Monthly Archives: April 2009

▲サリナ・ジョーンズ・ライヴ

▲サリナ・ジョーンズ・ライヴ 恵比寿。 5年ぶりの新作『ラヴ・アンド・インスピレーション』を出したサリナ・ジョーンズの久々のライヴがあるので恵比寿ガーデン・ホールに足を運んだ。その昔、90年代にインタヴューしたことがある。とても丁寧にインタヴューに答えてくれたことを覚えている。 これまですでに40枚以上のアルバムを出しているサリナが日本で一挙にブレイクしたのは、日本のビクター(音産=当時)と契約してからのこと。最初のアルバム、1979年8月に出た『愛の輪をつなげ(Stormy With Luv)』がきっかけだが、となると、サリナは今年ビクターと契約30周年、ということになる。大きなくくりではジャズだが、ポップスのレパートリーが多いので、ジャズ風ポップ・シンガー、という感じもする。ブルーズ、ジャズ、ボサノヴァ、ポップス、ロック、ソウル、どんな曲も自分の味にしてしまう。セットリストをじっくりご覧いただくと、そのヴァラエティーに富んだところがよくわかる。 バックがミッキー吉野さんをはじめ、オール日本人。途中休憩をはさんでの全23曲。観客は圧倒的に年齢層が高かった。ガーデン・ホールは席を作り、約600席、ほぼ満員。 誰が歌ったスタンダードなのだろうと、いくら調べてもオリジナルが誰かわからなかった下記セットリスト16曲目は、なんと1980年にリリースされた日本での2枚目『愛のバラード(Ballad With Luv)』に収録されたミッキー吉野作曲の作品。アレンジ、ピアノは大野雄二さんだった。なかなかいい曲だった。 個人的に一番印象に残ったのは、ジャニス・イアン作ロバータ・フラックで有名な「ジェシー」。心に染みるいい曲だ。 ライヴ後、サリナは関係者が集まったホワイエに登場したが、関係者が相当数いた。さすが、初来日以来30年を超える親日家だけある。そうしたら、その関係者の中に、漫画家の蛭子能収(えびす・よしかず)さんがいた。蛭子さんはサリナのファンだったのだろうか。なぜここに? う~む、なぜなら、ここが恵比寿だから。失礼しました。 ■サリナ・ジョーンズ最新作『ラヴ・アンド・インスピレーション』(2008年10月発売) ラヴ・アンド・インスピレーション posted with amazlet at 09.04.30 サリナ・ジョーンズ ビクターエンタテインメント (2008-10-22) 売り上げランキング: 3406 Amazon.co.jp で詳細を見る http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001EY6NW0/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ■ メンバー サリナ・ジョーンズ (Vocal) ミッキー吉野 (Keyboards) 安次嶺悟 (Piano) 石川雅春 (Drums) 増原巖 (Bass) 土方隆行 (Guitar) 吉田治 (Sax/Flute) ■セットリスト サリナ・ジョーンズ Setlist : Salena … Continue reading

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■アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ、タイトにファンキーに灼熱の狂宴

■【アル・マッケイ・オールスターズ・ライヴ】 熱狂。 元アース・ウィンド&ファイアーの名ギタリストとして鳴らしたアル・マッケイ率いるオール・スターズの昨年(2008年)3月ブルーノート以来約1年1ヶ月ぶりの来日ライヴ。トランペット1人だけ変わっていたが、バンド編成は昨年同様のメンバー。昨年はピンチヒッターとしてライヴの前日に要請を受けたというオーサカ=モノレールの平石さんが、今回は3日前にオファーを受け、慣れた手つきで堂々とトロンボーンを吹いた。ビルボード、超満員。やはり、昔ながらのアース・ファンなのだろう。 昨年からも引き続き同メンバーで演奏をし続けているためか、サウンドもよりタイトに引き締まっているような印象を受けた。アース全盛期のセットリストが何よりも嬉しい。スロー・バラードの「リーズンズ」でのエド・ウィンのサックスとヴォーカル、ティムとの掛け合いから、さらに、サックスの熱い熱いソロも燃える。エドの血管が切れるのではないかと思わせられるほどの熱吹(ねっぷう)だ。 「リーズンズ」で少しテンポをゆっくりにした後の「イン・ザ・ストーン」から本編最後の「セプテンバー」までおよそ30分ノンストップは、何度聴いても、見ても、圧巻だ。ティムが歌う「ファンタジー」は、今やフィリップを凌駕するのではないかと思わせられるほど、力強い。さらに、ブラス・セクションが輝く「ジュピター」「ゲッタウェイ」、そして、「マジック・マインド」のたたみかけるシーンは最高だ。特に「マジック・マインド」のトランペット、サックス、トロンボーンのアタックの強い歯切れのいい演奏は聴く者をこれでもかと高揚させる。 本編が終ってティヴィアが叫んだ。「サンキュー、大阪!」 あれ? (笑) アンコールで戻ってきた彼はすぐさま、「お詫びいたします! 大阪ではなく、サンキュー、東京!」 アンコールは、「ブギワン」がなかったが、観客総立ちで両腕を天井に突き上げて楽しむ「レッツ・グルーヴ」。これを終えると汗だくのメンバーが全員手をつないで横一列となり、深々とお辞儀をする。ただそのとき、平石さんは、トランペットでオリジナル・フェニックス・ホーンのマイケル・ハリスが手をつないでくれないことに、ちょっと寂しい思いをしているそうだ。(笑) そういえば、平石さんのステージでの立ち位置は、そのマイケルより前。普通だったら、マイケルが前に来そうなのだが。それと、マイケルは平石さんに英語が通じなくてどうやらもどかしい思いをしているらしい。(笑) アンコールのときにはバックのカーテンが開けられる。そこには今、話題のスポット、檜町公園の夜景が広がる。草彅(くさなぎ)剛の現場だ。草彅くんも、きっと現実からゲッタウェイ(逃避)したかったんだろう。 ■アル・マッケイ関連・過去記事 March 21, 2008 Al McKay Allstars Live : Big Party Is Happening On The Stage 【アル・マッケイ・オールスターズ~ステージ上は大パーティー騒ぎ】 http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_03_21.html (前回来日ライヴ評) 同上英語版・アル・マッケイのウェッブ↓ http://www.almckay.com/reports.php?news_id=35&start=0&category_id=9&parent_id=9&arcyear=&arcmonth= April 14, 2008 Some Times, A Piece Might Influenced Somebody 【時にひとつの文章が、誰かに影響を与えることもある】 http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_04_14.html … Continue reading

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●ユーミン、マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」を語る

●【ユーミン、マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」を語る】 後ろ手。 ユーミンこと松任谷由実さんの番組『SWEET DISCOVERY』(毎週日曜午後1時から、東京FM系列全国ネットで放送)の2009年4月26日放送分で、「大人のラヴソング」を特集、その中でマーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」をかけていた。 曲がオンエアされたあとのコメントがまたまたおもしろかった。 ユーミン曰く。「マーヴィン・ゲイっていうのは声が悲しい、色っぽい。濡れてる。野性もあり、知性もあり、そのバランスがとれていて、見事に洗練になっている。スタイリッシュです。日焼けした肌に夕暮れのちょっと冷めた風が吹くと、体の芯にある何かを刺激する。歌詞はほとんど『アイ・ウォント・ユー』とだけしか言ってなくて、とてもシンプルなんだけど、シンプルなほど、極まる」 「『アイ・ウォント・ユー』な夜、適度なムードを作って、(男の人は)どんなタイミングでドアを後ろ手で閉めるか。男性にアドヴァイスしたいのは、女性の細かいサインを見逃すな、ということですね。女性が自分の髪に触ったり、タッチしてきたりしたら、それはサインです。それを見て、うまく、いいタイミングで後ろ手でドアを閉めていただきたいと思います」 彼女がしゃべりだしてから、あわててメモを取り出したので、一字一句はこの通りではないのだが、大筋こんな雰囲気の話しだった。 「マーヴィン・ゲイの声が濡れてる」、「アイ・ウォンチューな夜」なんて言い方がさすがだ。 I Want You / Marvin Gaye (Written by T.Boy Ross, Leon Ware) I want you the right way I want  you But I want you to want me too Want you to … Continue reading

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△深町純キーボード・ライヴ月例定例会第100回~日本の音楽を探し求めて~

