップして日本に連れてきました。クレイトン・ブライアント! 彼のアフロは、マンハッタンではもう少し小さかったんだけど、日本のために、大きくしたのよ!(笑)」 どの曲も本当に曲がいいので、ステージにぐいぐいと引き込まれる。そして圧巻はモータウン・メドレー。ニックがおもしろおかしく、モータウン入りの経緯を説明しながら、曲紹介をする。さすがストーリー・テラーだ。何度もしゃべっているだけに、もう間の取り方とか、完成された話芸だ。 アンコール前に、「私たち、日本に初めて来るまでになぜかこんなに時間がかかってしまったわ。でも、次はこんなに待たされないわ、絶対にね!」の一言。この日のアンコールは、クインシー・ジョーンズに提供した「スタッフ・ライク・ザット」。のりのいいダンサブルな作品だけに、立ち上がったままの観客も踊る踊る。 ++++ バックステージ。 「初めての日本、とっても気に入ったわ」 アメリカではこのように2ステージはあまりやらない? 「やらないわね、週末土曜日だけね。ここに来る前にサンフランシスコでライヴをやったけれど、平日は1回、土曜だけ2ステージ。フルショーで2時間? そんなに長い時間はやらないわ。だたい60分から70分くらい。日本は特別よ。今日は80分? 長くやったわよね」 … Continue reading

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▲告知まとめ~レオン・ウェア年末再度来日~スーパーディスコナイト~お台場イヴェント~NHKマイケ

▲告知まとめ~レオン・ウェア年末再度来日~スーパーディスコナイト~お台場イヴェント~NHKマイケル特集 【レオン・ウェア急遽再来日~スーパーディスコナイト特典は限定200名まで~ほか】 告知。 このところかなりバタバタしております。吉岡関連の告知をもういちどまとめます。最初はレオン・ウェア再来日ですが。 今年夏に久々の来日となった元モータウンのソングライターで、マーヴィン・ゲイの『アイ・ウォント・ユー』で一躍有名になったレオン・ウェアが12月末、再度来日する。今回はコットンクラブで大晦日12月31日(木)午後7時半と10時45分の2セット、1日限り。10時45分のものがカウントダウンになる予定。前回見逃された方はぜひ。 詳細は、コットンクラブへ。 http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/schedule/ August 25, 2009 ソングライター、リオン・ウェア戻ってくると宣言 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090825.html 前回ライヴ評 October 16, 2009 グレイト・ストーリーテラー、リオン・ウェアはノンストップでしゃべる http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091016.html レオン・インタヴューの一部 夜の恋人たち posted with amazlet at 09.12.02 リオン・ウェア ワーナーミュージック・ジャパン (2006-07-26) 売り上げランキング: 83854 Amazon.co.jp で詳細を見る +++++ ◎スーパー・ディスコ・ナイト@玉川高島屋アレーナ・ホール 玉川高島屋がちょうど40周年となることを記念したイヴェント『クリスマス・スペシャル~スーパー・ディスコ・ナイト~東京ウエスト・サイド』。2009年12月20日(日曜日)、玉川高島屋アレーナ・ホール。 ライヴ出演は、バブルガム・ブラザーズからブラザー・コーン、マイケル・ジャクソン生き写しのパフォーマンスが高い評価を得ているMJスピリット、ソウルフルな2人組シュガー・ピンプス、ロックンロール&ソウルのワンダラーズ、レディー・キューブ、ソウルダンスのマイケル鶴岡ら。DJ陣は、DJオッシー(Osshy)、ケイコ(K-Co=ソウル・ナッツ)。 なお本ブログをごらんになり、superdisconight@yahoo.co.jp に予約を入れてくださった方は、特典として、定価4000円を優待価格(3500円)で入場でき、特製ステッカー、世田谷地区ソウルバー・マップなどのグッズがもらえます。優待価格は先着200名様ですので、まだの方はお急ぎください。superdisconight@yahoo.co.jp まで、あなたのお名前、住所、連絡先、入場人数をお書きの上、メールをお送りください。折り返し、チケットの引き換え方法など詳細を書いた確認メールを差し上げます。 詳細は、2009年11月19日付け本ブログをごらんください。 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091119.html … Continue reading

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■ボビー・ジョニー・ラルフ、ライヴ@ビルボード

ボビー・ジョニー・ラルフ、ライヴ@ビルボード 【Bobby, Johnny, Ralph Live At Billboard】 熱気。 元ニュー・エディションのメンバー3人が集まった強力ユニットの2008年12月以来の来日。前回は滞在が短かったが、今回は中1日休み月曜から土曜までビルボードライブだ。 白いスーツに身を包んだ3人が登場。1曲目から大爆音で、アリーナ観客は総立ち。ノンストップで一気に煽る。それにしても、ボビーはいやらしい目つきで女子をなめまわす。ラルフは少しジェントルマンな目つき。ジョニーはもっとストレートな感じ。だがやはり一番Hな腰つきはボビーだ。それしか頭にない感じでこれでもかこれでもかと煽る。観客の熱気もハンパではない。男女比は4:6で若干女性が多いか。 踊る、総立ち、爆音。音が割れんばかりの勢い。ニュー・エディション時代のヒット、ラルフ、ボビー、ジョニーの各ソロを適度にまぜあわせたヒット曲オンパレード。もともとのセットリストには27曲くらいが準備されていて、そこからその日ののりと様子で12-3曲が選ばれて歌われることになっているようだ。だから、昨年のセットリストと前半は一緒でも後半が変わっている。 客席には、ユリ、有坂美香さん、オリヴィアという東京を代表する女性コーラス陣が腕を挙げ、盛り上がっている。かと思えば、下の方では西寺郷太さん、帽子を飛ばしそうな勢いで踊り、ニュー・エディションのアナログ・LPジャケットを手に持ち、最後メンバーが袖にはけるときには、抱きつき、触りまくり。(笑) 客席にもうひとつステージがあるかのようだ。 各ソロヒットでは、たとえばジョニーのヒットのバックでボビーとラルフがコーラス、ボビーのバックではラルフとジョニーがコーラスといった具合に、それぞれのソロを引き立てる。それを郷太さんは、男の友情と言っていた。郷太さんは、前回ニュー・エディションがきたとき(2003年=ボビーなし)、日本全国おっかけたそうで、それほど好きとのこと。 アンコールが終わったあと、はけるときに、ボビーは何度も何度もゆっくり直角のお辞儀をしていた。今まででは考えられないような謙虚さがものすごく印象的だった。 ◎ ライヴは、今週土曜までビルボードライブ東京。水曜は休み。 http://www.billboard-live.com/ ■ 過去関連記事 2003/08/06 (Wed) New Edition Live At AX http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200308/diary20030806.html 前回ニュー・エディション来日時ライヴ評 2003/08/07 (Thu) Latest Edition of New Edition Live Report http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200308/diary20030807.html December 21, … Continue reading

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