△【深町純キーボード・ライヴ月例定例会第100回~日本の音楽を探し求めて~】 100回。 毎月最終土曜日に行われているキーボード奏者深町純の即興演奏だけでおくる定例キーボード・パーティーがついに100回目を迎えた。2001年1月に恵比寿のアートカフェでスタートし、8年4ヶ月。恵比寿で2007年5月(第77回)まで行い、店がクローズした後は、深町さんが祐天寺に自分で出した「FJ’s」に場所を移し、2年弱。いやあ、よく続いています。これもまた、継続は力なり。 雨にもかかわらず、さすがに100回記念ということもあってか超満員。特に100回目だからという趣向はなく、いつもどおりの深町節と、深町タッチが休憩をはさんで約2時間半。 深町さん熱弁。「僕は、何度も言っていますが、日本の音楽というのを作りたくて、(100回まで)ずっとやってきました。たとえば、アメリカにはアメリカの音楽がたくさんあります。ブルーズもあれば、カントリーも、ジャズもある。フランスにもシャンソンもあり、ドイツにも多くのクラシック・アーティストがいい作品を作っています。では日本の音楽ってなんですか。多くの人が演歌だという。でも、僕に言わせるとこれはお隣の韓国からやってきていて、日本のものではない。そういう理由のひとつが、かつて日本にあった『佐渡おけさ』のような民謡と、演歌はまったく違うということがあります。むしろ、そうした日本民謡が日本の音楽かもしれない。でも、今日日常生活の中で僕たちは普通に日本民謡は聴かない。 では日常生活の中で聴く音楽で、日本の音楽は何か。雅楽というのも、日本の音楽でしょう。でも、これも日常生活の中では聴かない。いわゆるJポップというのが日本の音楽というのであれば、それはちょっと寂しい。たとえば、ロンドンやパリやアメリカなんかに行けば、ホンダやトヨタや日産の車が日常で走っている。ではそういった都市で、日本の音楽が流れているだろうか。流れていない。どうしてなんだろう。それは多分、(日本で作られている音楽が)真似されたものだからだと思う。だから今は日本の音楽はないと思う。ひょっとしてたぶん、江戸時代にはあったのかもしれない。でも、明治維新を経て、そういうものがなくなった。そして、恐ろしいことに、日本人の誰もが、日本の音楽を欲しいと思っていない。 僕の世代(50代から60代)は多くはみんな洋楽ファンでした。アメリカのロックやジャズ、あるいはクラシックを聴いたりしていた。そんな中で僕は日本の音楽をずっとやりたいと思っている。(日本人で)著名なピアニストというと、みんなジャズのピアニストか、クラシックのピアニストです。それから(日本人で)ハワイアンやジャズをやる人たちもいます。もちろん、それはいけないということではないんですが、日本人としてのアイデンティティーはどこにあるんだろう。何か日本の音楽があったほうがいい。そう思ったわけです。 そんな中で、僕が(日本の音楽を作るために)唯一やろうとした方法が即興演奏だったんです。ジャズもクラシックも弾きたくない、そこから始まった。でも、(ジャーンと適当に弾いて)こういう即興みたいのも嫌いだったんです。そこで、最初に恵比寿のアートカフェでこの即興演奏会を始めたときに、僕が心に誓ったことがあって、それはいつでもちゃんとメロディーがあって、和音(コード)があるものをやろう、ということでした。 僕のバックグラウンドにはクラシックがあり、ジャズもあるでしょう、僕が即興で演奏するものの中には、クラシックのフレーズもジャズの要素、フレーズもあるでしょう。でもそこで演奏したものは、日本のものだろうと思う。なぜなら、僕が日本人だからだと思う。そういう音楽を多くの人がやってくれれば、日本の音楽ができると思う。多くの人がそういう音楽を欲しいと思って欲しい。 日本は工業国家です。その製品は世界各地に行っている。でも日本の音楽という文化は世界に広まっていない。日本の音楽が世界のヒットチャートで1位にならないのは寂しい。どうしてならないの。 僕の友人に松山千春という人がいて、これは彼と意見が一致しているんですが、僕は喜多郎の音楽にはそれほど感銘を受けていないが、喜多郎というミュージシャンがグラミーにノミネートされたことは、すごいこと、偉いことだと思う。そのとき、日本のメディアはなぜ大々的に取り上げないんだろう。絶対にもっと取り上げるべきことだと思う。WBCでイチロー君が活躍したのと同じくらい、すごいことなのに。もちろん、僕が言っていることがすべて正しいというつもりもありません。 そして、日本の音楽を作るということはそんな簡単なものではありません。音楽というのは、作る人と聴く人で作るものなんです。みんなと一緒に作るんです。ぜひともみんなも日本のミュージシャンを応援してあげて欲しい。日本の音楽を作って欲しい、聴きたいと願って欲しい。それができるのは、来年かもしれない、5年後かも、10年後かもしれない。世界中の人々が、『わああ、この日本の音楽は素晴らしい』と思うような音楽です。日本のミュージシャンが少しでもそういうことを思ってくれると嬉しい」 そういうと、超常連のトーマスが声を出す。「なんで、ジュン(深町純のこと)の音楽(というだけ)ではだめなの~。それでいいじゃない」 このテーマは深く、そしておもしろい。 最後、「今回で100回ですが、またこれから200回を目指してがんばります」と挨拶。また8年4ヶ月後かな。第200回は、計算すると、2017年8月26日となります!  ■ 過去関連記事 July 28, 2008 Fukamachi Jun #91: Dream And Memento http://blog.soulsearchin.com/archives/002622.html August 31, 2008 Fukamachi Jun #92: Metaphysical Philosophy http://blog.soulsearchin.com/archives/002657.html September 30, 2008 Fukamachi Jun … Continue reading

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☆ジェイソン・チャンピオン・ライヴ : Jason Champion: King Of King

☆【ジェイソン・チャンピオン:キングの中のキング】 ゴスペル。 R&B界の文字通り大型新人として日本ではこの2月にデビューしたばかりのジェイソン・チャンピオンのショーケース・ライヴに続く初の一般公演。ソウル・ファンとしては、どうしてもリヴァートの面影を見てしまう。 編成はキーボード2人にドラムスというシンプルなもの。キーボードはベースも弾く。デビュー作からの作品7曲とソウル・ヒットのカヴァー、それにゴスペル曲という構成。ジーンズにパーカーみたいなカジュアルな服装で登場し、次々と自作曲を披露。CDで聴かれる少しトーンの高い声が印象的。とてもポップな感じだ。 スティーヴィーの曲などもいい雰囲気だが、個人的に一番印象に残ったのは、下記セットリスト13のゴスペル曲「アワ・ファーザー」。ピアノの弾き語りでかなりの熱唱だった。こういう歌を聴いていると、さすがにポップを歌う前は、ゴスペルでばりばりに歌っていたんだろうなと思わせられた。やはり底力だ。歌詞がネットにあったのでご紹介。 OUR FATHER Our Father, which art in heaven Hallowed be Thy name Thy kingdom come Thy will be done On earth as it is in heaven. Give us this day our daily bread And forgive … Continue reading

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◎大野雄二&スペシャル・フレンズ・ライヴ@ブルース・アレイ

◎【大野雄二&スペシャル・フレンズ・ライヴ@ブルース・アレイ】 グルーヴ。 雑誌ワックスポエティックスで長時間インタヴューをさせていただいたピアニスト、大野雄二さんの6人編成バンドのライヴ。金、土とも若干メンバーが入れ変わりながら続く。 初めてライヴは拝見したが、その若いことに驚いた。インタヴューしたときにもそう思ったが、かつてロイ・エヤーズがかつて僕に言ったことを思い出した。「Music keep you young」(音楽が人を若くさせ続ける) ルパンものも交え、ジャズ・スタンダードをなんなくプレイ。アップテンポの曲になると、かなり激しく体を前後に動かしながらの熱血プレイで、これまた驚いた。そして大野さんの言うところの「グルーヴ」があった。 ライヴ後、ご挨拶。ちょうどインタヴューした時期に今井美樹さんとレコーディングしていたという『フィーリン・グッド』というアルバムができたのでそのCDをいただいた。2009年4月22日発売だ。「フィール・ライク・メイキング・ラヴ」がはいっていた。紙ジャケでなかなか渋いデザインでいい手触り。 大野雄二&ルパンティック・ファイヴ・ウィズ今井美樹 『フィーリン・グッド』↓ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001TC9ABS/soulsearchiho-22/ref=nosim/ 噂にきくと、大野さん、ワックスポエティックス10冊以上、どこかでまとめてお買い上げいただいていたらしい。 (大野さんの総力インタヴュー記事6ページ掲載)↓ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861134161/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ■ライヴは土曜もあります。 http://www.bluesalley.co.jp/index.html 予約専用 TEL : 03-5740-6041 【電話予約受付時間】 月~土/12:00~20:00 公演当日のお問合せ : 03-5496-4381 (店頭) ■ 過去関連記事 February 01, 2009 Ohno Yuji Talks To Waxpoetics Vol.3 http://blog.soulsearchin.com/archives/002814.html February 12, 2009 Bill Withers & … Continue reading

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○ドラムライン・ライヴ@国際フォーラム

○【ドラムライン・ライヴ@国際フォーラム】 物量。 音が出るものは、メインのドラムス、マーチング用ドラムスとあとは管楽器だけ。(キーボードが一瞬使われるが) 楽器奏者と歌手ダンサーたち総勢30名以上(37名)による、ドラムを軸にブラック・ミュージックを俯瞰する感じのエンタテインメント。 2004年の映画『ドラムライン』には感銘を受けたが、このライヴは、その映画からコンセプトを取って「ライヴ化」したもの。ライヴというかエンタテインメント・ショーというか。30余名のミュージシャン、ダンサーがこれでもかこれでもかという感じでドラムビート中心の音楽を奏でる。まさに物量作戦で観客を圧倒する作戦だ。昨年日本に来た「シング・ハーレム・シング」とかぶる部分もある。 音楽的にはソウルあり、ファンクあり、ゴスペルあり、スイングあり、そしてもちろんマーチング・バンドありということでさまざまなブラック・ミュージックの要素をドラムという切り口で聴かせる。出演者の中に特に目立つスターはいないが、総合パッケージでコンセプトを見せる。彼らの観客を楽しませようという意気込みは大変なもので、すぐに客席に降りてきて演奏をする。 テンプテーションズの「マイ・ガール」のところでは、観客からひとりを選び、ステージに上げ、あの独特のテンプテーションズ・ウォークのステップを教え、やらせるという趣向も。一応、下記セットリスト、ソウル・メイツのところでは歌もあります。 下記セットリストは、わかったものだけ。4曲目でアースの「イン・ザ・ストーン」の演奏が始まると、あの映画のオープニングが蘇った。 ■ 過去関連記事 2004/05/02 (Sun) Movie "Drumline": Another Field Of Dreams http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200405/diary20040502-1.html 映画『ドラムライン』評 ■ メンバー Host: Slater Thorpe III, Piccolo/Flute: Jerome Spencer, Sax: Larry Smith, Euphonium: Raunal Pierre, Malik Newton, French Horn: Anthony Scott, Trombone: … Continue reading

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◆人生のファイナル・アンサーを問いかける『スラムドッグ$ミリオネア』

◆【人生のファイナル・アンサーを問いかける『スラムドッグ$ミリオネア』】 運命。 日本でもみのもんたの司会で大人気となったテレビ番組『クイズ・ミリオネア』。これは元々イギリスの制作会社が生み出した世界的大ヒット番組だが、テレビの舞台を貧困と富の格差が劇的に激しいインドにして、18歳の男を主人公に据え、見事なドラマを盛り込んだストーリーを作った。アカデミー賞8部門受賞も納得だ。 主人公ジャマール・マリクはインド・ムンバイの極貧のスラム生まれ。兄のサリームと一緒に育つが、ろくな教育も受けず、母親とも死に別れ、厳しいストリートでふたりだけで生き延びてこなければならなかった。ひょんなことから、同じく孤児の女の子ラティカとともに行動を共にするようになる。 紆余曲折あってジャマールは、インドで人気のテレビ番組『クイズ・ミリオネア』に出演する。そこで、次々とクイズに正解していくが、教育もない彼がなぜ正解できていくのか。 A/インチキだった B/ついていた C/天才だった D/運命だった さて、どれだろう。それぞれのクイズの答えに至るまで、実はジャマールには過去18年生き延びてきた中で経験したことが役立っていた。1000ルピー札に描かれている人物の名前は知らないが、なぜアメリカの100ドル紙幣に描かれている人物の名前を知っているのか。クイズが進むごとに、ジャマールの過去がフラッシュバックし、彼がいかにしてここに至ったのかが徐々に明らかにされていく。見る側が映画にどんどんと入り込んでしまう見事な構成だ。 司会者は、インドのみのもんたということになるが、これがなかなか曲者。内心スラム出身のジャマールが次々正解していくのがおもしろくない。 ジャマール、兄サリーム、司会者、ラティカ、悪いギャングたち、などキャラクターがそれぞれはっきりしていてわかりやすい。そして、このクイズ番組からこれだけのストーリーを作ってしまうのだから、脚本、編集、監督らの技ありの1本だ。他のどこにもなかった斬新な着目点がお見事。 そして、ジャマールは人生のファイナル・アンサーを獲得できるのか。 ところで最後まで疑問が残ったのが、15問目の答え=文字通りファイナル・アンサーをジャマールは本当に知らなかったのだろうか。正解を答えるのが、運命だったのか。いやあ、『クイズ・ミリオネア』を見ているようなドキドキ感と、映画内の3人のストーリーのドキドキ感がかけ合わさって、思い切り肩に力はいって見てしまいました。 でもね、司会はみのさんのほうが、数段いいね! みのさんの、正解か不正解か言わないあの「間」が、この司会者にはないもの。(笑) でもね、司会役のアニル・カプール、司会者としてはちょっとやな奴だけど、実生活では、この出演料を全額インドの出生登録プロジェクトのためのNGOに寄付したそうだ。すごくいい人なのだ。 ■映画『スラムドッグ$ミリオネア』全国各地でロードショー中。 ENT>MOVIE>Slumdog $ Millionaire

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★ローラ・イジボア:強烈猛烈な新人女性ソウル・シンガー

★ローラ・イジボア:強烈猛烈な新人女性ソウル・シンガー 強烈。 強烈な新人がデビューする。アリシア・キーズ+メアリーJブライジ、ローリン・ヒル、ジル・スコット、それにジョス・ストーン、エイミー・ワインハウス風味の果実を全部足してジューサーにかけてでてきたものすごくおいしいジュースという感じの新人がデビューする。その名はローラ・イジボア。Iziborというスペル、本人が「ローラ・イズィボア」と言っていますね。 全11曲収録のデビュー作『レット・ザ・トゥルース・ビー・トールド』がものすごくいい感じだ。声もいいし、曲調も昔のソウルから21世紀のR&Bまでをうまく縦断して自分のものにしていて、聴きやすい。これがアメリカで2009年4月28日発売、本国アイルランド、イギリスで5月15日、そして、日本では6月24日にリリースされる。(日本でも輸入盤が4月21日にリリース)  ローラ・イジボアは1987年5月アイルランドのダブリン生まれ。5人兄弟の一人で、裕福な家ではなく普通のワーキング・クラスの子だった。下に3歳の弟がいるという。アイルランド人で黒人だと多くの人は驚くそうだが、本人は特に気にしていないそうだ。15歳(2002年)のときにラジオ局主催のコンテスト『2FMソング・コンテスト』で優勝。その後現在のレコード会社と契約、デビュー・アルバムを約4年かけて制作。アルバムは、アイルランドだけでなく、ニューヨーク、フィラデルフィア、アトランタなどでも録音され、やっと完成し満を持してのリリースとなる。 声質はアリシアやメアリーJ的な実に落ち着いた声で聴きやすい。曲調はどこかエイミー風の、つまりイギリス・ソウル風のところも感じられる。6曲目の「パーフェクト・ワールド」は、アリシアにもジェームス・ブラウンを元に作った曲があったように、これもまたジェームス・ブラウン作品(「マンズ・ワールド」)をベースに作ったような感じのもの。「シャイン」はどこか60年代風、エイミー風。ピアノの弾き語りはアリシア風。「フロム・マイ・ハート・トゥ・ユアーズ」は、ヒップホップの要素もある初期メアリー・Jブライジ風。 彼女は最初にマーヴィン・ゲイ、オーティス・レディングなどの本物のソウル・ミュージックに魅了され、ソウルの奥深い世界に入り込んでいったという。彼女の好きなアーティストはスティーヴィー、アレサ、ロバータ、ジェームス・ブラウン、そして、キャンディ・ステイトンなど。普通誰も名前を挙げないようなキャンディ・ステイトンを言うところなどひじょうにおもしろい。13歳くらいから音楽に目覚めた。「生涯見た中で最高のコンサートは」の問いに「アレサ・フランクリン」と答えている。 ここでビデオやいくつかの曲が聴けます http://www.lauraizibor.com/ 2009年4月16日付けの彼女のブログ(上記オフィシャルから見られます)では、なんとスティーヴィー・ワンダーがDJをしている番組にゲストで出て、アルバム収録曲「ザ・ワースト・イズ・オーヴァー」を歌ったそうだ。しかも、そこにはやはり飛び入りでインディア・アリーも遊びに来ていたという。この曲もピアノの弾き語りなので、スタジオで即席でやるにはうってつけだ。実にいい曲だ。スティーヴィーは彼女がスタジオに入ってくるときに、イギリスで最初のシングルとなった「フロム・マイ・ハート・トゥ・ユアーズ」を歌いながら迎えたというのだから、これは大変なもの。 イギリスはもとより、すでにアメリカ、イタリア、カナダなど精力的にプロモーション、ライヴなどに動いており、今年前半の大旋風新人のひとりになりそうだ。アメリカではジョン・レジェンドのオープニング、インディア・アリーのオープニングなどもつとめているようで、アメリカ・アトランティックもかなり本気で売り出そうとしている。 先に上げたアーティストたちのいい所取りだが、アリシア・キーズが登場したとき以来のセンセーションを感じる。これからしばらく注目していきたい。かなりの確率で少なくとも来年のグラミー新人賞、うまくいけば、その他の部門の候補にもなると僕は見た。 ■ ローラ・イジボア 『素顔のローラ』 (2009年6月24日発売、輸入盤4月21日発売予定) 素顔のローラ posted with amazlet at 09.04.22 ローラ・イジボア ワーナーミュージック・ジャパン (2009-06-24) Amazon.co.jp で詳細を見る ENT>MUSIC>ARTIST>Izibor, Laura

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▲スプーキーという名のグループ、東京ライヴ初登場

▲【スプーキーという名のグループ、東京ライヴ初登場】 スプーキー。 東京ジャズ界で活躍するドラムスの藤井伸昭らが核となり、ベース日野賢二、ギター小沼ようすけ、キーボードにハクエイ・キム、そしてヴォーカルにシャンティを迎えたユニット、その名も「スプーキー」が誕生した。 これはしばらく前に九州でのライヴ・イヴェントをきっかけにジャム・セッションをする感じで結成されたもので、ジャズ、ソウル、ポップスのヒット曲を独自の解釈で楽しんで演奏しようという雰囲気でゆるく始まったユニット。九州だけで終わらせるのももったいないというので、東京でもやってみようということでお披露目の意味も込めてやった。 これだけのメンバーが揃えばある程度しっかりしたものが出来上がりそうな気配がする。演奏曲もそれぞれが持ち寄って選曲し、なかなかヴァラエティーに富んだものになっている。(下記セットリスト参照) 2曲目は小沼さん選曲。元々盲目のシンガー・ソングライター、ホセ・フェリシアーノが演奏したものをジョージ・ベンソンが1976年傑作アルバム『ブリージン』でカヴァーした曲。それを聴いて、小沼さんは自分もギターをやろうと思ったという、彼の記念すべき思い出の1曲だそうだ。ハクエイ・キムさんは初めて見たが、最初の1-2曲ではローズのせいか、ハービー・ハンコック風のパフォーマンスを思わせた。 5曲目は、チャールズ・ミンガス楽曲にジョニ・ミッチェルが歌詞をつけたというもの。かなりむずかしい歌によくチャレンジした。 セカンド2曲目は、ジョー・サンプル作品でリズ・ライトが歌った曲で、シャンティはかなり歌ってきている。これなど彼女によくフィットしている。 セカンドのインスト曲では、今回のライヴを仕切った池袋のライヴ・ハウス、マイルス・カフェのオウナーがマイルス張りのトランペットで飛び入り、さらに、同じくトランペットで市原ひかりさんも飛び入りで色を添えた。 グループ名にもなった「スプーキー」は、クラシックス・フォーというアメリカのポップ・グループが1967年暮れからヒットさせた曲。直接的な意味は、「お化けのような」「薄気味の悪い」といったもの。これがかなり明るい曲調なので、なんともいえないポップさが漂う。 まだ今後の展開は何も決まっていないようだが、TKOのようにしっかりサウンドと方向性を固めてやるといいかもしれない。 ■ メンバー 藤井伸昭(dr)小沼ようすけ(gt) 日野"JINO"賢二(b)Hakuei Kim (rhodes) Shanti (Vo) ■ セットリスト スプーキー@池袋アムラックス・ホール、2009年4月19日(日) Setlist : Spooky @ Amlux Hall, Ikebukuro, Apirl 19, 2009 [ ] denotes original artists First set show started 18:07 … Continue reading

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■キース・スウェット、来年も戻ってくるとステージで表明

■【キース・スウェット、来年も戻ってくるとステージで表明】 セクシー。 セクシー・シンガー、キース・スウェット、前回が17年ぶりの来日だったのでかなり「待った感」があったが、今回は2007年10月以来1年半ぶり、3度目の来日。ファン層は相変わらず、ブラコン好きの若干年齢層高め。バブル時代は思い切り遊びました風の人たち多め。 ステージにソファ、その横に赤いバラが一束。ドラムス周りにはアクリル板。今回はドラムス、キーボード2、コーラス2プラスラップ1の編成。白のスーツに身を包んだキースのエロエロ度合いはまったく衰えていなかった。 僕はこの3ヶ月以上マーヴィン・ゲイにひたっているせいか、男性R&Bシンガーを見ると、これがもしマーヴィンだったらどうするだろうか、などということを勝手に考えてしまう。マーヴィンもある意味でセックスを売りにしたシンガーだったが、このキースなども完璧にその路線。 マーヴィン・ゲイとキース・スウェットとの一番の違いは、エロエロ度がすごいのは同じだが、マーヴィンがこれをやるのを大嫌いでしかたがなかったが、金のためにやっていたのに対し、キースはけっこう好きで楽しんでやってるように見えるところだ。そして一緒に楽しみながら観客をエンタテインする。そこが潔し。 冒頭ニュー・ジャック・スウィングで目いっぱい乗らせ、途中でバラードでうっとり、また、ニュー・ジャック・スウィングで踊らせ、また、バラード、とまさに出したり引いたり(これを英語でプッシュ&プールという)、観客を自在に操る。目の前の外人と日本人?のカップルがなんどもなんども抱きついてキスしてるんで目のやり場に困った。(笑) まあ、これもキース・スウェットのラヴラヴライヴならではだ。 「ノーバディー」のところでは、客席に降りてくるだけでなく、2階のところまで上がってきて、さらに一周してファンに大サーヴィス。MCでは、「今日は今回の最終日。日本にまた呼んでくれてありがとう。俺はまた来年、ここに戻ってくるよ」と高らかに宣言した。 ■ 『ベスト・オブ・キース・スゥエット』 ベスト・オブ・キース・スウェット posted with amazlet at 09.04.20 キース・スウェット WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M) (2007-10-10) 売り上げランキング: 74349 Amazon.co.jp で詳細を見る http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000UYGCB2/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ■ 過去関連記事  キース・スウェットCD『ディドゥント・シー・ミー・カミング』ライナーノーツ(2000年11月リリース) http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/linernotes/keith20001122.html ソウル・サーチン・ブログ October 30, 2007 Keith Sweat Live At Billboard: Great Singer … Continue reading

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●イチローの世界記録は2016年?

●【イチローの世界記録は2016年?】 頂。 シアトル・マリナーズのイチロー選手が、2009年4月16日(現地時間=日本では17日)、マリナーズの本拠地で日本の安打製造機、張本勲氏が持つ日本における最多安打記録3085を超え、日米通算3086本目のヒットを放った。 そのヒットを打った後のインタヴューで、「(その日本記録の)頂(いただき)がどんなものか見てみたかった。そして、それは素晴らしいものでした」と語った。このあたりがものすごくイチローっぽいなと思う。そして何より素晴らしいのが、彼が本当に1本1本を大切に積み上げてこの地に到達しているということだ。地道に、継続していくことの素晴らしさを表している。 それにしても、張本さんが1995年春の時点で「俺の記録を抜くのはお前しかいない」と言ったというのは、本当に慧眼(けいがん)だ。言われたイチロー本人もその時点では、「何を言ってるんだ、このオッサンは」と思ったというのだから、素晴らしい。それから14年経って、その信じられないような予言が見事、現実のものとなったのだ。まるで水も石に穴をあけるを地で行くようなストーリーで感動する。 さて、次の目標、ピート・ローズの持つ大リーグ記録4256本まであと1170本。今年を含め3年は200本ずつ打ってもらって、残る570本を5-6年かけてやってもらうというのはどうだろう。ざっと取らぬ狸の皮算用をしてみると~~ 2009年終了時 3286(203) 2010年終了時 3486(200) 2011年終了時 3686(200) 2012年終了時 3846(160) 2013年終了時 3986(140) 2014年終了時 4106(120) 2015年終了時 4206(100) 2016年終了時 4306(100) 2017年終了時 4386(80) 2011年まではなんとか年間200本打ってもらって、その後からは徐々にペースが落ち、2012年は160本、次が140本…。 そう、ソウル・サーチャーはイチローの安打世界記録は早ければ2016年後半あたりに達成されると予言したい。おっと、この年にはうまく行けば、東京オリンピック開催? すると東京オリンピックと、イチローの安打世界記録なんて、日本のスポーツ界大賑わいではないか。 ENT>SPORTS>BASEBALL>Ichiro

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△ボーという名の犬

△【ボーという名の犬】 ボー。 ちょっと遅れてしまったが、オバマ大統領一家に愛犬が来て、その名前が「ボー」という。(2009年4月12日発のニュース。日本では13日) それも、ロックン・ローラー「ボ・ディドリー」から来ているらしい。オバマ大統領夫人ミッシェルさんのお父さんは「ディドリー」というので、子犬に「ボー」となった。 そのオリジネイター、ボ・ディドリーは昨年死去している。 June 06, 2008 Bo Diddley Dies At 79 【ロックン・ロール・オリジネイター、ボ・ディドリー死去】 http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_06_06.html オバマ家に犬のニュース http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=103008021 で、この「ボー」の読み方について、渡辺祐さんが「ボ」にしたほうがいい、と提案している。 2009-04-13■[MIF通信]大統領の犬は四角いギターを弾く犬だ 21:28 http://d.hatena.ne.jp/dothemonkey/20090413 確かに、そうだ。今まで、ずっと「ボ・ディドリー」(アーティスト)、「ボ・ディドリー」(楽曲)って長年表記されてきた。おそらく過去50年、半世紀。しかも語源がボ・ディドリーだとなおさら。ただ、Boがボーなのか、ボなのか、発音としてはどっちなんだ? 「ボー」が近いのかな。(笑)  ところで「Bo」を「ボ」とするか「ボー」とするかというのは、マスコミのどこで決めるんですか。新聞社やテレビ・ラジオ局が集まった表記委員会みたいのが、毎日開かれてるんでしょうか。 「新聞協会用語懇談会」というのがあって、漢字やフリガナについていろいろ決めてるんですが、やはりここが新しい外国語のカタカナ表記も緊急会議とか開いて決めてるんでしょうか。 ボーもいいですが、僕はこのニュースを見て、その昔ロボというアーティストが1972年にヒットさせた"Me & You & A Dog Named Boo" という曲を思い出した。タイトルの意味は「僕と君とブーという名の犬」。ここでは、「ブー」という名前の犬だ。Booは、ブー、Boだとボー。カタカナ表記は、永遠のテーマ…。 NEWS ITEMS>Dog Named Bo

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☆エモーショナル・エモーションズ・ライヴ@コットン・クラブ

☆【エモーショナル・エモーションズ】 アカペラ。 マーヴィンの2回目の校正が7時過ぎに一段落したので、急遽エモーションズへ。 シカゴ出身のハッチンソン姉妹、エモーションズの2006年11月以来2年5ヶ月ぶりの来日ライヴ。(前回ライヴ評は下記に) 日本では「ベスト・オブ・マイ・ラヴ」とアース・ウィンド&ファイアーとのコラボ曲「ブギー・ワンダーランド」などのダンス・ヒットで有名だ。ゴスペル、ジャズ、ソウル、ブルーズ、あらゆるブラック・ミュージックの要素を存分に歌唱の中に聞かせる。セットリスト1から6まではほぼノンストップで、一気に観客を煽る。ちょこちょこっと振りみたいなものを交え、「さあ、みんなパーティーしましょう」と宣言。 姉妹上からワンダ(髪の毛がいちばんフワっとしてる)、シーラ(金髪)、パメラで、ワンダとシーラがリードを取ることが多いが、3人のハーモニーになるとやはり、「エモーションズ!」という感じがする。圧巻だ。 驚くのが1977年のアルバム『リジョイス』から6曲も歌われたこと。よほど彼女たちにとって大きな意味のあったアルバムだったのだろう。 ちょうど偶然隣に、西麻布トミーズ・ハウスのオウナーだったトミーがイッセイ・ミヤケの帯川さんと登場、数年ぶりに再会。僕もその昔DJをしていた店だ。「フラワーズ」がかかっているところで、トミー曰く「いやあ、涙がでるなあ、これ、ほんとよくかけたなあ…」と感慨深け。僕は「ショー・ミー・ハウ」あたりで、今は亡き勝本さんが六本木エンバシーでしつこくかけていたことを思い出す。ハモンド風のオルガン音(実際はキーボードから)でゆったりした雰囲気で最高にこの曲を盛り上げる。 今回聴かせたのは、ショー中盤のアカペラ・コーナー。その昔、お父さんが私たちにいろいろと歌を教えてくれ、そんな頃は、姉妹でアカペラで歌っていた、というような説明をして、4曲ほどアカペラで歌った。ゴスペル、ソウル、ポップと何でも歌えるエモーションズという感じだ。エモーションズの来日、2年半ぶりでもついこの間来たような感覚がある。これくらいのローテーションがちょうどよいのかもしれない。 ■ 『リジョイス』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G8QH/soulsearchiho-22/ref=nosim/ リジョイス posted with amazlet at 09.04.17 エモーションズ ソニーレコード (1991-10-10) 売り上げランキング: 402120 Amazon.co.jp で詳細を見る ■ 過去関連記事 November 02, 2006 Emotions Live At Cotton Club http://blog.soulsearchin.com/archives/2006_11_02.html ■ メンバー ジ・エモーションズ Wanda Vaughan(vo), Sheila Hutchinson(vo), … Continue reading

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◎『未来創造堂』で徳光さん、ムード歌謡、司会者を語る

◎【『未来創造堂』で徳光さん、ムード歌謡、司会者を語る】 意見。 マーヴィンで缶詰で、作業中はテレビを音を消してつけていたりする。そんな中でちょっとおもしろそうだと、音を出して聴いてみる。2009年4月10日(金)夜、日本テレビ系列で放送されている『未来創造堂』(毎週金曜23時~23時30分)というとんねるずの木梨憲武が司会の番組に徳光さんが出ていた。テーマは、「ムード歌謡」。そのイントロに乗せたMCの話や、女目線の歌詞を男が歌うという歌謡のよさとか、いろいろな話をしていた。徳光さんがムード歌謡をこんなに好きとは知らなかった。 イントロ乗せ曲紹介なんかも、軽くアドリブで出来てしまうらしい。たぶん、普段から様々な歌手のことをよく知っていて、そういう情報を豊富に持っているからだろう。それに加えて、独自の表現力を磨く訓練をしている。ヴォキャブラリーをたくさん持っているのだ。正確ではないかもしれないが、昔、「電車に乗って、見える景色を実況して練習した」なんてことを言っていたような気がする。 ある物を見て、それをどう表現し、どう伝えるか。それは放送言葉も、文字言葉も基本は同じだ。表現力を養うのに近道はないのだろう。 そんな中、最後に徳光さんが最近、昼のワイドのコメンテーターになった話しになった。普段は自分が司会者という立場で番組を仕切ってきたので、自分が意見を言うということはなかった。それがコメンテーターという立場でいろいろと意見を言わなければならないので、正直戸惑っている、と言ったあとこんなことを言った。「司会者というのは、意見を言わないものでしょう。そういう風に思ってたんですよ。みのとか、小倉とかしゃべりすぎだと思うんだよね」(周りが爆笑) 受けた! ■未来創造堂 オフィシャル・ウェッブ http://www.ntv.co.jp/mirai/

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○マーヴィン・ゲイ自伝、第二校正もうすぐ終了

○【第二校正もうすぐ終了】 佳境。 いやいやいや、ほんとに佳境です。マーヴィン・ゲイ。昨日もジーノのライヴなんか行きたかったんだが、二回目の校正が終わらず。これがあと3分の1。それにしても英文のカタカナ表記は本当にむずかしくて、迷うなあ。どこかでぱっと割り切るしかない。 そして、ペーパーバック版の表4の推薦文を軽く訳し、あと超大作となった「訳者あとがき」をほぼ仕上げた。登場人物一覧と、ディスコグラフィーと、年表も送った。あとは第二校正から戻ってきたものから、索引を作る作業だ。 マーヴィンの作業をするときは、その作業で語られている作品を聴いていたが、今日はしばし、『ヴァルネラブル』をかけた。これは、もともとは1967年にトラックが録音され、ずっと放置され、1978年暮れから1979年初めにかけてヴォーカルが録音されたアルバムだ。マーヴィンがナット・キング・コールや、フランク・シナトラを目指してバラードを歌うというコンセプトのものだった。日本でも1997年にアルバムがリリースされている。(その後2009年5月に紙ジャケットでリリースされる) 彼のポピュラー・シンガーとしての魅力が垣間見られる作品で、僕なんかからすると、何かしながら流しておくにはちょうどいい作品なのだ。「いそしぎ」「ホワイ・ディド・アイ・チューズ・ユー」など多くのスタンダードが、しっとりとした歌唱で歌われる。「ホワッツ・ゴーイング・オン」や「レッツ・ゲット・イット・オン」でマーヴィンを知る人にとっては驚嘆のアルバムである。 こういう作品を聴くと、マーヴィンのアーティストとしての幅の広さに驚かされる。しかし、別の言葉で言えば、マーヴィンの迷い、優柔不断ぶりを如実に表しているということにもなる。 1970年代に僕がこのアルバムを聴いたら、一度かけただけで、あとは埃をかぶっただろう。不思議なものだ。でも、今はBGMとして聴ける。聴く側も、音楽的趣向や許容範囲が広がるのかもしれない。(笑)実に気持ちよくかけて、楽しんでいる。マーヴィンのポピュラー・シンガーとしての魅力を味わいたい人にはぜひお勧め。 ■ 『ヴァルネラブル』(紙ジャケット仕様が2009年5月20日に発売) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA11VA/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ENT>ARTIST>Gaye, Marvin

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◆ゴスペル・ジャイアント、ドニー・マクラーキン5月に来日

◆【ゴスペル・ジャイアント、ドニー・マクラーキン5月に来日】 ゴスペル。 ゴスペル界の大物アーティストのひとりで、グラミー賞も獲得しているドニー・マクラーキンが、5月に来日、ゴスペル・ワークショップ、さらに一般向けのコンサートを行う。ドニーの来日は3年ぶり。ゴスペル・ワークショップのほうは、ドニーや他の講師がゴスペルに関してさまざまな分科会で教えるもの。これはすでに定員になっているが、ドニー自身のコンサートは一般発売されており入場券を買えば誰でも見られる。コンサートは2009年5月5日(火曜=祝日)午後6時から三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂で行われる。 ドニー・マクラーキンは、これまでにアルバム8枚を出しいずれもゴスペル界でヒットさせている実力派。ここまでの人生は、壮絶そのものと言ってもいい。 ドニー・マクラーキンは1959年11月9日、ニューヨーク州アミティヴィル生まれ。ドニーが7歳の時、当時2歳だった弟が交通事故で死去、マクラーキンのファミリーに大きな衝撃を与えた。しかし、さらなる衝撃が弟の葬儀で起こる。なんとドニーの叔父がドニーをレイプしたのだ。家庭内暴力とドラッグがマクラーキン・ファミリーに蔓延し、彼の子供時代の成長環境は悲惨を極めた。ドニーが13歳のとき(1972年~73年)、今度は先の叔父の息子、すなわち、ドニーの従兄弟(いとこ)にまたまたレイプされてしまう。この二度の事件によって、ドニーの心はずたずたにされた。その救いを求めるかのように、叔母が参加していたゴスペルの世界に入る。 叔母はゴスペル界の大物アンドレ・クロウチのバック・コーラスを歌っていた。十代でアンドレのバックにつき、ピアノを弾くようになり、その後、1989年、同じくゴスペル界の大御所、マーヴィン・ワイナンズの副牧師に抜擢された。その後、ワイナンズなどのつてでワーナー・ゴスペルと契約。1996年、テイク6のマーク・キブル、アンドレ・クロウチらのプロデュースでデビュー。翌年第48回グラミー賞で「トラディショナル・ソウル・ゴスペル」部門を受賞。ゴスペル界で着々と実績を積み上げ、今では押しも押されぬゴスペル界のスーパースターとなっている。 ドニーは、レイプされた影響があったのか、一時期ゲイであることを明らかにしていたが、最近では「元ゲイ」であり、現在はゲイではないとしている。 今回のライヴ、ワークショップ(すでに定員に達している)の詳細は、次のサイトにある。 http://www.donnie2009.com クワイアーの480名は、それまで3日間(5月1日にオリエンテーション、2日から4日までの分科会)行われるワークショップでドニーらからレッスンを受けた生徒たちが、2グループに分かれて参加する。 ドニーの最新作『ウイ・アー・オール・ワン(ライヴ・イン・デトロイト)』で2009年3月、ジャイヴ・レコードからリリースされている。 ■ ドニー・マクラーキン ドニー・マクラーキン ~1998年の作品 (なんとプレミアがついています。輸入盤が入手しやすいかもしれません) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000GBJ4/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ■ オフィシャル・サイト http://www.donniemcclurkin.com/ (音なども聴けます。リンクをクリックすると音がでます) これまでのアルバムは次の通り。 1996 Donnie McClurkin Warner Alliance 2000 ’Tis So Sweet Atlantic 2000 Live in London and More… Verity 2003 Donnie … Continue reading

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★三宿のソウル・バー、ソウル・ナッツ4周年イヴェント

★【三宿のソウル・バー、ソウル・ナッツ4周年イヴェント】 4周年。 三宿のソウル・バー、ソウル・ナッツが2005年4月のオープンしてはや4年。4周年を記念して2009年5月10日(日曜)に二子玉川のイヴェント会場「ピンク・ノイズ」でイヴェントを行う。ソウル・ナッツのマイケル鶴岡氏、恵子さんが主宰して行うイヴェント「スーパー・フライ」の第4弾。 イヴェント名 「スーパー・フライ第4弾」 場所 二子玉川 ピンク・ノイズ 世田谷区玉川3-20-11 マノア高川第一B1 電話 03-3707-9911 日時 2009年5月10日(日曜)18時~23時 料金 前売り3500円、当日券4000円 ライヴ出演 レディー・キューブ、シュガー・ピンプス、ワンダラーズ・レヴュー DJ ケイコ、ガーリック ゲストDJ、マッキー ダンス ユキ&マイケル 問い合わせ先 ソウル・ナッツ 世田谷区池尻3-28-6-2A 電話03-3487-3493 ■ ソウル・ナッツのオープンを伝える記事、関連記事 April 20, 2005 The Soul Nuts Open: Watch Out For Your Head http://blog.soulsearchin.com/archives/000050.html January 25, 2006 Soul Nuts Will Have Winter Vacation Between Feb.1 Through Feb.12: … Continue reading

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■大阪のソウル・バー、ソウル・ファクトリー5月に閉店

■大阪のソウル・バー、ソウル・ファクトリー5月に閉店 閉店。 大阪の老舗ソウル・バー、ディスコ「ソウル・ファクトリー」が来る2009年5月6日にクローズすることがわかった。ただし今回のクローズは、次の移転先を見つけるまでの一時的なものとのこと。また、5月6日は一応暫定的な閉店日で若干ずれる可能性もある、という。 「ソウル・ファクトリー」は1992年オープン。17年大阪にソウルの灯をともしつづけてきた。海外のソウル系アーティストなども多数来店してきた。しばらくは、イヴェント「ソウル・ファクトリー・ナイト」などを行い、新しい場所を見つけ次第、心機一転再オープンする予定だ。 最近クローズしたソウル・バーには、2008年1月、横浜シュガーシャック、2009年1月、渋谷バー・ルームなどがある。 ■ソウル・ファクトリー・ウェッブ http://www.soulfucktry.com/home.shtml SOUL FUCKTRY 大阪市西区南堀江1-9-14 フィメールアベニューB1F 電話06-6539-1032 ・携帯版HP↓ http://www.soulfucktry.com/mobile.shtml ・PC版HP↓ http://www.soulfucktry.com ・通販ショップ↓ http://soulfucktry.jp/ ◎近日中のイヴェント:小学生限定の1オン1(ワン・オン・ワン)フリー・バトル・コンテスト「キッズフルサンデーVOL.9」 タイトル キッズ・ワン・オン・ワン・フリー・バトル・コンテスト「キッズフルサンデーVOL.9」 日時 2009年4月26日(日)開場13時、開始14時、終了19時 会場 ソウル・ファクトリー  住所 大阪府大阪市西区南堀江1-9-14 フィメールアベニューB1F 入場料 2000円 ショーケース出演 夏みかん、マシン・ゴーン・ファンク、Jスムース&キッド・ブギー、リキッド・ソウル ※参加者、来場者全員にキッズフルサンデーステッカーをプレゼント! 優勝賞品 トロフィーと2万円のギフト券 準優勝賞品 1万円のギフト券 3位賞品  5000円のギフト券  そのほか賞品多数 コンテストルール 32名限定のトーナメント制で行い、時間内で2ムーブずつ踊って頂きます。 問い合わせ kids_full_sunday@sdpro.co.jp または、ファクス番号 06-4800-0208 バトル・ジャッジ マユネイ(リキッド・ソウル)、ナオミ (N2O)、サッシェ(ボトム・バウンス) 特別審査員 テディー・ダン(ドクター・ソウル) 司会 沢田 DJ バツ、ナカタ ◎ 同様のイヴェントが2009年6月7日(日曜)にも行われる。 ENT>ANNOUNCEMENT>Soul Fucktory SOUL BARS>Soul … Continue reading

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■フィリップ・ウー、アリ・オリ・ウッドソンのバックに抜擢

■【フィリップ・ウー、アリ・オリ・ウッドソンのバックに抜擢】 抜擢。 ジャパンズ・ファンキエスト・キーボード奏者(Japan’s Funkiest Keyboards Player)、われらがフィリップ・ウーがなんと7月にまたまた来日するアリ・オリ・ウッドソンのバンドマスター(音楽ディレクター)に抜擢された。アリ・オリのライヴは2009年7月4日(土曜)、5日(日曜)に丸の内コットン・クラブ、7月7日(火)に名古屋ブルーノートで行われる。 アリ・オリはこれまでに1988年9月にテンプスの一員として初来日。以後テンプスで計3回、ソロで3回、アル・マッケイで1回、デニス・エドワーズのテンプスで1回、計8回来日している。昨年12月、デニス・エドワーズのテンプスで来日する予定だったが、急病で急遽来日が中止になっていた。今回は通算9回目、2008年6月以来の約1年1ヶ月ぶりの来日となる。 アリ・オリは昨年『ネヴァー・ギヴ・アップ』をリリースしており、そこからの楽曲が披露されるかもしれない。 アリ・オリの前回のソロ・ライヴ評。 June 16, 2008 Ali Ollie Woodson Live At Kentos http://blog.soulsearchin.com/archives/002578.html (前回のセットリスト、アリ・オリ過去関連記事一覧があります) 今回のアリ・オリ・ライヴは純粋にソロ・シンガーのライヴになる模様。前回は4人のコーラスを帯同していて、若干テンプス風の雰囲気を出していたが、今回はテンプス風にはならないのだろう。フィリップ以外のバンド・メンバーは、ギターにハンク西山、ベースにクリフォード・アーチャー、ドラムスが未定、バックコーラスにティファニー・マーティンとタイニース。 フィリップによると、セットリストと音源をもらい、2日前までにバンドでリハーサルをして音を固めておき、前日までにアリ・オリとあわせリハを行うという。 ■フィリップ・ウーのオフィシャル・ホームページ http://philipwoo.jp/default.aspx というわけで、水曜、シック・ライヴから一緒にいたフィリップから、アリ・オリのバックをやるニュースと、ブルース・アレイのライヴの告知をしてくださいと頼まれたので、早速。 フィリップ・ウー本人のリーダー・ライヴが5月1日に目黒・ブルース・アレイで行われる。今回のタイトルは「ゴールデン・ウィーク・ソウル」。メイズのヒットに「Golden Time Of Day」という曲があるよね。>ねえ、フィリップ。(笑) メンバーはいつものクリフ、ハンク、ドラムにジェイ・スティックス、そして、ヴォーカルにブレンダ・ヴォーンらが集う最強の布陣。 フィリップに演奏して欲しいソウル・ナンバーがあったら、フィリップ本人にメールしてみたはいかがだろうか。上記ホームページからメールが送れます。 ○ フィリップ・ウーとは何者か?  October 08, 2006 Philip Woo Will Be At … Continue reading

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●「ダンス・ダンス・ダンス」の後に~シック・ライヴの余韻

●【「ダンス・ダンス・ダンス」の後に~シック・ライヴの余韻】 余韻。 シックの熱狂の最終ステージが終わっても、観客のその熱は冷めることがない。人々がミュージシャンめがけて寄っていったり、一挙に喧騒が深まる。そんな中、日本一のブッツィー・コリンズ・ファンの増野さんから声をかけられた。なんでも、ブッツィー関連のレストランか何かがオープンするそうで、そのレセプションに誘われ、近々クリーヴランドへ出向くという。さすが日本一。そんな話をしたので、早速ブッツィー好きの久保田さんをご紹介。すると「じゃあ僕は日本2番目のブッツィー好きということで…(笑)」とのやりとり。 かなりバタバタしてきたので、フィリップ・ウーらとともに、ラルフ・ロールが待つ楽屋へ。フィリップもメンバーを何人か知っていて、みんなとハグ。フィリップはナイルとニューヨーク時代からお互いよく知っているという。ただ同じバンドで共演したことはないそうだ。 ナイル・ロジャースと久保田さんは、久保田さんがニューヨークにいた時代にナイルに何曲かプレイしてもらった仲。ナイルが「もちろん、覚えているよ! ひさしぶりだな」と久保田さんと話す。そこに、こちらはナイル・ロジャースに関しては日本一の人見さんがいて、なんと久保田さんのその12インチを持っていて、サインをお願いします、とのこと。久保田さんもびっくりしつつ、サインを快諾し、さらにナイルのサインも書いてもらう。 久保田さん主催でラルフや久保田バンドのメンバーと集合するので一緒にいかがと誘われたのでついていくことに。都内のレストランに移動すると、なんとそこにはすでにユリさん、有坂美香さん、ギターの石成正人さん、ダンサー・マサコさんらが待機していた。これに久保田さん、ラルフ・ロール、フィリップらが参加。久保田バンドのリユニオンだ。 それにしても、ラルフのひょうきんなことったらない。なんでも「ミュージシャンかコメディアンになりたかった」というだけあって、やることなすこと、みんなおもしろくて、全員を笑わせている。ふとそのぽっちゃりした顔立ちを見ていたら、あのルーファス・トーマスに似ているなと思って彼に直接「ルーファス・トーマスに似ているね」と言ったら、一言、「サンキュー! コール・ミー・ルーファス」。 そのうち他のお客さんがいなくなり、ギャップ・バンドをかけてくれ、スティーヴィーをかけてくれ、ダニー・ハサウェイをかけてくれ、とリクエストを立て続けに言い、それにあわせてみんな歌ったりして楽しいひとときを過ごした。 しかし、久保田バンドのメンバーもみんな芸達者だなあ。当たり前か。ラルフ、相当よっぱらって、最後一言。「明日の飛行機はキャンセルだ。トシのうちに泊めてくれ」。 ENT>MUSIC>LIVE>Chic

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△シック最終日: 桜とファンクが満開

△【シック最終日: 桜とファンクが満開】 超熱気。 最終日セカンドは、かなりシックのリピーターがいた。始まる前から熱気がむんむんの超満員。開演前、レジ前の椅子に座るとなんととなりに久保田利伸さん。今回のシックのドラマー、ラルフ・ロールが久保田バンドを十数年やっているので旧知の仲だ。この日は1曲目から観客総立ち。ナイルは赤のヴェルサーチのスーツで決めている。あとでナイルに聞くと1997年ヴェルサーチ死去後、4年ほどしてから、送られてきたそうだ。ちゃんと採寸して仕立てられている。ステージ衣装には最高だ。そして、それにあわせるようにシルヴァー、フォラーミも赤いドレスで華を添える。 一気に煽ったあと、スローダウンしキーボードのスイートチェリーを紹介。さらにゆったりとした「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」へ流れる。だがこれが後半ファンキーに。このあたりの流れの作り方は実にうまい。すると、今日のギター・コンテストのMCを担当するケイ・グラントさんが僕らの席のところに来てセイ・ハロー。体調もすっかりよくなり、完全復帰だ。おめでとうございます。 観客からのリクエストに応じる「ティーザー(曲の一部だけ)」コーナー、「ノトーリアス」「ドゥ・ダット・ダンス」などの珍しい曲を一節(ひとふし)、そして、「シンキング・オブ・ユー」がけっこう長くなっていた。さらに、ダイアナ・ロスのヒットなどをメドレーで。これでもかという感じでヒットが続く。それにしても、このギター・カッティングとジェリー・バーンズのベース、なかなかのコンビネーションだ。気づけば、ラルフのドラムスもパーカッション同様かなり暴れている。そして、「ウィ・アー・ファミリー」の演奏中、フィリップ・ウーがやってきて、一緒に観戦。ラルフ=フィリップ=久保田はファミリーだ。ノン・ストップで次々とやられ、天井からは大きなミラー・ボールが光り、ブルーノートがディスコに大変身、ファンク桜も満開だ。 そして、余興タイムのギター・コンテスト。5日目までに予選を勝ち抜いてきたギター奏者が、この日は7人決勝に。7人の他に、その場でさらに2人を募集し、計9人が演奏した。月曜日にシルヴァー風の赤毛のかつらをかぶっていたサクライ・タケオさんが、キャラが立っていて受けたのか一番多くの拍手を取って、見事にギターをゲット。その後、2-3歳くらいのベイビーが小さなギターを持ってステージに上がり、ナイルの音にあわせてギターを弾く真似を見せた。ギターを弾くのかと思ったがただの弾き真似だったので肩透かし。これは、はっきりいって必要なし。 「ル・フリーク」~シック恒例(トラディション)写真撮影、アンコールへ。観客はギター・コンテスト時以外はほとんど立ちっぱなしだ。観客はアラフォー多数だが、ギター・コンテスト出場者の友人関係が多かったせいか、若い人もけっこういた。10分にわたる「グッドタイムス」で大団円を迎えると11時40分をまわっていた。ナイルは通路で人にもみくちゃにされ、なかなか前に進めない。それにしても観客熱い。ブルーノートの桜も満開。 ■ 過去関連記事(一部) April 07, 2009 Nile Rodgers & Chic Live At Blue Note "Soul Searchin" (Nile Rodgers & Bernard Edwards) http://blog.soulsearchin.com/archives/002882.html (過去記事一覧ここに) 拙著『ソウル・サーチン~友情という名のメロディー~ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ・ストーリー』(2000年7月発表) http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-1.html http://www.soulsearchin.com/soulsearchin/4-2.html ■メンバー ナイル・ロジャース(ギター、ヴォーカル)Nile Rodgers (g,vo) シルヴァー・ローガン・シャープ(ヴォーカル)Sylver "Logan" Sharp … Continue reading

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☆マーヴィン物故者高額所得番付に13位で初登場

☆【マーヴィン物故者高額所得番付に13位で初登場】 初登場。 本コラムでも過去にご紹介しているアメリカの経済誌フォーブスが毎年発表する「物故者高額所得番付」の2008年度分が、2008年10月27日に発表されていた。そのとき、どうやらニュースを見落としたようで、ちょうどマーヴィン・ゲイのことをいろいろ調べていたら、彼が2008年度分でなんと13位に初登場したことがわかった。おもしろいのでご紹介しよう。2001年から始まったこのランキングは今回で8回目。今回のランキングは次の通り。 Top-Earning Dead Celebrities: Forbe’s Magazine, (October 27th, 2008) The Lucky 13 01. Elvis Presley (52 million) 02. Charles M. Schulz 03. (new) Heath Ledger (Australian actor, 28) (20 million) (2008/1/22) 04. Albert Einstein 05. Aaron Spelling 06. … Continue reading

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◎ナイル・ロジャース&シック、ライヴ@ブルーノート

◎【ナイル・ロジャース&シック、ライヴ@ブルーノート】 4月。 まさに桜満開の4月。青山墓地も桜の天井。車で抜けると、まるで桜のトンネルを突き抜けるよう。そんなとき、ブルーノートの店内も桜満開だった。このシックのために桜を客席の上の方に飾った。4月は、ナイル・ロジャースにとっても特別な月だ。今から13年前、1996年4月、ナイルとバーナードは「スーパー・プロデューサー・シリーズ」で来日、武道館などで公演を行った。その最終日の翌日、盟友バーナードはホテルの自室で亡くなっていた。あれから13年。 2007年6月以来1年10ヶ月ぶり9度目の来日公演。すっかり日本びいきのナイルとシック。1970年代のディスコ・ヒット「ル・フリーク」「グッドタイムス」「アイム・カミング・アウト」などダンサブルな曲が次々と演奏される。 今回と前回の違いは、ベースがジェリー・バーンズが戻り、ドラムスがオマー・ハキムからラルフ・ロール(日本では久保田利伸バンドで有名)へチェンジしている点。シックのバンドは、ドラマーも、オマー、ラルフ、もうひとりと常に要員がいて、そのときどきのスケジュールによって抜擢される。今回はオマーが別の仕事で来られずラルフになった。ベースは前回のバリー・ジョンソンがジェリーに戻ったり、またシンガー、ジェシカがキッド・ロックのツアーでこちらに来られなかったために新しいシンガー、フォラーミをオーディションで選んできたり、といった具合だ。 セットリストはほぼ前回と同じなのでライヴ評自体は前回のものを見ていただいてもかまわないが、この日はなぜか外人比率が多く、観客のノリがえらくよかった。団体できていた外国人軍団はかなりのシック・フリークのようで、下記セットリスト7での、赤毛のシルヴァと観客との「なにか聴きたい曲ある?」というやり取りの中で、次々とシック関連曲を叫んでいた。そして、それを聴いて、シルヴァが少し歌い、バンド演奏がそれについていき、ほんの数小節歌って見せる。まさにシルヴァ人間ジュークボックスだ。 それと今回はライヴ途中に観客のギター・コンテストを行うという余興がはさまった。最初の5日間で5~10人程度を選び、その場で「ル・フリーク」を数小節ほど弾いてもらい、観客の支持が高い人が決勝に残り、最終日の決勝戦で、優勝者2名にナイルのサイン入りギターをプレゼントするというもの。この日は5人が腕試しをしたが、なんと3人が最終日の決勝戦に進んだ。まあ、みんなでカラオケに行って、友達の歌を聴いたという感じのもの。改めてナイルのギタリストとしてのうまさが際立つことになった。 ナイルが普段使っている白のフェンダー・ギターは自身で「ヒットメイカー」と名前をつけていて、ここ30年近くスタジオでもライヴでも使っているという。この日もコンテストのときに、同じような白のフェンダーが参加者にその場で提供されたが、ナイルはこのときは別に用意した自分のものではないギターを貸し出していた。 さて、ライヴのほうは相変わらずのハイ・エナジー・ショーで、アップテンポの曲が続くので、観客もほとんど立ちっぱなし。毎度おなじみパーカッションのジェラルドの動きがめちゃくちゃ楽しい。ところで今回のセットリストも結果的には前回とほぼ一緒ということで、ヘヴィー・リピーターとしては、そろそろ違った曲を挟みこんで欲しいところ。(笑) この日、リクエストでちょろちょろっとやった「スープ・フォー・ワン」「ロスト・イン・ミュージック」などのほか、デイヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」などはワンフレーズでも異様に盛り上がる。「リアル・ピープル」やこんなセットリストだったらリピーターでも、初めてシックのライヴを体験する人(略してハジシク)でも楽しめる、っていうセットリストを作って、ナイルに提案してみたいと思った。(笑) Special Thanks to Mr. Hit-Me Yoshiyuki ■ブルーノート http://www.bluenote.co.jp/jp/schedule/ ギター・コンテストの詳細なども。今回はシックのライヴとエモーションズのライヴ(コットン・クラブ)両方に行く方に朗報。CHIC featuring NILE RODGERS(4月8日まで)¥8,400 + THE EMOTIONS(4月15日~19日) ¥10,500=¥18,900 のところ¥13,000 で2公演をお楽しみいただけます。詳しくはブルーノート、コットン・クラブへ。上記の価格はすべて消費税込み。 ※両公演ともテーブル席(自由席)でのご案内となります。 ※数に限りがございますので予めご了承ください。 ※CHIC featuring NILE RODGERS公演(ブルーノート東京)ご来店時にセット価格¥13,000(税込)をお支払いいただきます。 ■ナイル・ロジャース・オフィシャル(英語) http://www.nilerodgers.com/ ■シック、ナイル・ロジャース 過去記事 June 14, 2007 Nile Rodgers & … Continue reading

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○リアリスティックス『サンデイ・ソングブック』でシングル両面オンエア

○【リアリスティックス『サンデイ・ソングブック』でシングル両面オンエア】 両面。 いつものように日曜午後『サンデイ・ソングブック』(午後2時~東京FM系全国ネット)を聴いていると、山下達郎さんが最近手に入れて嬉しかった1枚ということで、リアリスティックスというグループのシングルを紹介した。 REALISTICS : So Sad / The Magic That You Do (UK)(Epic 5723) 最初「ザ・マジック・ザット・ユー・ドゥ」をかけた。達郎さんが番組内でも言っていたが、好きな作曲家のひとりケン・ゴールドの作品で、何か一緒にやってみたいと思ったくらいお気に入りで趣味もあうソングライター、とのこと。そこでこれを聴くと、ギターのカッティングや曲調まで、達郎さんテイストで驚いた。 そうしたら、なんとシングルのもう片面までかけてしまった。シングルを両面かけるなんて、チョー受ける。(笑) 僕はリアリスティックスというとシカゴのブランズウィック・レーベルから出ているグループしかしらなかったが、これは同名異グループということらしい。この片面もいい曲だ。 で、『サンデイ・ソングブック』のホームページで曲目リストを見て、シングル盤の盤面を見ると、「ソー・サッド」がこのシングルではA面になっている。ところが、「ザ・マジック…」のほうは、これが出る前にシングルA面になっていた。 いろいろ調べてみると、このリアリスティックスは、最初1977年4月にイギリス・エピックから「Someone Oughta Write A Song」(英Epic 5156)を出していて、自分のリストをひっくり返してみたら、僕もこのシングルを持っていた。その次にでたのが、「The Magic That You Do b/w Love Vibration」(英Epic 5439)、さらにその次が「So Sad / The Magic That You Do」(英Epic 5723) で、達郎さんはこのEpic … Continue reading

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◆中村梅雀さん、ジャコのベースを入手

◆【中村梅雀さん、ジャコのベースを入手】 マニア。 先日、またまたNHKの『スタジオパーク』(毎週月曜から金曜午後1時5分~)をつけていたら、俳優の中村梅雀さんがでていて、趣味の話をしていた。そうしたら彼はベースを弾き、しかもCDまで出しているという。プロ顔負けのベース奏者とのこと。それで、いろいろな話の中で、「最近、ジャコ・パストリアスというベースの神様みたいな人がいるんですが、その人が実際に使っていたベースが僕の手元にやってきたんです。手に入ったんです」とめちゃくちゃ目を輝かせながら話していた。 おっと、それはすごい話しだな、と思いつつ、テレビに目をやる。ジャコが使っていた現物となると、かなり高いのではないかと思ったが、案の定アナウンサーもその質問をした。そうしたら「かなり高かった…」とだけ述べて、実際の金額は言わなかった。そこで、彼のウェッブ・ページを見に行ったら、その入手の顛末(てんまつ)が書かれていた。 その顛末↓ http://www.baijaku.com/bassno.0/kaisetu/no0_02.htm いやあ、この顛末を読むと、本当に梅雀さんのこのベースへの揺れる心が手に取るようにわかってすごくおもしろい。ていうか、音楽好き、楽器好きだったら、この気持ちは痛いほどわかるだろう。(笑) もうひとりかふたり興味を示した有名バンドのベース奏者って誰なんだろう。それと、元の持ち主としてノーマン・ハリスという人の名前がでている。これって、フィラデルフィアの有名なギアリストのノーマン・ハリスなのだろうか。彼は1987年に死去しているので、それで彼が持っていたとすると、徐々に流れに流れて、ここにたどり着いたのか。でも、よく考えると違うのかもしれない。これも本当にご縁だ。 このホームページには彼の本職の俳優としての仕事振りも詳細に紹介されているが、なんと自分のベース・コレクション、ギター・コレクションが綺麗な写真とともにアップされている。ベースは29本、ギターも12本、それぞれ番号を振って写真と簡単な解説が書かれている。 ベースとギターのコレクション紹介↓ http://www.baijaku.com/instruments.htm たぶん、これまでにこつこつ集めてきたベースやギターを写真とともにアップしたのだろう。しかし、彼にとって今回入手したジャコのベースがどれくらいインパクトがあったかというと、その通し番号1の前に0としてこのジャコのベースを紹介しているのだ。 ちなみに梅雀さんホームページ・トップページ↓ http://www.baijaku.com/ しかし、『スタジオパーク』は、この前の光石研さんといいこの中村梅雀さんといい、音楽趣味の人をよく紹介しているなあ。 ENT>MUSICIANS>Nakamura, Baijaku

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★シュガー・シャック、川崎で復活へ~ソウル・サーチャー月曜夜TBSラジオにゲスト出演

★シュガー・シャック、川崎で復活へ~ソウル・サーチャー月曜夜TBSラジオにゲスト出演 リターン。 2008年1月、惜しまれながら17年余の歴史に幕を閉じた横浜のソウル・バー、「シュガー・シャック」が復活することになった。「シュガー・シャック」オーナー、石川さんによると、現在川崎駅東口から約5分のところに物件を確保し、4月中オープンの予定で準備を進めているという。 石川さんは昨年の閉店以来、FM横浜のラジオ番組などで選曲をしたり、川崎のソウル・バーなどでDJをしたりしてきたが、ここにきて再び自身でソウル・バーをやりたくなったようで、しばらく前から準備を進めてきた。 多くのシュガー・シャック時代の仲間たちと手作りで準備をしているそうだ。新店にはアナログ、CD、またパソコンなども導入するようで、充実のライブラリーが揃いそうだ。 正式なオープン日、また場所などは追ってお知らせする予定。 シュガー・シャックは1990年8月オープン。2008年1月閉店。店名のシュガー・シャックは、マーヴィン・ゲイのヒット・アルバム『アイ・ウォント・ユー』のジャケットを飾った画家アーニー・バーンズが描いた作品から取っている。マーヴィンの自宅には、このオリジナルが飾られていた。 ■ 過去関連記事 January 15, 2008 Yokohama’s Number One Soul Bar, Sugar Shack Closed After 18 Years 【横浜のソウル・バー「シュガー・シャック」閉店】 http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_01_15.html January 24, 2008 Sugar Shack Is Forever http://blog.soulsearchin.com/archives/2008_01_24.html +++++ 月曜(4月6日)夜TBSラジオ『カキーン』にゲスト出演 月曜。 来る2009年4月6日(月曜)、ソウル・サーチャー吉岡正晴が、夜6時からのTBSラジオ(AM954khz)の番組『カキーン(Kakiiin)』(毎週月曜午後6時~9時=DJ駒田健吾TBSアナウンサー)にゲスト出演する。モータウン50周年に関連して、モータウンの曲を3曲ほどかけて話をする。出演は7時以降のどこからか20分程度の予定。この番組は、過去2年野球シーズンのオフから始まった番組で大人が本当に音楽を楽しめる3時間の生放送の音楽番組「Kakiiin」とのこと。 番組ウェッブ↓ http://www.tbsradio.jp/kakiiin/

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▲ナチュラリー7、2年ぶりのライヴ~究極のエア・インスト軍団

▲【ナチュラリー7、2年ぶりのライヴ~究極のエア・インスト軍団】 重厚。 MCの紹介でメンバーがステージにあがる。7つの椅子が普通に置かれ、その横にマイク。いきなり、低音炸裂のバス・ドラムの音から強烈なグルーヴあふれるビートが流れ出す。そして、ベース、ギター、ホーン・セクション、そして、歌が始まる。これらの音がすべて人間の声が作り出していることが脅威だ。2004年5月の日本デビュー、同年6月のショーケース初ライヴ以後、コンスタントに人気を集め、2007年5月以来およそ2年ぶり5回目の来日。7人組アカペラ・グループのライヴは、もし目を閉じて聴けばそこに大所帯のバンドがいるものと誰もが思うだろう。他に類をみないワン・アンド・オンリーのアカペラ・グループだ。 ツイン・ギターのひとりがカッティング・ギターを刻むがそのかっこいいこと。そして、もちろん、チョッパー・ベースもルイス・ジョンソンばり。鳥もどこかへ飛んでいく。自分がその場でやったことを録音し、すぐにループで再生し、さらにそのループの上に新しい音を重ね、それを何度もやる。見事に音のつづれおりがその場でできあがっていく。なによりラップも乗せる抜群のストリート感覚があふれているところがR&Bぽい。彼らは絶対にCDよりもライヴでの魅力が爆発する連中だ。 ドラマーは椅子に座り、エア・ドラムを叩く。ベースは立ってエア・ベース、ギターもエア・ギター。究極のエアー・インストゥルメンタル軍団だ。何度見ても飽きない。 途中でマイケル・ジャクソン曲をちょろっとやったが、「ウォーキン・デイ&ナイト」や、「オフ・ザ・ウォール」のフル・サイズを聴いてみたいと思った。「サイモン&ガーファンクル・メドレー」よりも、「マイケル・ジャクソン・メドレー」も彼らにはあってるのではないか。 今回、「楽器演奏」、特にギターが前よりうまくなったのではないかと思った。あのカッティングとひずみのかかったワウワウ・ギター、それにときおり聴かれるロック風ギターは強烈。 一人ずつねじを止めると、彼らの動きと歌が止まってしまうという演出もおもしろい。見せて魅せて聞かせて楽しませる。これだけの技量がありながら、なんでテイク6ほどの人気を得ないのだろうか。若干空席が寂しい。エンタテインメントとしても、観客の絡ませ方なども、もうライヴたたき上げだけに見事。それこそテレビの音楽番組にでもブッキングすれば次回のライヴ動員にいい影響を与えるはず。 ライヴ終了後はしっかりサイン会。全員登場です。 (ライヴは2009年4月4日=土曜まで、丸の内コットン・クラブで。当日券も可) http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/reservation/ ■ナチュラリー・7 最新作(イギリス盤) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001M9IJAQ/soulsearchiho-22/ref=nosim/ ■過去関連記事 May 22, 2007 Naturally 7: Magnificent 7’s Vocal Play http://blog.soulsearchin.com/archives/2007_05_22.html 前回来日時↑ 2004/06/05 (Sat) Naturally 7: The Magnificent 7 Proved The Theory Of Evolution, Naturally http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040605-1.html 2004/06/06 … Continue reading

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■マンハッタンズ~直角のお辞儀に見るソウル・エンタテインメントの真髄

【マンハッタンズ~直角のお辞儀に見るソウル・エンタテインメントの真髄】 直角。 初校の校正が夕方の7時くらいに終わったので、急遽マンハッタンズに行くことに。今回はいけないかなと思っていたのでラッキー。 マンハッタンズは東海岸、ニュー・ジャージーのドゥー・ワップ系R&Bヴォーカル・グループ。まさにR&Bコーラスの王道を行くグループだ。その安定したステージ裁きは、ソウル=R&Bの究極の形式美。2006年1月、2008年6月以来ほぼ10ヶ月ぶりの来日。初来日は1981年3月。28年前だ。 メンバーはバンドともに昨年と変わらず、最初のイントロ2曲目まで同じだったので、そのまま同じかと思いきや、ちょっと変えていた。 ほとんど全曲メドレーで曲間に無駄な余白がなく、次々と曲が歌われるので、本当に飽きない。しかもしゃべりがあっても、イントロに乗せてDJの如く低音のウィンフレッド・ブルーが紹介する。曲紹介なくメドレーで行くと、曲を知らなければ、どこでどう曲が変わったかわからないかもしれない。 リードのジェラルドが右側で歌うとき、3人が輪になってコーラスをつけるところなどは、ドゥー・ワップ系のなごりか。けっこう通してみていると、いろんな曲に振り付けがついているんだなあと感心する。リードのジェラルドは、サム・クックの影響を強く受けたシンガーで、サム・クック節が随所に聴かれ、ときにサムが光臨してきてるのではないかと思わせられることもある。 そういうサム関連で見ると、下記セットリスト17でボビー・ウーマックの「イフ・ユー・シンク・ユーアー・ロンリー・ナウ」を挟み込むが、サム愛弟子のボビーの曲をジェラルドが歌うところがいい。 前々回見たときのリーダー格ベース・ヴォーカル、ウィンフレッド・ブルーが椅子に座って歌っていたが、それが今回は杖もなく、けっこう張り切って振り付けを踊っていた。ずいぶんよくなったんだなと思い嬉しくなった。 そして再び感心したのが、彼らのお辞儀の深さ。4人が腰を直角に折り、しかも何秒かそのまま下を向いたまま。まさにお客様は神様ですのソウル・エンタテインメントの真髄だ。そして、ライヴ終了後も例によってサイン会をこなしていた。 ■過去関連記事 June 02, 2008 Manhattans Live : Traditional Heritage Of Great Vocal Group 【伝統的R&Bヴォーカル・グループの真髄~マンハッタンズ・ライヴ】 http://blog.soulsearchin.com/archives/002551.html January 08, 2006 Manhattans: Brings The Legacy Of Sam Cook, Ray Charles 【ソウルのレガシーを蘇らせるマンハッタンズ】  http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200601/2006_01_08.html ■ … Continue reading

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●マーヴィン・ゲイ、1984年4月1日、ロス・アンジェルス

●【マーヴィン・ゲイ、1984年4月1日、ロス・アンジェルス】 エイプリル・フール。 今からちょうど25年前、1984年4月1日は日曜日だった。  「1984年4月1日、ロス・アンジェルス。ごく普通の日曜の朝だった。天気は暖かく、市内で目覚めた人は、新鮮な空気を吸いにビーチにでも行こうかと思っただろう。父ゲイは、息子がすでに6カ月も同じ家に暮らしていることに苛立ちを募らせていた。彼らの関係は、まるで古傷が化膿したかさぶたのように悪化していた。お互いの感情は一触即発の様相を呈していた。  マーヴィンにしてみれば、自分がもう随分前に家長になっていたはずだった。父ではなく、自分が母を養っている。しかし、父ゲイはその事実を絶対に認めようとしなかった。以前も、今も、そして特にこの数カ月間も。  父ゲイには(保険の)書類が必要だった。  我慢できなくなった彼は妻に向かって叫び、その声は大きな家の2階まで響き渡った。マーヴィンはそのとき栗色のローブを着てベッドに横たわっていた。母が脇に寄り添い、互いに囁くような声で話をしていた。71歳のとても信心深い女性であるアルバータ・ゲイは、息子の病んだ精神を和らげるためによく聖書を読み聞かせ、彼女なりに勇気と希望を与えようとしていた。しかし、最近では、彼女もすっかり力を使い果たしていた。  階下からの父の叫び声はマーヴィンをナイフのように突き刺した。彼は下に向かって怒鳴り返した。何か母に言うことがあれば、面と向かって言え、と。  書類を見つけられずに苛立っていた父親は、怒り狂って階段を上がって来た。彼は息子の部屋に入ると、妻を怒鳴りつけた。マーヴィンは母親を守ろうと飛び起き、父に部屋を出るように命じた。父親は一歩も引かなかった。失望し怒りがこみ上げ半狂乱になった息子は父親を部屋から廊下に突き飛ばした。  ゲイ夫人は言った。「マーヴィンは父を殴ったわ。やめて、と叫んだけれど、彼は構わなかった。夫に強烈なパンチを何発か見舞ってたの」  ジニー・ゲイは説明した。「以前、父ははっきりと言っていたわ。もしマーヴィンが自分を殴ったら、彼を殺すって。父は何度もそう公言していたわ」  最終的にゲイ夫人がふたりを引き離し、息子に部屋に戻るよう言いつけた。  数分後、父がドアに再び現れた。彼は落ち着いて見えた。しかし、38口径のリヴォルヴァーがその手に握られていた」 ~『マーヴィン・ゲイ物語~引き裂かれたソウル』デイヴィッド・リッツ著(ブルース・インターアクションズ刊)(一部抜粋) なぜ、こうなったのか。そして、この後どうなるのか。抜群の筆致で著者デイヴィッド・リッツはこのシンガー、マーヴィン・ゲイの生涯を追います。この続きはぜひハードカヴァーの書籍でごらんください。2009年5月20日リリース。体のいい予告編です。(笑) ENT>BOOK>Gaye, Marvin

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